JPS6340477Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6340477Y2
JPS6340477Y2 JP8561281U JP8561281U JPS6340477Y2 JP S6340477 Y2 JPS6340477 Y2 JP S6340477Y2 JP 8561281 U JP8561281 U JP 8561281U JP 8561281 U JP8561281 U JP 8561281U JP S6340477 Y2 JPS6340477 Y2 JP S6340477Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
box
container
fork
tubular part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8561281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57199589U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8561281U priority Critical patent/JPS6340477Y2/ja
Publication of JPS57199589U publication Critical patent/JPS57199589U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6340477Y2 publication Critical patent/JPS6340477Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pallets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は例えば、小麦や米などの穀物取扱用の
コンテナに関する。
従来の技術 小麦や米などの穀物の移送、貯蔵は、従来、ば
ら状のままトラツクに積込んでサイロに張込んだ
り、布などの柔軟性袋体に詰込んでその口を閉じ
たものを積重ねるなどの手段によつていた。
そのため、前者においては、サイロの建設やそ
れに対する搬入、搬出装置に多大の設置面積や資
材や装置を要し、後者においては、袋詰めや口閉
じのための装置を必要とし、高積みが不可能で、
袋体からの排出時に内容物の残留を生じると共に
袋を一つ一つ開封する必要があり、また、フオー
クにより、袋体や閉じ口を破損して内容物の洩出
を生じる等の欠点があつた。
また、開閉する無孔の底板を有し、正面板、背
面板、左側面板および右側面板を金網板とした箱
状体内に底のない袋状体を着脱自在に設け、底枠
にフオークリフトのための脚を設けたコンテナが
実開昭55−179117号公報として提案されている
が、このものは無孔の底板を開閉自在にしたもの
で、箱状体を持上げる装置を要すると共に口あけ
にそのための人手を要し、箱状体下面は無孔の板
体で袋に通気性がないため外部から内容物を均一
に燻蒸できず、底板を開閉自在にするための機構
を必要とすると共に脚がフオーク挿入体を兼ねて
いるため、コンテナ取扱中に脚を破損するとフオ
ークが挿入不能となり、またフオーク挿入にあた
つて脚を破損すると、コンテナの支持ができなく
なる欠点があつた。
さらに、積み重ね用支脚を有するメツシユを敷
設した底枠にメツシユから構成した側枠を設けた
篭型運搬容器が実公昭55−37474号公報として提
案されているが、このものは、穀物を収納するこ
とができず、また、フオークを挿入して容器を逆
にすることができないものであつた。
考案が解決すべき問題点 本考案は前記の欠点を排除し、箱体内に穀物を
収納することによつて、多大の設置面積、資材、
装置等を要さず、高積みが可能であると共に、排
出時にフオークで保持したまま箱体を逆転するだ
けで単なる袋よりも大容量の穀物がいつぺんに排
出できて残留物を生ぜず、コンテナ持上げのため
の装置やコンテナの口あけのための人手を要せ
ず、万一、フオークによつてフオーク挿入用管状
部が破損されることがあつても支持脚に影響を与
えず、また、逆に支持脚が破損してもフオーク挿
入用管状部に影響を与えず、多孔の前後左右の側
枠と底枠及び通気性のある蓋体を有する袋体の結
合により、袋体に穀物を収容したまま内部の穀物
の燻蒸が可能であつて内部へ通気が均一にできる
と共に、積み重ねたままの燻蒸が可能であり、保
存が長期間でき、耐久性が高く、長期の使用に耐
える穀物取扱用コンテナを提供することを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段 本考案の穀物取扱用コンテナは、多孔の前後左
右の側枠と多孔の底枠とよりなる箱体内に通気性
を有する袋体を収納して装着し、該袋体の上部開
口部に通気性のある蓋体を封緘自在に設けると共
に、前記箱体の底部にフオーク挿入用管状部と該
フオーク挿入用管状部よりも下方に突出した支持
脚とを形成したことを特徴とする構成を有する。
作 用 前後左右の側枠と底枠よりなる箱体内に装着さ
れた袋体内に穀物を収容して袋体の上部開口部を
蓋体で封緘し、箱体を底部の支持脚で支持して単
独で又は積重ねて穀物を保管する。
そして、箱体の底部に形成したフオーク挿入用
管状部にフオークを挿入してその移動を行い、ま
た、袋体の上部開口部の蓋体の封緘を解き、フオ
ーク挿入用管状部にフオークを挿入したままコン
テナを上下逆に転回することにより、袋体内の穀
物を排出する。
さらに、コンテナを積重ねたまま又は単独で、
外部より燻蒸し、多孔の前後左右の側枠、多孔の
底枠、通気性のある袋体及び通気性のある蓋体を
通して袋体内部の穀物の消毒、殺菌等を行う。
実施例 本考案の実施例を図面を参照して説明する。
穀物取扱用コンテナは、多孔、すなわち網状の
前後左右の側枠2と同じく網状の底枠3とで構成
されて耐薬品性表面処理された箱体4を有してい
る。
この箱体4の開口縁である側枠縁部には、合成
樹脂、天然繊維などで編織された柔軟性の通気性
を有する袋体5の開口縁が着脱自在に固定されて
いる。
袋体5は箱体内に収納される大きさとされ、箱
体4の底部は箱体4の底枠に二個のフオーク挿入
用管状部6とフオーク挿入用管状部6より下方に
突出した四個の支持脚7とを有し、その側枠2は
底枠3に対して折畳み可能に取付けられ、その一
つは底枠3に平行な中間の軸を中心として下方に
回動可能とされている。そして、袋体5の開口縁
には開口を覆う柔軟性の合成樹脂、天然繊維など
で編織された同じく通気性のある蓋体8がその一
縁で固定されていて、この蓋体8はその周囲を袋
体5の開口縁のフアスナー14に固定できるよう
にフアスナー13を有して袋体5を封緘できるよ
うになつている。
次にその使用方法について述べると、この穀物
取扱用コンテナ内に小麦、米等の穀物を収容する
場合は箱体4の開口縁にその開口縁を固定した袋
体5内に穀物を入れ、その上部開口を蓋体8で覆
い、蓋体8の周囲をフアスナで袋体5の開口縁に
固定して封緘を行う。
そして、第3図にあるように、倉庫内等におい
てこの箱体4をその支持脚7を介して複数段積重
ね、さらにこれを平面上に連接して配置すること
により、粒状物を保護する。また、この箱体4は
箱体4の全面多孔状及び袋体5の通気性を利用し
て均一な燻蒸消毒及び殺虫し、保管中通気を行つ
て保存する。
穀物の移送に際しては、フオークリフトのフオ
ークを箱体底部のフオーク挿入用管状部6に挿入
することによつてコンテナを移動して、そのまま
トラツクに積込むか、第2図に示すローテーシヨ
ンフオーク9により、トラツク10等の上方でフ
オークを水平軸11のまわりに回転してコンテナ
1を上下逆にし、袋体5内の粒状物をトラツク荷
箱12内に粒状の状態で積込む。
この際、フオーク挿入はフオーク挿入用管状部
6に対して行われるため、コンテナが上下逆にな
つていてもフオーク9から外れることがなく、袋
体5内の粒状物は袋体5外に放出される。なお、
袋体5の開口縁を箱体4の開口縁に固定し、その
底部を自由にしておくようにすると、コンテナが
上下逆になつたとき、袋体5が、箱体4から、裏
返しの状態となつて垂れ下がり、その内容物に残
留を生じない。
このようにした場合、コンテナ内の粒状物をト
ラツク10に移送し終えたなら、フオーク9を水
平軸のまわりに回転して現位置に戻すと、袋体5
は自重によつて箱体4内に収納された状態とな
る。
考案の効果 以上に述べたように、本考案によると、箱体内
に穀物を収納することによつて、従来のサイロや
袋積みのものに比較して、設置面積や資材や搬
送、充填、口閉じなどの装置が不必要となり、5
段程度の高積みが可能となつて倉庫内収容効率が
高く、側枠と底枠を多孔とした箱体、通気性のあ
る袋体及び通気性のある蓋体は共に気体を通過す
るので、穀物を袋体内に収容したまま内容物を均
一に燻蒸できると共に積み重ねたままでの燻蒸も
可能であり、通気保存でき、蓋体は袋体を封緘し
てそのまま管理できるため、不正を防止できる。
さらに、フオークリフトによるコンテナの移送に
際してフオークによつて袋体を破損することがな
いので耐久性が高く、長期の使用が可能となると
ともに、穀物の放出はフオークをフオーク挿入用
管状部に挿入したままコンテナを回転するだけで
持ち上げのための装置や口あけのための人手が不
要となり、残留物を残さない排出が可能となるも
のである。
また、箱体の底部に形成したフオーク挿入用管
状部よりも下方に突出して支持脚を形成したた
め、箱体を地上等に載置するにあたつてフオーク
挿入用管状部が地面等に当接して破損したり、変
形したりすることがなく、万一、フオークによつ
てフオーク挿入用管状部が破損されることがあつ
ても支持脚に影響を与えず、また、逆に支持脚が
破損してもフオーク挿入用管状部に影響を与える
ことがない。
なお、袋体を箱体から取外せばメツシユパレツ
トとしてじやがいもや玉ねぎ等の容器として使用
でき、折畳みすれば不使用時に場所をとることが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部破断正面図。第
2図は同上の使用状態の側面図。第3図は同上の
別の使用の状態の斜面図である。 1……穀物取扱用コンテナ、2……側枠、3…
…底枠、4……箱体、5……袋体、6……フオー
ク挿入用管状部、7……支持脚、8……蓋体、9
……ローテーシヨンフオーク、10……トラツ
ク、11……フオーク水平軸、12……トラツク
荷箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多孔の前後左右の側枠と多孔の底枠とよりなる
    箱体内に通気性を有する袋体を収納して装着し、
    該袋体の上部開口部に通気性のある蓋体を封緘自
    在に設けると共に、前記箱体の底部にフオーク挿
    入用管状部と該フオーク挿入用管状部よりも下方
    に突出した支持脚とを形成したことを特徴とする
    穀物取扱用コンテナ。
JP8561281U 1981-06-12 1981-06-12 Expired JPS6340477Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8561281U JPS6340477Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8561281U JPS6340477Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57199589U JPS57199589U (ja) 1982-12-18
JPS6340477Y2 true JPS6340477Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=29880894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8561281U Expired JPS6340477Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6340477Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60148484A (ja) * 1983-12-26 1985-08-05 楢崎産業株式会社 物品運搬具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57199589U (ja) 1982-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3105617A (en) Transportable containers for the handling of light-weight bulk materials
US4113146A (en) Disposable container for bulk materials
US4247021A (en) Bottom discharge palletized container system
US3282621A (en) Combination lifting pallet and collapsible storage and shipping container
US4917507A (en) Bag
US5257893A (en) Portable dispenser apparatus for bulk bags
US5531360A (en) Metering pallet
US4880141A (en) Pallets supported reinforced container
US20230150728A1 (en) Firewood transport & storage assembly
JPS6340477Y2 (ja)
JP3026507B2 (ja) ラップによるユニットコンテナ形成方法ならびに形成装置、および流動物包装方法
US4983089A (en) Mobile silo
JPH1059364A (ja) 組立式箱体
CA2418769C (en) System for improving the flowability of hygroscopic materials from a hopper
US3509637A (en) Method and apparatus for treating and storing nodular articles
JP3142206U (ja) 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム
JPS6122870Y2 (ja)
AU2014295810A1 (en) Shipping or cargo containers and inserts therefor
JP3417668B2 (ja) 微粉体の輸送具及び輸送方法
JPS6226387Y2 (ja)
JP3026038B2 (ja) 生茶葉運搬用コンテナ並びにその使用方法
KR910007768Y1 (ko) 미립 및 과립물질 수송용 벌크콘테이너
JPS6226386Y2 (ja)
KR200255475Y1 (ko) 콘테이너 백
JP3053840U (ja) アルファ化穀粒の炊き出し用包装体