JPS6328087Y2 - - Google Patents

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JPS6328087Y2
JPS6328087Y2 JP4654181U JP4654181U JPS6328087Y2 JP S6328087 Y2 JPS6328087 Y2 JP S6328087Y2 JP 4654181 U JP4654181 U JP 4654181U JP 4654181 U JP4654181 U JP 4654181U JP S6328087 Y2 JPS6328087 Y2 JP S6328087Y2
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JP
Japan
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spring
adjuster
arm
band
shaft
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JP4654181U
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は梱包機におけるバンド引締め強度調整
装置の改良に関する。詳しくは、手又はアーチに
よつて被梱包物に巻回したバンドを引き締めて緊
縛するに際して、被梱包物の種類に応じ引締め量
(引締め強度)を適宜変更するための装置に関す
る。
【従来の技術】
従来この引き締め強度の調整は実公昭52年
24233号に開示されているように梱包機本体内に
設けたテンシヨンレバー下部の調整螺杆を進退せ
しめるなど、調整のたびに本体外板を開き姿勢を
低くして本体内に手を入れて行わねばならなかつ
た。 そこで、すでに出願人は、バンド引締め強弱の
微妙な調整を梱包機本体外部から容易に行うこと
ができる装置について実願昭55年第9685号をもつ
て提案した。 すなわち、第1図及び第5図に示すようにこの
先願の実施例にかかる装置にあつては、アジヤス
ター27に一端を取り付けた発条29の他端内縁
に受具30を螺着し、該受具の孔部に調整杆11
を成す係合部材34を挿通して、係合部材34の
一端突出部を受具30の段部に係合自在に設け他
端を延設し梱包機本体側面外壁10bに設けたナ
ツトに螺合して先端につまみ12を設け、調整杆
11を回転させて調整杆11を進退せしめ、調整
杆11を成す係合部材34を第5図右方に移動す
れば係合部材の突出部と受具30の段部の係合時
期即ちバンド挾持に至るストロークが小さく引締
め幅は多くなり、逆にすればストロークが大きく
引締め幅は少なくなるよう構成されており、引締
め強度の調整を梱包機本体外部から行える長所を
有する。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、梱包機を設置する際、上記調整
装置では、本体側面10bを壁面に密接して設置
できず、作業上本体の3つの側面を開放させなけ
ればならず、作業スペースを必要以上に広くとる
こととなり、又引締時に調整杆が強く引張られ前
出螺合部でつまみ12が回転し調整杆が移動して
しまい確実な調整が出来ない場合があるという欠
点を有していた。また、前述調整杆11の代りに
ワイヤーを用いた場合にもこのワイヤーを捩じら
なければ本体前面10aにつまみ12を配置でき
ず、この場合にはワイヤーの捩じりによる作動不
良などが生じるという欠点を有していた。 本考案は、前掲出願に係る装置の欠点を解消す
べく開発されたもので、その目的とするところ
は、アジヤスターの下端に取付けた発条に係合自
在に設けた調整杆を、バンド引締め時にカムによ
り擺動するアームの擺動面に対して直交方向に軸
承した軸杆により昇降させて行うことによつて、
梱包機本体外部、特に各種スイツチを有する操作
パネルが配置されている本体前面からのバンド引
締強度の調整を可能にして使い勝手を良くすると
共に、螺合部で調整杆が回転し移動してしまうと
いう不都合を生じることがなく、所定の引締め強
度を確実に維持することができ且つ梱包機本体側
面を壁面等に密接して配置でき、作業スペースの
節約が可能な梱包機を提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を、説
明すると、カム21によつて一定ストローク擺動
し、上部にバンド案内溝50を備え且つ発条によ
り自動復帰するアーム22の上部に、上記バンド
案内溝50から離れるよう発条51により付勢し
たジヨー53を回動自在に軸承し、該ジヨー53
に挿通したピンに、下端を軸承したアジヤスター
27の上端を当接自在に設けて成る梱包機のバン
ド引締め装置において、前記アジヤスター27の
下端に発条29の一端を取り付け、該発条29の
他端に下端を係合自在に設けた調整杆33の上端
を前記アームの擺動面と直交方向に軸承し、且つ
一端を梱包機本体前面に臨ませた軸杆41に昇降
自在に装着すると共に、前記ジヨー53を付勢す
る発条51の抗力を前記アジヤスター22に取り
付けた発条29の抗力よりも小としたことを特徴
とする。
【作用】
アーム22の擺動面と直交方向に設けた軸杆4
1を本体前面から操作することにより、この軸杆
に装着した調整杆33を昇降せしめてこの調整杆
33と係合する発条29の他端との係合位置を変
更し、前記発条29の一端と連結されたアジヤス
ター27が、アーム22の擺動時に、アーム22
上部の案内溝50に回動自在に設けられたジヨー
53と係合してアーム22とアジヤスター27が
共に擺動し、発条29の他端と調整杆33との係
合により前記ジヨー53を付勢する発条51の抗
力より大なる抗力の前記発条29により前記ジヨ
ー53を案内溝50に対して回動し、案内溝50
内のバンドを把持してアーム22が一定ストロー
ク擺動を続けてバンドを引き締める。かように、
前記案内溝50内でのジヨー53によるバンド把
持の開始時期はアジヤスター27を連結する発条
29と調整杆33との係合時期により決定され、
アーム22の擺動面と直交方向すなわち梱包機本
体面での軸杆41により調整杆33を昇降せしめ
て引締め量を調整する。
【実施例】
以下、本考案の詳細を一実施例を示す図面にも
とづき説明する。尚、各構成で従来例と同一のも
のは、第1図と共通の番号で付してある。 20は機枠で本体10に固設され、この機枠2
0に、バンドが被梱包物に巻回されさらにバンド
の引戻しの後、回転するテンシヨンカム21が軸
承されている。22はアームで発条23を介し機
枠20に連結され、このアーム22と略直交方向
にこれと一体に設けたレバー25の転子24が前
記カム21のカム面に当接されている。アーム2
2は下端を機枠20の軸26に軸承し、さらに該
軸26に、アジヤスター27の下端にこれと一体
に形成された環状部28を緩装する。 そして、この環状部28の側面(第2図)下方
に一端を取付けた発条29の他端内に受具30を
螺着すると共に調整杆33の突出部34が前記受
具30の段部に係合自在に且つ、前記発条29内
を移動自在に嵌装する。また、この調整杆33の
他端はMCナイロン製などで形成した軸受体35
の底部に螺着する。この軸受体35は断面円状の
穿孔36を有すると共に、該穿孔36の上方に切
割部37を形成し、ねじ38で軸受体35の切割
部37両面を後述偏心環を回転可能に締付けられ
るよう構成する。40は偏心環で前出穿孔36と
略同径の筒体から成り軸受体35の穿孔36に嵌
装する。この偏心環40の偏心位置には軸杆41
を嵌挿する取付孔42を設け、適宜位置で、ねじ
43を螺合埋設し、偏心環40及び軸杆41を一
体に作動するよう形成する。軸杆41の一端41
aは、フイードローラー1を軸承するベアリング
ケース48に固設したバンドシユーター2の側面
に取り付けられた、取付片62の軸孔63に回転
自在に軸承し、軸杆41の他端41bは本体前面
10a(第1図)から突出せしめて、つまみ44
を取付ける。 尚、軸杆41の先端近傍には挿孔46が設けら
れ、この挿孔46にはストツパー47が挿着可能
である。 従つて、軸杆41は、アーム22の作用方向と
直交方向すなわち、その一端を本体前面10a方
向にして配設される。 一方、上記アーム22の上部にはバンドの案内
溝50が設けられこの案内溝50には、アーム2
2に上端を軸承し発条51によつてピン52を介
し一方向に付勢されたジヨー53の下端が臨まさ
れ、ピン52はアジヤスター27の上端に穿設し
た孔部27aに緩装する。従つてピン52を介し
てアーム22の回動が伝達されるアジヤスター2
7と関連動作するジヨー53が、発条51によ
り、第2図右方向に位置しているときは、バンド
はジヨー53と案内溝50間を自由に通過し、ジ
ヨー53がアジヤスター27により時計回り方向
に回動されたときは両者によりバンドが挾持され
るようになつている。 上記ジヨー53付勢用の発条51の抗力はアジ
ヤスター27の下端環状部28と調整杆33を連
結する発条29の抗力よりも小さく設定してお
く。 次に作用を説明すると、公知手段によりバンド
が供給され、全自動梱包機にあつてはアーチ内を
一周しフイードローラーの逆転によりアーチより
バンドが離脱し、半自動梱包機では手によりバン
ド先端を本体内へ挿入した後、バンドの一次引締
め完了で被梱包物に巻回された信号によりカム2
1が回転すると、第2図においてレバー25を介
してアーム22が時計回り方向に回動し、ジヨー
53のピン52の係合作用でアジヤスター53及
びこれと一体に形成されている環状部28も回動
する。これに伴い前記環状部28に一端を取付け
た発条29も第2図右下向に伸張され、この伸張
は調整杆33の突出部34が発条29に螺着した
受具30の段部に係合して停止し、従つてアジヤ
スター27の移動も停止するので、ピン52がア
ジヤスター27により同図左方向に強圧されるが
発条51の抗力は発条29より小さいため前記ジ
ヨー53を同じく左方向に回動せしめるため案内
溝50底面にバンドを強圧固定する。即ち、調整
杆33の先端位置によつてジヨー53がバンドを
強く挾持するタイミングが図られる。 この間カム21の作用でアーム22は回動を続
けているため、アーム22はカム21に規制され
た残りのストロークを回動して、その分バンドが
強く引締められ、被梱包物を緊縛する。 すなわちつまみ44を反時計回り方向に回動
し、軸杆41を介して偏心環40を軸受体35の
穿孔36内を偏心回動して軸受体35を昇降せし
める。すなわち、軸受体35が上昇し、調整杆3
3を第2図上方に移動すれば、バンド挾持に至る
ストロークが小さく引締め幅は多くなり、又逆に
軸受体35を下降し、調整杆33を下方に移動す
れば引締め幅は少なくなる。このように、梱包機
本体前面からのつまみ44の半回転により、最大
←→最小のバンド引締め強度の調整ができる。
【効果】
以上のように本考案は、アジヤスターの下端に
発条の一端を取り付け、該発条の他端に下端を係
合自在に設けた調整杆の上端を前記アームの擺動
面と直交方向に軸承し、且つ一端を梱包機本体前
面に臨ませた軸杆に昇降自在に装着すると共に前
記ジヨーを付勢する発条の抗力を前記アジヤスタ
ーに取り付けた発条の抗力よりも小とした構造で
あるため、アームの擺動面に対して直交方向に設
けた軸杆により調整杆を昇降させて調整すること
ができるので、本体の前面からの引締め強度の調
整を可能とすると共に、梱包機本体側面を壁面等
に密着して配置でき、作業スペースの節約を図る
ことができる。 また、本考案は、前出先願の実施例にかかる装
置のように操作用つまみによつて調整杆を螺合部
で回転させ進退させるものでないため、バンド引
締め時に調整杆が強く引張されて螺合部で調整杆
が回転し移動してしまうという不都合を生じるこ
とがなく、所定の引締め強度を確実に維持するこ
とができ、操作性及び梱包能率の向上に寄与する
ところ大なるものがある。 さらに、調整杆の上端に軸受体を固着し、この
軸受体の穿孔に偏心環を嵌装してこの偏心環を前
記アームの擺動面と直交方向に軸承し、且つ一端
を梱包機本体前面に臨ませた軸杆に連結すれば、
前記軸杆の本体前面における半回転により最大〜
最小のバンド引締強度の調整を可能にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第5図は、従来の調整装置を示す
透視的斜視図、及び正面図、第2図〜第4図は本
考案の一実施例を示し、第2図は要部正面図、第
3図は要部側面図、第4図は分解斜視図である。 10……本体,10a……本体前面側、10b
……本体側面、11……調整杆、12……つま
み、20……機枠、21……テンシヨンカム、2
2……アーム、23,29……発条、24……転
子、25……レバー、26……軸、27……アジ
ヤスター、28……環状部、30……受具、33
……調整杆、34……突出部、35……軸受体、
36……穿孔、37……切割部、38……ねじ、
40……偏心環、41……軸杆、42……取付
孔、43……ねじ、46……挿孔、47……スト
ツパー、48……ベアリングケース、50……案
内溝、51……発条、52……ピン、53……ジ
ヨー、62……取付片、63……軸孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カムによつて一定ストローク擺動し、上部に
    バンド案内溝を備え且つ発条により自動復帰す
    るアームの上部に、発条にて上記バンド案内溝
    から離れるよう一方向に付勢したジヨーを回動
    自在に軸承し、このジヨーに挿通したピンに、
    下端を軸承したアジヤスターの上端を当接自在
    に設けて成る梱包機のバンド引締め装置におい
    て、 前記アジヤスターの下端に発条の一端を取り
    付け、該発条の他端に下端を係合自在に設けた
    調整杆の上端を、前記アームの擺動面と直交方
    向に軸承し、且つ一端を梱包機本体前面に臨ま
    せた軸杆に昇降自在に装着すると共に前記ジヨ
    ーを付勢する発条の抗力を前記アジヤスターに
    取り付けた発条の抗力よりも小としたことを特
    徴とする梱包機におけるバンド引締め強度調整
    装置。 (2) 前記アジヤスターの下端に発条の一端を取り
    付け、該発条の他端に下端を係合自在に設けた
    調整杆の上端に軸受体を固着し、この軸受体の
    穿孔に偏心環を嵌装してこの偏心環を前記アー
    ムの擺動面と直交方向に軸承し、且つ一端を梱
    包機本体前面に臨ませた軸杆に連結した実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の梱包機における
    バンド引締め強度調整装置。
JP4654181U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPS6328087Y2 (ja)

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JP4654181U JPS6328087Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4654181U JPS6328087Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS57159609U JPS57159609U (ja) 1982-10-07
JPS6328087Y2 true JPS6328087Y2 (ja) 1988-07-29

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ID=29843380

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JP4654181U Expired JPS6328087Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JPS57159609U (ja) 1982-10-07

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