JPS6122870Y2 - - Google Patents

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JPS6122870Y2
JPS6122870Y2 JP19529982U JP19529982U JPS6122870Y2 JP S6122870 Y2 JPS6122870 Y2 JP S6122870Y2 JP 19529982 U JP19529982 U JP 19529982U JP 19529982 U JP19529982 U JP 19529982U JP S6122870 Y2 JPS6122870 Y2 JP S6122870Y2
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box
shaped frame
bag
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frame
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JP19529982U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、輸送コンテナに関するものであ
り、一層詳細には、飼料等の粉粒体の運搬に好適
に使用される輸送コンテナに関するものである。
従来より、飼料等の粉粒体をトラツク輸送する
場合は、可撓性シートで形成した輸送袋を使用す
るか、あるいは専用のコンテナトラツク等が広範
に使用されているが、前者の輸送袋は粉粒体を充
填すると袋本体が膨出変形して全体形状を保持で
きなくなるだけでなく排出作業も面倒であり、ま
た後者の専用コンテナは荷下しをした後の復路が
空荷となることが多いため輸送効率の点で難点が
ある等の欠点があつた。
そこで、考案者は粉粒体充填時の整形性が良好
で排出作業も簡便にでき、しかも輸送効率も優れ
た輸送コンテナを得るべく鋭意改良並びに試作を
重ねた結果、枠部材を組合せて折り畳み可能に形
成した箱形枠体の内部に可撓性シート部材を素材
とする袋体を着脱自在に装着し、この箱形枠体の
側部下方に開閉自在に形成した開口部を設けると
共に該箱形枠体の底部を開口部に向つて所定の角
度で傾斜させ、一方、袋体の側部に箱形枠体の開
口部と対応的に放出路を延設し、さらに箱形枠体
の傾斜状底部の頂部と袋体底部との間に気体の充
填ないしは排出を自在に行い得る空気袋を配置し
て袋体内に充填した粉粒体を排出する際には箱形
枠体の開口部から放出路を垂下させると共に気体
袋に空気を充填して傾斜状底部の頂部から袋体内
の粉粒体を押圧するように構成することにより所
期の目的を達成できることを突き止めた。
従つて、本考案の一般的な目的は、粉粒体充填
時の整形性が良好で排出作業も簡便に行うことが
でき、輸送効率も優れた輸送コンテナを提供する
にある。
前述の目的を達成するため、本考案に係る輸送
コンテナは、枠部材を組合せて折り畳み可能に形
成した箱形枠体と、この箱形枠体の内部に着脱自
在に装着される可撓性袋体とからなり、前記箱形
枠体の側部下方に開閉自在に形成した開口部を設
けると共に箱形枠体の底部を前記開口部に向つて
傾斜させ、一方、袋体の側部に前記箱形枠体の開
口部と対応的に放出路を延設し、さらに箱形枠体
の傾斜状底部の頂部と袋体底部との間に気体の充
填ないしは排気を自在に行い得る空気袋を配置す
ることを特徴とする。
前述の輸送コンテナにおいては、箱形本体の対
向する側部下方に夫々開口部を設けると共に前記
箱形枠体の底部を前記各開口部に向つて所定角度
で傾斜するよう山形に形成し、さらに、箱形枠体
の長手方向中位部に梁部材を架設し、この梁部材
に二つの空気袋を懸吊配置し、さらに前記箱形枠
体の内部に二つの袋体を装着並置すれば袋体内の
放出を更に迅速に行うことができる。
本考案の他の目的および効果は以下の説明から
一層明らかとなるであろう。
次に、本考案に係る輸送コンテナの好適な実施
例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図において、本考案に係る輸送コンテナ
は、パイプ部材乃至はアングル部材等を組合せ
て、好適には折畳み自在に形成した直方体形状の
箱形枠体10の内部に合成樹脂シート等からなる
可撓性の袋体12,12を着脱自在に装着すると
共にこれらの袋体12,12の側部に設けた放出
路14を前記箱形枠体10に開閉自在に形成した
開口部16に対向させることにより構成されてい
る。
すなわち、箱形枠体10は、第2図に示すよう
に、フオークリフトのフオーク等で保持可能な矩
形状底枠部材18の各隅角部および中位部に支柱
20を夫々立設して、これらの支柱20を横方向
枠部材22で垂直に保持し、さらに各支柱20お
よび枠部材22間に、例えば、合成樹脂シート等
を素材とする保護シート24を適宜の手段を使用
して張設する。なお、この場合、箱形枠体10の
対向する側面下部には、開口部16を夫々開設
し、この開口部16の下端縁部に枠体とこの枠体
に張設した保護シートで形成される蓋部材26を
枢着して前記開口部16を開閉自在に構成する。
また、箱形枠体10の底部には、夫々の開口部1
6,16からこの枠体10の長手方向中間部に配
設した支柱20a,20aに向つて、例えば、傾
斜角20度程度を保持し得る傾斜底板28を張設
し、さらに前記支柱20a,20a間に二段に亘
つて梁部材30a,30bを懸架して、下段の梁
部材30bに合成樹脂シートを素材とする可撓性
空気袋32,32を夫々懸吊配置してこれらの空
気袋32,32に図示しない通気管を介して外部
空気充填装置から空気の充填ないしは排出を行い
得るよう構成する。
一方各袋体12の一側部には、箱形枠体10の
開口部16の開設位置と対応的に放出口34を設
け、この放出口34から放出路14を延設し、さ
らに袋体12の頂部開口部周縁に懸吊紐36を配
置してこの懸吊紐36を枠体10の横方向枠部材
22および上段の梁部材30aに緊締することに
より袋体12を枠体10に懸吊するよう構成す
る。なお、この場合、空気を排出した状態の各空
気袋32は傾斜底板28の頂部と各袋体12の底
部との間に位置するように梁部材30bに懸吊す
るのが好ましい(第2図参照)。また放出路14
は第3図から明らかなように、放出口34下縁部
から延設した案内底部材38を扇形側部材40,
40を介して袋体12側部に取着し、これらの案
内底部材38および扇形底部材40,40の夫々
に板部材42を介挿して折畳自在に構成すると共
に底部材38をその端縁部に取着した紐部材44
を介して前記枠体10の開口部16上方に付設し
た止具46に係着するよう構成する。なお、本実
施例においては、箱形枠体10に装着した袋体1
2,12の頂部開口部を閉塞する蓋体を図示して
いないが、袋体内に収納した粉粒体を雨水等から
保護するために夫々の袋体に個別に蓋体を設けた
り、あるいは箱形枠体の頂部全体を覆う蓋体を設
けることができることは勿論である。
次に、このように構成した本考案に係る輸送コ
ンテナの作用および効果につき説明する。
まず、使用に際しては、箱形枠体10の開口部
16を蓋部材26で閉塞して錠止すると共に袋体
12,12を懸吊紐36を介して枠体10内に装
着することにより輸送コンテナを構成する。な
お、この場合、各袋体12,12の放出口34は
放出路14を適宜折り畳んで案内底部材38で閉
塞すると共にこの案内底部材38の紐部材44を
介して枠体10の開口部16上方の止具46に係
着し、さらに袋体12,12の底部乃至は一側部
と傾斜底板28との間に空気袋32を位置させる
(第4図参照)。
次いで、このようにして形成した輸送コンテナ
の底枠部材18をフオークリフト等で保持し、例
えば、飼料放出装置の放出口近傍に移送して各袋
体12,12内に飼料を投入し、頂部開口部を蓋
体等で閉塞して所定位置に移送するか、あるいは
適宜の運搬手段に移動して移送する。
また、袋体12内の飼料を放出する場合は、枠
体10をフオークリフト等で保持したまま、紐部
材44を止具46との係止を解除した後、蓋部材
26の錠止状態を解除すれば袋体12内の飼料は
その自重により放出路14を介して落下放出され
るが、この排出時に外部供給系から空気袋32に
空気を充填して袋体12内の飼料を排出口34方
向へ押圧することにより傾斜底板28の傾斜角と
相俟つて迅速にかつ簡便に放出することができる
(第5図参照)。なお、この場合、袋体12,12
内の飼料の放出は片方づつ行うのが好適である
が、両方の袋体の放出を同時に行えば作業を更に
迅速に行うことができる。なお、飼料の排出後は
各袋体12,12を枠体10から取り外すと共に
枠体10も適宜折り畳めば良い。
先に述べたように、本考案に係る輸送コンテナ
によれば、袋体内に充填した粉粒体等を傾斜状底
部の頂部から排出路に向つて空気袋に充填した空
気圧により押圧して排出するので、排出作業を迅
速にかつ簡便に行うことができるだけでなく、袋
体を箱形枠体に装着したので粉粒体充填時におけ
る整形性が良好となり、さらに、荷下しした後に
は適宜折り畳んで輸送できるので空荷がなくな
り、従つて輸送効率の向上を図ることができる等
種々の利点を有し、その実用的効果は極めて大き
い。
以上、本考案に係る輸送コンテナの好適な実施
例につき説明したが、本考案はこの実施例に限定
されるものではなく、例えば箱形枠体の一側部の
みに開口部を設けてこの開口部に向つて傾斜する
底板を配設して単一の袋体を装着したり、あるい
は充填する内容物によつては箱体内部の傾斜板を
取除いたものを使用することができる等、本考案
の精神を逸脱しない範囲内において種々の改良変
更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る輸送コンテナの好適な実
施例を示す斜視図、第2図は第1図に示す輸送コ
ンテナの箱形枠体と空気袋との関係を示す一部切
欠斜視図、第3図は第1図に示す輸送コンテナの
箱形枠体に装着される袋体の斜視図、第4図は第
1図に示す輸送コンテナの概略断面説明図、第5
図は第1図に示す輸送コンテナの袋体内に充填し
た粉粒体を排出する際の概略断面説明図である。 10……箱形枠体、12……袋体、14……放
出路、16……開口部、18……底枠部材、20
……支柱、22……横方向枠部材、24……保護
シート、26……蓋部材、28……傾斜底板、3
0……梁部材、32……空気袋、34……放出
口、36……懸吊紐、38……案内底部材、40
……扇形側部材、42……板部材、44……紐部
材、46……止具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 枠部材を組合せて折り畳み可能に形成した箱
    形枠体と、この箱形枠体の内部に着脱自在に装
    着される可撓性袋体とからなり、前記箱形枠体
    の側部下方に開閉自在に形成した開口部を設け
    ると共に箱形枠体の底部を前記開口部に向つて
    所定角度で傾斜させ、一方、袋体の側面に前記
    箱形枠体の開口部と対応的に放出路を延設し、
    さらに箱形枠体の傾斜底部の上部と袋体底部と
    の間に気体の充填ないしは排出を自在に行い得
    る空気を配置することを特徴とする輸送コンテ
    ナ。 (2) 箱形枠体の対向する側部下方に夫々開口部を
    設けると共に前記箱形枠体の底部を前記各開口
    部に向つて所定角度で傾斜するよう山形に形成
    することからなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の輸送コンテナ。 (3) 箱形枠体の長手方向中位部に梁部材を架設
    し、この梁部材に二つの空気袋を懸吊配置し、
    さらに前記箱形枠体の内部に二つの袋体を装着
    並置することからなる実用新案登録請求の範囲
    第2項記載の輸送コンテナ。
JP19529982U 1982-12-25 1982-12-25 輸送コンテナ Granted JPS5999992U (ja)

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JP19529982U JPS5999992U (ja) 1982-12-25 1982-12-25 輸送コンテナ

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JPS5999992U JPS5999992U (ja) 1984-07-06
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JP19529982U Granted JPS5999992U (ja) 1982-12-25 1982-12-25 輸送コンテナ

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JPH047115Y2 (ja) * 1987-02-18 1992-02-26
KR100349391B1 (ko) * 2000-02-15 2002-08-22 주식회사강남기공 사료운반용 적재함

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JPS5999992U (ja) 1984-07-06

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