JPH0934406A - フルカラーledパネル - Google Patents
フルカラーledパネルInfo
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- JPH0934406A JPH0934406A JP7178507A JP17850795A JPH0934406A JP H0934406 A JPH0934406 A JP H0934406A JP 7178507 A JP7178507 A JP 7178507A JP 17850795 A JP17850795 A JP 17850795A JP H0934406 A JPH0934406 A JP H0934406A
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- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000004397 blinking Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000010187 selection method Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 階調数および補正段階数を減らすことなく高
画質化が図れるフルカラーLEDパネルを提供すること
を目的とする。 【構成】 LED表示ユニット1にドットマトリクス状
に配列したLEDの発光タイミングを制御するための各
種制御データを発生するタイミングコントローラ2と、
ドットマトリクス状に配列したLEDの時間的に重み付
けされた複数回の発光を入力画像データに輝度補正演算
を施した補正画像データに基づいて決定する演算部4
と、ドットマトリクス状に配列したLEDを演算部4で
決定された複数回の発光に基づいて点滅させる原色用ド
ライバ6〜8とを有する。
画質化が図れるフルカラーLEDパネルを提供すること
を目的とする。 【構成】 LED表示ユニット1にドットマトリクス状
に配列したLEDの発光タイミングを制御するための各
種制御データを発生するタイミングコントローラ2と、
ドットマトリクス状に配列したLEDの時間的に重み付
けされた複数回の発光を入力画像データに輝度補正演算
を施した補正画像データに基づいて決定する演算部4
と、ドットマトリクス状に配列したLEDを演算部4で
決定された複数回の発光に基づいて点滅させる原色用ド
ライバ6〜8とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビやパソコンの画
像等をカラー表示するフルカラーLEDパネルに関する
ものである。
像等をカラー表示するフルカラーLEDパネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビやパソコンの画像などを薄
型のLED表示ユニットで表示することが行なわれるよ
うになってきた。
型のLED表示ユニットで表示することが行なわれるよ
うになってきた。
【0003】従来、LED(発光ダイオード)素子をド
ットマトリクス状に配列したLED表示ユニットを有す
るフルカラーLEDパネルにおいては、高品位な表示画
像を得るために、次に述べるような方法により、各LE
Dの輝度ばらつきを抑えていた。
ットマトリクス状に配列したLED表示ユニットを有す
るフルカラーLEDパネルにおいては、高品位な表示画
像を得るために、次に述べるような方法により、各LE
Dの輝度ばらつきを抑えていた。
【0004】一つの方法としては、各色ドット(赤、
緑、青の原色ドットから成るドット)を構成する複数の
LEDの輝度を均一に保つため、予め各LEDの輝度を
測定し、一定範囲に納まる輝度のLEDのみを採用する
ことで、各色ドットの輝度ばらつきを抑える方法があ
る。この方法を以下、「LED選択法」という。
緑、青の原色ドットから成るドット)を構成する複数の
LEDの輝度を均一に保つため、予め各LEDの輝度を
測定し、一定範囲に納まる輝度のLEDのみを採用する
ことで、各色ドットの輝度ばらつきを抑える方法があ
る。この方法を以下、「LED選択法」という。
【0005】また、別の方法として、図5に示すような
方法がある。図5は、従来のフルカラーLEDパネルの
LED表示ユニットにおける1原色ドットとしてのLE
Dを点灯する方法を説明するためのLED点灯図であ
り、tは時刻、Tは1行分の時間を示す。図5に示すよ
うに、1行分の時間T内において、1回目から始まって
512回目までの発光回数が可能であり、発光回数を何
回にするかはLEDの輝度によって定まる。すなわち、
図5では、階調を256段階とし、輝度の補正を256
段階で行なうために、一つの原色ドットつまり一つのL
EDの発光を512回の発光で行なう例を示している。
従来のフルカラーLEDパネルでは、図5に示すよう
に、1原色ドットの表示を複数回の発光によって行な
い、輝度の高いLEDは少ない発光回数すなわち短い発
光時間で発光させ、輝度の低いLEDは多くの発光回数
すなわち長い発光時間で発光させるという制御をおこな
っていた。具体的には、例えば輝度の補正を256段階
で行なう場合の一番高いランクの輝度のLEDで64番
目の階調を持たせて発光させる場合は、512回のう
ち、64回分だけデータを転送して表示を行なう。ま
た、一番低いランクの輝度のLEDで64番目の階調を
持たせて発光させる場合は512回のうち256+64
=320回分のデータ転送して表示を行なうことで、一
番高いランクのLEDと一番低いランクのLEDとの両
者に対して64番目の階調を持たせようとしたときに同
じ輝度で表示することができる。この方法を以下、「従
来型輝度補正方法」という。
方法がある。図5は、従来のフルカラーLEDパネルの
LED表示ユニットにおける1原色ドットとしてのLE
Dを点灯する方法を説明するためのLED点灯図であ
り、tは時刻、Tは1行分の時間を示す。図5に示すよ
うに、1行分の時間T内において、1回目から始まって
512回目までの発光回数が可能であり、発光回数を何
回にするかはLEDの輝度によって定まる。すなわち、
図5では、階調を256段階とし、輝度の補正を256
段階で行なうために、一つの原色ドットつまり一つのL
EDの発光を512回の発光で行なう例を示している。
従来のフルカラーLEDパネルでは、図5に示すよう
に、1原色ドットの表示を複数回の発光によって行な
い、輝度の高いLEDは少ない発光回数すなわち短い発
光時間で発光させ、輝度の低いLEDは多くの発光回数
すなわち長い発光時間で発光させるという制御をおこな
っていた。具体的には、例えば輝度の補正を256段階
で行なう場合の一番高いランクの輝度のLEDで64番
目の階調を持たせて発光させる場合は、512回のう
ち、64回分だけデータを転送して表示を行なう。ま
た、一番低いランクの輝度のLEDで64番目の階調を
持たせて発光させる場合は512回のうち256+64
=320回分のデータ転送して表示を行なうことで、一
番高いランクのLEDと一番低いランクのLEDとの両
者に対して64番目の階調を持たせようとしたときに同
じ輝度で表示することができる。この方法を以下、「従
来型輝度補正方法」という。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記L
ED選択法では、一定範囲に納まらないLEDについて
は使用できないため、LEDの製造時の歩留まりが悪
く、フルカラーLEDパネルを製作する際にコスト上昇
を招くという問題点があった。
ED選択法では、一定範囲に納まらないLEDについて
は使用できないため、LEDの製造時の歩留まりが悪
く、フルカラーLEDパネルを製作する際にコスト上昇
を招くという問題点があった。
【0007】また、従来型輝度補正方法が適用される従
来のフルカラーLEDパネルでは、各ドット単位で複数
回のデータ転送を行なうことにより発光時間を変化させ
て輝度補正するため、極めて高速のデータ転送が必要で
ある。例えば、1ドットを表示する時間を16ms(あ
る画像データで、あるドットを表示し、次にその同じド
ットを新たなデータで表示するまでの時間、つまり1フ
レームの時間)、1行のドット数が640、階調を25
6段階、輝度の補正を256段階で行おうとした場合、
転送する1行分のデータの数は、(256段階+256
段階)回×3色×640個=983040個であるか
ら、これらのデータを1行分の時間(16mS)内に転
送するためには983040個/16mS=約60MH
zの転送周波数での転送が必要となる。現実には60M
Hzでのデータ転送は実現が困難であり、階調数を減ら
すか、あるいは補正の段階を減らす必要があり、階調数
を減らすにしても、また補正段階数を減らすにしても、
表示画像の高画質化の妨げとなるという問題点があっ
た。
来のフルカラーLEDパネルでは、各ドット単位で複数
回のデータ転送を行なうことにより発光時間を変化させ
て輝度補正するため、極めて高速のデータ転送が必要で
ある。例えば、1ドットを表示する時間を16ms(あ
る画像データで、あるドットを表示し、次にその同じド
ットを新たなデータで表示するまでの時間、つまり1フ
レームの時間)、1行のドット数が640、階調を25
6段階、輝度の補正を256段階で行おうとした場合、
転送する1行分のデータの数は、(256段階+256
段階)回×3色×640個=983040個であるか
ら、これらのデータを1行分の時間(16mS)内に転
送するためには983040個/16mS=約60MH
zの転送周波数での転送が必要となる。現実には60M
Hzでのデータ転送は実現が困難であり、階調数を減ら
すか、あるいは補正の段階を減らす必要があり、階調数
を減らすにしても、また補正段階数を減らすにしても、
表示画像の高画質化の妨げとなるという問題点があっ
た。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、階調数および補正段階数を減らすことなく高画質化
が図れるフルカラーLEDパネルを提供することを目的
とする。
で、階調数および補正段階数を減らすことなく高画質化
が図れるフルカラーLEDパネルを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のフルカラーLEDパネルは、
LED表示ユニットにドットマトリクス状に配列したL
EDの発光タイミングを制御するための各種制御データ
を発生するタイミングコントローラと、ドットマトリク
ス状に配列したLEDの時間的に重み付けされた複数回
の発光を入力画像データに輝度補正演算を施した補正画
像データに基づいて決定する演算部と、ドットマトリク
ス状に配列したLEDを演算部で決定された複数回の発
光に基づいて点滅させる原色用ドライバとを有する構成
を有している。
に本発明の請求項1記載のフルカラーLEDパネルは、
LED表示ユニットにドットマトリクス状に配列したL
EDの発光タイミングを制御するための各種制御データ
を発生するタイミングコントローラと、ドットマトリク
ス状に配列したLEDの時間的に重み付けされた複数回
の発光を入力画像データに輝度補正演算を施した補正画
像データに基づいて決定する演算部と、ドットマトリク
ス状に配列したLEDを演算部で決定された複数回の発
光に基づいて点滅させる原色用ドライバとを有する構成
を有している。
【0010】請求項2記載のフルカラーLEDパネル
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光を行なう構成を有してい
る。
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光を行なう構成を有してい
る。
【0011】請求項3記載のフルカラーLEDパネル
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光回数を変化させる構
成を有している。
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光回数を変化させる構
成を有している。
【0012】請求項4記載のフルカラーLEDパネル
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時刻を変化させる構
成を有している。
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時刻を変化させる構
成を有している。
【0013】請求項5記載のフルカラーLEDパネル
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時間を変化させる構
成を有している。
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時間を変化させる構
成を有している。
【0014】請求項6記載のフルカラーLEDパネル
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時間の組み合わせを
変える構成を有している。
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時間の組み合わせを
変える構成を有している。
【0015】請求項7記載のフルカラーLEDパネル
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時間の組み合わせを
画像データの階調に基づいて変える構成を有している。
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
演算部が、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に
重み付けされた複数回の発光の発光時間の組み合わせを
画像データの階調に基づいて変える構成を有している。
【0016】請求項8記載のフルカラーLEDパネル
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
各LEDの輝度補正データを記憶した補正メモリを備
え、演算部が、複数回の発光の発光時間を記憶した輝度
補正データに基づいて決定する構成を有している。
は、請求項1記載のフルカラーLEDパネルにおいて、
各LEDの輝度補正データを記憶した補正メモリを備
え、演算部が、複数回の発光の発光時間を記憶した輝度
補正データに基づいて決定する構成を有している。
【0017】
【作用】この構成によって、時間的に重み付けされたL
ED発光を複数回行ない、かつその複数回発光を補正画
像データに基づいて行なうようにしたので、従来のよう
な均等な重み付けのLED発光とは異なり、階調数およ
び補正段階数を減らすことなくデータ転送周波数を低く
抑えることができ、表示画像の高画質化を図ることがで
きる。また、一つの原色ドットの表示に対して、時間的
に重み付けされた複数回の発光を行なうようにしたの
で、従来よりも少ないデータ転送回数でLEDの総発光
時間を制御して輝度補正することができる。さらに、一
つの原色ドットの表示に対して、時間的に重み付けされ
た複数回の発光の発光回数を変化させるようにしたの
で、発光回数によりLEDの総発光時間を制御して輝度
補正することができる。さらに、一つの原色ドットの表
示に対して、時間的に重み付けされた複数回の発光の発
光時刻を変化させるようにしたので、発光時刻の変化に
よりLEDの総発光時間を制御して輝度補正することが
できる。さらに、一つの原色ドットの表示に対して、時
間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間を変化さ
せるようにしたので、発光時間の変化によりLEDの総
発光時間を制御して輝度補正することができる。さら
に、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に重み付
けされた複数回の発光の発光時間の組み合わせを変える
ようにしたので、発光時間の組み合わせを変えることに
よりLEDの総発光時間を制御して輝度補正することが
できる。さらに、一つの原色ドットの表示に対して、時
間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間の組み合
わせを画像データの階調に基づいて変えるようにしたの
で、発光時間の組み合わせを画像データの階調に基づい
て変えることによりLEDの総発光時間を制御して輝度
補正することができる。さらに、各LEDの輝度補正デ
ータを記憶した補正メモリを備え、演算部が、複数回の
発光の発光時間を記憶した輝度補正データに基づいて決
定するようにしたので、決定した発光時間によりLED
の総発光時間を制御して輝度補正することができる。
ED発光を複数回行ない、かつその複数回発光を補正画
像データに基づいて行なうようにしたので、従来のよう
な均等な重み付けのLED発光とは異なり、階調数およ
び補正段階数を減らすことなくデータ転送周波数を低く
抑えることができ、表示画像の高画質化を図ることがで
きる。また、一つの原色ドットの表示に対して、時間的
に重み付けされた複数回の発光を行なうようにしたの
で、従来よりも少ないデータ転送回数でLEDの総発光
時間を制御して輝度補正することができる。さらに、一
つの原色ドットの表示に対して、時間的に重み付けされ
た複数回の発光の発光回数を変化させるようにしたの
で、発光回数によりLEDの総発光時間を制御して輝度
補正することができる。さらに、一つの原色ドットの表
示に対して、時間的に重み付けされた複数回の発光の発
光時刻を変化させるようにしたので、発光時刻の変化に
よりLEDの総発光時間を制御して輝度補正することが
できる。さらに、一つの原色ドットの表示に対して、時
間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間を変化さ
せるようにしたので、発光時間の変化によりLEDの総
発光時間を制御して輝度補正することができる。さら
に、一つの原色ドットの表示に対して、時間的に重み付
けされた複数回の発光の発光時間の組み合わせを変える
ようにしたので、発光時間の組み合わせを変えることに
よりLEDの総発光時間を制御して輝度補正することが
できる。さらに、一つの原色ドットの表示に対して、時
間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間の組み合
わせを画像データの階調に基づいて変えるようにしたの
で、発光時間の組み合わせを画像データの階調に基づい
て変えることによりLEDの総発光時間を制御して輝度
補正することができる。さらに、各LEDの輝度補正デ
ータを記憶した補正メモリを備え、演算部が、複数回の
発光の発光時間を記憶した輝度補正データに基づいて決
定するようにしたので、決定した発光時間によりLED
の総発光時間を制御して輝度補正することができる。
【0018】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図を用い
て説明する。
て説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例に係るフルカラー
LEDパネルを示すブロック図である。図1において、
1は赤・緑・青の各色のLEDが一塊に構成されて一つ
の色ドットを形成し、LEDの塊のドットとしての色ド
ットが縦横4個ずつ配置されたLED表示ユニット、2
は制御用コンピュータ(図示せず)から出力される表示
用画像データ(信号線Din上のデータ)及び各制御信
号(信号線H、V、CLKin上の信号)に従ってパネ
ル内の各動作タイミングを制御するタイミングコントロ
ーラ、3は各原色ドットを構成するLED各々の輝度の
ばらつき情報である補正データを各原色ドットの色、位
置に対応するアドレスに格納した補正メモリ、4はタイ
ミングコントローラ2からバスDを介して入力される画
像データと補正メモリ3からバスDhを介して入力され
る補正データとを演算して各LEDの輝度を補正した画
像データ(補正画像データ)に変換してバスDculに
出力する演算部、5は演算部4からバスDculを介し
て入力される補正画像データをタイミングコントローラ
2から信号線CLKを介して入力される信号に同期して
順次シフトして保持し、更にタイミングコントローラ2
から信号線HSY−NCを介して入力される信号に従っ
て画像データを赤用、緑用、青用のデータに分離し、シ
リアルの形態に変換して信号線Dr、Dg、Dbにそれ
ぞれ出力するシフト部、6はシフト部5から信号線Dr
を介して入力される赤用の補正画像データをタイミング
コントローラ2から信号線CLKを介して入力される信
号に同期してシフトし、タイミングコントローラ2から
信号線LATCHを介して入力される信号に同期して画
像データを保持し、LED表示ユニット1に出力する赤
用ドライバ(原色用ドライバ)、7はシフト部5から信
号線Dgを介して入力される緑用の補正画像データをタ
イミングコントローラ2から信号線CLKを介して入力
される信号に同期してシフトし、タイミングコントロー
ラ2から信号線LATCHを介して入力される信号に同
期して画像データを保持し、LED表示ユニット1に出
力する緑用ドライバ(原色用ドライバ)、8はシフト部
5から信号線Dbを介して入力される青用の補正画像デ
ータをタイミングコントローラ2から信号線CLKを介
して入力される信号に同期してシフトし、タイミングコ
ントローラ2から信号線LATCHを介して入力される
信号に同期して画像データを保持し、LED表示ユニッ
ト1に出力する青用ドライバ(原色用ドライバ)であ
る。
LEDパネルを示すブロック図である。図1において、
1は赤・緑・青の各色のLEDが一塊に構成されて一つ
の色ドットを形成し、LEDの塊のドットとしての色ド
ットが縦横4個ずつ配置されたLED表示ユニット、2
は制御用コンピュータ(図示せず)から出力される表示
用画像データ(信号線Din上のデータ)及び各制御信
号(信号線H、V、CLKin上の信号)に従ってパネ
ル内の各動作タイミングを制御するタイミングコントロ
ーラ、3は各原色ドットを構成するLED各々の輝度の
ばらつき情報である補正データを各原色ドットの色、位
置に対応するアドレスに格納した補正メモリ、4はタイ
ミングコントローラ2からバスDを介して入力される画
像データと補正メモリ3からバスDhを介して入力され
る補正データとを演算して各LEDの輝度を補正した画
像データ(補正画像データ)に変換してバスDculに
出力する演算部、5は演算部4からバスDculを介し
て入力される補正画像データをタイミングコントローラ
2から信号線CLKを介して入力される信号に同期して
順次シフトして保持し、更にタイミングコントローラ2
から信号線HSY−NCを介して入力される信号に従っ
て画像データを赤用、緑用、青用のデータに分離し、シ
リアルの形態に変換して信号線Dr、Dg、Dbにそれ
ぞれ出力するシフト部、6はシフト部5から信号線Dr
を介して入力される赤用の補正画像データをタイミング
コントローラ2から信号線CLKを介して入力される信
号に同期してシフトし、タイミングコントローラ2から
信号線LATCHを介して入力される信号に同期して画
像データを保持し、LED表示ユニット1に出力する赤
用ドライバ(原色用ドライバ)、7はシフト部5から信
号線Dgを介して入力される緑用の補正画像データをタ
イミングコントローラ2から信号線CLKを介して入力
される信号に同期してシフトし、タイミングコントロー
ラ2から信号線LATCHを介して入力される信号に同
期して画像データを保持し、LED表示ユニット1に出
力する緑用ドライバ(原色用ドライバ)、8はシフト部
5から信号線Dbを介して入力される青用の補正画像デ
ータをタイミングコントローラ2から信号線CLKを介
して入力される信号に同期してシフトし、タイミングコ
ントローラ2から信号線LATCHを介して入力される
信号に同期して画像データを保持し、LED表示ユニッ
ト1に出力する青用ドライバ(原色用ドライバ)であ
る。
【0020】図2は図1の装置のLED表示ユニットに
おけるLED配置を示すLED配置図である。図2にお
いて、11は1ドットの色を示す色ドット、11rは赤
色の原色ドット、11gは緑色の原色ドット、11bは
青色の原色ドットを示す。このように、本実施例におけ
るLED表示ユニット1の1枚のパネルは、色ドットが
縦横4ドットずつの計16ドットによって構成され、パ
ネル一枚で表示を行なう。
おけるLED配置を示すLED配置図である。図2にお
いて、11は1ドットの色を示す色ドット、11rは赤
色の原色ドット、11gは緑色の原色ドット、11bは
青色の原色ドットを示す。このように、本実施例におけ
るLED表示ユニット1の1枚のパネルは、色ドットが
縦横4ドットずつの計16ドットによって構成され、パ
ネル一枚で表示を行なう。
【0021】以上のように構成されたフルカラーLED
パネルについて、図1〜図4を用いてその動作を説明す
る。制御用コンピュータから信号線Vを介して入力され
る信号は、信号線CLKinを介して入力される信号の
立ち下がりエッジに同期して「1」から「0」に変化
し、今から表示しようとする1画面の画像データの転送
開始をタイミングコントローラ2に認識させる。信号線
Vを介して入力される信号が「1」から「0」に変化し
た後、信号線Hを介して入力される信号が、信号線CL
Kinを介して入力される信号の立ち下がりエッジに同
期して、「1」から「0」に変化し、1行目の画像デー
タの転送開始をタイミングコントローラ2に認識させ
る。
パネルについて、図1〜図4を用いてその動作を説明す
る。制御用コンピュータから信号線Vを介して入力され
る信号は、信号線CLKinを介して入力される信号の
立ち下がりエッジに同期して「1」から「0」に変化
し、今から表示しようとする1画面の画像データの転送
開始をタイミングコントローラ2に認識させる。信号線
Vを介して入力される信号が「1」から「0」に変化し
た後、信号線Hを介して入力される信号が、信号線CL
Kinを介して入力される信号の立ち下がりエッジに同
期して、「1」から「0」に変化し、1行目の画像デー
タの転送開始をタイミングコントローラ2に認識させ
る。
【0022】信号線Hを介して入力される信号が「1」
から「0」に変化するのに同期して、バスDinを介し
て画像データが入力される。この画像データは8ビット
で、1行目の1番左のドットの赤用の画像データ、緑用
の画像データ、青用の画像データの順に入力され、続い
て左から2番目のドットの赤、緑、青、次に左から3番
目のドット……と入力され、1行分の画像データが入力
し終わると、信号線Hを介して入力される信号が「0」
から「1」に変化し、1行分の画像データの転送終了を
タイミングコントローラ2に認識させる。1行目の画像
データ転送の終了をタイミングコントローラ2が認識す
ると、次に信号線Hを介して入力される信号が「1」か
ら「0」に変化したときは、2行目の画像データとして
タイミングコントローラ2は認識する。以後、3行目、
4行目と画像データを転送し終わった時点で、1画面分
の画像データの転送終了をタイミングコントローラ2に
認識させるために信号線Vを介して入力される信号が
「0」から「1」に変化する。タイミングコントローラ
2は、信号線CLKinを介して入力される信号を分周
してパネル内の基準クロックとなる信号を生成して信号
線CLKに出力する。また、タイミングコントローラ2
は、信号線Hを介して入力される信号が「1」から
「0」に変化した時点から、信号線CLKに出力する信
号の立ち上がりエッジに同期してカウントし始め、カウ
ントした値を補正メモリ3のアドレスとしてバスROM
Aに出力する。この時、バスROMAに出力する信号が
0(H)を示している時にバスDinを介して入力され
る画像データの1番目(1行目の1番左のドットの赤用
の画像データ)がバスDに出力されるよう、タイミング
コントローラ2は同期をとっている。
から「0」に変化するのに同期して、バスDinを介し
て画像データが入力される。この画像データは8ビット
で、1行目の1番左のドットの赤用の画像データ、緑用
の画像データ、青用の画像データの順に入力され、続い
て左から2番目のドットの赤、緑、青、次に左から3番
目のドット……と入力され、1行分の画像データが入力
し終わると、信号線Hを介して入力される信号が「0」
から「1」に変化し、1行分の画像データの転送終了を
タイミングコントローラ2に認識させる。1行目の画像
データ転送の終了をタイミングコントローラ2が認識す
ると、次に信号線Hを介して入力される信号が「1」か
ら「0」に変化したときは、2行目の画像データとして
タイミングコントローラ2は認識する。以後、3行目、
4行目と画像データを転送し終わった時点で、1画面分
の画像データの転送終了をタイミングコントローラ2に
認識させるために信号線Vを介して入力される信号が
「0」から「1」に変化する。タイミングコントローラ
2は、信号線CLKinを介して入力される信号を分周
してパネル内の基準クロックとなる信号を生成して信号
線CLKに出力する。また、タイミングコントローラ2
は、信号線Hを介して入力される信号が「1」から
「0」に変化した時点から、信号線CLKに出力する信
号の立ち上がりエッジに同期してカウントし始め、カウ
ントした値を補正メモリ3のアドレスとしてバスROM
Aに出力する。この時、バスROMAに出力する信号が
0(H)を示している時にバスDinを介して入力され
る画像データの1番目(1行目の1番左のドットの赤用
の画像データ)がバスDに出力されるよう、タイミング
コントローラ2は同期をとっている。
【0023】補正メモリ3には予め、各LEDの輝度を
測定して各LEDの輝度を一定値にするような補正値が
格納されており、0(H)番地には1行目の1番左のド
ットの赤用の補正データが格納され、1(H)番地には
1行目の1番左のドットの緑用の補正データが格納さ
れ、2(H)番地には1行目の1番左のドットの青用の
補正データが格納され、………というように、制御用コ
ンピュータからバスDinを介して入力される画像デー
タと同じ順番に格納されている。
測定して各LEDの輝度を一定値にするような補正値が
格納されており、0(H)番地には1行目の1番左のド
ットの赤用の補正データが格納され、1(H)番地には
1行目の1番左のドットの緑用の補正データが格納さ
れ、2(H)番地には1行目の1番左のドットの青用の
補正データが格納され、………というように、制御用コ
ンピュータからバスDinを介して入力される画像デー
タと同じ順番に格納されている。
【0024】演算部4では、タイミングコントローラ2
からバスDを介して8ビットの画像データが入力される
のと同時に、補正メモリ3からバスDhを介して8ビッ
トの補正データが入力される。演算部4は、上記8ビッ
トの画像データと8ビットの補正データとを乗算して得
られた16ビットの画像データのうち上位9ビットを補
正後の画像データ(補正画像データ)としてバスDcu
lに出力する。
からバスDを介して8ビットの画像データが入力される
のと同時に、補正メモリ3からバスDhを介して8ビッ
トの補正データが入力される。演算部4は、上記8ビッ
トの画像データと8ビットの補正データとを乗算して得
られた16ビットの画像データのうち上位9ビットを補
正後の画像データ(補正画像データ)としてバスDcu
lに出力する。
【0025】シフト部5では、タイミングコントローラ
2から信号線HSYNCを介して入力される信号が
「0」の期間は、信号線CLKを介して入力される信号
に同期してバスDculを介して入力される9ビットの
補正画像データを順次シフトして保持しておく。信号線
HSYNCを介して入力される信号が変化して「1」に
なると、シフト部5は、赤用画像データ、緑用画像デー
タ、青用画像データに分離しながら、保持している9ビ
ットの補正画像データの下位ビットから順にシリアルで
信号線Dr、Dg、Dbに出力する。ここで、シフト部
5及び赤用ドライバ6、緑用ドライバ7、青用ドライバ
8はそれぞれ1行につき1つずつ配置されており、2行
目から4行目の画像データの転送(シフト)を行なって
いる期間中、1行目用のシフト部5は補正画像データを
出力し続け、表示動作を続ける。
2から信号線HSYNCを介して入力される信号が
「0」の期間は、信号線CLKを介して入力される信号
に同期してバスDculを介して入力される9ビットの
補正画像データを順次シフトして保持しておく。信号線
HSYNCを介して入力される信号が変化して「1」に
なると、シフト部5は、赤用画像データ、緑用画像デー
タ、青用画像データに分離しながら、保持している9ビ
ットの補正画像データの下位ビットから順にシリアルで
信号線Dr、Dg、Dbに出力する。ここで、シフト部
5及び赤用ドライバ6、緑用ドライバ7、青用ドライバ
8はそれぞれ1行につき1つずつ配置されており、2行
目から4行目の画像データの転送(シフト)を行なって
いる期間中、1行目用のシフト部5は補正画像データを
出力し続け、表示動作を続ける。
【0026】赤用ドライバ6、緑用ドライバ7、青用ド
ライバ8では、それぞれの信号線Dr、Dg、Dbを介
して入力される赤、緑、青の補正画像データをタイミン
グコントローラ2から信号線CLKを介して入力される
信号に同期してシフトし、1行分の補正画像データがシ
フトされた時点でタイミングコントローラ2から信号線
LATCHを介して入力される信号に同期して1行分の
補正画像データを保持し、LED表示ユニット1に出力
する。
ライバ8では、それぞれの信号線Dr、Dg、Dbを介
して入力される赤、緑、青の補正画像データをタイミン
グコントローラ2から信号線CLKを介して入力される
信号に同期してシフトし、1行分の補正画像データがシ
フトされた時点でタイミングコントローラ2から信号線
LATCHを介して入力される信号に同期して1行分の
補正画像データを保持し、LED表示ユニット1に出力
する。
【0027】図3(a)はLED表示ユニット1におけ
るLEDの点灯、消灯状態を示す点滅図、図3(b)は
補正画像データを示すデータ状態図、図3(c)は信号
線STRを介してLED表示ユニット1に入力されるス
トローブ信号を示す信号状態図である。図3において、
LED1〜6、・・・、LED(n−5)〜LEDnは
3個を一つの色ドットとして1行目から4行目に亘って
この順に並べられたLEDを示す。図3に示すように、
LED表示ユニット1では、各色用ドライバ6〜8から
入力される補正画像データとタイミングコントローラ2
から信号線STRを介して入力される信号が両方「1」
の時にその対応するLEDが点灯するように配線されて
いる。
るLEDの点灯、消灯状態を示す点滅図、図3(b)は
補正画像データを示すデータ状態図、図3(c)は信号
線STRを介してLED表示ユニット1に入力されるス
トローブ信号を示す信号状態図である。図3において、
LED1〜6、・・・、LED(n−5)〜LEDnは
3個を一つの色ドットとして1行目から4行目に亘って
この順に並べられたLEDを示す。図3に示すように、
LED表示ユニット1では、各色用ドライバ6〜8から
入力される補正画像データとタイミングコントローラ2
から信号線STRを介して入力される信号が両方「1」
の時にその対応するLEDが点灯するように配線されて
いる。
【0028】図4はタイミングコントローラ2から信号
線STRを介して出力されるストローブ信号およびLE
D点灯方法を示すLED点灯図である。図4において、
tは時刻、Tは1行分の時間を示す。タイミングコント
ローラ2は、図4に示すように時間の比率が1:2:
4:8:16:32:64:128:256となるよう
に信号線CLKに出力する信号をカウントしながら信号
線STRに信号を出力することで、上記9ビットに対応
する9種類の長さの発光時間を生成し、その組み合わせ
によって29=512通りの発光時間を実現でき、演算
部4からバスDculに出力される9ビットの補正画像
データに対応した発光時間で各LEDを発光させること
により一定の輝度となるように輝度補正し、LEDの輝
度ばらつきの無い高画質の表示を行なうことが可能とな
る。本実施例によれば、例えば前記従来例と同様に1ド
ットを表示する時間が16mS、1行のドット数が64
0、階調を256段階、輝度の補正を256段階で行お
うとした場合、転送する1行のデータの数は、(9回×
3色×640個)=17280個であるから、これらの
データを1行分の時間(16mS)内に転送するために
は17280個/16mS=約1MHzの転送周波数で
済むことになり、上述した従来例での転送周波数が約6
0MHzであったことと比較して大幅に転送周波数を低
減させることができる。
線STRを介して出力されるストローブ信号およびLE
D点灯方法を示すLED点灯図である。図4において、
tは時刻、Tは1行分の時間を示す。タイミングコント
ローラ2は、図4に示すように時間の比率が1:2:
4:8:16:32:64:128:256となるよう
に信号線CLKに出力する信号をカウントしながら信号
線STRに信号を出力することで、上記9ビットに対応
する9種類の長さの発光時間を生成し、その組み合わせ
によって29=512通りの発光時間を実現でき、演算
部4からバスDculに出力される9ビットの補正画像
データに対応した発光時間で各LEDを発光させること
により一定の輝度となるように輝度補正し、LEDの輝
度ばらつきの無い高画質の表示を行なうことが可能とな
る。本実施例によれば、例えば前記従来例と同様に1ド
ットを表示する時間が16mS、1行のドット数が64
0、階調を256段階、輝度の補正を256段階で行お
うとした場合、転送する1行のデータの数は、(9回×
3色×640個)=17280個であるから、これらの
データを1行分の時間(16mS)内に転送するために
は17280個/16mS=約1MHzの転送周波数で
済むことになり、上述した従来例での転送周波数が約6
0MHzであったことと比較して大幅に転送周波数を低
減させることができる。
【0029】以上のように本実施例によれば、時間の比
率が1:2:4:8:16:32:64:128:25
6となるように時間的に重み付けされたLED発光を複
数回行なうことにより発光総時間を制御し、その制御を
演算部4からの補正画像データに基づいて行なうように
したので、従来のような均等な重み付けのLED発光の
場合とは異なり、階調数および補正段階数を減らすこと
なく転送データ数を大幅に減少させることができ、デー
タ転送周波数を低く抑えることができ、従って表示画像
の高画質化を図ることができる。
率が1:2:4:8:16:32:64:128:25
6となるように時間的に重み付けされたLED発光を複
数回行なうことにより発光総時間を制御し、その制御を
演算部4からの補正画像データに基づいて行なうように
したので、従来のような均等な重み付けのLED発光の
場合とは異なり、階調数および補正段階数を減らすこと
なく転送データ数を大幅に減少させることができ、デー
タ転送周波数を低く抑えることができ、従って表示画像
の高画質化を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、LED表示ユニ
ットにドットマトリクス状に配列したLEDの発光タイ
ミングを制御するための各種制御データを発生するタイ
ミングコントローラと、ドットマトリクス状に配列した
LEDの時間的に重み付けされた複数回の発光を入力画
像データに輝度補正演算を施した補正画像データに基づ
いて決定する演算部と、ドットマトリクス状に配列した
LEDを演算部で決定された複数回の発光に基づいて点
滅させる原色用ドライバとを有することにより、時間的
に重み付けされたLED発光を補正画像データに基づい
て複数回行なうことにより総発光時間を制御するように
したので、従来のような均等な重み付けのLED発光の
場合とは異なり、階調数および補正段階数を減らすこと
なく転送データ数を大幅に減少させることができ、デー
タ転送周波数を低く抑えることができ、従って、表示画
像の高画質化を図ることができるフルカラーLEDパネ
ルを実現することができる。
ットにドットマトリクス状に配列したLEDの発光タイ
ミングを制御するための各種制御データを発生するタイ
ミングコントローラと、ドットマトリクス状に配列した
LEDの時間的に重み付けされた複数回の発光を入力画
像データに輝度補正演算を施した補正画像データに基づ
いて決定する演算部と、ドットマトリクス状に配列した
LEDを演算部で決定された複数回の発光に基づいて点
滅させる原色用ドライバとを有することにより、時間的
に重み付けされたLED発光を補正画像データに基づい
て複数回行なうことにより総発光時間を制御するように
したので、従来のような均等な重み付けのLED発光の
場合とは異なり、階調数および補正段階数を減らすこと
なく転送データ数を大幅に減少させることができ、デー
タ転送周波数を低く抑えることができ、従って、表示画
像の高画質化を図ることができるフルカラーLEDパネ
ルを実現することができる。
【0031】また、一つの原色ドットの表示に対して、
時間的に重み付けされた複数回の発光を行なうことによ
り、従来よりも少ないデータ転送回数でLEDの総発光
時間を制御して輝度補正することができるフルカラーL
EDパネルを実現することができる。
時間的に重み付けされた複数回の発光を行なうことによ
り、従来よりも少ないデータ転送回数でLEDの総発光
時間を制御して輝度補正することができるフルカラーL
EDパネルを実現することができる。
【0032】さらに、一つの原色ドットの表示に対し
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光回数を
変化させることにより、発光回数によりLEDの総発光
時間を制御して輝度補正することができるフルカラーL
EDパネルを実現することができる。
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光回数を
変化させることにより、発光回数によりLEDの総発光
時間を制御して輝度補正することができるフルカラーL
EDパネルを実現することができる。
【0033】さらに、一つの原色ドットの表示に対し
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時刻を
変化させることにより、発光時刻の変化によりLEDの
総発光時間を制御して輝度補正することができるフルカ
ラーLEDパネルを実現することができる。
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時刻を
変化させることにより、発光時刻の変化によりLEDの
総発光時間を制御して輝度補正することができるフルカ
ラーLEDパネルを実現することができる。
【0034】さらに、一つの原色ドットの表示に対し
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間を
変化させることにより、発光時間の変化によりLEDの
総発光時間を制御して輝度補正することができるフルカ
ラーLEDパネルを実現することができる。
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間を
変化させることにより、発光時間の変化によりLEDの
総発光時間を制御して輝度補正することができるフルカ
ラーLEDパネルを実現することができる。
【0035】さらに、一つの原色ドットの表示に対し
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間の
組み合わせを変えることにより、発光時間の組み合わせ
の変化によりLEDの総発光時間を制御して輝度補正す
ることができるフルカラーLEDパネルを実現すること
ができる。
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間の
組み合わせを変えることにより、発光時間の組み合わせ
の変化によりLEDの総発光時間を制御して輝度補正す
ることができるフルカラーLEDパネルを実現すること
ができる。
【0036】さらに、一つの原色ドットの表示に対し
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間の
組み合わせを画像データの階調に基づいて変えることに
より、画像データの階調に基づく発光時間の組み合わせ
の変化によりLEDの総発光時間を制御して輝度補正す
ることができるフルカラーLEDパネルを実現すること
ができる。
て、時間的に重み付けされた複数回の発光の発光時間の
組み合わせを画像データの階調に基づいて変えることに
より、画像データの階調に基づく発光時間の組み合わせ
の変化によりLEDの総発光時間を制御して輝度補正す
ることができるフルカラーLEDパネルを実現すること
ができる。
【0037】さらに、各LEDの輝度補正データを記憶
した補正メモリを設け、演算部が、複数回の発光の発光
時間を記憶した輝度補正データに基づいて決定すること
により、決定した発光時間を示す補正画像データを容易
に得ることができ、上記補正画像データによりLEDの
総発光時間を制御して輝度補正することができるフルカ
ラーLEDパネルを実現することができる。
した補正メモリを設け、演算部が、複数回の発光の発光
時間を記憶した輝度補正データに基づいて決定すること
により、決定した発光時間を示す補正画像データを容易
に得ることができ、上記補正画像データによりLEDの
総発光時間を制御して輝度補正することができるフルカ
ラーLEDパネルを実現することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るフルカラーLEDパネ
ルを示すブロック図
ルを示すブロック図
【図2】図1の装置のLED表示ユニットにおけるLE
D配置を示すLED配置図
D配置を示すLED配置図
【図3】(a)LED表示ユニットにおけるLEDの点
灯、消灯状態を示す点滅図 (b)補正画像データを示すデータ状態図 (c)信号線STR上の信号を示す信号状態図
灯、消灯状態を示す点滅図 (b)補正画像データを示すデータ状態図 (c)信号線STR上の信号を示す信号状態図
【図4】信号線STR上の信号およびLED点灯方法を
示すLED点灯図
示すLED点灯図
【図5】従来のフルカラーLEDパネルにおけるLED
点灯方法を示すLED点灯図
点灯方法を示すLED点灯図
1 LED表示ユニット 2 タイミングコントローラ 3 補正メモリ 4 演算部 5 シフト部 6 赤用ドライバ 7 緑用ドライバ 8 青用ドライバ 11 色ドット 11r、11g、11b 原色ドット LED1〜6、LED(n−5)〜LEDn LED
Claims (8)
- 【請求項1】LED表示ユニットにドットマトリクス状
に配列したLEDの発光タイミングを制御するための各
種制御データを発生するタイミングコントローラと、前
記ドットマトリクス状に配列したLEDの時間的に重み
付けされた複数回の発光を入力画像データに輝度補正演
算を施した補正画像データに基づいて決定する演算部
と、前記ドットマトリクス状に配列したLEDを前記演
算部で決定された複数回の発光に基づいて点滅させる原
色用ドライバとを有することを特徴とするフルカラーL
EDパネル。 - 【請求項2】前記演算部は、一つの原色ドットの表示に
対して、前記時間的に重み付けされた複数回の発光を行
なうことを特徴とする請求項1記載のフルカラーLED
パネル。 - 【請求項3】前記演算部は、一つの原色ドットの表示に
対して、前記時間的に重み付けされた複数回の発光の発
光回数を変化させることを特徴とする請求項1記載のフ
ルカラーLEDパネル。 - 【請求項4】前記演算部は、一つの原色ドットの表示に
対して、前記時間的に重み付けされた複数回の発光の発
光時刻を変化させることを特徴とする請求項1記載のフ
ルカラーLEDパネル。 - 【請求項5】前記演算部は、一つの原色ドットの表示に
対して、前記時間的に重み付けされた複数回の発光の発
光時間を変化させることを特徴とする請求項1記載のフ
ルカラーLEDパネル。 - 【請求項6】前記演算部は、一つの原色ドットの表示に
対して、前記時間的に重み付けされた複数回の発光の発
光時間の組み合わせを変えることを特徴とする請求項1
記載のフルカラーLEDパネル。 - 【請求項7】前記演算部は、一つの原色ドットの表示に
対して、前記時間的に重み付けされた複数回の発光の発
光時間の組み合わせを画像データの階調に基づいて変え
ることを特徴とする請求項1記載のフルカラーLEDパ
ネル。 - 【請求項8】各LEDの輝度補正データを記憶した補正
メモリを備え、前記演算部は、前記複数回の発光の発光
時間を前記記憶した輝度補正データに基づいて決定する
ことを特徴とする請求項1記載のフルカラーLEDパネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7178507A JPH0934406A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | フルカラーledパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7178507A JPH0934406A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | フルカラーledパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0934406A true JPH0934406A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16049681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7178507A Pending JPH0934406A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | フルカラーledパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0934406A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11352920A (ja) * | 1998-06-11 | 1999-12-24 | Denso Corp | 表示装置 |
WO2004084169A1 (en) * | 2003-03-18 | 2004-09-30 | Ohsik Choi | Various-coloring control circuit using three-primary-color led sign module |
US6847342B2 (en) | 1999-07-08 | 2005-01-25 | Nichia Corporation | Image display apparatus |
CN113178165A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-07-27 | 卡莱特云科技股份有限公司 | 一种hdr模式下的led显示屏校正方法及装置 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7178507A patent/JPH0934406A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11352920A (ja) * | 1998-06-11 | 1999-12-24 | Denso Corp | 表示装置 |
US6847342B2 (en) | 1999-07-08 | 2005-01-25 | Nichia Corporation | Image display apparatus |
SG119173A1 (en) * | 1999-07-08 | 2006-02-28 | Nichia Corp | Image display apparatus and its method of operation |
WO2004084169A1 (en) * | 2003-03-18 | 2004-09-30 | Ohsik Choi | Various-coloring control circuit using three-primary-color led sign module |
CN113178165A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-07-27 | 卡莱特云科技股份有限公司 | 一种hdr模式下的led显示屏校正方法及装置 |
CN113178165B (zh) * | 2021-03-26 | 2022-03-18 | 卡莱特云科技股份有限公司 | 一种hdr模式下的led显示屏校正方法及装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |