JPS6340194A - 品質管理表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明は、製造工程の品質状況などの統計データを作
成して表示するために使用される品質管理（以下、ＱＣ
という。）表示装置に関する。

〈従来の技術〉 従来、統計データを作成するＱＣ表示装置としては特開
昭５０−１５９８５号公報に記載されたらのがある。こ
のＱＣ表示装置は、品質管理用の測定装置よりの測定デ
ータをＣＰＵ（中央処理装置）に入力し、統計演算処理
し、その結果やヒストグラム等をプリンタによりプリン
トアウトするようにしている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、ＱＣ表示装置において、現在のＱＣの状態を
直ちにデイスプレィに表示したい場合がある。

ところが、上記従来のＱＣ表示装置には、データをプリ
ントアウトするプリント装置を備えているが、これには
デイスプレィ装置が設けられていない。これは、ＣＲＴ
やプラズマデイスプレィ等のデイスプレィ装置を設ける
と、装置が大型になるからである。またＣＲＴやプラズ
マデイスプレィは高価であることも原因である。またプ
ラズマデイスプレィは単色発光であるため、データを色
で区別して表示することができず不便である。また液品
表示装置を用いた表示装置は、画面が暗く、単色で見に
くいため、工場等では使用しにくいという問題がある。

この発明は上記問題を解決するものであり、その目的と
するところは、データを処理し、その演算処理結果を小
型、安価な構成で表示し、しかも測定データの処理結果
を明るい複数色で一目で分かるように表示できるＱＣ表
示装置を提供することにある。

〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明のＱＣディスプレイ
の表示装置は、測定データをＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換
器と、Ａ／Ｄ変換された上記測定データが入力され、予
め組み込まれた論理に従って統計、演算処理する中央処
理装置と、少なくとも２色の発光ダイオードが規格内デ
ータ、規格外データの表示位置に対応する位置にマトリ
ックス状に配列され、上記中央処理装置からの上記測定
データの処理結果に基づいて、上記測定データを規格内
データ、規格外データに区別して、少なくとも異なる２
色で表示する発光ダイオードディスプレイパネルとを備
えろか、もしくは少なくとも２色発光可能な発光ダイオ
ードのマトリックス状に配列され、上記中央処理装置か
らの上記測定データの処理結果に基づいて、上記測定デ
ータを規格内データ、規格外データに区分して少なくと
も異なる２色で表示する発光ダイオードディスプレイパ
ネルを備えることを特徴としている。

く作用〉 測定データがＡ／Ｄ変換器でＡ／Ｄ変換され、中央処理
装置に入力される。中央処理装置で、測定データは予め
記憶されている論理に基づいて演算処理されて、たとえ
ば規格内データ、規格外データのいずれの領域に存する
かが判別される。発光ダイオードディスプレイパネルは
、上記領域のうち演算結果のデータの属する領域の発光
ダイオードを点灯させてデータを少なくとも２色で表示
するか、もしくは、演算結果のデータの属する領域の色
を少な《とも２色発光可能な発光ダイオードで点灯させ
ることにより、属する領域を表示する。これと同時に、
上記演算結果のデータがプリンタ装置によりプリントア
ウトされる。このように、発光ダイオードが自己発光し
て演算結果のデータを少なくとも２色以上の異なる色で
表示するため、画面が明るく、暗い工場等においても容
易に視認できる。また、データを少なくとも２色に区分
して表示するため、データの分布状態を一目で認識する
ことができる。また、発光ダイオードをマトリックス状
に配列したため、発光ダイオードディスプレイパネルが
コンパクト、かつ安価になる。

〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図において、ｌはアナログデータ端子からのアナロ
グデータ４をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器、２は上限（
Ｕ、Ｌ、）ディジタルスイッチ、３は下限（Ｌ　、　Ｌ
　、）ディジタルスイッチ、５はＡ／Ｄ変換器１．上限
ディジタルスイッチ２．下限ディジタルスイッチ３から
の各ディジタルデータおよびパネルトグルスイッチ１２
からの信号が人力されるＩ１０ボート、６はＩ１０ポー
ト５からのデータを予め組み込まれた論理に基づいて演
算処理する８ビツトマイクロプロセツサからなる中央処
理装置（ＣＰ　Ｕ）、７は！１０ボート、８は発光ダイ
オードディスプレイパネル、１１はプリンタ装置である
。

第２．３図に示すように、上記発光ダイオードディスプ
レイパネル８には、２５６個の発光ダイオード（ＬＥＤ
）を１６Ｘ１６ドツトのマトリックス状に配列している
。発光ダイオードの色はたとえば規格内の中央の８行を
グリーン、Ｍｌ洛外の上下の３行をレッド、規格内を表
す上下外１行をアンバーの３種類の色に分けている。こ
れらの規格の幅は変更可能になっており、また時系列デ
ータやヒストグラムデータなどの表示を交互に行うこと
もできる。

次に、レッド、グリーン、アンバーの各色について別々
の発光ダイオードを用いて構成した発光ダイオードディ
スプレイパネル上に表示する方法を第４図に示すフロー
チャートに基づいて説明する。

まず、ステップＳ１において、第５図中、縦列を選択す
る４ビツトのデータをラインアドレスとして人力し、４
→１６ラインデコーダにより１列を選択する。つぎにラ
インのデータつまり規格内、外を示すデータをデータア
ドレスとして列を選択する４→１６ラインデコーダに入
力する。このようにして規格値に対応する位置が定めら
れ、その位置のドツトを順次１／＋　６デユーテイでダ
イナミック点灯する。次いで、測定データがＩ１０ボー
ト５に人力される。この測定データがアナログ状態であ
る場合には、Ａ／Ｄ変換器１でＡ／Ｄ変換されてＩ１０
ボート５に人力される一方、測定データがデジタル状態
である場合には、ＴＴＬ（トランジスタトランジスタロ
ジック）レベルでＩ１０ポート５に入力される。次に、
ステップ５ＩＳ３では、Ｉ１０ボート５に入力された測
定データがＣＰＵ６に入力されて予め記憶されているプ
ログラムに従って演算される。つまり、ステップＳ。

では統計演算が行なわれろ一方、ステップＳ３では位置
データの演算 位置データ １上限値−下限値１ ＋３（規格外片側ＬＥＤ個数） ここで上下限値、データは正負の符号骨である。

が行なわれる。ステップＳ４に進んで、ステップＳ、で
の演算結果が時系列とヒストグラムの各メモリにそれぞ
れストックされる。時系列データ表示の場合には、過去
１６個までのデータがストックされる一方、ヒストグラ
ムデータ表示の場合には、１６ランクに分けてストック
される。次に、ステップＳ５において、発光ダイオード
ディスプレイパネル上の表示を時系列データ表示にする
かヒストグラムデータ表示にするかが選択される。

時系列データ表示が選択されると、ステップＳ６に進ん
で、上記測定データを規格値である上限値や下限値と比
較演算処理することにより規格内かあるいは規格外のい
ずれに存するかが判別される。

レッド、グリーンの各１６ドツトのデータが揃えば、ラ
ッチを行ない、次のステップＳ、でドライバにより１／
１６デユーテイでダイナミック点灯される。このとき、
新しいデータが取り込まれる毎に先のデータを第３図中
左ヘシフトしていく。

次の列についても上述と同様の作動が繰り返して行なわ
れる。また、先のステップＳ、でヒストグラム表示が選
択された場合には、ステップＳ７に進んで、上述と同様
の方法によりデータが入力され、各ランクの個数分だけ
ドツトが点灯される。

そして、ステップＳ８で棒状のヒストグラム表示がなさ
れる。次にステップＳｇに進んで、上記位置データをア
スキー変換してプリンタ用グラフィックデータが作成さ
れる。

このように、発光ダイオードディスプレイパネル８上に
時系列表示やヒストグラム表示がカラー表示されるので
、視覚的に簡単にデータの頻度分布等を認識することが
できる。また、発光ダイオードの自己発光で時系列表示
等を表示するので、画面を明るくすることができ、工場
等で視認が容易である。また、発光ダイオードディスプ
レイパネルは、発光ダイオードをマトリックス状に配列
しているので、コンパクトで安価である。

次に、処理データのプリントアウト作動について説明す
る。ステップＳ、。では、このグラフィックデータのプ
リンタ装置１１への入力が開始される。ステップＳ　Ｉ
＋において、データが設定個数人力されているか否かが
判別され、設定個数データが入力されている場合には、
ステップＳ１□に進んで上述の統計演算用のデータから
プリンタ出力用のデータが作成される。また、設定個数
データが入力されていない場合には、ステップＳｌに戻
って上記と同様の作動が繰り返される。ステップＳ１３
゜Ｓ　１４では、プリンタ装置１１により設定個数、下
限値、上限値、平均値、最大値、最小値、標Ｑ偏差値、
工程能力指数等か印字される。

上記実施例では、発光ダイオード群はレッド、グリーン
、アンバーの各色について別々の発光ダイオードを用い
て構成されたか、１つの発光ダイオードでレッド、グリ
ーン、アンバーの３色を発光することができる発光ダイ
オードを用いて発光ダイオード群を構成してもよい。

このデイスプレィの表示は、第６図に示すように、まず
、４ビツトのラインアドレスがラインデコーダに入力さ
れてラインを指定する。次に１ライン１６ドツトの色が
データにより規格内、外を判断して色指定のデータを順
次シリアルに入力していく。このとき、レッドとグリー
ンの指定は各■ビットで指定される。アンバーはレッド
とグリーンの両方を点灯させることにより得られる。そ
して、レッド、グリーンの各１６ドツトのデータが揃え
ばラッチを行い、ドライバによりｌ／１６デユーテイで
ダイナミック点灯される。それ以降は上述の測定データ
の処理と同様であるので、その説明を省く。

上記実施例では、レッド、グリーン、アンバーの３色の
発光ダイオードを使用した発光ダイオード群が用いられ
たが、レッド、グリーン、アンバーの３色に限らず、こ
れ以外の２種類以上の色で発光ダイオード群が構成され
てもよい。

〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなように、この発明の品質管理表示
装置は、少なくとも２色の発光ダイオードが規格内デー
タ、規格外データの表示位置に対応する位置にマトリッ
クス状に配列され、上記中央処理装置からの上記測定デ
ータの処理結果に基づいて、上記測定データを規格内デ
ータ、規格外データに区別して、少なくとも異なる２色
で表示する発光ダイオードディスプレイパネルとを備え
るか、もしくは少なくとも２色発光可能な発光ダイオー
ドのマトリックス状に配列され、上記中央処理装置から
の上記測定データの処理結果に基づいて、上記測定デー
タを規格内データ、規格外データに区分して少なくとも
異なる２色で表示する発光ダイオードディスプレイパネ
ルを備えているので、安価、コンパクトな構成で表示さ
れたデータの分布状態を色分けして一目で認識すること
ができろ。また、発光ダイオードの自己発光により処理
データを表示するので、表示画面を明るくでき、暗い箇
所等においても容易に認識できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の品質管理表示装置の一実施例のブロ
ック図、第２図は上記実施例の正面図、第３図は表示装
置を示す図、第４図はフローチャート、第５図は３色別
々の発光ダイオードを用いた場合の作動説明図、第６図
は３色発光可能な発光ダイオードを用いた場合の作動説
明図である。 ｌ・・・Ａ／Ｄ変換器、６・・・中央処理装置、訃・・
表示装置。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）測定データをＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器と、Ａ
   ／Ｄ変換された上記測定データが入力され、予め組み込
   まれた論理に従って統計、演算処理する中央処理装置と
   、少なくとも２色の発光ダイオードが規格内データ、規
   格外データの表示位置に対応する位置にマトリックス状
   に配列され、上記中央処理装置からの上記測定データの
   処理結果に基づいて、上記測定データを上記規格内デー
   タ、上記規格外データに区別して、少なくとも異なる２
   色で表示する発光ダイオードディスプレイパネルとを備
   えることを特徴とする品質管理表示装置。
2. （２）上記発光ダイオードディスプレイパネルは、３色
   の発光ダイオードが規格内データ、規格線上のデータ、
   規格外データの表示位置に対応する位置にマトリックス
   状に配列され、上記中央処理装置からの上記測定データ
   の処理結果に基づいて、上記測定データを上記規格内デ
   ータ、上記規格線上のデータ、上記規格外データに区別
   して、３色で表示するようになっていることを特徴とす
   る上記特許請求の範囲第１項に記載する品質管理表示装
   置。
3. （３）測定データをＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器と、Ａ
   ／Ｄ変換された上記測定データが入力され、予め組み込
   まれた論理に従って統計、演算処理する中央処理装置と
   、少なくとも２色発光可能な発光ダイオードがマトリッ
   クス状に配列され、上記中央処理装置からの上記測定デ
   ータの処理結果に基づいて、上記測定データを規格内デ
   ータ、規格外データに区別して、少なくとも異なる２色
   で表示する発光ダイオードディスプレイパネルとを備え
   ることを特徴とする品質管理表示装置。
4. （４）上記発光ダイオードディスプレイパネルは、３色
   発光可能な発光ダイオードがマトリックス状に配列され
   、上記中央処理装置からの上記測定データの処理結果に
   基づいて、上記測定データを規格内データ、規格線上の
   データ、規格外データに区別して、３色で表示するよう
   になっていることを特徴とする上記特許請求の範囲第３
   項に記載する品質管理表示装置。