JPS6340304A - ソレノイドのプランジヤのガイドチユ−ブ製造方法 - Google Patents

ソレノイドのプランジヤのガイドチユ−ブ製造方法

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JPS6340304A
JPS6340304A JP61184041A JP18404186A JPS6340304A JP S6340304 A JPS6340304 A JP S6340304A JP 61184041 A JP61184041 A JP 61184041A JP 18404186 A JP18404186 A JP 18404186A JP S6340304 A JPS6340304 A JP S6340304A
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JP
Japan
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guide tube
iron core
plunger
magnetic
fixed iron
Prior art date
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Pending
Application number
JP61184041A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagakatsu Ito
伊藤 永勝
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CKD Controls Ltd
Original Assignee
CKD Controls Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6340304A publication Critical patent/JPS6340304A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コイルの中心孔内に嵌着した固定鉄心を前記
コイルにより励磁することによって、前記コイルの中心
孔内に嵌着して一端部を前記固定鉄心に接続したガイド
チューブ内に摺動自由に嵌装したプランジャを前記固定
鉄心で吸引するようにしたソレノイドの前記ガイドチュ
ーブの製造方法に関し、さらに詳細には、長さ方向の一
部のみが全周にわたり非磁性となっているガイドチュー
ブの製造方法に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点プランジ
ャの摺動案内となるガイドチューブを磁性材料で構成す
ると固定鉄心によるプランジャの吸引力が発生しないた
め、非磁性材料で構成する必要があるが、全体を非磁性
材料で構成するとガイドチューブの肉厚分だけ有効磁路
断面が小となってプランジャの吸引力が小さくなるため
、磁性材料で構成したガイドチューブと固定鉄心との間
に所定の隙間を空けて非磁性材料からなる管材によりこ
れらを互いに接続することにより、そのガイドチューブ
と固定鉄心との間に構成される磁路を途中で断絶し、こ
れにより、有効磁路断面を大きくして十分な吸引力を得
るようになっていた。
しかし、このように、ガイドチューブと固定鉄心との間
に構成される磁路を途中で断絶させるのに、ガイドチュ
ーブと固定鉄心とを非磁性の管材により接続していたの
では手間が掛ってコスト高となるばかりかその管材の肉
厚分だけ有効磁路断面が小さくなるため、セミオーステ
ナイト鋼のように、常態においては磁性であるが、焼純
を施すことにより非磁性化する性質を有する磁性材料に
よりチューブを形成し、このチューブの長さ方向の一部
分を全周にわたり加熱して焼鈍を施すことにより、一部
の必要箇所のみを非磁性化する方法が採用されるように
なり、その加熱方法としては、所定幅を有する高周波誘
導加熱用のコイルをチューブの周りに嵌装し、そのコイ
ルに高周波電流を流すことによってコイルに対応する部
分にのみ誘導電流を生じさせてジュール熱により焼純に
必要な処理温度に加熱する方法が一般に行なわれている
が、加熱部分の熱がその両側に伝導されるため、コイル
の嵌装された部分の両端部に温度が外側に向って緩やか
に低下する部分が生じ、非磁性部分と磁性部分との境界
が正確に定まらず、所望の磁性、非磁性の区分を有する
ガイドチューブを得ることが困難であった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するための手段として、焼純
を施すことにより非磁性化する性質を有する磁性材料か
らなる管材の両端部を熱伝導率の高い心金に嵌着し、そ
の管材の中央部を全周にわたり焼純して非磁性化する構
成とした。
発明の作用及び効果 本発明のソレノイドのプランジャのガイドチューブ製造
方法は上記構成になり、両端部を夫々心金に嵌着した管
材の中央部を加熱することによりその中央部の両側に伝
導した熱が各心金に伝達して吸収されることから、管材
の中央部の各心金の端部に対応する部分の温度勾配が急
峻となり、これにより、中央部の非磁性化される部分と
その両側の磁性を保持する部分との境界が正確に定まる
のであり、したがって、所望する性能を確実に有するガ
イドチューブを得ることができる効果がある。
実施例 以下、本発明方法の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本実施例の方法により製造したガイドチューブ
1を適用した開閉弁用のソレノイドを示し、磁性材料か
らなるボディ2内にボビン3に巻回されて嵌装されたコ
イル5のボビン3の中心孔6の一端側の一部に、端部の
外周に鍔7の突成された固定鉄心8がその鍔7の周縁部
をボディ2の開口部に嵌着して嵌装されており、ボビン
3の中心孔6の内側には一端部を固定鉄心8の外周に嵌
着して連結された前記ガイドチューブ1が嵌入され1.
その内部にプランジャ10が摺動自由に嵌装されている
とともにボディ2の端面から突出した開口部がキャップ
11により閉塞され、プランジャ10の固定鉄心8の端
面と対応する先端面に突設されたブツシュロッド14が
固定鉄心8の中心部に形成された貫通孔15に挿通され
ており、このソレノイドを開閉弁aのボディに固定して
その開閉操作杆にブツシュロッド14の先端を連結する
ようになっており、コイル5に通電して固定鉄心8を励
磁するとプランジャ10が固定鉄心8に吸引されてその
ブツシュロッド14の先端が突出することにより開閉弁
aの操作杆が作動し、コイル5の通電を遮断すると、開
閉弁a内に装着された戻しばねの弾力によりブツシュロ
ッド14が押し戻されて、図に実線で示すように、プラ
ンジャ10の後端面がキャップ11に当接した状態に保
持されるようになっており、上記ガイドチューブ1は、
1050℃で加熱処理を施して焼純することにより非磁
性化する性質を有した磁性材料であるセミオーステナイ
ト系のステンレス鋼からなり、コイル5が非通電にあっ
てプランジャ10の後端面がキャンプ11に当接した状
態において、プランジャ10と固定鉄心8との間に構成
されるギャップに対応する部分Aに全周にねたり焼純が
施されて、その部分Aのみが非磁性となっている。
次に、ガイドチューブ1のA部に焼純を施す方法につい
て第2図により説明すると、図において20はガイドチ
ューブ1を保持する金属製の保持具であって、基台に突
設された一側の支持板21の内側にはガイドチューブ1
の内周に略緊密に嵌入する金属製の中実軸22が固定さ
れ、この中実軸22はガイドチューブ1の第1図に示す
X部に相等する長さを有しており、また、中実軸22と
同心同径でガイドチューブ1の第1図に示すY部に相等
する長さを有する中実軸23を先端面に突設した金属製
の移動体24が他側の支持板25の案内孔に摺動自由に
挿通されており、図に鎖線で示すように、移動体24を
退避させておいて、ガイドチューブ1を中実軸22に嵌
合して端縁が中実軸22の鍔26に当接するまで押し込
んだのち、移動体24を移動させ、その先端の中実軸2
3をガイドチューブ1に嵌合して移動体24の先端面を
ガイドチューブ1の端縁に突き当てると、第1図に示す
ガイドチューブ1のA部に対応する部分以外の内周面が
中実軸22.23の外周に密着するのであって、リング
形をなしガイドチューブ1のA部に対応する幅を有した
高周波誘導加熱用のコイル27を雨中実軸22.23同
士の間隙部分におけるガイドチューブ1の外周に対応さ
せて通電することにより焼純に必要な処理温度に加熱す
ると、ガイドチューブlのコイル27への通電により加
熱される部分の両側に伝導する熱は各中実軸22.23
に伝達して吸収されるため、ガイドチューブ1のコイル
27の両端部に対応する部分の温度勾配が急峻となり、
これにより、コイル27に対応する部分のみ′が焼純さ
れて第1図のA部のみが非磁性化されるとともに、その
両側の磁性を保持する部分との境界が正確に定まる。
なお、上記ガイドチューブ1は固定鉄心8に嵌着する前
に焼鈍を施し、しかるのち、固定鉄心8に嵌着するよう
にした場合について説明したのであるが、固定鉄心8に
嵌着したのちに焼純を施すこともでき、この場合には、
嵌着された固定鉄心8が中実軸23と同様に吸熱材の役
割を果すから、第3図に示すように、保持具28の一側
の取付板29に突設したピン30に固定鉄心8の貫通孔
30を嵌合して支持し、ガイドチューブ1の他側にのみ
、他方の支持板31に支持された中実軸32を嵌入する
ようにすればよく、このようにすることによって、製造
工程を簡略化し、生産能率を向上することができる。
また、第4図は比例弁用のソレノイドを示し。
このソレノイドは、固定鉄心8のプランジャ10との対
応面にプランジャ10の先端部が嵌入する嵌入溝33を
形成するとともに、その周りの外周をテーパ形にするこ
とによって、コイル5への通電により固定鉄心8に吸引
されるプランジャ10が、その先端部が固定鉄心8の嵌
入溝33の開口部に差し掛ったのちはコイル5への通電
量に比例して移動するようにしたものであって、プラン
ジャ10の直径が固定鉄心8の外径よりも小さいことか
ら、ガイドチューブ1の内周にはプランジャIOの摺動
案内となる磁性材料からなる案内筒34が固定鉄心8の
端面との間に間隙を空けて嵌着され、ガイドチューブ1
は固定鉄心8と案内筒34との間隙に対応する部分Aが
全周にわたって非磁性となっており、このように、ガイ
ドチューブ1の内側には固定鉄心8及び案内筒34が非
磁性部Aの両側に対応して間隙を空けて嵌着するように
なっていることから、ガイドチューブ1にこれらを嵌着
したのち、第5図に示すように、固定鉄心8及び案内筒
34の夫々の端部を保持具35に支持してそれらの間隙
に対応する部分を高周波加熱用のコイル27に通電して
加熱すれば、固定鉄心8及び案内筒34が夫々吸熱材の
役割を果し、前記したと同様に、コイル27に対応する
部分のみが焼純に必要な処理温度に加熱されて焼鈍が施
され、第4図のA部のみを明確に非磁性化することがで
き、しかも、そのまま、組立工程へ送ることができて、
生産能率に優れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第4図は本発明の一実施例に係るガイドチュ
ーブを適用したソレノイドの断面図、第2図、第3図及
び第5図は本発明方法の一実施例を説明するための断面
図である。 1ニガイドチユーブ 5:コイル 6:中心孔8:固定
鉄心 10ニブランジヤ 22.23.32:中実軸(
心金)  27:高周波加熱用のコイル 出願人 シーケーデイコントロールズ株式会社代理人 
弁理士  野   口      宏z 口             の U) 芹

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コイルの中心孔内に嵌着した固定鉄心を前記コイル
    により励磁することによつて、前記コイルの中心孔内に
    嵌着して一端部を前記固定鉄心に接続したガイドチュー
    ブ内に摺動自由に嵌装したプランジャを前記固定鉄心で
    吸引するようにしたソレノイドの前記ガイドチューブの
    製造方法であつて、焼純を施すことにより非磁性化する
    性質を有する磁性材料からなる管材の両端部を熱伝導率
    の高い心金に嵌着し、該管材の中央部を全周にわたり焼
    純して非磁性化することを特徴とするソレノイドのプラ
    ンジャのガイドチューブ製造方法 2 前記心金の一方が前記固定鉄心であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のソレノイドのプランジ
    ャのガイドチューブ製造方法3 前記両心金が前記素材
    から取外し可能な治具であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のソレノイドのプランジャのガイドチ
    ューブ製造方法
JP61184041A 1986-08-05 1986-08-05 ソレノイドのプランジヤのガイドチユ−ブ製造方法 Pending JPS6340304A (ja)

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