JPS6340154Y2 - - Google Patents

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JPS6340154Y2
JPS6340154Y2 JP1982160054U JP16005482U JPS6340154Y2 JP S6340154 Y2 JPS6340154 Y2 JP S6340154Y2 JP 1982160054 U JP1982160054 U JP 1982160054U JP 16005482 U JP16005482 U JP 16005482U JP S6340154 Y2 JPS6340154 Y2 JP S6340154Y2
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JP
Japan
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paper container
seawater
soy milk
tofu
magnesium chloride
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JP1982160054U
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English (en)
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JPS5964686U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は手作り豆腐に関する。最近の健康食
品ブームから大豆より作られる豆腐が注目されて
いる。しかし豆腐は腐敗しやすく保存性に劣ると
ともに輸送も難しいためどこでもいつでも食する
ことができるのではない。
豆腐は大豆の可溶成分を熱湯で抽出し、この中
の蛋白質を油と一緒にカルシウム塩などの凝固剤
で凝固させることによつて作られる。詳細にいえ
ば、大豆は水洗いを繰返すことによつて精選され
その後水につけられて水分を十分に吸収する。そ
して大豆は注水しながら粉砕機によつて粉砕され
て「ご」といわれる磨砕物となる。「ご」は、消
泡剤を添加した後、注水しながら加熱され、加熱
後濾過されて豆乳とおからとに分離される。おか
らは別途必要に応じて販売され、豆乳を更に処理
することによつて豆腐が作られる。つまり豆乳に
硫酸カルシウムのようなカルシウム塩を加えるこ
とによつて凝固され、水中に放置されて凝固剤等
の不純物が取除かれて豆腐ができる。
上記工程によつて作られる豆腐は完成品の状態
においては腐敗しやすく保存性に劣る。しかしな
がら完成する以前の豆乳の状態では高温殺菌を施
せば10℃程度で6ないし7か月保存できる。この
考案はこの点に着目し自宅等で必要に応じて容易
に作られる手作り豆腐の提供を目的としている。
以下図面を参照しながらこの考案の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図に示すようにこの考案に係る手作り豆腐
において、公知の方法で高温殺菌された豆乳が紙
器10内に収納されている。紙器10はたとえば
むし器による100℃程度の蒸気加熱に耐えうるよ
うな材質たとえばポリ塩化ビニール等から六面体
形状に形成されている。紙器10の上面は、市販
の牛乳パツクのように、豆乳の収納後高周波加熱
によつて封止され豆腐作成の際に開放される。
また凝固剤としての海水を収納した容器12が
一体移動可能に紙器10に取付けられている。こ
の容器12はたとえば第1図に示すように円柱状
の紙器より形成されて紙器10の側面にビニール
シートの熱熔着によつて取付けられる。円柱状の
紙器として市販のストローの上下端を熱熔着して
利用することもできる。また第2図に示すよう
に、海水用容器12を紙器10上面に形成した開
口より紙器内に挿入して垂下させてもよい。
海水はMgCl2,MgSO4,CaSO4,K2SO4
CaCO3等を包含しており海水を凝固剤として豆
腐を作ると従来の海水を使用しないものに比較し
て舌触りがよくかつ歯応えのよい豆腐が得られ
る。しかし凝固剤として使用すると海水はその成
分比から塩化マグネシウム(MgCl2)が不足する
ため塩化マグネシウムを補うため塩化マグネシウ
ムを収納した容器14を海水用容器12に隣接し
て海水用容器と同様に配設することが好ましい
(第1図、第2図参照)。
海水および塩化マグネシウムは豆乳に対して一
定量、たとえば豆乳300c.c.に対して約30c.c.および
約5c.c.であることが好ましい。しかし海水および
塩化マグネシウムを上記値より多く用意し使用の
際、嗜好に応じて、調整してもよく、上記値は単
なる一例にすぎない。
豆腐作成の際、第1図に示す実施例では海水用
容器12および塩化マグネシウム用容器14を紙
器10から取外し、その一端を開口する。そして
上面を開放した紙器10内に海水、マグネシウム
をいれ、紙器内の豆乳とまぜ合わせる。まぜ合わ
せ用のスプーン、ストロー等を紙器10に予め装
着しておいてもよい。また第2図に示す実施例で
は、容器12,14の上端を閉塞するシール16
をのぞき、ストロー等を容器内に挿入してその下
端をやぶれば海水および塩化マグネシウムが豆乳
内にまぜ合わされる。まぜ合わせを効果的に行な
うため、容器12,14の下端は豆乳の水位の半
分位のレベルにあることが好ましい。海水、塩化
マグネシウムを豆乳にまぜた後、紙器10の上面
を開放して容器12,14を除去し、必要なら更
にまぜ合わせを行なう。
海水、塩化マグネシウムを豆乳に十分にまぜ合
わせた後、紙器10をたとえばむし器に入れ70な
いし85℃で25ないし30分程度蒸気によつて加熱す
る。紙器10は安全を考慮して100℃位の蒸気加
熱にも耐えうる材質より作ることが好ましい。上
記条件下での蒸気加熱後、むし器から紙器10を
取り出して水中に放置することにより手作り豆腐
が完成する。
上記のようにこの考案に係る手作り豆腐によれ
ば、高温殺菌された豆乳が100℃程度の蒸気加熱
に耐えうる材質よりなる紙器に収納され、海水お
よび塩化マグネシウムをそれぞれ収納した容器が
一体移動可能に豆乳用紙器に取付けられている。
このように海水、塩化マグネシウムおよび豆乳を
加熱に耐えうる紙器に一体的にセツトしたため蒸
気加熱のための手段と水とが得られればどこでも
いつでも豆腐を必要に応じて容易に作ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る手作り豆腐
のための紙器の斜視図、第2図は別実施例に係る
手作り豆腐のための紙器の破断部分図である。 10……紙器、12……海水用容器、14……
塩化マグネシウム用容器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高温殺菌された豆乳が100℃程度の蒸気加熱
    に耐えうる材質よりなる紙器に収納され、海水
    および塩化マグネシウムをそれぞれ収納した容
    器が一体移動可能に豆乳用紙器に取付けられて
    いる手作り豆腐。 (2) 豆乳用紙器が上面の開放可能な六面体形状に
    形成され、海水および塩化マグネシウム用容器
    が豆乳用紙器の側面または上面に取付けられた
    円柱状の紙器である実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の手作り豆腐。 (3) 豆乳用紙器が上面の開放可能な六面体形状に
    形成され、海水および塩化マグネシウム用容器
    が穿孔の容易な材質から形成されて豆乳用紙器
    の上面から垂下している実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の手作り豆腐。
JP1982160054U 1982-10-22 1982-10-22 手作り豆腐 Granted JPS5964686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982160054U JPS5964686U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 手作り豆腐

Applications Claiming Priority (1)

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JP1982160054U JPS5964686U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 手作り豆腐

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5964686U JPS5964686U (ja) 1984-04-28
JPS6340154Y2 true JPS6340154Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=30352154

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JP1982160054U Granted JPS5964686U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 手作り豆腐

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JPS5964686U (ja) 1984-04-28

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