JPS6340115B2 - - Google Patents
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- JPS6340115B2 JPS6340115B2 JP58195864A JP19586483A JPS6340115B2 JP S6340115 B2 JPS6340115 B2 JP S6340115B2 JP 58195864 A JP58195864 A JP 58195864A JP 19586483 A JP19586483 A JP 19586483A JP S6340115 B2 JPS6340115 B2 JP S6340115B2
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- Japan
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- sewing machine
- control device
- detector
- load torque
- feature extraction
- Prior art date
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 38
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明はミシンの制御装置に係り、特に負荷変
動に応答してミシンの速度を制御するミシンの制
御装置に関するものである。 〔従来技術〕 従来のミシンの制御装置の一例を第1図に示し
説明すると、図において、1はミシンの制御装
置、2はミシンを駆動するための駆動装置、3は
ミシンのモートル、4はミシン、5はミシン4の
回転軸に取付けられミシン4の上位置または下位
置およびミシン4の回転速度を検知するための検
出器である。 なお、CSは制御装置1に与えられる速度指令、
CLおよびBKはクラツチ信号およびブレーキ信
号、PGは検出器5から制御装置1に供給される
速度検出信号である。 そして、ミシンを駆動する駆動装置2と、ミシ
ンを制動または停止させるための制動手段と、こ
れら各駆動装置と制動手段を制御することにより
ミシン4を制御する制御装置1と、ミシン4の針
の上または下位置を検知しこの検知位置に対応す
る信号とミシン4の回転速度を検知しミシンの回
転数に相当する信号を発生する検出器5によつて
構成されている。 このように構成されたミシンの制御装置におい
て、まず、外部から制御装置1に速度指令CSが
与えられると、この制御装置1は検出器5からの
速度検出信号PGと速度指令CSとを比較する。つ
ぎに、制御装置1は両者の誤差分を出力し、駆動
装置2を介してモートル3のクラツチまたはブレ
ーキを制御することにより、ミシン4の回転速度
を速度指令CSに対応した速度に制御する。そし
て、モートル3は常時回転しており、クラツチを
接続したり、ブレーキを接続したりして速度制御
を、行なつている。 しかしながら、このようなミシンの制御装置に
おいては、モートル3のクラツチコイルまたはブ
レーキコイルの時定数の大きいこと、また、第1
図に示す制御系のもつむだ時間の影響で、負荷変
動とクラツチ電流の関係を示す説明図である第2
図に示すような急激な負荷トルクの変動には追従
することができないことがあつた。 この第2図は横軸に時間t、縦軸にトルク
TQ、クラツチ電流Icをとつて表わしたもので、
aはトルク変動を示したものであり、bはクラツ
チ電流を示したものである。 いま、aに示すP点トルクに対応するクラツチ
電流をbに示すP′とすると、P点のような負荷ト
ルクのピーク点が瞬間的にくる場合には、bに示
すクラツチ電流がP′まで立ち上がろうとしている
間に、すでに負荷トルクのピークが過ぎてしまつ
ているのである。 このように、従来のミシンの制御装置は、瞬間
的な負荷トルクの変動に追従することができず、
また、速度変動を生じ、最悪の場合にはミシンが
停止してしまうという欠点があつた。 〔発明の概要〕 本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は急激な負荷変動に対応すること
ができ、精度の高い制御ができるミシンの制御装
置を提供することにある。 このような目的を達成するため、本発明は、検
出器からの負荷トルクの変動検出信号からその負
荷トルクの特徴を抽出して記憶し運転時に読み出
す特徴抽出装置を設け、制御装置に負荷変動を予
測する機能を備えるようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。 第3図は本発明によるミシンの制御装置の一実
施例を示すブロツク図で、説明に必要な部分のみ
を示す。 この第3図において、第1図と同一符号のもの
は相当部分を示し、6は負荷トルクの変動を検出
する検出器5からの速度検出信号PGから負荷ト
ルクの特徴を抽出して記憶しておき、運転時にこ
れを読み出す特徴抽出装置、7はこの特徴抽出装
置6に接続され学習モードと運転モードを切換え
るための切換スイツチで、この切換スイツチ7は
スイツチがオンのときに学習モードとなるように
構成されている。 つぎにこの第3図に示す実施例の動作を説明す
る。 まず、第2図に示すような負荷変動を生ずるの
が糸切り動作などの特殊な場合だけだとし、ま
た、糸切り動作は通常、ミシンの下位置から上位
置の半回転の間で行なわれるので、以下、この半
回転の期間に限つて特徴抽出装置6が動作するも
のとする。 そして、動作の開始は、糸切り指令(図示せ
ず)が制御装置1に入力されたときとする。 いま、切換スイツチ7がオンされた学習モード
について考察する。実際に、糸切り指令を与えて
ミシン4を半回転させ、トルクピツクアツプの回
転速度検出機能とミシン針の下位置または上位置
を検出する機能とを兼ね備えた検出器5を通して
制御装置1内に入力する。そして、制御装置1内
ではこの負荷トルク変動の波形を一定の周期Tで
サンプリングしてその時刻とトルクの値を制御装
置1内の図示しない記憶装置に記憶する。 この記憶の形態を下記表に示す。
動に応答してミシンの速度を制御するミシンの制
御装置に関するものである。 〔従来技術〕 従来のミシンの制御装置の一例を第1図に示し
説明すると、図において、1はミシンの制御装
置、2はミシンを駆動するための駆動装置、3は
ミシンのモートル、4はミシン、5はミシン4の
回転軸に取付けられミシン4の上位置または下位
置およびミシン4の回転速度を検知するための検
出器である。 なお、CSは制御装置1に与えられる速度指令、
CLおよびBKはクラツチ信号およびブレーキ信
号、PGは検出器5から制御装置1に供給される
速度検出信号である。 そして、ミシンを駆動する駆動装置2と、ミシ
ンを制動または停止させるための制動手段と、こ
れら各駆動装置と制動手段を制御することにより
ミシン4を制御する制御装置1と、ミシン4の針
の上または下位置を検知しこの検知位置に対応す
る信号とミシン4の回転速度を検知しミシンの回
転数に相当する信号を発生する検出器5によつて
構成されている。 このように構成されたミシンの制御装置におい
て、まず、外部から制御装置1に速度指令CSが
与えられると、この制御装置1は検出器5からの
速度検出信号PGと速度指令CSとを比較する。つ
ぎに、制御装置1は両者の誤差分を出力し、駆動
装置2を介してモートル3のクラツチまたはブレ
ーキを制御することにより、ミシン4の回転速度
を速度指令CSに対応した速度に制御する。そし
て、モートル3は常時回転しており、クラツチを
接続したり、ブレーキを接続したりして速度制御
を、行なつている。 しかしながら、このようなミシンの制御装置に
おいては、モートル3のクラツチコイルまたはブ
レーキコイルの時定数の大きいこと、また、第1
図に示す制御系のもつむだ時間の影響で、負荷変
動とクラツチ電流の関係を示す説明図である第2
図に示すような急激な負荷トルクの変動には追従
することができないことがあつた。 この第2図は横軸に時間t、縦軸にトルク
TQ、クラツチ電流Icをとつて表わしたもので、
aはトルク変動を示したものであり、bはクラツ
チ電流を示したものである。 いま、aに示すP点トルクに対応するクラツチ
電流をbに示すP′とすると、P点のような負荷ト
ルクのピーク点が瞬間的にくる場合には、bに示
すクラツチ電流がP′まで立ち上がろうとしている
間に、すでに負荷トルクのピークが過ぎてしまつ
ているのである。 このように、従来のミシンの制御装置は、瞬間
的な負荷トルクの変動に追従することができず、
また、速度変動を生じ、最悪の場合にはミシンが
停止してしまうという欠点があつた。 〔発明の概要〕 本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は急激な負荷変動に対応すること
ができ、精度の高い制御ができるミシンの制御装
置を提供することにある。 このような目的を達成するため、本発明は、検
出器からの負荷トルクの変動検出信号からその負
荷トルクの特徴を抽出して記憶し運転時に読み出
す特徴抽出装置を設け、制御装置に負荷変動を予
測する機能を備えるようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。 第3図は本発明によるミシンの制御装置の一実
施例を示すブロツク図で、説明に必要な部分のみ
を示す。 この第3図において、第1図と同一符号のもの
は相当部分を示し、6は負荷トルクの変動を検出
する検出器5からの速度検出信号PGから負荷ト
ルクの特徴を抽出して記憶しておき、運転時にこ
れを読み出す特徴抽出装置、7はこの特徴抽出装
置6に接続され学習モードと運転モードを切換え
るための切換スイツチで、この切換スイツチ7は
スイツチがオンのときに学習モードとなるように
構成されている。 つぎにこの第3図に示す実施例の動作を説明す
る。 まず、第2図に示すような負荷変動を生ずるの
が糸切り動作などの特殊な場合だけだとし、ま
た、糸切り動作は通常、ミシンの下位置から上位
置の半回転の間で行なわれるので、以下、この半
回転の期間に限つて特徴抽出装置6が動作するも
のとする。 そして、動作の開始は、糸切り指令(図示せ
ず)が制御装置1に入力されたときとする。 いま、切換スイツチ7がオンされた学習モード
について考察する。実際に、糸切り指令を与えて
ミシン4を半回転させ、トルクピツクアツプの回
転速度検出機能とミシン針の下位置または上位置
を検出する機能とを兼ね備えた検出器5を通して
制御装置1内に入力する。そして、制御装置1内
ではこの負荷トルク変動の波形を一定の周期Tで
サンプリングしてその時刻とトルクの値を制御装
置1内の図示しない記憶装置に記憶する。 この記憶の形態を下記表に示す。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、複雑な手段を用いることなく、ミシンの制御
装置に負荷トルクの特徴を抽出する機能をもたせ
た簡単な構成によつて、急激な負荷変動に対応す
ることができ、精度の高い制御を行うことができ
るので、実用上の効果は極めて大である。
ば、複雑な手段を用いることなく、ミシンの制御
装置に負荷トルクの特徴を抽出する機能をもたせ
た簡単な構成によつて、急激な負荷変動に対応す
ることができ、精度の高い制御を行うことができ
るので、実用上の効果は極めて大である。
第1図は従来のミシンの制御装置の一例を示す
ブロツク図、第2図は第1図の動作説明に供する
負荷変動とクラツチ電流の関係を示す説明図、第
3図は本発明によるミシンの制御装置の一実施例
を示すブロツク図である。 1……制御装置、2……駆動装置、3……モー
トル、4……ミシン、5……検出器、6……特徴
抽出装置、7……切換スイツチ。
ブロツク図、第2図は第1図の動作説明に供する
負荷変動とクラツチ電流の関係を示す説明図、第
3図は本発明によるミシンの制御装置の一実施例
を示すブロツク図である。 1……制御装置、2……駆動装置、3……モー
トル、4……ミシン、5……検出器、6……特徴
抽出装置、7……切換スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ミシンを駆動する駆動装置と、前記ミシンを
制動または停止させる制動手段と、前記駆動装置
と制動手段を制御することにより前記ミシンを制
御する制御装置と、前記ミシンの針の上位置また
は下位置を検出しこの検知位置に対応する信号と
前記ミシンの回転速度を検知し該ミシンの回転数
に相当する信号を発生する検出器とを備えたミシ
ンの制御装置において、 学習モード時に前記検出器からの回転速度によ
る負荷トルクの変動の特徴を一定周期毎に複数記
憶したものの平均値として記憶し、運転モード時
に記憶された負荷トルクが前記制御装置によつて
読み出される特徴抽出装置と、 前記特徴抽出装置の学習モードと運転モードと
を切り換える切換えスイツチとを備え、 前記制御装置は運転モード時に前記特徴抽出装
置から読み出した負荷トルクを用いて前記ミシン
を制御することを特徴とするミシンの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58195864A JPS6088585A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | ミシンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58195864A JPS6088585A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | ミシンの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088585A JPS6088585A (ja) | 1985-05-18 |
JPS6340115B2 true JPS6340115B2 (ja) | 1988-08-09 |
Family
ID=16348256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58195864A Granted JPS6088585A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | ミシンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088585A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62123978A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | ミシン制御装置 |
-
1983
- 1983-10-19 JP JP58195864A patent/JPS6088585A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6088585A (ja) | 1985-05-18 |
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