JPS6340407Y2 - - Google Patents
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- JPS6340407Y2 JPS6340407Y2 JP2088386U JP2088386U JPS6340407Y2 JP S6340407 Y2 JPS6340407 Y2 JP S6340407Y2 JP 2088386 U JP2088386 U JP 2088386U JP 2088386 U JP2088386 U JP 2088386U JP S6340407 Y2 JPS6340407 Y2 JP S6340407Y2
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- JP
- Japan
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- arm
- adjuster
- tension bar
- spring
- band
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は梱包機におけるバンド引締装置におけ
る引締強度調整装置の改良に関する。
る引締強度調整装置の改良に関する。
従来技術及び問題点
手又はアーチによつて被梱包物に巻回したバン
ドを引締めて緊縛するに際し、被梱包物の種類に
応じ前記バンドの引締め量(引締め強度)を適宜
変更しなければならない。従来この引締め強度の
調整は梱包機本体内に設けたテンシヨンレバー下
部の調整螺杆を進退せしめるなど、調整のたびに
本体外板を開き姿勢を低くして本体内に手を入れ
て行わねばならなかつた。そこで出願人は既に実
公昭59−37442号を以て、この欠点を解消した引
締強度調整装置を提案したが、この装置は第4図
に示すように、カム2によつて一定ストローク擺
動し且つ発条4により自動復帰するアーム3の上
部にバンド案内溝23を備え、該案内溝に発条1
3にてこの案内溝から離れるよう一方向に付勢し
たジヨー15を回動自在に軸承し、擺動自在のア
ジヤストアーム7の上端を前記ジヨーに、当接自
在に設けて成る梱包機におけるバンド引締装置に
おいて、前記アジヤストアーム7の下端近傍にア
ジヤスター8を回動自在に並設軸承し、該アジヤ
スターを前記アジヤストアームの下端に係合自在
に設け、さらに、前記ジヨー15を付勢する発条
13の抗力より大きい抗力を有する発条12を介
して前記アジヤストアーム7とアジヤスター8を
連動するよう、且つ、前記アジヤストアーム7の
上端を、バンド引締時、前記アーム3の引締作用
方向と反対方向に付勢するよう両者を連結すると
共に、一端を軸承して擺動自在に設けたテンシヨ
ンバー17を前記アジヤスター8に係合自在に設
けると共に、前記テンシヨンバー17にワイヤ1
9を連結し、該ワイヤを梱包機本体外部から押し
引き自在に設けたもので、この装置によれば前記
ワイヤ19の先端を梱包機本体外部の任意位置か
ら押し引きしてバンド引締め強弱の微妙な調整を
極めて簡単に行うことができる。
ドを引締めて緊縛するに際し、被梱包物の種類に
応じ前記バンドの引締め量(引締め強度)を適宜
変更しなければならない。従来この引締め強度の
調整は梱包機本体内に設けたテンシヨンレバー下
部の調整螺杆を進退せしめるなど、調整のたびに
本体外板を開き姿勢を低くして本体内に手を入れ
て行わねばならなかつた。そこで出願人は既に実
公昭59−37442号を以て、この欠点を解消した引
締強度調整装置を提案したが、この装置は第4図
に示すように、カム2によつて一定ストローク擺
動し且つ発条4により自動復帰するアーム3の上
部にバンド案内溝23を備え、該案内溝に発条1
3にてこの案内溝から離れるよう一方向に付勢し
たジヨー15を回動自在に軸承し、擺動自在のア
ジヤストアーム7の上端を前記ジヨーに、当接自
在に設けて成る梱包機におけるバンド引締装置に
おいて、前記アジヤストアーム7の下端近傍にア
ジヤスター8を回動自在に並設軸承し、該アジヤ
スターを前記アジヤストアームの下端に係合自在
に設け、さらに、前記ジヨー15を付勢する発条
13の抗力より大きい抗力を有する発条12を介
して前記アジヤストアーム7とアジヤスター8を
連動するよう、且つ、前記アジヤストアーム7の
上端を、バンド引締時、前記アーム3の引締作用
方向と反対方向に付勢するよう両者を連結すると
共に、一端を軸承して擺動自在に設けたテンシヨ
ンバー17を前記アジヤスター8に係合自在に設
けると共に、前記テンシヨンバー17にワイヤ1
9を連結し、該ワイヤを梱包機本体外部から押し
引き自在に設けたもので、この装置によれば前記
ワイヤ19の先端を梱包機本体外部の任意位置か
ら押し引きしてバンド引締め強弱の微妙な調整を
極めて簡単に行うことができる。
すなわち引締時、前記アーム3及びアジヤスト
アーム7の擺動に従つてこのアジヤストアーム7
に発条12により突出杆11を介して連動するア
ジヤスター8が回動し所定位置で待機するテンシ
ヨンバー17にアジヤスター8のピン18が当接
し突出杆11によりアジヤストアーム7と共に回
転していたピン10の位置が固定され発条12に
より復帰しようとするアジヤストアーム7のピン
9がピン10に係合してアジヤストアーム7の先
端が同図左方へアーム3に対して相対的に移動
し、アジヤストアーム7の先端がピン14を押
し、ジヨー15により案内溝23内のバンドを把
持し、引き続き擺動するアーム3により引締が行
われるが、アーム3とピン14により同期回動す
る前記アジヤストアーム7に発条12及び突出杆
11を介して連結され前記アーム3に同期して回
動するアジヤスター8のピン18によりテンシヨ
ンバー17の下端が同図左方へ押動させられるた
めワイヤ19が引き伸ばされる。
アーム7の擺動に従つてこのアジヤストアーム7
に発条12により突出杆11を介して連動するア
ジヤスター8が回動し所定位置で待機するテンシ
ヨンバー17にアジヤスター8のピン18が当接
し突出杆11によりアジヤストアーム7と共に回
転していたピン10の位置が固定され発条12に
より復帰しようとするアジヤストアーム7のピン
9がピン10に係合してアジヤストアーム7の先
端が同図左方へアーム3に対して相対的に移動
し、アジヤストアーム7の先端がピン14を押
し、ジヨー15により案内溝23内のバンドを把
持し、引き続き擺動するアーム3により引締が行
われるが、アーム3とピン14により同期回動す
る前記アジヤストアーム7に発条12及び突出杆
11を介して連結され前記アーム3に同期して回
動するアジヤスター8のピン18によりテンシヨ
ンバー17の下端が同図左方へ押動させられるた
めワイヤ19が引き伸ばされる。
すなわち、発条12が一杯に伸びたとき(最強
締め)ピン18には約45Kgの力が加わり、テンシ
ヨンバー17の支点が遠いためテコの原理でワイ
ヤ19には約90Kgでワイヤを伸ばす力が加わるこ
とになる。このためピン18の押圧力でテンシヨ
ンバー17が同図左方へ押動され、ジヨー15の
バンドを把持するタイミングが遅れ、又前記大き
な力で押圧されるテンシヨンバー17及びワイヤ
19が発条22によつては、アーム3の復帰によ
つても完全には旧位に復帰せず、引締強弱の調整
にバラツキが生じてしまうという欠点が生じた。
また、多年の使用により、(交換に繁雑な作業を
要する)ワイヤ19が伸びきつてしまい、引締強
弱の調整にばらつきが生ずるという欠点が見出だ
された。
締め)ピン18には約45Kgの力が加わり、テンシ
ヨンバー17の支点が遠いためテコの原理でワイ
ヤ19には約90Kgでワイヤを伸ばす力が加わるこ
とになる。このためピン18の押圧力でテンシヨ
ンバー17が同図左方へ押動され、ジヨー15の
バンドを把持するタイミングが遅れ、又前記大き
な力で押圧されるテンシヨンバー17及びワイヤ
19が発条22によつては、アーム3の復帰によ
つても完全には旧位に復帰せず、引締強弱の調整
にバラツキが生じてしまうという欠点が生じた。
また、多年の使用により、(交換に繁雑な作業を
要する)ワイヤ19が伸びきつてしまい、引締強
弱の調整にばらつきが生ずるという欠点が見出だ
された。
目 的
本考案は叙上の従来技術の欠点を解消すべく開
発されたもので、その目的とするところは、前記
アジヤスター8に係合するテンシヨンバー17を
改良し、アジヤスター8によるワイヤ19に対す
る伸び方向への力を減少あるいは皆無とし、ワイ
ヤ19の伸びを防いで引締強弱の調整にばらつき
が生することことのない常に的確な調整を可能に
したバンド引締め強度調整装置を提供することに
ある。
発されたもので、その目的とするところは、前記
アジヤスター8に係合するテンシヨンバー17を
改良し、アジヤスター8によるワイヤ19に対す
る伸び方向への力を減少あるいは皆無とし、ワイ
ヤ19の伸びを防いで引締強弱の調整にばらつき
が生することことのない常に的確な調整を可能に
したバンド引締め強度調整装置を提供することに
ある。
構 成
本考案においては、上記目的を達成すべく、第
1図に示すように、カム2によつて一定ストロー
ク擺動し且つ発条4により自動復帰するアーム3
の上部にバンド案内溝23を備え、該案内溝に発
条13にてこの案内溝から離れるよう一方向に付
勢したジヨー15を回動自在に軸承し、擺動自在
のアジヤストアーム7の上端を前記ジヨーに、当
接自在に設けると共に、前記アジヤストアーム7
の下端近傍にアジヤスター8を回動自在に並設軸
承し、該アジヤスターを前記アジヤストアームの
下端に係合自在に設け、さらに、前記ジヨー15
を付勢する発条13の抗力より大きい抗力を有す
る発条12を介して前記アジヤストアーム7とア
ジヤスター8を連動するよう、且つ、前記アジヤ
ストアーム7の上端を、バンド引締時、前記アー
ム3の引締作用方向と反対方向に付勢するよう両
者を連結して成るバンド引締め装置において、適
宜位置を枢支した擺動自在のテンシヨンバー17
を前記アジヤスター8に係合自在に設け、且つ前
記テンシヨンバー17に係合自在の面を有するア
ジヤストプレート37を設けると共に、梱包機本
体外部から押し引き自在のワイヤ19に前記アジ
ヤストプレート37を連結して前記アジヤストプ
レートの面をテンシヨンバー17に接近・離間自
在に設けたことを特徴とする。
1図に示すように、カム2によつて一定ストロー
ク擺動し且つ発条4により自動復帰するアーム3
の上部にバンド案内溝23を備え、該案内溝に発
条13にてこの案内溝から離れるよう一方向に付
勢したジヨー15を回動自在に軸承し、擺動自在
のアジヤストアーム7の上端を前記ジヨーに、当
接自在に設けると共に、前記アジヤストアーム7
の下端近傍にアジヤスター8を回動自在に並設軸
承し、該アジヤスターを前記アジヤストアームの
下端に係合自在に設け、さらに、前記ジヨー15
を付勢する発条13の抗力より大きい抗力を有す
る発条12を介して前記アジヤストアーム7とア
ジヤスター8を連動するよう、且つ、前記アジヤ
ストアーム7の上端を、バンド引締時、前記アー
ム3の引締作用方向と反対方向に付勢するよう両
者を連結して成るバンド引締め装置において、適
宜位置を枢支した擺動自在のテンシヨンバー17
を前記アジヤスター8に係合自在に設け、且つ前
記テンシヨンバー17に係合自在の面を有するア
ジヤストプレート37を設けると共に、梱包機本
体外部から押し引き自在のワイヤ19に前記アジ
ヤストプレート37を連結して前記アジヤストプ
レートの面をテンシヨンバー17に接近・離間自
在に設けたことを特徴とする。
作 用
したがつて、本考案によれば、ワイヤを押し引
きして、テンシヨンプレートの面を移動してテン
シヨンバーとテンシヨンプレートの係合位置を変
更して、テンシヨンバーによるアジヤスターとの
係合位置をかえ、アジヤストアームの上端に当接
するジヨーの下端を発条に抗して案内溝方向へ回
動してバンドを固定するタイミングが調整され、
前記テンシヨンバーの擺動によるワイヤを引き伸
ばす方向への力はテンシヨンプレートにより大き
く減殺される。
きして、テンシヨンプレートの面を移動してテン
シヨンバーとテンシヨンプレートの係合位置を変
更して、テンシヨンバーによるアジヤスターとの
係合位置をかえ、アジヤストアームの上端に当接
するジヨーの下端を発条に抗して案内溝方向へ回
動してバンドを固定するタイミングが調整され、
前記テンシヨンバーの擺動によるワイヤを引き伸
ばす方向への力はテンシヨンプレートにより大き
く減殺される。
実施例
以下図示の実施例に基づき本考案の詳細を説明
する(尚、前出従来技術と同一の部材には同一の
符号を用いている)。
する(尚、前出従来技術と同一の部材には同一の
符号を用いている)。
第1図〜第2図において、1は本体の機枠でバ
ンドで被梱包物に巻回されバンドの引戻しの後回
転するカム2が軸承され、3はアームで発条4を
介し機枠に連結され、アーム3と略直交的にこれ
と一体に設けた転子を有するレバー5が前記カム
2のカム面に当接されている。この発条4の抗力
は後述する二の発条のいずれよりも大きい抗力で
ある。
ンドで被梱包物に巻回されバンドの引戻しの後回
転するカム2が軸承され、3はアームで発条4を
介し機枠に連結され、アーム3と略直交的にこれ
と一体に設けた転子を有するレバー5が前記カム
2のカム面に当接されている。この発条4の抗力
は後述する二の発条のいずれよりも大きい抗力で
ある。
このアーム3は下端を機枠1の軸6に軸承し、
この軸6にはアジヤストアーム7及びアジヤスタ
ー8がそれぞれ緩装、軸承されている。アジヤス
トアーム7の下端部にはピン9を突設し、該ピン
9にアジヤスター8の円周上に突設したピン10
が係合するようになつており、さらにアジヤスタ
ー8から略L字状にこれと一体に形成された突出
杆11が前記アジヤストアーム7と発条12を介
して連結されアジヤスター8およびアジヤストア
ーム7が連動するよう且つアジヤストアーム7の
上端をバンド引締時アーム3の引締作用方向と反
対方向すなわち、第1図反時計回り方向へ付勢さ
れている。
この軸6にはアジヤストアーム7及びアジヤスタ
ー8がそれぞれ緩装、軸承されている。アジヤス
トアーム7の下端部にはピン9を突設し、該ピン
9にアジヤスター8の円周上に突設したピン10
が係合するようになつており、さらにアジヤスタ
ー8から略L字状にこれと一体に形成された突出
杆11が前記アジヤストアーム7と発条12を介
して連結されアジヤスター8およびアジヤストア
ーム7が連動するよう且つアジヤストアーム7の
上端をバンド引締時アーム3の引締作用方向と反
対方向すなわち、第1図反時計回り方向へ付勢さ
れている。
上記アーム3の上部にはバンドBの案内溝23
が設けられこの案内溝23の上部には、アーム3
に上端を軸承し発条13によつてピン14を介し
案内溝23から離れるよう一方向に付勢されたジ
ヨー15の下端が臨まされ、このジヨー15はピ
ン14を介してアジヤストアーム7上端に当接し
ている。ジヨー15が発条13に付勢され、その
下端面が第1図右方向に位置しているときは、バ
ンドBはジヨー15と案内溝23間を通過し、ジ
ヨー15がアジヤストアーム7の上端で反対方向
に回動されたときは案内溝とジヨーによりバンド
Bが挾持されるようになつている。
が設けられこの案内溝23の上部には、アーム3
に上端を軸承し発条13によつてピン14を介し
案内溝23から離れるよう一方向に付勢されたジ
ヨー15の下端が臨まされ、このジヨー15はピ
ン14を介してアジヤストアーム7上端に当接し
ている。ジヨー15が発条13に付勢され、その
下端面が第1図右方向に位置しているときは、バ
ンドBはジヨー15と案内溝23間を通過し、ジ
ヨー15がアジヤストアーム7の上端で反対方向
に回動されたときは案内溝とジヨーによりバンド
Bが挾持されるようになつている。
上記ジヨー15を付勢する発条13の抗力はア
ジヤストアーム7とアジヤスター8を連結する発
条12の抗力より小さく設定しておく。
ジヤストアーム7とアジヤスター8を連結する発
条12の抗力より小さく設定しておく。
16は機枠1から延設した取付板で、この取付
板16にテンシヨンバー17及びテンシヨンプレ
ート37が取り付けられる。テンシヨンバー17
は略長方形の板片から成り、該テンシヨンバー1
7をその中央よりやや下方を枢支し、擺動自在に
且つ下端をアジヤスター8の側面に突設したピン
18と該ピン18の同図左方で係合するよう設
け、また該テンシヨンバー17の上端の幅方向に
貫通する螺孔にボルト35を螺合し、先端を任意
長さ突出させている。テンシヨンプレート37
は、テンシヨンバー17側に斜面を有する略台形
状を成し、上下方向に穿設した長穴38にボルト
39,39を嵌装して取付板16上を上下に摺動
自在に取り付けられている。また、テンシヨンプ
レート37には進退自在のワイヤ19が取り付け
られる。すなわち、テンシヨンプレート37の長
穴38に隣接してこれと平行に溝36が穿設さ
れ、この溝36にワイヤ19の一端側をボルト4
0,40のワツシヤにより押圧固定して連結す
る。該ワイヤ19は取付板16端部に一端開口部
を臨ませ固定した可撓性材料から成るチユーブ2
0内に挿通されている。さらに前記テンシヨンプ
レート37のボルト40に一端を係止し、他端を
取付板16下端に取り付けた発条22によりテン
シヨンプレート37を同図下方へ付勢する。一方
ワイヤ19を挿通したチユーブ20は梱包機本体
外の適宜位置例えば起動ボタンなどがあるパネル
に取付けた適宜巻取り機構の端部に連結する。こ
の巻取り機構は例えば、第3図A,Bに示すよう
に、板片25に軸承したプーリ26の先端にワイ
ヤ19の先端を固定し、軸27の一端につまみ2
8を取付けて軸27の回転によりプーリ26を回
動せしめ、発条22により下方に引張られている
ワイヤ19を押し引きしテンシヨンプレート37
を摺動するよう構成する。31は軸受で取付板1
6に固定されMCナイロン等の樹脂製で割り溝を
ねじにより締め付けて発条22の付勢に抗して軸
27を容易に回転しないように嵌装している。3
2はストツパーで軸27の回転角度を180゜に規制
する。
板16にテンシヨンバー17及びテンシヨンプレ
ート37が取り付けられる。テンシヨンバー17
は略長方形の板片から成り、該テンシヨンバー1
7をその中央よりやや下方を枢支し、擺動自在に
且つ下端をアジヤスター8の側面に突設したピン
18と該ピン18の同図左方で係合するよう設
け、また該テンシヨンバー17の上端の幅方向に
貫通する螺孔にボルト35を螺合し、先端を任意
長さ突出させている。テンシヨンプレート37
は、テンシヨンバー17側に斜面を有する略台形
状を成し、上下方向に穿設した長穴38にボルト
39,39を嵌装して取付板16上を上下に摺動
自在に取り付けられている。また、テンシヨンプ
レート37には進退自在のワイヤ19が取り付け
られる。すなわち、テンシヨンプレート37の長
穴38に隣接してこれと平行に溝36が穿設さ
れ、この溝36にワイヤ19の一端側をボルト4
0,40のワツシヤにより押圧固定して連結す
る。該ワイヤ19は取付板16端部に一端開口部
を臨ませ固定した可撓性材料から成るチユーブ2
0内に挿通されている。さらに前記テンシヨンプ
レート37のボルト40に一端を係止し、他端を
取付板16下端に取り付けた発条22によりテン
シヨンプレート37を同図下方へ付勢する。一方
ワイヤ19を挿通したチユーブ20は梱包機本体
外の適宜位置例えば起動ボタンなどがあるパネル
に取付けた適宜巻取り機構の端部に連結する。こ
の巻取り機構は例えば、第3図A,Bに示すよう
に、板片25に軸承したプーリ26の先端にワイ
ヤ19の先端を固定し、軸27の一端につまみ2
8を取付けて軸27の回転によりプーリ26を回
動せしめ、発条22により下方に引張られている
ワイヤ19を押し引きしテンシヨンプレート37
を摺動するよう構成する。31は軸受で取付板1
6に固定されMCナイロン等の樹脂製で割り溝を
ねじにより締め付けて発条22の付勢に抗して軸
27を容易に回転しないように嵌装している。3
2はストツパーで軸27の回転角度を180゜に規制
する。
尚、29は一対をなすフイードローラ、30は
バンドシユータである。
バンドシユータである。
次に作用を説明すると、公知手段によりバンド
Bがアーチ内を一周しフイードローラ29の逆転
によりアーチよりバンドBが外され、被梱包物に
巻回された信号によりカム2が第1図紙面手前方
向へ回転すると、レバー5を介してアーム3が右
方へ回動し、アジヤストアーム7及びこれと発条
12により連結されているアジヤスター8も、ジ
ヨー15のピン14の係合作用で回動する。この
時、アジヤスター8側面に突設したピン18がテ
ンシヨンバー17に当接するとテンシヨンバー1
7もピン18により同方向へ擺動し、テンシヨン
バー17の上端に設けたボルト35の先端がテン
シヨンプレート37の斜面に当接係合し、テンシ
ヨンバー17が擺動を停止する。この時ボルト3
5の先端がテンシヨンプレート37の斜面を押圧
する力は大きいが、ワイヤを引き伸ばす方向への
力はテンシヨンプレートの斜面により大きく減殺
される。そして、ピン18を介してテンシヨンバ
ー17に係合するアジヤスター8も停止するた
め、アジヤストアーム7は停止し、ピン14がア
ジヤストアーム7に強く押圧され、発条13の抗
力は発条12より小さいためジヨー15を付勢す
る発条13が負けてこのジヨー15をピン14を
介して時計方向に回動せしめジヨー15と案内溝
23底面とでバンドBを強圧固定する。この間カ
ム2の作用でアーム3は擺動を続けているため、
アーム3はカム2に規制された残りのストローク
を回動して、その分バンドBが強く引締められ、
被梱包物を緊縛する。
Bがアーチ内を一周しフイードローラ29の逆転
によりアーチよりバンドBが外され、被梱包物に
巻回された信号によりカム2が第1図紙面手前方
向へ回転すると、レバー5を介してアーム3が右
方へ回動し、アジヤストアーム7及びこれと発条
12により連結されているアジヤスター8も、ジ
ヨー15のピン14の係合作用で回動する。この
時、アジヤスター8側面に突設したピン18がテ
ンシヨンバー17に当接するとテンシヨンバー1
7もピン18により同方向へ擺動し、テンシヨン
バー17の上端に設けたボルト35の先端がテン
シヨンプレート37の斜面に当接係合し、テンシ
ヨンバー17が擺動を停止する。この時ボルト3
5の先端がテンシヨンプレート37の斜面を押圧
する力は大きいが、ワイヤを引き伸ばす方向への
力はテンシヨンプレートの斜面により大きく減殺
される。そして、ピン18を介してテンシヨンバ
ー17に係合するアジヤスター8も停止するた
め、アジヤストアーム7は停止し、ピン14がア
ジヤストアーム7に強く押圧され、発条13の抗
力は発条12より小さいためジヨー15を付勢す
る発条13が負けてこのジヨー15をピン14を
介して時計方向に回動せしめジヨー15と案内溝
23底面とでバンドBを強圧固定する。この間カ
ム2の作用でアーム3は擺動を続けているため、
アーム3はカム2に規制された残りのストローク
を回動して、その分バンドBが強く引締められ、
被梱包物を緊縛する。
テンシヨンプレート37をワイヤ19を介して
第1図上方に移動すれば、テンシヨンバー17の
擺動距離も小さくなるためアジヤストアーム7が
ジヨー15のピン14を押動してバンド挾持に至
るストロークが小さく引締め力は強くなり、又逆
にテンシヨンプレート37を下方に移動すれば引
締め力は弱くなる。尚叙上の実施例ではテンシヨ
ンプレート37は底辺より上辺の狭い台形状に形
成されているが、この逆に形成しても良く、要は
テンシヨンバーに対する距離を接近・離間自在に
テンシヨンプレートの面を移動できるものであれ
ば良い。
第1図上方に移動すれば、テンシヨンバー17の
擺動距離も小さくなるためアジヤストアーム7が
ジヨー15のピン14を押動してバンド挾持に至
るストロークが小さく引締め力は強くなり、又逆
にテンシヨンプレート37を下方に移動すれば引
締め力は弱くなる。尚叙上の実施例ではテンシヨ
ンプレート37は底辺より上辺の狭い台形状に形
成されているが、この逆に形成しても良く、要は
テンシヨンバーに対する距離を接近・離間自在に
テンシヨンプレートの面を移動できるものであれ
ば良い。
効 果
以上のように本考案は、宜位置を枢支したテン
シヨンバーを前記アジヤスターに係合自在に設
け、且つ該テンシヨンバーに係合自在の面を有す
るアジヤストプレートを設けると共に、梱包機本
体外部から押し引き自在のワイヤに前記アジヤス
トプレートを連結して前記アジヤストプレートの
面をテンシヨンバーに接近・離間自在に設けたか
ら、アジヤスターと共に擺動するテンシヨンバー
によるワイヤに対する伸び方向への力を減少し、
ワイヤの伸びを防いで引締強弱の調整にばらつき
が生することことのない常に的確な調整を可能に
したものである。アジヤスターとテンシヨンプレ
ート間のテンシヨンバーにより、強い引締を行う
程テンシヨンプレートに対する力をより減少する
ことができると共に全体を一体のユニツトにコン
パクトに構成することが可能である。
シヨンバーを前記アジヤスターに係合自在に設
け、且つ該テンシヨンバーに係合自在の面を有す
るアジヤストプレートを設けると共に、梱包機本
体外部から押し引き自在のワイヤに前記アジヤス
トプレートを連結して前記アジヤストプレートの
面をテンシヨンバーに接近・離間自在に設けたか
ら、アジヤスターと共に擺動するテンシヨンバー
によるワイヤに対する伸び方向への力を減少し、
ワイヤの伸びを防いで引締強弱の調整にばらつき
が生することことのない常に的確な調整を可能に
したものである。アジヤスターとテンシヨンプレ
ート間のテンシヨンバーにより、強い引締を行う
程テンシヨンプレートに対する力をより減少する
ことができると共に全体を一体のユニツトにコン
パクトに構成することが可能である。
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は全体の分解斜視図、第2図は要部正面図、第
3図A,Bはワイヤの巻取り機構の一例を示す斜
視図である。第4図は従来の装置を示す正面図で
ある。 17……テンシヨンバー、19……ワイヤー、
22……発条、37……テンシヨンプレート。
図は全体の分解斜視図、第2図は要部正面図、第
3図A,Bはワイヤの巻取り機構の一例を示す斜
視図である。第4図は従来の装置を示す正面図で
ある。 17……テンシヨンバー、19……ワイヤー、
22……発条、37……テンシヨンプレート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カムによつて一定ストローク擺動し且つ発条に
より自動復帰するアームの上部にバンド案内溝を
備え、該案内溝に発条にてこの案内溝から離れる
よう一方向に付勢したジヨーを回動自在に軸承
し、擺動自在のアジヤストアームの上端を前記ジ
ヨーに、当接自在に設けると共に前記アジヤスト
アームの下端近傍にアジヤスターを回動自在に並
設軸承し、該アジヤスターを前記アジヤストアー
ムの下端に係合自在に設け、さらに、前記ジヨー
を付勢する発条の抗力より大きい抗力を有する発
条を介して前記アジヤストアームとアジヤスター
を連動するよう、且つ、前記アジヤストアームの
上端を、バンド引締時、前記アームの引締作用方
向と反対方向に付勢するよう両者を連結して成る
梱包機におけるバンド引締め装置において、 適宜位置を枢支した擺動自在のテンシヨンバー
を前記アジヤスターに係合自在に設け、且つ前記
テンシヨンバーに係合自在の面を有するアジヤス
トプレートを設けると共に、梱包機本体外部から
押し引き自在のワイヤに前記アジヤストプレート
を連結して前記アジヤストプレートの面をテンシ
ヨンバーに接近・離間自在に設けたことを特徴と
する梱包機におけるバンド引締め強度調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088386U JPS6340407Y2 (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088386U JPS6340407Y2 (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132905U JPS62132905U (ja) | 1987-08-21 |
JPS6340407Y2 true JPS6340407Y2 (ja) | 1988-10-21 |
Family
ID=30816806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2088386U Expired JPS6340407Y2 (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6340407Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-18 JP JP2088386U patent/JPS6340407Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62132905U (ja) | 1987-08-21 |
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