JPS6340285A - 熱器具の温度制御装置 - Google Patents

熱器具の温度制御装置

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JPS6340285A
JPS6340285A JP18376686A JP18376686A JPS6340285A JP S6340285 A JPS6340285 A JP S6340285A JP 18376686 A JP18376686 A JP 18376686A JP 18376686 A JP18376686 A JP 18376686A JP S6340285 A JPS6340285 A JP S6340285A
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wire
heater
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JP18376686A
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勝春 松尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [′2明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電気カーペット、電気毛布等のようにヒータ
線と直列に温度ヒユーズを設けて成る熱器具の)H文制
御装置に関する。
(従来の技術) 第9図には、従来における電気カーペットの回路(13
成が示されている。この第9図において、1はヒータ線
で、これはガラス糸芯(図示せず)に対して発熱線1a
、所定の温度で溶融する樹脂から成る感熱層1b、検知
線1c及び絶縁用の耐熱被覆層(図示せず)を順次巻装
或は被覆することにより構成されており、過熱状態にな
ったときには上記感熱層1bが溶融して発熱線1a及び
検加締1c間が短絡するようになっている。2は上記ヒ
ータ線1に沿うように設けられた温度センサ線で、これ
はガラス糸芯(図示せず)に対して検知線2a、負の抵
抗温度特性を有する樹脂から成る感熱層2b、検知線2
c及び絶縁用の耐熱被覆層(図示せず)を順次巻装或は
被覆することにより構成されており、その検知温度が高
くなるのに応じて検知線2a、2c間のインピーダンス
が低くなるようになっている。3は;8度ヒユーズで、
この温度ヒユーズ3は交流電源4の両端子間に前記発熱
体1a及びリレー5のリレー接点5aを直列に介して接
続されている。6及び7は温度ヒユーズ3を強制的に溶
断させるための傍熱ヒータで、一方の傍熱ヒータ6は、
前記ヒータ線1が過熱状態となって発熱線1a及び検知
線lc間が短絡されたときに、その短絡部分及びダイオ
ード8.9を介して通電されるようになっている。また
、他方の傍熱ヒータ7は、サイリスタ10のオンに応じ
て通電されるようになっている。そして、11は前記リ
レー5の励磁コイル5bの通断電を制御するためのサイ
リスクである。12は温度センサ線2の出力(検知線2
a、2c間のインピーダンス変化ひいては温度センサ線
2の検知温度)に基づいてサイリスタ10及び11をオ
ンオフ制御するための温度制御回路で、これは温度セン
サ線2の検知温度が設定値以下のときにサイリスタ11
をオンさせると共にサイリスク10をオフさせ、上記検
知温度が設定値を越えたときにサイリスタ11をオフさ
せると共にサイリスタ10をオンさせる。従って、サイ
リスク10.11は互に反対の動作を行なう。尚、13
は発熱温度調節用の温度調節回路で、可変抵抗13aに
よって温度センサ線2の出力を変化させるように構成さ
れている。
上記構成によれば、温度センサ線2の検知温度に基づい
てサイリスタ11ひいてはリレー接点5aがオンオフさ
れ、これにより発熱線1aが通断電制御されてヒータ線
1の発熱温度が設定値となるように制御される。また、
リレー接点5aが溶着したり或はサイリスタ11が故障
したりして、温度制御回路12からの制御信号と無関係
にリレー接点5aが連続してオンされた状態に陥ったと
きには、発熱線1aに連続通電されて過熱状態になる。
しかるに、この場合には、温度センサ線2により検知温
度が設定値を越えることになって、温度制御回路12に
よりサイリスク10がオン状態に保持されるので、傍熱
ヒータ7に通電されて温度ヒユーズ3が強制的に溶断さ
れ、以てヒータ線1の過熱に伴う事故が防止される。ま
た、サイリスタ10の故障等により上記温度ヒユーズ3
の強制的な溶断が行なわれない場合には、ヒータ線1の
温度がさらに上昇することになるが、この場合には感熱
層1bの溶融に応じた発熱線1a及び検知線IC間の短
絡により傍熱ヒータ6に通電されるようになり、これに
よって温度ヒユーズ3が強制的に溶断される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来構成では、2個の傍熱ヒータ6.7を必要とす
るため、構造の慢雑化及びこれに伴うコストの高騰を招
く。また、温度ヒユーズ3及び2個の傍熱ヒータ6.7
は、互に伝熱的に設ける必要があり、このため従来では
、温度ヒユーズ3及び傍熱ヒータ6.7を束ねると共に
、これらの周囲に例えばアルミニウム板を巻装して一体
化するようにしている。ところが、傍熱ヒータ6.7そ
のものは、数十ワット程度の出力を必要として比較的形
状が大きいものであり、このため」−記一体化物の形状
が大形化して、その収納スペースを大きくする必要があ
るばかりか、傍熱ヒータ6゜7の各通電時における熱容
量が大きくなるため、温度ヒユーズ3を溶断させるのに
要する時間が長引くという問題もある。しかも、」二足
従来構成では、ヒータ線1による安全機構(感熱層1b
の溶融に伴う温度ヒユーズ3の溶断機能)が働いた場合
に、その溶融箇所が例えば第9図中のターミナル1d近
くであった場合には、発熱線1aでの電圧降下が大きく
なって傍熱ヒータ6に対して十分な電圧が印加されない
ことになる。従って、場合によっては傍熱ヒータ6の発
熱量が不足することがあって、温度ヒユーズ3を溶断で
きない虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その口
約は、ヒータ線通断電用の第1のスイッチング素子の制
御が不能になったとき、並びにヒー、り線の感熱層が溶
融したときの何れ場合にも温度ヒユーズを強制的に溶断
させる構成でありながら、上記温度ヒユーズを溶断させ
るための傍熱ヒータを1個設けるだけの構成を採用でき
て、措造の簡単化及び小形化等を図り得ると共に、前記
ヒータ線における感熱層の溶融箇所の如何に拘らず傍熱
ヒータの発熱はが不足する虞がなくて、−に記感熱層の
溶融時には温度ヒユーズを確実に溶断てきる等の効果を
奏する熱器具の温度制御装置を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明による熱器具の温度制御装置は、発熱線及び検知
線間に熱溶融性樹脂より成る感熱層が介在されたヒータ
線を、その温度に基づいて通断電制御することにより発
熱温度の制御を行なう温度制御手段と、前記ヒータ線を
通断電制御するための第1のスイッチング素子のn;制
御が不能になったときに、そのヒータ線の通電路に介在
されたl!i度ヒユーズを強制的に溶断させるための傍
熱ヒータに通電させる異常検知手段と、交流電源の両端
に対をなすダイオードを逆極性状態で直列接続して成る
通電回路とを設け、前記ヒータ線の発熱線及び検知線間
が感熱層の溶融に応じて短絡したときには、前記傍熱ヒ
ータに対して、前記通電回路における対をなすダイオー
ドの共通接続点から上記ヒータ線の短絡部分を介して通
電される構成としたものである。
(作用) ヒータ線を通断電制御するための第1のスイッチング素
子が制御不能になったときには、これを検知した異常検
知手段によって傍熱ヒータに通電されて711度ヒユー
ズが強制的に溶断される。また、ヒータ線の感熱層が溶
融して発熱線及び検知線間が短絡したときには、傍熱ヒ
ータに対して、交流電源から通電回路における対をなす
ダイオードの共通接続点及び上記ヒータ線の短絡部分を
介して通電されて温度ヒユーズが溶断される。このとき
、」二記対をなすダイオードは交流電源に対して逆極性
にて直列接続された構成であるから、傍熱ヒータに対し
ては交流電源の正半波及び負半波が交互に印加されるこ
とになり、結果的にヒータ線における感熱層の溶融箇所
の如何に拘らず、傍熱ヒータをある程度以上の出力で発
熱させることができる。
(実施例) 以下、本発明を電気カーペットに適用した一実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
第1図において、21はカーペット本体Aの中央部分に
蛇行状に設置された′fS1のヒータ線で、これは第7
図に示すように、ガラス糸芯21dに発熱線21aを巻
装すると共に、この発熱線21aを所定の温度で溶融す
る例えばポリアミド樹脂製の感熱g421bにより彼覆
し、さらにその上から検知線21cを巻装すると共に、
この検知線21Cを絶縁用の耐熱肢覆層21eにより彼
覆することにより構成されている。そして、斯様な第1
のヒータ線21にあっては、過熱状態になったときに感
熱層21bが溶融して発熱線21a及び検知線21c間
が短絡されるようになっている。22はカーペット本体
Aの周囲部分に蛇行状に設置7された第2のヒータ線で
、これは前記第1のヒータ線21と同様(14成のもの
であり、第1図には発熱線22a、感熱層22b、検知
線22cを示す。
23はカーペット本体Aに第1のヒータ線21と沿うよ
うに配置された温度センサたる第1の温度センサ線で、
これは第8図に示すように、ガラス糸芯23dに検知線
23aを巻装すると共に、この検知線23aを負の抵抗
lK度時特性何した例えばポリアミド樹脂製の感熱層2
3bにより彼覆し、さらにその上から検知線23cを巻
装すると共に、この検知線23cを絶縁用の耐熱被覆層
23eにより被覆することにより(1も成されている。
従って、斯様な第1の温度センサ線23にあっては、そ
の検知温度(第1のヒータ線21の温度)が高くなるの
に応じて険加締23a、23c間のインピーダンスが低
くなる。24はカーペット本体Aに第2のヒータ線22
と沿うように配置された温度センサたる第2の温度セン
サ線で、これは前記第1 ゛の温度センサ線23と同様
に構成されている。即ち、第2の温度センサ線24は、
第1図に示すように検知線24a、感熱層24b、検知
線24cを含んで構成され、その検知温度(第2のヒー
タ線22の温度)が高くなるのに応じて検知線24a、
24c間のインピーダンスが低くなる。
−25は交流電源で、その一端が電源ラインL!に接続
され、他端が温度ヒユーズ26を介して電源ラインL2
に接続されている。27は第1のリレーで、前記第1の
ヒータ線21の発熱線21aは、このリレー27の第1
のスイッチング素子たるリレー接点27aがオンされた
ときに電源ラインLl、L2から通電される。28は第
2のリレーで、前記第2のヒータ線220発熱線22a
は、このリレー28の第1のスイッチング素子たるリレ
ー接点28aがオンされたときに電源ラインL1、L2
から通電される。29は第1の温度センサ線23に対応
して設けられた第1の分圧回路で、これは抵抗29 a
、  29 b、  29 cを有し、電源ラインL1
及びアース端子間に上記抵抗29a〜29c及び第1の
温度センサ線23の検知線23a、23cを図示の如く
接続することにより構成されている。従って、この第1
の゛分圧回路29の出力端子29dからは、第1の温度
センサ線23による検知温度(第1のヒータ線21の温
度)が高くなるほど低い値を呈する検知電圧Vdaが出
力される。30は第2の温度センサ線24に対応して設
けられた第2の分圧回路で、これは抵抗30a、30b
、30cを有し、電源ラインL1及びアース端子間に」
二足抵抗30a〜30c及び第2の温度センサ線24の
検知線24a、24cを図示の如く接続することにより
構成されている。従って、この第2の分圧回路30の出
力端子30dからは、第2の温度センサ線24による検
知温度(第2のヒータ線22の温度)が高くなるほど低
い値を呈する検知電圧Vdbが出力される。
31は第1の分圧回路29からの検知電圧Vdaを受け
る第1の温度検知回路、32は第2の分圧回路30から
の検知電圧Vdbを受ける第2の温度検知回路であり、
これらの具体的回路例について第2図に基づいて説明す
る。但し、上記両温度検知回路31.32は同一構成の
ものであるから、ここでは第1の温度検知回路31につ
いてのみ説明する。即ち、第2図において、第1の温度
検知回路31は、オペアンプを利用した周知構成の非反
転形のピーク検出回路31a及びコンパレータ31bを
含んで構成されている。上記ピーク検出回路31aは、
人力される検知電圧Vdaのピーク値を一定時間だけ検
知電圧V ’daとして保持し、またコンパレータ31
bは、上記のように保持された検知電圧V ’daがラ
インL3を介して入力される基準電圧Vrより低いとき
にハイレベル信号を出力すると共に、検知電圧V ’d
aが基準電圧71以上のときにローレベル信号を出力す
る。つまり、第1の温度検知回路31は、第1の温度セ
ンサ線23による検知温度が基/$雷電圧rにより示さ
れる設定温度を越えた状態時のみハイレベル信号を出力
するものであり、また第2の温度検知回路32にあって
も、第2の温度センサ線24による検知温度が設定11
す度を越えた状1時のみハイレベル信号を出力する。そ
して、上記第1の温度検知回路31の出力は後述するマ
イクロコンピュータ33の入力ポート33aに与えられ
、第2のm度検知回路32の出力はマイクロコンピュー
タ33の入力ポート33bに与えられる。
しかして、第1の温度検知回路31は、後述する帰還信
号が与えられる人力ライン31c(第2の温度検知回路
32にあっては入力ライン32c(第1図参照))並び
にこの入力ライン31cに対する帰還信号に応じて前記
コンパレータ31bの出力にヒステリシスを与える抵抗
31d、31e、ダイオード31fを有する。このよう
に抵抗31d、318等が設けられた結果、入力ライン
31Cに対してハイレベル信号が与えられた状態(後述
から理解されるようにリレー接点27aに対してオン指
令信号が与えられた状態)では、ピーク検出回路31a
からの検知電圧V ’daとコンパレータ31bの入力
端子Vdf’(抵抗31d、31eの共通接続点の電圧
)とが等しくなるが、入力ライン31cに対してローレ
ベル信号が与えられた状態(後述から理解されるように
リレー接点27aに対してオフ指令信号が与えられた状
態)では、抵抗31d、31eによる分圧機能が働いて
上記各電圧V ’da及び電圧Vdf’が、V’da>
Vdrの関係になり、以てコンパレータ31bの出力に
ヒステリシスが付与される。このとき、抵抗31dと・
■列に図示極性の2個のダイオード31g。
31gの直列回路が接続されており、従って上記のよう
な電圧V’da及び電圧Vdrの差電圧ΔVd(V ’
da −Vdr)は、ダイオード31gの順方向電圧降
下をVrとした場合、ΔVd<2V(’の状態即ち第1
の温度センサ線23による検知温度が高い状態では、Δ
Vd/V’daが一定になってヒステリシスが大きくな
るが、第1の温度センサ線23による検知温度が低くて
ピーク検出回路31aの出力電圧V ’daが大きい状
態では、前記差電圧ΔVdがダイオード31gによりク
ランプされるようになるため、ΔVd−2Vf’となっ
てΔVd/V’daが小さくなり、以てヒステリシスが
小さくなる。
第1図に翻って、34は室温検知回路で、これは直流電
源端子+VDDとアース端子との間に抵抗34aを介し
て接続されて室温に反比例した検知電圧Vjを発生する
サーミスタ34bと、上記検知電圧ViをラインL3を
介して与えられる基準電圧V「と比較するコンパレータ
34cを有し、Vt<Vrの関係となったときにハイレ
ベル信号を出力して前記マイクロコンピュータ33の入
力ボート33cに与えるように構成されている。
ここで、前記マイクロコンピュータ33は、第1及び第
2の;8度検知回路31及び32と共に本発明でいう温
度制御手段を構成すると共に、後述するように本発明で
いう異常検知手段もtl+4成するものであるが、ここ
ではまず上記温度検出手段の機能について述べる。即ち
、マイクロコンピュータ33は、人力ボート33a、3
3b、33cの各人力信号のレベルを夫々所定のタイミ
ングで’rJI別し、特に、人力ポート33a及び33
bに対してローレベル信号が与えられた各状態時には、
夫々出力ポート33h及び33iからオン指令信号たる
ハイレベル信号を出力し、入力ボート33a。
33bに対してハイレベル信号が与えられた各状態時に
は、夫々出力ポート33h及び33iからオフ指令信号
たるローレベル信号を出力するように構成されている。
このように出力ポート33hからハイレベル信号が出力
されたときには、トランジスタ35がオンされて直流電
源端子+VDDから第1のリレー27の励磁コイル27
bに通電され、これに応じてリレー接点27aがオンさ
れて第1のヒータ線21の発熱線21aに通電される。
また、出力ポート33iからハイレベル信号が出力され
たときには、トランジスタ36がオンされて第2のリレ
ー28の励磁コイル28bに通電され、これに応じたリ
レー接点28aがオンにより第2のヒータ線22の発熱
線22aに通電される。
そして、」−2出力ポート33h、33iからの各出力
信号は、前述のように帰還信号として第1及び第2の温
度検知回路31.32の各入力ライン31c、32cに
与えられる。
37はラインL3に前記基!fl電圧Vrを出力するた
めの基準電圧発生回路で、これは電源ラインLlとアー
ス端子及びラインL3との各間に、ダイオード38.抵
抗39〜41.コンデンサ42゜電圧設定回路43を図
示の始く接続することにより構成されている。このとき
、上記電圧設定回路43は、例えば8個の抵抗43a〜
43hとこれら抵抗43a〜43hを選択的にアース端
子に接続するスイッチ回路43iより成るD−A変換回
路として構成されており、これにより基準電圧Vrを8
段階に変更できるようになっている。また、上記電圧設
定回路43内の抵抗43a〜43hの各抵抗値は、第1
番目の抵抗43aの抵抗値を1とした場合、第2番目以
降のものの抵抗値が順次1/2倍ずつ小さくなる(例え
ば第8番目の抵抗43hの抵抗値は1/128になる)
ように設定されている。そして、マイクロコンピュ−タ
33は、上記スイッチ回路43i内の各スイッチ要素を
出力ポート33fからの信号により所定のタイミンクで
選択的にオンさせることによって、基準電圧Vrの値を
第4図に示すように段階的に変化させる。即ち、基■電
圧Vrは、Vrtl 、 Vrt2 。
Vrt3 、  Vrt4 、  Vrm、  Vra
、  Vrb及び零レベルの8段階に変化される。この
とき、マイクロコンピュータ33は、上記Jlffl圧
Vrの変化タイミングをその基本クロックを分周したタ
イミングで行なうようになっているが、そのタイミング
は商用周波fi50.60Hzと非同期の周波数、例え
ば55Hzj口当の周期の整数倍に設定されている。
上記基準電圧VrのうちVra及びVrbは、夫々前記
検知電圧Vda及びVdbとの比較用に供されるもので
あり、これら各比較動作は、夫々基準電圧VrがVrm
からVraに変化した直後及びVraからVrbに変化
した直後に、マイクロコンピュータ33によって第1及
び第2の温度検知回路31及び32の出力レベルを判断
することにより行なわれる。このときマイクロコンピュ
ータ33は、その判断結果によりリレー接点27a、2
8aをオン。
オフさせるものであるが、上記基準電圧Vrの変化タイ
ミングは、前述したように55Hz相当の周期の整数倍
になっているから、交流電源25の周波数に同期するこ
とがなくなる。従って、リレー接点27a、28aの開
閉周期が交流電源25の周波数と同期することがなく、
リレー接点27a、28aの電流をしゃ断するときの電
圧極性が常に同一になることに起因した接点材料の転移
といった事態を来たすことがなくなって、その接点寿命
が長期化するようになる。 − また、基準電圧VrのうちVrtl〜V rt4は、前
記室温検知回路34からの検知電圧Vjとの比較用に供
されるものであり、マイクロコンピュータ33は、その
比較結果により得られる室温の値に基づいて、前記検知
電圧V da、 V dbとの比較用電圧Vra、Vr
bを補正する。具体的には、例えば室温が低下した状態
のときに一ヒ記電圧Vra、Vrbを低下させて設定温
度が高くなるように補正し、これによりカーペット本体
Aの温度を」二昇させるようにしている。
さらに、!!準電圧V「のうちvrfflは、第1及び
第2の温度センサ線23及び24の各検知線23C及び
24cの断線故障、第1及び第2の分圧回路29及び3
0内の抵抗29c及び30cの断線故障、−上記各分圧
回路29及び30内の抵抗29a及び30aの短絡故障
判定用に供されるものであり、検知電圧V da、 V
 dbが上述したような故障のない状態で通常に変化す
る値よりも十分大きな値に゛設定される。従って、」二
記故障が発生したときには、VdH> V rlIl、
 Vdb> V rn+の関係となるものであり、マイ
クロコンピュータ33にあっては斯様な関係を検知して
リレー接点27a、28aをオフさせ、以て発熱線21
a、22aに対する通電を停止させる。
44は直流電源端子+VDDから給電されるクロック発
生回路で、これは電源ラインL1から与えられる電圧波
形を整形することにより、交流電源25の出力電圧Va
Cの位相に対して電気角で900進んだ位相のクロック
信号Vcpを発生するようになっている。具体的には、
トランジスタ44aのベース電圧の位トロがコンデンサ
44bにより交流電源25の出力電圧Vacの位相より
90’遅れると共に、」二記ベース電圧によりトランジ
スタ44aがオンされる毎に出力端子(トランジスタ4
4aのコレクタ)の電圧が零レベルに反転し、これによ
り出力電圧Vacの位相に対して90″進んだ矩形波状
のクロック信号Vcpが出力される。尚、上記クロック
信号Vcpはマイクロコンピュータ33の入力ボート3
3dに与えられる。
さて、45は逆極性の対をなすダイオード45a、45
bの直列回路を電源ラインL1及びL2間に接続して成
る通電回路、46は前記温度ヒユーズ26を強制的に溶
断させるための傍熱ヒータで、この傍熱ヒータ46は、
その一端がダイオード45a、45bの共通接続点に接
続されていると共に、他端が第2のスイッチング素子た
るサイリスタ47を介してアース端子に接続されている
尚、上記傍熱ヒータ46は、前記温度ヒユーズ26と伝
熱的に一体化されており、また、上記サイリスタ47は
、そのゲート端子にマイクロコンピュータ33の出力ポ
ート33gからのトリガ用電圧信号V33G  (ハイ
レベル信号)を受けたときにオンされるようになってい
る。48は傍熱ヒータ4B及びサイリスタ47の共通接
続点の電圧を検知するための信号発生回路で、これは次
のように構成されている。即ち、信号発生回路48は、
傍熱ヒータ46及びサイリスタ47の共通接続点の電圧
Vsc(サイリスタ47の端子電圧)を、前記第1のヒ
ータ線21の検知線21c1分圧抵抗48a、48bの
直′列回路i1及びに前記第2のヒータ線22の検知線
22c9分圧抵抗48c、48dの直列回路を介して各
別に分圧すると共に、これら各直列回路の分圧電圧の少
なくとも一方が分圧回路48eによる分圧電圧より低く
なったときに、コンパレータ48fからの出力電圧VS
をローレベル信号に反転させるように構成されている。
尚、上記出力電圧VSは、マイクロコンピュータ33の
人力ポート33eに与えられる。
ここで、マイクロコンピュータ33は、上記信号発生回
路48の検知出力に基づいてサイリスタ47の故障を判
断するための動作確認機能を有するものであり、以下に
おいては、この動作Gt認機能について述べる。即ち、
マイクロコンピュータ33は、信号発生回路48の出力
電圧Vs及び前記クロック発生回路44からのクロック
信号Vcpを利用してサイリスタ47の動作確認を行な
うように構成されている。具体的には、マイクロコンピ
ュータ33は、第5図に示すように交流電源25の投入
時点において、電源電圧VaCより位相が90°進んだ
クロックパルスVcpの立上がりから次の立上がりまで
の1周期(時刻tit〜t21)において、出力ポート
33gからハイレベル信号より成るトリガ用電圧信号V
 33gを出力してサイリスタ47のゲート端子に与え
る。このとき、サイリスタ47に故障がない場合には、
これがオンされて傍熱ヒータ46及びサイリスタ47の
共通接続点の電圧VSCが略零レベルに低下するように
なり、これに応じて信号発生回路48からの出力型J:
E V sが第5図中時刻tll−t21の期間ローレ
ベル信号に反転するようになる。そして、マイクロコン
ピュータ33は、時刻tll〜t21の期間におけるク
ロック信号Vepの立下がり時刻t12、並びにその後
にクロック信号Vcpが最初に立下がった時刻t 22
に同期して信号発生回路48の出力電圧Vsのレベルを
判断するものであり、出力電圧VSが時刻t12におい
てローレベル信号且つ時刻T22においてハイレベル信
号であることに基づいて、上述のようにサイリスタ47
が正常にオンされ且つオフされたことを確認し、その後
の制御を続行する。また、時刻t 12において出力電
圧Vsがハイレベル信号であると判断された状態はサイ
リスタ47に開放故障した状態に相当し、時刻t22に
おいて出力電圧Vsがローレベル信号であると判断され
た状態はサイリスタ47が短絡故障した状態に相当する
ものであり、マイクロコンピュータ33は、斯様な故障
を検知したときに出力ポート33kから警報信号を発生
して、表示器49にその旨を表示或は警報音を発するよ
うに構成されている。尚、このときには、傍熱ヒータ4
6の断線状態、第1及び第2のヒータ21及び22の各
検知線21c及び22cの断線、コンパレータ48fか
らローレベル信号が出力されたままとなる故障をも同時
に検出することができる。また、上記表示器49は、例
えば発光ダイオードのマトリックス回路から構成されて
おり、出力ポート33kからの信号に基づいて、設定温
度、第1及び第2のヒータ線21及び22の選択状態、
マイクロコンピュータ33に内蔵されたタイマの設定状
態等も表示するようになっている。
50は接点故障検知回路で、これはリレー接点27a、
28aの端子電圧Vc27 、  Vc28によりオン
オフされるトランジスタ50a、50bを有し、そのト
ランジスタ50a、50b及び抵抗50c〜50hを、
直流電源端子+VDDとアース端子との間に図示の如く
接続して成り、トランジスタ50a、50bの各コレク
タからの電圧V33m。
V 33nを夫々マイクロコンピュータ33の人カポ−
1・33m、  33 nに与えるように構成されてい
る。このため、マイクロコンピュータ33の入力ポート
33 m +  331に与えられる電圧V331Il
V 33nは、リレー接点27a、28aがオン状態(
溶着により短絡された状態も含む)になってトランジス
タ59a、50bがオフされる毎にハイレベル信号に反
転するようになる。
しかして、マイクロコンピュータ33は、上記接点故障
検知回路50と共に本発明でいう異常検知手段を構成す
るものであり、この異常検知手段の機能について述べる
。即ち、マイクロコンピュータ33fは、接点故障検知
回路50から与えられる電圧V33m 、  V33n
及び前記クロック発生回路44からのクロック信号Vc
p並びに出力ボート33h、33iからの出力状態に基
づいて、リレー接点27a、28a若しくはトランジス
タ35゜36に故障が発生して上記リレー接点27a、
28aの制御が不能になった旨を検知し、その検知出力
によってlH度ヒユーズ26を強制的に溶断させるよう
に構成されており、以下においてはリレー接点27a若
しくはトランジスタ35に故障が発生したときの具体的
な動作を第6図に基づいて説明する。
マイクロコンピュータ33は、前述したように第1のi
R度検知回路31による検知温度が設定温度より低い状
態では、出力ポート33 hからの出力信号をオン指令
信号たるハイレベル13号に反転させてトランジスタ3
5及びリレー接点27aをオンさせ、」1記検知温度が
設定温度以下の状態では、出カポ−1−33hからの出
力信号をオフ指令信号たるローレベル信号に反転させて
トランジスタ35及びリレー接点27aをオフさせる。
従って、リレー接点27aの溶着或はトランジスタ35
の故障がない状態では、出力ポート33hからハイレベ
ル信号が出力されたときに、リレー接点27aの端子電
圧V c27が零ボルトとなって電圧V 33mが連続
的にハイレベル信号に反転し、出力ポート33hからロ
ーレベル信号が出力されたときに、リレー接点27aの
端子電圧V c27が電源電圧VaCに対応したものと
なって電圧V33I11が間欠的にハイレベル信号に反
転するものであり、この場合、電圧V 33mはクロッ
ク信号Vcpが立下がるタイミングではローレベル信号
になる。このため、リレー接点27aが溶着し或はトラ
ンジスタ35か短絡故障した状態では、出力ポート33
hからローレベル信号が出力されているにも拘らず電圧
V 33+nが連続的にハイレベル信号に反転するもの
であり、マイクロコンピュータ33は、クロック信号V
cpが立ち下がるタイミングにて出力ポート33の出力
がローレベル信号にも拘らず電圧V 33mがハイレベ
ル信号であったときに、これをリレー接点27aの溶着
若しくはトランジスタ35の故障と判断する。そして、
マイクロコンピュータ33は、斯はに故障と判断したと
きには、出力ポート33gからトリガ用電圧信号V 3
3gを出力してサイリスタ47をオンさせ、これにより
傍熱ヒータ46を通電発熱させて温度ヒユーズ26を強
制的に溶断させる。尚、マイクロコンピュータ33は、
リレー接点28a若しくはトランジスタ36に故障が発
生したときにも」二連と同様の動作を行なう。
一方、51はネーマトリックス回路として構成′された
キー入力回路で、マイクロコンピュータ33の出カポ−
1−33jから出力される例えば4ビツトのデジットパ
ルスをそのオン状態に応じて選択的に入力ポート33(
に与えることにより、設定温度の切換、第1及び第2の
ヒータ線21及び22の双方を通電させる状態と一方の
みを通電させる状態の選択、マイクロコンピュータ33
に内蔵されたタイマの設定等を行なう。
52はパルス検知回路で、これはマイクロコンピュータ
33の出力ポート33jからのデジットパルスのうちの
1ビツトを人力し、そのデジットパルスが正常に出力さ
れているときには、出力ライン52a、52bをハイイ
ンピーダンス状態に切換え、デジットパルスの出力状態
に異常があったときには出力ライン52a、52bをロ
ーインピーダンス状態に切換えるように構成されている
また、ト記出カライン52a、52bは、夫々トランジ
スタ35.36のベースに接続されている。
従って、マイクロコンピュータ33の故障によってデジ
ットパルスが正常に出力されない場合には、パルス検知
回路52の出力ライン52 a、  52 bがローイ
ンピーダンス状態に切換えられてトランジスタ35,3
6に対するオン指令信号かキャンセルされるようになり
、以てリレースイッチ27a、27bが強制的にオフさ
れて第1及び第2のヒータ線21及び22に対する通7
riが停止されるようになる。
尚、第3図には上記パルス検知回路52の具体的な回路
例が示されている。この第3図において、人力ライン5
2cに与えられるデジットパルスの1ビット分がマイク
ロコンピュータ33の故障により連続してハイレベル信
号若しくはローレベル信号になると、そのデジットパル
スがコンデンサ52dを通過できなくなって、コンデン
サ52eの端子電圧が低下するため、出力ライン52a
52bがローインピーダンス状態に切換わる。
また、万一サイリスタ47による温度ヒユーズ26の溶
ItIr機能が動作せずに過熱状態に陥ったときには、
第1のヒータ線21内の感熱層21b或は第2のヒータ
線22内の感熱層22bが溶融して、発熱線21aと検
知線21cとの間或は発熱線22aと検知線22cとの
間が短絡される。このような短絡が生じたときには、傍
熱ヒータ46に対して、通電回路45内のダイオード4
5aまタハ45 b−1にヒlニー1記各1 9’dJ
21 或ハ221:おける短絡部分を介して通電されて
、温度ヒユーズ26が強制的に溶断されるようになる。
上記のように本実施例によれは、第1の温度センサ線2
3の検知温度に基づいてトランジスタ35ひいてはリレ
ー接点27aがオンオフされると共に、第2の温度セン
サ線24の検知温度に基づいてトランジスタ36ひいて
はリレー接点28aがオンオフされることにより、発熱
線21a及び22aが通断電制御され、これに応じて第
1及び第2のヒータ線21及び22の発熱温度が設定温
度に制御される。この場合、第1の温度センサ線23か
らの出力電圧Vdaに基づいてリレー接点27a制御用
の二値化信号を出力する第1の温度検知回路31 、=
Iuびに第2の、14度センサ線24からの出力電圧V
dbに基づいてリレー接点28a制御用の二値化信号を
出力する第2の温度検知回路32には、その出力信号に
対して設定21す度が高い状態時に高く且つ設定温度が
低い状態時に低くなる゛ヒステリシスが付与されている
から、次に述べるような利点がある。即ち、電気カーペ
ットでは、設定温度が高い状態時はどヒータ線21.2
2の断電時における温度低下速度が早くなるものであり
、従って設定温度が高い状態時はどリレー接点27a、
28aのオンオフ頻度が高くなる。二のような状態はリ
レー接点27a、  28aの寿命」二好ましくないた
め、そのオンオフ頻度を少なくすることが望ましく、こ
のためには、第1−及び第2の、FjL度険知検知31
及び32の出力に大きなヒステリシスを付与すれば良い
。しかしながら、単にヒステリシスを大きくしたたけで
は、設定温度が低い状態時における発熱温度のリップル
が大きくなるという新たな問題点が惹起される。これに
対して、本実施例では第1及び第2の温度検知回路31
及び32の出力信号に対して」二連のようなヒステリシ
スが付与されているから、設定温度が高い状態時にリレ
ー接点27a、28aのオンオフが頻繁に行なわれたり
、設定温度が低い状態時に温度リップルが大きくなって
しまう虞がない。
また、」二記(1η成によれば、傍熱ヒータ46が1個
設けられているたけであるから、構造を簡単化できてコ
スト安になし得る。しかも、温度ヒユーズ26及び傍熱
ヒータ46の収納スペースが小さくて済むと共に、傍熱
ヒータ46の通電時における熱容はを小さくできて、温
度ヒユーズを短時間で溶断させることができる。さらに
、第1及び第2のヒータ線21及び22において発熱線
21a及び検知線21a間或は発熱線22a及び検知線
22a間が短絡して傍熱ヒータ46に通電されたときに
は、その傍熱ヒータ46に対して、交流電源25の正゛
1e、波電圧及び負甲波電圧が夫々ダイオード45a及
び45bを介して印加される(b成であるから、各ヒー
タ線21及び22における上記短絡箇所の如何に拘らず
1、傍熱ヒータ46にある程度以上の7は圧が印加され
ることになる。従って、第1及び第2のヒータ線21及
び22における短絡箇所に関係なく温度ヒユーズを確実
に溶断させることができる。
一方、リレー接点27a或は28aが溶岩したり、トラ
ンジスタ35或は36が故障したりして、マイクロコン
ピュータ33の出力ポート33h。
33tからのオフ指令信号(ローレベル信号)と無関係
にリレー接点27a或は28aが連続してオンされた状
態に陥ったときには、発熱線21a或は22aに連続通
電されて過熱状態になる。このような場合、マイクロコ
ンピュータ33は、上記のような故障状態に陥った旨を
接点故障検知回路50の出力に基づいて判断し、その出
力ポート33gからトリガ用電圧信号V 33gを出力
してサイリスタ47をオンさせる。この結果、サイリス
タ47を介して傍熱ヒータ46に通電されて温度ヒユー
ズ26が強制的に溶断されるようになり、以て過熱事故
の発生が未然に防1#−,される。この場合、マイクロ
コンピュータ33は、サイリスタ47が開放或は短絡故
障状態にあるか否かを、交流電源25の投入時点におい
て信号発生回路48の出力電圧Vs等を111用して判
断し、故障があった場合には警報信号を発するように構
成されているから、上述した温度ヒユーズ26による安
全機構が動作しない旨を使用者に予め知らせることがで
きて、故障対策を早期に講することができる等、安全性
を向上させ得る。しかも、マイクロコンピュータ33は
、傍熱ヒータ46の断線状態、第1及び第2のヒータ線
21及び22の各検知線21C及び22cの断線状態等
も検知して警報信号を出力する構成であるから、傍熱ヒ
ータ46による温度ヒユーズ26の強制的な溶断機能、
並びに第1及び第2のヒータ線21及び22が存する本
来の安全機構(感熱層21b或は22bの溶融に伴う温
度ヒユーズ26の溶断機能)が損われてしまうことがな
く、さらに安全性を向上させiする。
尚、上記実施例では、サイリスタ47の端子電圧を第1
及び第2のヒータ線21及び22の各検知線21c及び
22cを介して検出するようにしたが、第1及び第2の
温度センサ線23及び24の各検知線23c及び24c
を介して検出する構成としても良く、この場合には、そ
の検知線23C及び24cの断線検知を行なうことがで
きる。
[発明の効果]。
本発明によれば以−りの説明によって明らかなように、
ヒータ線通断電用の第1のスイッチング素子の制御が不
能になったとき、並びにヒータ線の感熱層が溶融したと
きの何れの場合にも′温度ヒユーズを強制的に溶断させ
る構成でありながら、上記温度ヒユーズを溶断させるた
めの傍熱ヒータを1個設けるだけの構成を採用できて、
構造の簡単化及び小形化を図り得ると共に、温度ヒユー
ズの溶断所要時間を短縮でき、さらには、前記ヒータ線
における溶融箇所の如何に拘らず傍熱ヒータの発熱量が
不足する虞がなくて、上記感熱層の溶融時には)、1反
ヒユーズを確実に溶断てきる等の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は全体の回路構成図、第2図は温度検知回路の回路
構成図、第3図はパルス検知回路の回路構成図、第4図
は基や電圧発生回路の出力電圧波形図、第5図はマイク
ロコンピュータによるサイリスタの動作確認機能説明用
の波形図、第6図は異常検知手段の機能説明用の波形図
、第7図は第1のヒータ線の構造を示す図、第8図は第
1の温度センサ線の構造を示す図である。また、第9図
は従来例を示す回路構成図である。 図中、21は第1のヒータ線、22は第2のヒータ線、
21a、22aは発熱線、21b、22bは感熱層、2
1c、22cは検知線、23は第1の温度センサ線(温
度センサ)、24は第2の温度センサ線(温度センサ)
、23a、23c。 24a、24cは検知線、23b、24bは感熱層、2
5は交流電源、26は温度ヒユーズ、27はリレー、2
7aはリレー接点(第1のスイッチング素子)、28は
リレー、28aはリレー接点(第1のスイッチング素子
)、29は第1の分圧回路、30は第2の分圧回路、3
1は第1の温度検知回路(温度制御手段)、32は第2
の温度検知回路(温度制御手段)、33はマイクロコン
ピュータ(温度制御手段、異常検知手段)、34は室温
検知回路、35.36はトランジスタ、37は基!f1
電圧発生回路、44はクロ・ンク発生回路、45は通電
回路、45a、45bはダイオード、46は傍熱ヒータ
、47はサイリスク(第2のスインチング素子)、48
は信号発生回路、49は表示器、50は接点故障検知回
路(異常検知手段)、52はパルス検知回路を示す。 出願人  株式会社  東   2 第2図 −2う2 第3図 Vdaのしαル ゝ、Jdbのし公ル 出力ボート33hの出力 第 4 図 第5図 第6図 第7図   第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、発熱線及び検知線間に熱溶融性樹脂より成る感熱層
    が介在されその感熱層の溶融に応じて上記発熱線及び検
    知線間が短絡されるヒータ線と、このヒータ線を通断電
    制御するための第1のスイッチング素子と、前記ヒータ
    線の温度を検知するように設けられた温度センサと、こ
    の温度センサの検知出力に基づいて前記第1のスイッチ
    ング素子をオンオフさせて発熱温度の制御を行なう温度
    制御手段と、前記ヒータ線の通電路に介在された温度ヒ
    ューズと、この温度ヒューズを強制的に溶断させるため
    の傍熱ヒータと、オン状態で前記傍熱ヒータの通電路を
    形成する第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッ
    チング素子の制御が不能になったときにこれを検知して
    前記第2のスイッチング素子をオンさせる異常検知手段
    と、交流電源の両端に対をなすダイオードを逆極性状態
    で直列接続して成る通電回路とを備え、前記傍熱ヒータ
    は、前記ヒータ線の発熱線及び検知線間が短絡したとき
    に前記通電回路における対をなすダイオードの共通接続
    点から上記ヒータ線の短絡部分を介して通電されるよう
    に構成されていることを特徴とする熱器具の温度制御装
    置。
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