JPS6340293Y2 - - Google Patents

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JPS6340293Y2
JPS6340293Y2 JP1984001762U JP176284U JPS6340293Y2 JP S6340293 Y2 JPS6340293 Y2 JP S6340293Y2 JP 1984001762 U JP1984001762 U JP 1984001762U JP 176284 U JP176284 U JP 176284U JP S6340293 Y2 JPS6340293 Y2 JP S6340293Y2
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JP
Japan
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guide
segment
slab
swing
guide groove
Prior art date
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JP1984001762U
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English (en)
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JPS60115661U (ja
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Priority to JP176284U priority Critical patent/JPS60115661U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は彎曲型連続鋳造機における彎曲部に配
置される鋳片案内セグメントの交換装置に関する
ものである。
従来、鋳片案内セグメント(以下単にセグメン
トと呼称する)の交換装置としては、通常、天井
走行式クレーンを用いるか、あるいは特公昭52−
30252号公報に記載される特殊揺動ブーム等が用
いられているが、前者は連続鋳造機の彎曲部分に
配置されたセグメントの交換に使用することは、
その機能上極めて困難である。
又後者においては揺動ブームのまわりに2種類
の台車を必要とし、交換装置がそれだけ複雑高価
なものとなるだけでなく、交換作業に長時間を要
し、時間的にも不経済である。
この考案は上記に鑑み従来の欠点を除去するこ
とを目的としてなされたもので、以下図面に示し
た実施例によつて説明する。
1は旋回ガイド、2はセグメント、3はガイド
フレーム、4は案内部材、5は移動台車、6は吊
り上げ装置、7は架構である。セグメント2の巾
に対応する所定間隔を隔てて互に相対向して設置
される旋回ガイド1は、上端部を架構7に鋳片搬
出方向と同方向に揺動自在に枢着され、図示され
てないウインチから、架構7に対し回転可能に装
着されたシーブ11,12を経て該旋回ガイド1
の下端揺動側に回転可能に装着されたシーブ13
に巻掛けられたワイヤロープ14の巻取り・巻戻
し駆動により該旋回ガイド1を連続鋳造機の彎曲
部に沿つて自在に揺動する。
又この旋回ガイド1の下端部には、下部側壁面
に取付けられた電動シリンダ15の作動に連動し
て自在に上下動する旋回ガイド固定用のストツパ
ピン16が設けられており、さらに内側面中央部
には上部より下方に向けて案内溝17が形成され
ている。
彎曲部に配設されたセグメント2の両側には、
各セグメントの取付位置に固設された放射状案内
部材4を介してその上端にガイドフレーム3が、
前記旋回ガイド1と若干の間隙を存して固設され
ている。ガイドフレーム3の上端面には、旋回ガ
イドストツパ31と各セグメント取付位置に対応
して旋回ガイド1を固定する複数個のストツパピ
ン穴32が穿設されている。
鋳片搬出方向に架設されたガイドフレーム8上
に走行可能に支承された移動台車5には、旋回ガ
イド1に沿つてセグメント2を上方に移動させる
吊上げ装置6が設けられている。該吊上げ装置6
は、セグメント2の側方に突設された吊出し突起
21に係合するフツク51と、該フツク51を支
持するワイヤロープ52と、シーブ53,54及
びウインチ55とからなり、又フツク51には前
記ローラ案内溝17に係合するローラ56が設け
られている。
本考案は以上の通りの構成であつて、次に本装
置を使用してセグメントを交換する場合の操作に
ついて説明する。
旋回ガイド1は、通常は垂直状態に吊持され、
固定用ストツパピン16の下動によりガイドフレ
ーム3に穿設したピン穴32に挿入されて旋回不
能の状態におかれている。また移動台車5は、フ
ツク51を高く持上げた状態で所定位置に移動停
止されている(第1図参照)。
このような状態にあるセグメント交換装置を使
用してセグメント2を交換するには、まずフツク
51に設けられた案内ローラ56を旋回ガイド1
に設けたローラ案内溝17に係合させた状態でフ
ツク51を一定ストロークおろす。続いて、電動
シリンダ15を作動して固定用ストツパピン16
を上方に引上げ、しかる後、図示されてないウイ
ンチの巻取り駆動によりワイヤロープ14を介し
て旋回ガイド1を交換しようとするセグメント取
付位置まで引上げ、該位置のガイドフレーム3に
穿設したピン穴32に固定用ストツパピン16を
打ち込む。
次にフツク51を降してセグメント2に設けた
吊出し突起21に係合させた後、フツク51を上
方に引き上げる(第2図参照)。
このようにセグメント2には、放射状案内部材
4及び旋回ガイド1にそれぞれ形成された案内溝
17と係合して案内される案内用突起22が突設
されており、該案内用突起22によりセグメント
2が放射状案内部材4及び旋回ガイド1の案内溝
17によつて案内されているときにおいても、そ
の姿勢を一定に保つことができる(第2図参照)。
そしてフツク51によつて引き上げられたセグ
メント2が旋回ガイド1によつて案内される位置
にくると、固定用ストツパピン16を引抜き、旋
回ガイド1をほぼ垂直状態になるまで旋回させた
後、該位置に穿設されたピン穴32に固定用スト
ツパピン16を打ち込む(第3図参照)。
旋回ガイド1の内側壁に形成された案内溝17
は、セグメント2に突設した案内用突起22とも
係合し案内するようになつており、また第5図に
示す如く該案内溝17を形成する側壁1′は一部
切欠かれていて、この切欠かれた部分には側方に
出入り可能な閉塞部材18が取付けられている。
この閉塞部材18は油圧シリンダ19によつて
案内溝17と直交する方向に出入可能であつて、
閉塞部材18が押し出されると第5図の如く側壁
1′の切欠き部を塞いでいるときは、セグメント
2の突起22は溝17から側方に離脱不能である
(第5図参照)。逆に油圧シリンダ19を作動して
閉塞部材18を引込ますと、側壁1′に形成され
た切欠き部が空き、こゝから突起22は離脱可能
となる(第6図参照)。
このように出し入れ可能な閉塞部材18を設け
ることは、構造的には複雑となるが、セグメント
2がガイドフレーム3と干渉しない位置まで持ち
上げられた状態で、移動台車5を鋳片搬出方向に
移動させることにより、セグメント2を旋回ガイ
ド1から容易に離脱させることができる利点があ
る。
上記説明は、セグメント2を連続鋳造機の彎曲
部から取出す場合の手順を述べたが、セグメント
2を組込む場合は、前記手順と逆の手順操作によ
り容易に行わせることができる。
以上詳述したように本考案によるセグメント交
換装置を使用して連続鋳造機の彎曲部に配置され
たセグメントの交換を行わせることにより、従来
困難とされていた作業を、迅速かつ容易に行わせ
ることが可能となり、考案所期の目的を確実に達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はセグメント交換装置の側面図。第2図
は本考案によるセグメント交換装置を使用してセ
グメントを吊り上げた状態を示す側面図。第3図
は本考案によるセグメント交換装置を使用してセ
グメントを吊り上げた後、旋回ガイドを定位置に
旋回した状態を示す側面図。第4図は第3図の
−線に沿う断面図。第5図は第3図の−線
に沿う断面図。第6図は油圧シリンダを作動させ
て旋回ガイドの閉塞部材を開放した状態を示す断
面図である。 図において;1……旋回ガイド、2……セグメ
ント、3……ガイドフレーム、4……放射状案内
部材、5……移動台車、6……吊り上げ装置、7
……架構、8……ガーダフレーム、11,12,
13……シーブ、14……ワイヤロープ、15…
…電動シリンダ、16……固定用ストツパピン、
17……案内溝、18……閉塞部材、19……油
圧シリンダ、21……吊り出し用突起、22……
案内用突起、31……旋回ガイドストツパ、32
……ピン穴、51……フツク、52……ワイヤロ
ープ、53,54……シーブ、55……ウイン
チ、56……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 彎曲型連続鋳造機の架構7に鋳片搬出方向と同
    方向に揺動自在に枢着され、セグメント2の巾に
    対応する間隔を隔てて互に対向して設置した旋回
    ガイド1を有し、該旋回ガイド1は内側面中央部
    に上下に向うセグメント吊上装置用のフツク51
    の案内用ローラ56及びセグメント2の案内用突
    起22を案内する為の案内溝17が形成されてお
    り、前記架構7に装着されたシーブ11,12及
    び旋回ガイド1の下端側に装着されたシーブ13
    に巻掛けられたワイヤロープ14により連続鋳造
    機の彎曲部に沿つて自在に揺動可能とし、又鋳片
    搬出方向と直交する側には彎曲部分に配置された
    鋳片案内用のセグメント2に沿つてその両側に固
    設した放射状案内部材4を有し、該案内部材4の
    上端には前記旋回ガイド1の下端と若干の間隙を
    もたせて設けられ、端部に旋回ガイドストツパ3
    1を有するガイドフレーム3を備え、さらに鋳片
    搬出方向と同方向にガーダフレーム8上を移動可
    能な移動台車5を設け、さらに又前記旋回ガイド
    1の下端部には、下部に取付けられた電動シリン
    ダ15の作動に連動して上下動する旋回ガイド固
    定用のストツパピン16を設け、これに対応して
    前記ガイドフレーム3の上端面には、各セグメン
    ト取付位置に対応して旋回ガイド1を固定する為
    のストツパピン穴32を有しており、さらに前記
    移動台車5には、鋳片案内用のセグメント2を放
    射状案内部材4及び旋回ガイド1の案内溝17に
    沿つて上方へ移動させる吊り上げ装置51,5
    2,55を設け、又前記案内溝17はこれを形成
    する側壁1′の一方が一部切欠かれていて、この
    切欠き部分に油圧シリンダ19によつて案内溝1
    7と直交する方向に出入り可能な閉塞部材18が
    取付けられており、閉塞部材18が押し出される
    と切欠き部を塞ぎ、セグメント2の突起22は案
    内溝17から側方に離脱不能であるが、閉塞部材
    18を引込ますと切欠き部が空き、こゝから突起
    22を離脱可能としたことを特徴とする彎曲型連
    続鋳造機における鋳片案内セグメント交換装置。
JP176284U 1984-01-12 1984-01-12 彎曲型連続鋳造機における鋳片案内セグメント交換装置 Granted JPS60115661U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP176284U JPS60115661U (ja) 1984-01-12 1984-01-12 彎曲型連続鋳造機における鋳片案内セグメント交換装置

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JP176284U JPS60115661U (ja) 1984-01-12 1984-01-12 彎曲型連続鋳造機における鋳片案内セグメント交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60115661U JPS60115661U (ja) 1985-08-05
JPS6340293Y2 true JPS6340293Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=30474800

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JP176284U Granted JPS60115661U (ja) 1984-01-12 1984-01-12 彎曲型連続鋳造機における鋳片案内セグメント交換装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452622A (en) * 1977-10-04 1979-04-25 Hitachi Shipbuilding Eng Co Method and apparatus for lifting segment in continuous casting apparatus
JPS55117547A (en) * 1979-03-05 1980-09-09 Hitachi Zosen Corp Lifting device of segment in continuous casting equipment
JPS55120462A (en) * 1979-03-08 1980-09-16 Voest Ag Guide holder douxling support in curve continuous casting device

Patent Citations (3)

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JPS55120462A (en) * 1979-03-08 1980-09-16 Voest Ag Guide holder douxling support in curve continuous casting device

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JPS60115661U (ja) 1985-08-05

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