JPS634038Y2 - - Google Patents

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JPS634038Y2
JPS634038Y2 JP1980123307U JP12330780U JPS634038Y2 JP S634038 Y2 JPS634038 Y2 JP S634038Y2 JP 1980123307 U JP1980123307 U JP 1980123307U JP 12330780 U JP12330780 U JP 12330780U JP S634038 Y2 JPS634038 Y2 JP S634038Y2
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  • Pile Receivers (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタイル等の多数の薄板状物を起立状
態でかつ互いに平行状態で移送する薄板状物集積
コンベア装置に関するもので、薄板状物が傷付き
易いものであつても、これらの薄板状物を傷付け
ること少なく移送することができ、また移送した
薄板状物を傷付けること少なく上方へ容易に取出
し得るようにした薄板状物集積コンベア装置を提
供しようとするものであり、特に次々と送り込ま
れる薄板状物を多数重ねて集積する薄板状物集積
コンベア装置に利用して効果あるものである。
従来のコンベア装置にあつて例えば米国特許第
2853298号明細書にも示されるように左右一対の
ベルトの間に薄板状物を挟んで移送するようにし
たものは、左右のベルトの間に薄板状物を送り込
んだりそこから薄板状物を取出す場合、薄板状物
の左右の側面がそれらのベルトでこすれて傷が付
いてしまう欠点があつた。この欠点を除く為に、
コンベア装置の始点及び終点の夫々に於て、左右
一対のベルトの間隔を広狭切替られるように構成
して、上記薄板状物の送込み及び取出のときに左
右のベルト相互の間隔を広げ、薄板状物が左右の
ベルトの間に入つた又はそこから出たならば上記
間隔を狭めるようにすることも考えられたが、そ
のようにすると上記始点及び終点の夫々において
構造が複雑化してしまう問題点がある。また上記
左右のベルトに、特開昭53−7084号公報にも示さ
れている如き互いに先端相互が交差するような長
いけば状部材を植設し、それによつて薄板状物を
保持することも考えられたが、そのようにした場
合においても、薄板状物を送り込む場合には左右
のけば状部材の間に薄板状物の送り込みの為のす
き間ができるように左右のベルトの間隔を広げる
為の特殊な構成を必要とし、またけば状部材の中
に埋もれてしまつている薄板状物を取り出すとき
は特別な考案を加えねばならず、前記と同様の問
題点があつた。
そこで本考案は上記従来の問題点を除くように
したもので、薄板状物に傷付けることなく薄板状
物の送り込み及び取出ができ、しかもそのように
できるものでも簡素な構成で足りるようにした薄
板状物集積コンベア装置を提供しようとするもの
である。
以下本願の実施例を図面について説明する。イ
は次々と送り込まれる薄板状物50(例えばタイ
ル)を起立状態でかつ互いに平行状態で移送して
多数重ねて集積する薄板状物集積コンベア装置で
ある。この薄板状物集積コンベア装置イにおい
て、Aは多数の薄板状物50を起立状態でかつ互
いに平行状態で移送する為の移動予定軌跡で、ほ
ぼ水平となるように配設されている。1は前記移
動予定軌跡Aの下方にほぼ水平となるように配設
されたテーブルで、図示しない機枠によつて支持
されている。このテーブル1の第1図において左
端は後述する回転移送装置の左、右の把持爪の回
動軌跡間に入り込むように細幅に形成されてい
る。また、このテーブル1は後述する水平ベルト
のベルトガイドを兼ねており、このテーブル1の
上面1aによつて水平ベルトを支えるようになつ
ている。2,2はテーブル1の第1図において左
端に適当な間隔をおいて相対向するように固着さ
れた一対の支持ブラケツト、3は両端部を支持ブ
ラケツト2,2に固着された支承軸、4は支承軸
3に回転自在に支承されている従動プーリで、こ
の従動プーリ4は第2図に示すよう後述の回転移
送装置における左、右の保持爪の回動軌跡間でか
つこれらの保持爪によつてほぼ垂直状態となるよ
うに移送された薄板状物50の直下に位置されて
いる。なお、上記支承軸3は支持ブラケツト2,
2に回転自在に支承させても良い。5は前記テー
ブル1の第1図において右端に固着された軸受体
で、第4図に示すように適当な間隔をおいて相対
向するように下向きに突出する水平軸受部6,6
と左、右両側方へ張出している垂直軸受部7R,
7Lを備えている。8は前記水平軸受部6,6に
回転自在に支承された水平駆動軸、9は水平軸受
部6,6間の水平駆動軸8に固着された駆動プー
リである。この水平駆動軸8は前記支承軸3と同
一高さに位置され、駆動プーリ9は前記従動プー
リ4と同一径に構成されているが、駆動プーリ9
と従動プーリ4の最上面がほぼ同じ高さとなるよ
う駆動プーリ9の径と水平駆動軸8の高さを夫々
変更しても構わない。10は従動プーリ4と駆動
プーリ9に懸回された無端ベルトとして示す水平
ベルトで、これの上側ベルト部は両プーリ4,9
間の直線部分が上記テーブル1の上面1aによつ
てほぼ水平状態を維持するように案内され、この
上側ベルト部の上面が薄板状物50を移送する移
送面10aを構成している。この移送面10aの
高さは前記移動予定軌跡Aの下面に隙間なく沿う
ように設定されている。11R,11Lは前記テ
ーブル4上に樹立されたステー、12R,12L
は夫々のステー11R,11Lの上端に固着され
たベルトガイドで、左、右両側には第3図に示す
ようにガイド溝12aR,12aLが夫々形成され
ている。これらのベルトガイド12R,12Lの
互いに対向する内側のガイド溝12aR,12aL
は前記移動予定軌跡Aの左、右両側面に沿うよう
に配設されている。13R,13Lはベルトガイ
ド12R,12Lの第1図において左端部の上面
に固着された支持ブラケツト、14R,14Lは
支持ブラケツト13R,13Lに下向きに突出す
るように固着された支承軸、15R,15Lは支
承軸14R,14Lに回転自在に支承されている
従動プーリである。16R,16Lは前記軸受体
5の垂直軸受部7R,7Lに回転自在に支承され
た垂直駆動軸、17R,17Lは垂直駆動軸16
R,16Lの上端部に固着された駆動プーリで、
前記駆動プーリ9と同径に構成されている。これ
らの駆動プーリ17R,17Lの径は前記従動プ
ーリ15R,15Lの径と同じ大きさに設定され
ているが、垂直駆動軸16R,16Lの位置を変
えることによつて駆動プーリ17R,17Lの径
を従動プーリ15R,15Lの径と違えても良
い。18R,18Lは従動プーリ15R,15L
と駆動プーリ17R,17Lに懸回された無端ベ
ルトとして示す横ベルトで、これらの横ベルト1
8R,18Lは両プーリ15R,15L,17
R,17L間の直線部分が前記ベルトガイド12
R,12Lのガイド溝12aR,12aLによつて
まつすぐ状態を維持するように案内され、これら
の横ベルト18R,18Lの互いに対向する内側
ベルト部の内側面が薄板状物50を移送する移送
面18aR,18aLを構成している。これらの移
送面18aR,18aLは前記移動予定軌跡Aの
左、右両側面に僅かな隙間をおいて沿うように
夫々の位置が設定されている。19R,19Lは
左、右両側方の横ベルト18R,18Lの外側表
面に密に植設された多数の短毛から成る挾持刷毛
で、これらの挾持刷毛19R,19Lの毛の長さ
は毛先が前記移動予定軌跡Aに達するに充分な長
さに設定され、これにより第1図に示すように移
送面18aR,18aLにおける挾持刷毛19R,
19Lの毛先相互間の幅Wが薄板状物50の左右
方向幅Lよりも僅かに狭くなるように設定されて
いる。これらの挾持刷毛19R,19Lは毛先で
もつて薄板状物50の両側面を倒れないように支
えることができるこわさを有するも、薄板状物5
0を傷付けることのないようになるべく軟らかい
ものが好ましい。20R,20Lは水平駆動軸8
に固着されたマイターギヤー、21R,21Lは
垂直駆動軸16R,16Lの下端部に固着された
マイターギヤーで、これらのマイターギヤ−20
R,20Lとマイターギヤ−21R,21Lは同
一歯数でかつ第4図に示すように噛合され、前記
水平ベルト10の移送面10aと横ベルト18
R,18Lの移送面18aR,18aLとが同一方
向(矢印方向)へ同一速度(薄板状物50の移送
予定速度)でもつて進行するようになつている。
なお、上記水平ベルト10、横ベルト18R,1
8Lおよび駆動プーリ9,17R,17Lは速度
の同調を正確にする為に歯付きのものが使用され
ている。22は水平駆動軸8の一端に固着された
プーリ、23は駆動モータ、24は駆動モータ2
3の出力プーリ、25はプーリ22と出力プーリ
24に懸回されたベルトである。上記駆動モータ
23の出力プーリ24は薄板状物50が移送面1
0a上に供給されると、リミツトスイツチ或いは
光電管等の検出機構によつて信号が出されて電気
制御機構によつて指示される量だけ矢印方向へ回
転され、各移送面10a,18aR,18aLを薄
板状物50の厚さPとほぼ同じ寸法だけ進行させ
るようになつており、また後述のリミツトスイツ
チ27が作動したとき所定時間だけ回転駆動され
るようになつている。なお、リミツトスイツチ2
7の作動で直ちに駆動が停止されるようにしても
良い。26は上記テーブル1の第1図において右
端部の上面に固着されたストツパーで、起立状態
で移送されて来る薄板状物50の前面を受止めて
停止させるようになつている。27は薄板状物5
0がストツパー26位置に達したことを検出する
リミツトスイツチで、前記ストツパー26の前面
に固着され、これの検出杆27aがストツパー2
6の孔28からストツパー26の後方へ突出され
ている。なお、この薄板状物50の検出は光電管
等他の手段によつて行つても良い。次に、第2図
において、ロは前処理装置としての回転移送装置
で、回転体29の周囲の放射状位置に夫々装設さ
れた左、右一対の保持爪30R,30Lによつて
薄板状物50の両側部を保持して薄板状物50を
起立状態に立て起こし、この起立状態の薄板状物
50を移送面10a上に次々と送り込みうるよう
になつている。この回転移送装置ロは前記リミツ
トスイツチ27の作動によつて一時停止されるよ
うになつている。次に、第3図において、ハは後
処理装置としての取出し装置で、ストツパー26
によつて受止められて集積された移送面10a上
の多数の薄板状物50の上部を左、右一対の保持
爪31R,31Lによつて把持して持上げ、次工
程に移送し得るようになつている。この取出し装
置ハは前記リミツトスイツチ27の作動によつて
駆動モータ23が所定時間だけ回転駆動された後
作動し始めるようになつている。なお本願にあつ
ては上記ストツパー26、回転移送装置ロおよび
取出し装置ハを省略し、これらの作業を人手によ
つて行うようにすることも可能である。
上記構成のものにあつては、作動させる場合、
先ず回転移送装置ロの左、右一対の保持爪30
R,30Lによつて薄板状物50の両側面又は両
側部を保持して上方へ持上げ、最上部においてこ
の薄板状物50をほぼ垂直に立て起こして起立状
態にすると共にこの起立状態の薄板状物50の下
端面を薄板状物集積コンベア装置イの水平ベルト
10の移送面10a上に載せ、またこの薄板状物
50の上端に近い部分を左、右一対の横ベルト1
8R,18Lの移送面18aR,18aLに植設さ
れている挾持刷毛19R,19L間に挿入して起
立状態の薄板状物50を薄板状物集積コンベア装
置イの移動予定軌跡Aに供給する。このようにし
て薄板状物集積コンベア装置イに供給された起立
状態の薄板状物50は、下端面が水平ベルト10
の移送面10aによつて受止められ、左、右の両
側面が横ベルト18R,18Lの移送面18aR,
18aLにおける挾持刷毛19R,19Lの毛先
によつて軽く押えられ、また薄板状物50の前、
後にあつて押さえられていない挾持刷毛19R,
19Lによつて両側部の前、後が支えられ、これ
により倒れることなく起立状態(直立状態とも言
う)に安定保持される。上記のように薄板状物5
0が水平ベルト10の移送面10a上に供給され
ると、このことを検出機構が検出して信号を発信
し、この信号により駆動モータ23が起動して水
平ベルト10の移送面10aと横ベルト18R,
18Lの移送面18aR,18aLとを矢印方向へ
同一速度で薄板状物50の一枚分の厚さPとほぼ
同じ寸法分だけ進行させる。従つて、水平ベルト
10の移送面10a上に供給された薄板状物50
は起立状態のままほぼ薄板状物50の厚み分だけ
移送される。以上の作動の繰り返しによつて次々
と送り込まれる起立状態の多数の薄板状物50を
その起立状態を維持したままかつ互いに平行状態
となるように移送し、これにより薄板状物50は
水平ベルト10の移送面10a上に次々と集積さ
れる。その後、水平ベルト10の移送面10a上
に集積された薄板状物50の先頭のものがストツ
パー26に当たる位置まで移送されると、この薄
板状物50がリミツトスイツチ27の検出杆27
aを押してこのリミツトスイツチ27を作動さ
せ、このリミツトスイツチ27の信号によつて駆
動モータ23が所定時間だけ回転駆動して水平ベ
ルト10の移送面0aと横ベルト18R,18L
の移送面18aR,18aLを所定距離だけ進行さ
せる。これらの移送面10a,18aR,18aL
の集行に伴い移送面10a上の多数の薄板状物5
0はこれらの移動がストツパー26によつて次々
と受止められ、これにより移送面10a上に送り
込まれた薄板状物50の相互間に隙間がある場合
でも、これらの薄板状物50を相互に密着させた
状態に集積することができる。上記の場合、移送
面10a上の薄板状物50がストツパー26に当
接した後も水平ベルト10と横ベルト18R,1
8Lが所定量回動されるが、水平ベルト10の上
面が平滑であり、また横ベルト18R,18Lの
挾持刷毛19R,19Lの毛先のみが薄板状物5
0に軽く触れているのみであるから、薄板状物5
0が損傷するようなことをなくすことができる。
上記リミツトスイツチ27による駆動モータ23
の所定時間の回転駆動が停止すると、その後取出
し装置ハが作動して水平ベルト10の移送面10
a上に集積されている多数の薄板状物50の上部
側面を保持爪31R,31Lによつて把持して一
斉に持上げ、次工程の所定位置へ移送させる。上
記のように薄板状物50を持上げて取出す場合、
薄板状物50は下端面が水平ベルト10上に載
り、両側面が横ベルト18R,18Lの挾持刷毛
19R,19Lの毛先によつて支えられているだ
けであるから、横ベルト18R,18Lの開閉等
の特別の動作を必要とせずに薄板状物50を傷付
けること少なく抜き出すことができる。一方、上
記リミツトスイツチ27の作動によつて回転移送
装置ロの作動が一時停止されるが、この回転移送
装置ロは取出し装置ハの取出し作業終了後再び作
動し始める。
以上のようにこの考案にあつては、起立状態の
薄板状物を下方の無端ベルトの移送面で支えると
共に左、右両側方の無端ベルトの移送面に植設し
てある挾持刷毛でもつて倒れないように挾んで移
送し得るようにしてあるので、多数の薄板状物を
起立状態でかつ互いに平行状態となるように次々
と移送させる場合、これらの多数の薄板状物を起
立状態でかつ互いに平行状態を維持したまま次工
程へ移送することができ、次工程での薄板状物の
取扱い例えば薄板状物の取出し等を簡易化し得る
効果がある。
また上記のように薄板状物を左、右両側方の無
端ベルトの移送面に植設してある挾持刷毛でもつ
て挾んで倒れないようにしているので、薄板状物
の両側面が傷付き易い薄板状物を移送する場合で
あつても、このような薄板状物をその両側面を傷
付けること少なく移送することができ、薄板状物
の品質を維持し得る効果がある。
更に、薄板状物を上記のように移送するに当り
薄板状物を移動予定軌跡Aの送込位置へ送り込む
場合、左右の移送面18aL,18aRにおける挟
持刷毛は移動予定軌跡Aの縁部に達するだけの短
いものだから、薄板状物を起立状態で、移動軌跡
における薄板状物の移送方向とは反対の側から、
薄板状物の左右の側部で挟持刷毛の毛先を軽く押
し曲げながら送込位置へ押し込ませ、既に左右の
両移送面の間で平行縦列状態となつている複数の
薄板状物の後ろにその薄板状物を縦列状に加えさ
せ得る大きな特長がある。しかも、押し込んだ後
は、薄板状物は自立しており、その薄板状物の左
右の側面を上記挟持刷毛の毛先で軽く挟むだけで
薄板状物が倒れないように保持できる特長があ
る。
このことは、薄板状物を送込むときに薄板状物
を傷付けることを極めて少なくできると同時に、
そのようにできるものであつても、従来の如き薄
板状物に傷付けることなく送込む為の特別の構成
を不要化できて、コンベア装置の構成を簡素化で
きる効果がある。
また上記のように薄板状物を起立状態でかつ互
いに平行状態を維持したまま移送し得るものであ
つても、薄板状物の移動予定軌跡の下方と左、右
両側方とに無端ベルトの移送面を配設し、上方に
は無端ベルトの移送面を配設しなくても良いよう
にしてあるので、薄板状物の移送後段において薄
板状物を移動軌跡から取出すとき、薄板状物を移
動予定軌跡の上方へ取出すことができ、これによ
り薄板状物を単に持上げることによつて取出すこ
とができて薄板状物の取出し作業を容易に行える
効果がある。
しかも上面のように薄板状物を上方へ取出すと
き、薄板状物はその左、右両側面を無端ベルトの
移送面に植設してある挾持刷毛の毛先によつて挾
まれているのみだから、移動予定軌跡Aの取出位
置において開放されている上方へ向けて薄板状物
をそのまま抜き出すことによつてその取出を行な
い得る特長がある。
このことは、薄板状物を取り出すときにおいて
も薄板状物を傷付けることを極めて少なくできる
と同時に、そのようにできるものであつても、従
来の如き薄板状物に傷付けることなく取り出す為
の特別の構成を不要化できて、コンベア装置の構
成を簡素化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は薄
板状物集積コンベア装置の平面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図は第1図の−線
断面図、第4図は第1図の矢視図。 A……移動予定軌跡、10……水平ベルト(無
端ベルト)、10a……移送面、18R,18L
……横ベルト(無端ベルト)、18aR,18aL
……移送面、19R,19L……挾持刷毛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送込位置と取出位置との間に存在している薄板
    状物の移動予定軌跡の下側及び左、右両側方に
    は、多数の薄板状物を起立状態でかつ互いに平行
    縦列状態で移送するようにした無端ベルトの移送
    面を夫々配設し、しかも上記送込位置は薄板状物
    の移送方向とは反対の側を開放させてある一方、
    上記取出位置は上方を開放させてあり、上記左、
    右両側方の無端ベルトの移送面には夫々多数の挟
    持刷毛を植設してあり、しかもそれらの挟持刷毛
    の長さは、前記移動予定軌跡に達するに充分な長
    さで、かつ、薄板状物が起立状態で送込位置に送
    り込まれるときにはその薄板状物の左右の側部に
    よつて挟持刷毛の毛先は押し曲げられ、上記薄板
    状物が送り込まれた状態では薄板状物の下端面を
    下側の移送面で支えると共に、薄板状物の左右の
    側面を上記押し曲げられた毛先によつて、薄板状
    物が倒れないように支え得る長さにしてあり、更
    に前記各無端ベルトの移送面は前記薄板状物の移
    送予定速度と同一速度でかつ薄板状物の移送方向
    と同一方向へ移動するように構成してあることを
    特徴とする薄板状物集積コンベア装置。
JP1980123307U 1980-08-29 1980-08-29 Expired JPS634038Y2 (ja)

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