JPS6340541A - 生体器官或は腔内の障害物を除去する為の装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、　明の言　田な説明 ［発明の背景］ 胆石で苦しむ５００，０００Å以上の人々にとって、選
択するべき治療は胆嚢削出或は胆石の除去である。最近
、外科手術に関連する費用及び副作用の恐れから胆石を
化学的にその場で除去する為の方法が開発された。一般
に、こうした手順では胆石へのカテーテルの挿入と、そ
れに続いての胆石を溶解し得る化学溶剤の注入が必要で
ある。

斯くして、この方法では外科手術の必要性及びそれに付
随する危険が回避される。

種々の化学溶剤が試験されそれによって胆石の化学的性
質に依する胆石溶解の種々の効果が存在することが分っ
た。一般に、胆石はコレステロール即ちカルシウム塩、
詳しくはビリルビンカルシウム及び炭化カルシウムから
成り立っている。コレステロール胆石の溶解には脂質溶
剤が有効であり、一方こうした溶剤はカルシウム塩から
成る胆石に対しては溶解効果は僅かであるか或は全く無
い。斯くして、ジエチルエーテルがコレステロール胆石
を容易に溶解し、そして千ノーオクチノンやオクトジオ
ール（グリセリル−１−オクチルエーテル）の如き他の
溶剤が顕著な溶解性質を示す。不都合なことに、カルシ
ウム胆石の溶解を満足するものはもし有るとしても僅か
である。

コレステロール溶解の為に適切な上記の溶剤に加えて、
従来からガソリン添加剤及びクロマトグラフィツク溶媒
として主として使用されるメチル七−エーテル（ＭＴＢ
Ｅ）が顕著なコレステロール胆石の溶解性質を持つこと
が最近認められた。

更に、この溶剤は胆嚢の粘膜を損傷すること無く胆石を
急速に溶解する。この発見は、身体への溶剤の導入によ
る併発病を起すこと無く、最も効果的に胆石を溶解する
様式で胆石で苦しむ患者にＭＴＢＥを送達する為の装置
及び方法の開発を焦点とした活動の活発化を促した。

患者への溶剤の送達が、患者の体液或は治療領域外部へ
の溶剤の流動を回避する為の最大限の注意を要すること
は明らかである。従って、胆石溶解の化学療法に使用さ
れる装置の開発に当り鍵となる考慮事項は、胆石溶解の
為の溶剤の送達及び除去を確実なものとすることである
。研究によればＭＴＢＥは、もしそれが腸に入り、脂質
溶解の為に使用される他の溶剤の場合もそうであるがそ
こで吸収された場合には有害であることを考慮すれば、
そうした化学物質が胆石治療の為の化学療法期間中は流
出しないことを保証する装置に対する絶対的な必要性が
ある。

又、先に述べた安全特性に加え、効果的な溶剤封じ込め
を保証する必要性に対する要求から、適切な装置は使用
者が°°馴染み易＜°°且つ装置の操作に高度な技術者
の存在が必要とされるべきでは無い。そして更に、同様
の理由によってそれは容易に保守し得るべきである。

先に述べた特徴を有する装置を開発しようとすれば、克
服すべきかなりの障害があることはすぐに分ることであ
る。例えば、それは°′物分りが良＜°なくてはならず
且つ溶剤の注入によって持ち来される胆嚢圧力の僅かな
変化を検出し得るものでなくてはならず、然もその情報
を制御用のフィードバック回路に素早く伝達するもので
なければならない。これはそうした装置にとって極めて
重大な特徴である。もし胆石が胆嚢を通しての溶剤の必
要な循環を幾分かでも妨げるなら重大な圧力が蓄積され
、恐らくは器官を破裂させ或は胆嚢から胆管を通しての
共通管及び腸への溶剤の漏れが引き起こされる。従って
、装置は予め定められた範囲に渡る胆嚢の圧力変化を検
出しそしてその圧力を前記範囲内に保持するに十分速く
反応し圧力がそうした範囲を越えたときは停止する、と
言う意味に於て゛物分りが良＜°なければならない。

そして更に理想的には、装置は停止させ得るだけでなく
、閉塞による堆積物を実際に洗浄し、そして堆積物が除
去されたなら通常の運転を再開し得るのが望ましい。

〔発明の概要〕

生体器官の障害物、詳しくは溶剤循環による胆嚢或は共
通胆管石の治療上の処置の為に有効な装置が記載される
。装置は、圧力トランスデユーサラ介してフィードバッ
ク制御回路にリンクさネて成る、前進後退作動する溶剤
送達手段から成り立つ。圧力トランスデューサによる制
御回路への連続的な器官圧力のフィードバックによって
、装置が前進或は後退の何れのモードで作動しているか
を判断し得る。

装置は設定圧力で潅流するよう、予備設定される。この
範囲に渡り、溶剤は絶えず貯蔵体から胆嚢へと流通しそ
してそれは胆嚢から適宜の容器へと吸引される。溶剤の
送達及び除去は、胆石溶解の実施の為に十分な速度とさ
れる。圧力が増大するとフィードバック回路が装置を高
圧モートへと賦活し、それによって溶剤を胆嚢から遠方
へと転流させる。所定期間の後、もし圧力検知用のトラ
ンスデユーサか通常圧力範囲への復帰を胆嚢から読み取
ると、装置は自動的に通常の注入及び吸引（流通）モー
ドを再開する。本発明の付加的特徴は自己清浄機構であ
る。予備設定された間隔の後もし圧力が降下しない場合
には、装置は胆嚢からの吸引ポートをパージする為の逆
転モードとされ液体は注入ポートを通して逆方向に吸引
されそしてそれらのパージの為に不連続な短時間吸引ポ
ートを通して注入され、その期間中器官の圧力が連続的
に監視される。こうした゛自己パージング°。

作動によって詰まりが除去され圧力トランスデューサが
通常運転モードを指示すると、装置は再び通常圧力モー
ドでの作動を再開する。然し乍ら詰まりが除去されない
場合には警報回路が作動され使用者に報知される。本発
明のその他の特徴は、咳その他行為によって胆嚢内部に
生じた圧力変化を識別し得ることである。この特徴は運
転モードの不要な変更を防止する。

［実施例の説明］ 本発明が、器官内部に含まれる障害物を取り除く為に流
体を送達する為の適切な具体例として好適に使用される
。ここでは本発明は胆嚢からの胆石の除去に関して詳し
く説明されるが、本発明は胆嚢以外の遺憾から種々の障
害を除去する為に使用し得、従って胆石の治療だけには
限定されないことを先ず認識されたい。実際、本発明が
一般的な器官からの障害物の除去の為に容易に適合する
ようになっていることは容易に認識されよう。

本発明は器官圧力検知装置であり、器官圧力を監視する
圧力トランスデューサを介して制御回路と絶えず連通ず
る溶剤送達手段を具備する。本装置は予備設定された圧
力範囲に渡り流体を胆嚢に送達し、流体をして胆石と接
触せしめそれによって胆石を溶解し、そして胆嚢から流
体を吸引しそれによって溶解され或は分解された胆石を
除去する。溶剤送達及び除去の速度は、胆石を溶解或は
分解する為の必要乱流が創成され、胆石の溶解効果が最
大とされるよう調節し得る。もし圧力が通常の運転範囲
のそれを越えた時は、装置は溶剤を器官から転流しそれ
によって治療場所からの溶剤の漏れを防止する。更に、
通常の運転圧力範囲以上では、装置は゛自己バージング
パするべくプログラムし得る。これは障害物が部分的に
しか溶解し得す、溶剤除去或は吸引手段の詰まりが引き
起こされた場合に所望され得るものである。低い圧力、
即ち通常の運転圧力範囲以下の圧力では吸引の速度は低
減され、一方注入は続行されそれによって通常の運転圧
力が再確立される。

概略図１は胆石除去の為の装置の具体例を示している。

貯蔵体１０は胆石を溶解するに適した化学溶剤を収納す
る。胆石がコレステロール組成である場合には種々の溶
剤が効果的である。特に有効なのはメチル上ブチルエー
テル（ＭＴＢＥ）である。後者は、先に記載の如く生体
外及び生体内の両方に於てコレステロール組成の石を急
速に容易に溶解する。通常の運転圧力では溶剤はポンプ
駆動装置１４の補助の下に導管１２を介して貯蔵体から
移動する。次で流体は弁１６を通りそして弁からカテー
テルを経て胆嚢へと移動する。この運転期間中、弁２６
は貯蔵体からの流体戻りを防止する為に閉じられる。溶
剤は、胆石溶解の為の予備設定された有効速度で送達さ
れ、それによって溶剤乱流が提供されそして石を溶解し
且つ分解するに十分な時間胆石と接触する。

ＭＴＢＥの胆嚢への送達と同時に、第２のポンプ装置１
８が胆嚢から今や溶解された胆石及び破片を収納する流
体を吸引する。これら物質はカテ−チル２０の吸引ボー
トを経て胆嚢外に出る。流体はカテーテルから弁２３を
経て移動し、そこから貯蔵体へと堆積される。貯蔵体１
０を溶剤の送達の為に使用されるが、この目的の為には
分離貯蔵体が適している。第１図には、流体を胆嚢に送
達するだけでなく、そこから吸引された流体を受ける為
の両方に使用される貯蔵体１０が示される。もしこの貯
蔵体が使用されると、胆石破片や胆嚢から除去された粘
液その他は溶剤やＭＴＢＥより重く、従って貯蔵体の底
に沈み、それによって引き続くそれ以降の石溶解の為の
貯蔵体からの流体の吸引を妨害しないことを銘記された
い。

ポンプ１４及び１８は制御回路２２によって制御される
。制御回路２２は結局、トランスデユーサ２４からの示
度の圧力を受け、トランスデユーサが胆嚢圧力が通常の
運転圧力の範囲内それ以上或はそれ以下を示すのに依存
して、器官圧力を制御する為に必要な注入或は吸引を抑
制する為の成る様式で、制御回路２２をそして流量弁１
６．２３及び２６を開閉せしめる。トランスデユーサ２
４は結局、胆嚢と連通するボート２８を通してカテーテ
ルに結合される。

予備設定された運転圧力では、ポンプ１４は貯蔵体１４
から弁１６を通して管１２へそして胆嚢へと流体を送達
する。同時に且つ僅かに遅い速度でカテーテルの吸引ボ
ート２０を通してポンプ１８が胆嚢から流体を吸引する
。流体は弁２３を通った後貯蔵体へと流通する。

コントローラは、通常の運転圧力範囲の圧力の超過或は
圧力の低下に応答するべくプログラムされる。通常の運
転圧力範囲の圧力以上の圧力ではコントローラユニット
２２は弁１６を閉じそして同時に弁２６を開ける。これ
によって、流入する流体を胆嚢から転流して遠ざける為
の通路が提供される。この時弁２３が開き、圧力を通常
の運転範囲に戻すべく胆嚢を連続的に空にする。もし胆
嚢内の圧力が予備設定時間内、例えば７秒間以内に通常
の運転圧力範囲に戻らない場合は、ポンプが流体移動方
向を逆転するよう指示し且つ同時に弁２３及び２６を閉
じるようコントローラをプログラムし得る。弁１６が開
くと、こうした“自己パージング′°モードに於て流体
が胆嚢から逆方向に吸引される為の通路が提供される。

このモードによって、実質的に少量の流体がカテーテル
２゜の吸引ボートを通してポンプ作動せしめられそこで
の障害物を除去し、一方ボンプ１４によって弁１６を通
しての吸引が実行される。この運転モードは短時間継続
され、次で障害物が除去されるとコントローラユニット
２２は装置に通常の運転の再開を指示しそれによって圧
力トランスデューサ２４は通常運転圧力範囲の再確立を
表示する。もし圧力トランスデューサが胆嚢内部の圧力
が通常運転圧力以上であることを表示し続ける場合は、
コントローラ２２は再度ポンプ装置にシステムをパージ
ングするよう指示する。もし、数回の゛自己パージング
°の後にも障害物が依然除去されない場合には、コント
ローラ２２はポンプ装置を停止させそして警報回路３４
を作動し使用者に危険状態を報知する。

概略図１及び２を参照するに、代表的なコントローラユ
ニットが記載されている。コントローラ回路２２はポン
プ１４及び１８に胆嚢への流体の送達及びそこからの吸
引を指示する。斯くして、回路は代表的に圧力トランス
デューサ３０を具備し、そして適切な圧力トランスデュ
ーサはＳ　ｔａｔｈａｍ　ｇｏｌｄ圧力トランスデュー
サＰ２３１Ｄである。圧力トランスデューサ３０は情報
を増幅装置３２に中継し、該増幅装置３２が信号を増幅
しそれを高圧低圧警報回路３４へと伝達し、そして、予
備設定された低圧及び高圧値を読み取り且つ弁１６．２
３及び２６に結合されて成る圧力検出回路３８へと、直
接或は平均化回路３６を介して伝達する。後者の弁は代
表的にはソレノイド流量弁である。平均化回路３６は、
もし所望であれば、胆嚢内の圧力変化が障害物の堆積に
よるものか或は過換気、笑いその他の動作によるものか
を区別する為に切り替え得る。従って、平均化回路３６
は実質的に人工的な高低圧力ピークを除外する。

圧力検出回路３８はカスケードタイマ４ｏに接続され、
該カスケードタイマ４ｏは結局、ボンブ逆転りＩノー回
路４２に接続される。斯くして、胆嚢圧力が通常運転圧
力を超過し、そして障害物か数秒の内に除去されない場
合にはカスケードタイマ４０がポンプ逆転リレー回路４
２を作動する。

前記ポンプ逆転リレー回路４２はシステムの゛自己パー
ジング°°の為に応答自在である。何回かの短時間の゛
°自己パージング°′サイクルの後に高圧が残存する場
合には警報回路３４が作動され、ポンプシステムがその
動力源が遮断されることによって停止されそして警報を
鳴らして使用者に報知する。ポンプ逆転リレーサイクル
期間中の任意の時間に於ては圧力が通常運転圧力範囲に
復帰すると装置が通常の運転を再開することを銘記され
たい。

該略図２に示されるように、ポンプ駆動リレー回路４４
及びポンプ速度コントロール回路４６もまた全体システ
ムと共に相互作用することを銘記されたい。ポンプ速度
コントロール回路４６は、ポンプ駆動リレー回路４４を
介して動力を引き出し、それが結局警報回路４４によっ
てコントロールされる。ポンプモータはその動力をポン
プ駆動リレー回路４４から供給される。警報状況が存在
する場合は何時でも、このリレー回路はポンプへの動力
を遮断し、そのポンプ作動を停止させる。

ポンプ速度コントロール回路４６は手動調節能力を有し
、運転者はそれを介して特定の部位の為の所望の潅流速
度を設定し得る。使用者が有効な運転を割り当て且つ較
正器官中に参照する為にアナログ式圧力読み取り装置４
８が設けられる。

先に記述した装置の性能を増進する幾つかの特徴が説明
される。本発明に於て好ましいポンプ装置は駆動型ポン
プである。この形式のポンプには湿潤表面の交換自在性
の如き幾つかの利点がありそれは障害物の溶解に使用さ
れる溶剤が全く腐食性のない場合に特に有益である。そ
して更に、駆動ポンプは標準的な注射器彫型ポンプとは
対照的に詰まりにくい。然し乍ら、注射器彫型のポンプ
を、障害物の溶解及び除去に使用される流体が提供され
た溶剤で、注射器型ポンプが適切な材料、特に然しこれ
に限定されるものではないがガラスから作製された場合
には本発明に同様に使用し得ることを銘記されたい。プ
ラスチックから作製された注射器型ポンプは、使用され
る溶剤が注射器のプラスチック成分と両立しない場合に
は好ましくない。駆動型ポンプには無い注射器型ポンプ
の使用に関連する追加的な欠点は、溶剤が使用される具
体例に於て溶剤の気化によって注射器本体内に堆積が引
き起こされ得、それが゛凍結゛の原因となり処置するへ
き器官への流体の送達がそれによって妨害されることで
ある。最後に、駆動型ポンプでは流体循環速度を注射器
型ポンプよりもっと大きくすることが出来る。これは、
除去するべき胆石の如き障害物が、胆石の表面を横断し
ての溶解プロセスの加速の為の乱流速度を要求する場合
に有益である。

予備設定された通常の運転圧力の範囲は制御回路２２に
プログラムされる。胆嚢内の圧力が通常運転圧力を超過
すると、制御回路２２の作動により胆嚢管を通しての溶
剤の胆嚢から共通管への漏れたけてなく、腸内部或はカ
テーテルの入り四周囲への漏れが防止される。又、制御
回路は真の胆嚢圧力を見る°゛ことから、胆嚢への正味
の溶剤送達速度を調節することによって圧力の減少並び
に増大の為に容易に調節される。例えば、圧力が通常運
転圧力から下降した場合には、制御回路２２が溶剤吸引
の速度を停止或は遅くさせ、そして同時に、通常の運転
圧力の為に溶剤注入を続行させる。

圧力検知式の高圧低圧警報回路３４は、システム運転及
び胆嚢圧力を絶えず監視する。もし胆嚢圧力が特定器官
の制御回路２２の作動によって通常の運転圧力範囲に持
ち来され得ない場合には、制御回路２２はポンプシステ
ムを停止させそして警報を鳴らして運転者の注意を喚起
する。運転者は問題を補正した後、リセットボタンを作
動することにより通常運転を再開し得る。

装置は完全に自動化され、それによって運転者による何
らの重要な入力無しに運転し得る。更に前記装置は、治
療用流体が可燃性である場合には完全に閉じた回路系と
容易に変換される。この特徴は特に可燃性溶剤の為に必
要とされる。

種々の管を本装置のポンプに好適に使用し得る。然し乍
ら、Ｔ　ｙｇｏｎ　５ｐｅｃｉａｌ　ｆｏｒｍｕｌａｔ
ｉｏｎＦ−４０４０Ａが、特にメチル上ブチルエーテル
の如き溶剤と両立し得ることが分った。更には、蛸動型
ポンプとの使用に於ては内径の大きい管が好ましく且つ
回転当りの高い容積の獲得を可能とし、それによって毎
分当りの低回転の使用を許容し従って高圧力モードへの
切り替えによってポンプモータが逆転された場合のトル
ク蓄積を最小とする。

先に議論した如く、本装置は種々の器官の障害物を除去
する為に使用し得る。然し乍らそれが胆嚢から胆石を除
去する為に使用された場合には、約５０ｍ１／分から３
００ｍ１／分の注入速度が効果的である。これはポンプ
速度制御回路４６を手動的に調節することによって達成
される。

流体を送達し且つ吸引する為に使用し得る種々のカテー
テルを適宜に使用し得る。然し乍ら、圧力測定のみなら
ず流体の注入及び吸引が同時に遂行され得ることから、
第３図及び４図に示すような３−ルーメンカテーテルが
好ましい。適切な３−ルーメンカテーテルは、胆嚢への
カテーテルの外科的挿入に容易に使用し得る以上には大
きくない外側直径を有し、然も吸引ボート５０、圧力検
知孔５２そして注入ボート５４を具備するべきである。

溶解した胆石破片その他を有効に除去する為に、吸引ボ
ートの直径は２つの他のボートの何れかよりもっと大き
いことが好ましい。第４図及び５図は、カテーテルの他
の特徴を示す。このカテーテルは細長い傾斜先端５６と
、該先端に圧力検知用のポートと流通する為の手段を提
供する為のポート５８．６０と、そして注入ボートの夫
々を有する。加えて、カテーテルの壁には胆嚢内の流体
が吸引ボートと流通する為の手段を提供する開口６２が
設けられる。多くの開口は一様ではなく然も胆嚢内の胆
石の数並びに素早い処置を実施する為の所望の治療上の
要求に依存してもっと多い或は少ないボートを設は得る
ことを銘記されたい。

システムは３−ルーメンカテーテルに限定されるべきも
のではない。異なるルーメンの種々のカテーテルが、シ
ステムがそうしたカテーテルに順応するべく改変された
条件下に申し分なく使用され、そうした改変は当業者に
は周知である。

当業者には、電気的回路のみならず特定の器官の障害物
の有効な除去を実現する、本発明の相互に関連する全て
の特徴が、共に多くの変更を為し得るものであることが
明らかであろう。例えば、装置の自動的な゛自己パージ
ング°゛の特徴は望ましいものであるがこうした特徴を
持たない装置が満足に使用される。更に、本発明は胆嚢
からの胆石の除去用途の為のものとして説明したが本発
明の使用はそのように狭く解釈するべきではない。

即ち、本発明は溶剤を使用して障害物を溶解し且つ除去
することによって種々の器官から障害物を除去する為に
一般に適用し得るものである。

４、　　の、　な脱Ｂ 第１図は胆嚢への溶剤の送達及び溶解された胆石或は胆
石の破片を含む胆嚢からの前記溶剤の除去の為に適した
装置を示す該略図である。

第２図は第１図のポンプユニットを制御するコントロー
ラ回路並びに本装置の他の特徴を示す該略図である。

第３図４図及び５図は、３−ルーメンカニ−チルの特徴
を示す斜視図である。

尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。

１０；貯蔵体 ２０；カテーテル ２２；コントロール回路 ２４；圧力トランスデューサ ３４；高圧低圧警報回路 ３６；平均化回路 ３８；圧力検出回路 ４２；ポンプ逆転リレー回路 ４４；ポンプ駆動リレー回路 ４６；ポンプ速度コントロール回路 ５０：吸引ボート ５２；圧力検出ボート ５４：注入ボート １ｒ］ １」１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、生体器官或は腔内の障害物の除去を実施する為の装
   置であって、その内部に流体を収納する貯蔵体と、予備
   設定された通常運転圧力範囲及びそれ以上の圧力そして
   それ以下の圧力での運転の為の、前記通常運転圧力範囲
   に渡っては流体を前記貯蔵体から前記器官へと第１の方
   向にて流通させそれによって前記流体をして前記障害物
   に接触且つ溶解せしめ、そして前記障害物を含む前記流
   体を前記器官から遠方へと吸引しそして前記吸引した流
   体をして前記貯蔵体に堆積せしめ、前記通常運転圧力以
   上の圧力に於ては、前記流体をして通常の運転圧力が再
   確立されるに十分な時間前記器官から第２の方向にて転
   流せしめ、前記通常の運転圧力以下の圧力に於ては、前
   記ポンプ手段をして前記流体の吸引を停止せしめ且つ前
   記流体を前記生体器官或は腔へと流通せしめる為にポン
   プ手段をコントロールして成る、圧力トランスデューサ
   応答性のフィードバック制御されるコントローラ手段と
   、を包含する装置。 ２、圧力検出用の平均化回路を含んで成る特許請求の範
   囲第１項記載の装置 ３、警報回路を含んで成る特許請求の範囲第１項記載の
   装置 ４、ポンプ手段は夫々通常の運転圧力及びそれ以上の圧
   力そしてそれ以下の圧力の下で流体を第１及び第２の導
   管手段へと流通させる為の第１及び第２のポンプ結合体
   を含み、前記通常の運転圧力に於ては、前記第１の導管
   手段に結合された第１のポンプ結合体は流体を第１の方
   向に於て貯蔵体から生体器官或は腔へと流通させそれに
   よって前記流体をして障害物に接触せしめ且つそれを溶
   解せしめ、一方、前記第２の導管手段に結合された第２
   のポンプ結合体は溶解された前記障害物を含む流体を第
   ２の方向に於て前記生体器官或は腔から前記貯蔵体へと
   流通させ、そして通常の運転圧力以上の圧力に於ては、
   前記第１の導管手段に結合された第１のポンプ結合体は
   前記流体をして通常の運転圧力が再確立されるに十分な
   時間第２の方向に於て転流せしめ、そして通常の運転圧
   力以下の圧力に於ては、前記第１の導管手段に結合され
   た第１のポンプ結合体は前記生体器官或は腔へと流通し
   続け且つ前記第２のポンプ結合体は前記通常の運転圧力
   が再確立されるまで前記生体器官或は腔からの前記流体
   の流通を停止して成る特許請求の範囲第１項記載の装置 ５、第１の導管手段は、第１のポンプ及び貯蔵体と結合
   して成る管及び前記第１のポンプ及び生体器官或は腔と
   結合して成るカテーテルにして、第１のポンプが貯蔵体
   から前記管及び前記カテーテルを通して流体を前記生体
   器官或は腔へと流通させる第１のポンプ及び貯蔵体と結
   合して成る、管及び前記第１のポンプ及び生体器官或は
   腔と結合して成るカテーテルと、第１及び第２の圧力感
   応作動自在の弁手段にして、逆作動され、前記第１の弁
   手段は通常の運転圧力範囲以内或はそれ以下では開いて
   前記流体を前記生体器官或は腔へと流通させ、そして通
   常の運転圧力範囲以上の圧力では閉じ、前記第２の弁手
   段は前記通常の運転圧力範囲以内では閉じそしてそれ以
   上の圧力では開き、それによって前記通常の運転圧力が
   再確立されるに十分な時間前記生体器官から転流させて
   成る特許請求の範囲第４項記載の装置 ６、第２の導管手段は第２のポンプ及び貯蔵体に結合し
   て成る管と、前記第２のポンプ及び生体器官或は腔と結
   合して成るカテーテルとを含んで成る特許請求の範囲第
   ５項記載の装置 ７、第２の導管手段は、圧力感応作動自在の弁手段を含
   み、該弁手段は通常の運転圧力範囲以内では開きそして
   前記通常の運転圧力範囲以下の圧力では閉じる特許請求
   の範囲第６項記載の装置 ８、第１或は第２ののポンプと結合して成るカテーテル
   は３−ルーメンカテーテルであり、第１のルーメンは流
   体を貯蔵体から生体器官或は腔へと流通させ、第２のル
   ーメンは前記流体を生体器官或は腔から前記貯蔵体へと
   流通させ、そして第３のルーメンは圧力トランスデュー
   サ応答式の制御手段と結合して成る特許請求の範囲第６
   項記載の装置 ９、生体器官或は腔内の障害物の除去を実施する為の装
   置であって、その内部に流体を収納する貯蔵体と、導管
   手段を通して流体を流通させる為のポンプ手段を制御す
   る為の圧力トランスデューサ応答性のフィードバック制
   御されるコントローラ手段にして、予備設定された通常
   の運転圧力の範囲内に於ては流体を前記貯蔵体から前記
   器官へと第１の方向にて前記導管手段を通して流通させ
   、それによって前記流体をして前記障害物に接触且つ溶
   解せしめ、そして前記障害物を含む前記流体を前記器官
   から遠方へと前記導管手段を通して吸引しそれによって
   前記吸引した流体をして前記貯蔵体に堆積せしめ、そし
   て前記通常運転圧力以上の圧力に於ては、前記流体をし
   て通常の運転圧力が再確立されるに十分な時間前記器官
   から第２の方向に於て転流せしめ、そしてもし前記時間
   の経過後に前記通常の運転圧力が再確立されない場合に
   は前記導管手段を通して前記流体を逆流させて装置をパ
   ージングさせ、前記通常の運転圧力以下の圧力に於ては
   、前記ポンプ手段をして前記生体器官から貯蔵体への前
   記導管手段を通しての流通を停止せしめる一方、前記流
   体を前記生体器官或は腔へと流通せしめる為に運転自在
   の、圧力トランスデューサ応答性のフィードバック制御
   さるコントローラ手段とを包含して成る装置 １０、圧力検出用の平均化回路を含んで成る特許請求の
   範囲第９項記載の装置 １１、警報回路を含んで成る特許請求の範囲第９項記載
   の装置