JPS6339900Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339900Y2 JPS6339900Y2 JP1982081277U JP8127782U JPS6339900Y2 JP S6339900 Y2 JPS6339900 Y2 JP S6339900Y2 JP 1982081277 U JP1982081277 U JP 1982081277U JP 8127782 U JP8127782 U JP 8127782U JP S6339900 Y2 JPS6339900 Y2 JP S6339900Y2
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- JP
- Japan
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- conductive
- connector
- sheet
- film
- circuit board
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気電子部品、特にはコネクター、ス
ルーホール構造を有する回路基板などの電気電子
部品に関するものである。
ルーホール構造を有する回路基板などの電気電子
部品に関するものである。
従来、液晶表示管、回路基板用電極端子面と、
これと反対方向を向いている回路基板電極端子面
との電気的接続は通常シート状またはフイルム状
の電極コネクターの圧接接続によつて行なわれて
いる。しかし、この場合には例えば第１図に示し
たように、互に反対方向に向いている回路基板１
と２とを電気的に接続するシート状コネクター３
を反転させた状態で使用する必要があるため、こ
れにはその反転による抵抗率の上昇があるほか、
これには折り曲げによる延伸のために断線という
事故を招くおそれがあり、これにはまた圧接接続
構造をとる場合のコネクターの取付けが難しく、
このコネクターの復元力によつてそれがはずれや
すいという不利がある。
これと反対方向を向いている回路基板電極端子面
との電気的接続は通常シート状またはフイルム状
の電極コネクターの圧接接続によつて行なわれて
いる。しかし、この場合には例えば第１図に示し
たように、互に反対方向に向いている回路基板１
と２とを電気的に接続するシート状コネクター３
を反転させた状態で使用する必要があるため、こ
れにはその反転による抵抗率の上昇があるほか、
これには折り曲げによる延伸のために断線という
事故を招くおそれがあり、これにはまた圧接接続
構造をとる場合のコネクターの取付けが難しく、
このコネクターの復元力によつてそれがはずれや
すいという不利がある。
また、このコネクター接続される回路基板が実
装密度の向上、上下両面の使用という目的のため
に特にスルーホール構造を有するものとされた場
合、この接続は例えば第２図に示したようにスル
ーホール４を有する回路基板５と他の回路基板６
とをシート状コネクター７で電気的に接続するの
であるが、この場合にはコネクター７による接続
は容易であるとしても、これにはスルーホール構
造自体が耐久性などに問題をもつものであるし、
このスルーホール構造をもつ回路基板の製造には
コストがかかり、これにはまたその穴あけ位置に
制限があるため回路設計上に制限があるという不
利がある。
装密度の向上、上下両面の使用という目的のため
に特にスルーホール構造を有するものとされた場
合、この接続は例えば第２図に示したようにスル
ーホール４を有する回路基板５と他の回路基板６
とをシート状コネクター７で電気的に接続するの
であるが、この場合にはコネクター７による接続
は容易であるとしても、これにはスルーホール構
造自体が耐久性などに問題をもつものであるし、
このスルーホール構造をもつ回路基板の製造には
コストがかかり、これにはまたその穴あけ位置に
制限があるため回路設計上に制限があるという不
利がある。
本考案はこのような不利を解決することのでき
る電気電子部品に関するもので、絶縁性シートま
たはフイルムの厚さ方向に導電性繊維状物を貫通
させてなる異方導電性シートまたはフイルムの少
なくとも片面に可撓性の導電性ペーストからなる
導電路を設け一体化してなることを特徴とするも
のである。
る電気電子部品に関するもので、絶縁性シートま
たはフイルムの厚さ方向に導電性繊維状物を貫通
させてなる異方導電性シートまたはフイルムの少
なくとも片面に可撓性の導電性ペーストからなる
導電路を設け一体化してなることを特徴とするも
のである。
これを説明すると、本考案者らは各種精密電子
機器の回路接続用の電気電子部品について種々検
討の結果、特にスルーホール構造をもつ回路素子
の電気接続については異方導電シートがスルーホ
ール機能をもつものであることに注目し、この異
方導電シートないしフイルムをコネクターとして
利用することについて研究を進め、それにはこの
異方導電シートまたはフイルムの片面または両面
に導電路を設ければ、反対方向に向いている回路
基板端子面の接続にこれを反転させる必要がない
し、このコネクター自体がスルーホール機能をも
つものであることから接続すべき回路基板に新し
くスルホールを設ける必要がなく、これらの電極
端子を同一方向に向い合わせる必要もなくなると
いうことを確認して本考案を完成させた。
機器の回路接続用の電気電子部品について種々検
討の結果、特にスルーホール構造をもつ回路素子
の電気接続については異方導電シートがスルーホ
ール機能をもつものであることに注目し、この異
方導電シートないしフイルムをコネクターとして
利用することについて研究を進め、それにはこの
異方導電シートまたはフイルムの片面または両面
に導電路を設ければ、反対方向に向いている回路
基板端子面の接続にこれを反転させる必要がない
し、このコネクター自体がスルーホール機能をも
つものであることから接続すべき回路基板に新し
くスルホールを設ける必要がなく、これらの電極
端子を同一方向に向い合わせる必要もなくなると
いうことを確認して本考案を完成させた。
本考案に使用される異方導電シートまたはフイ
ルムは例えばシリコーンゴム、ブタジエンゴムな
どの合成ゴム、あるいはエチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリエステル、ポリウレタンなどの合成
樹脂に、炭素繊維、金属線、金属繊維などの導電
性繊維あるいはこの導電性繊維と炭素繊維などの
導電性粒子とを混合して成形し、これを上記した
成形体の厚さ方向に配向させると共に、この導電
性物質の一部をこの成形体中に貫通するようにし
たものであるが、この成形体の厚さ方向を貫通す
る導電性物質の量はそれが成形体の全面に及ぶも
のである必要はなく、これは成形体の一部に偏在
させたものであつてもよい。なお、このシート、
フイルムの厚さは任意とされるが、これは通常
0.05〜１mm程度のものとされる。
ルムは例えばシリコーンゴム、ブタジエンゴムな
どの合成ゴム、あるいはエチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリエステル、ポリウレタンなどの合成
樹脂に、炭素繊維、金属線、金属繊維などの導電
性繊維あるいはこの導電性繊維と炭素繊維などの
導電性粒子とを混合して成形し、これを上記した
成形体の厚さ方向に配向させると共に、この導電
性物質の一部をこの成形体中に貫通するようにし
たものであるが、この成形体の厚さ方向を貫通す
る導電性物質の量はそれが成形体の全面に及ぶも
のである必要はなく、これは成形体の一部に偏在
させたものであつてもよい。なお、このシート、
フイルムの厚さは任意とされるが、これは通常
0.05〜１mm程度のものとされる。
この異方導電性シートまたはフイルム面上に配
設される導電路は例えばこの異方導電性シート、
フイルム上に導電性インクをもつて厚さ約20〜
50μｍの平行縞状の線路をスクリーン印刷するこ
とによつて作ればよいが、その形状、構造は任意
のものとしてよいし、この作成はまた導電路を含
むフイルム、シートを異方導電性シートに接着さ
せるという手法で行なつてもよい。なお、この異
方導電性シート、フイルムと導電路との接着に当
つてはこの導電路を構成する導電性物質自体に接
着性を付与しておくことが好ましいが、これは異
方導電性フイルム、シート上に予じめ絶縁性の接
着層を設けてこの接着層の上に導電路を作り、異
方導電性フイルム、シートを貫通している導電性
物質がこの接着層をつきやぶつて導電路に接続す
るようにしてもよい。
設される導電路は例えばこの異方導電性シート、
フイルム上に導電性インクをもつて厚さ約20〜
50μｍの平行縞状の線路をスクリーン印刷するこ
とによつて作ればよいが、その形状、構造は任意
のものとしてよいし、この作成はまた導電路を含
むフイルム、シートを異方導電性シートに接着さ
せるという手法で行なつてもよい。なお、この異
方導電性シート、フイルムと導電路との接着に当
つてはこの導電路を構成する導電性物質自体に接
着性を付与しておくことが好ましいが、これは異
方導電性フイルム、シート上に予じめ絶縁性の接
着層を設けてこの接着層の上に導電路を作り、異
方導電性フイルム、シートを貫通している導電性
物質がこの接着層をつきやぶつて導電路に接続す
るようにしてもよい。
このようにして得られた本考案のコネクターは
例えば第３図に示したように異方導電性シート１
１に導電路１２を設けたもの、または第４図に示
したように異方導電性シート１１の上に接着剤層
１３および導電路１２を設けたものであるが、こ
れを使用して互に反対方向に向いている２つの回
路基板１と２との電気的接続を行なうには、この
回路基板１，２の間にこのコネクター１４を挿入
し、これを保持具１５で固定化すればよく、これ
によれば反転、折り曲げによる抵抗値の上昇や断
線、コネクター自身の応力による剥離、脱落のお
それがなくなるほか、これにはまた回路基板をス
ルーホール化する必要がないので、回路基板の構
成が簡易となり、そのコストの低減がはかれると
いう効果が付与される。
例えば第３図に示したように異方導電性シート１
１に導電路１２を設けたもの、または第４図に示
したように異方導電性シート１１の上に接着剤層
１３および導電路１２を設けたものであるが、こ
れを使用して互に反対方向に向いている２つの回
路基板１と２との電気的接続を行なうには、この
回路基板１，２の間にこのコネクター１４を挿入
し、これを保持具１５で固定化すればよく、これ
によれば反転、折り曲げによる抵抗値の上昇や断
線、コネクター自身の応力による剥離、脱落のお
それがなくなるほか、これにはまた回路基板をス
ルーホール化する必要がないので、回路基板の構
成が簡易となり、そのコストの低減がはかれると
いう効果が付与される。
なお、上記では異方導電性シートの片面に導電
路を設けたものについて説明したが、これは異方
導電性シート、フイルムの両面に導電路を設けた
ものでもよく、この場合にも同様の効果が付与さ
れる。
路を設けたものについて説明したが、これは異方
導電性シート、フイルムの両面に導電路を設けた
ものでもよく、この場合にも同様の効果が付与さ
れる。
また、本考案に関し、上記では主としてコネク
ターについて説明したが、これはスルーホール構
造を有する回路基板など各種の電子部品として有
用とされる。
ターについて説明したが、これはスルーホール構
造を有する回路基板など各種の電子部品として有
用とされる。
第１図、第２図は回路基板間の電気的接続の従
来法の縦断面図、第３図、第４図は本考案のコネ
クターの縦断面図、第５図は本考案のコネクター
による回路基板間の電気的接続法の縦断面図を示
したものである。 １，２，５，６……回路基板、３，７……コネ
クター、４……スルーホール、１１……異方導電
性シート、１２……導電路、１３……接着層、１
４……コネクター、１５……保持具。
来法の縦断面図、第３図、第４図は本考案のコネ
クターの縦断面図、第５図は本考案のコネクター
による回路基板間の電気的接続法の縦断面図を示
したものである。 １，２，５，６……回路基板、３，７……コネ
クター、４……スルーホール、１１……異方導電
性シート、１２……導電路、１３……接着層、１
４……コネクター、１５……保持具。
Claims (1)
- 絶縁性シートまたはフイルムの厚さ方向に導電
性繊維状物を貫通させてなる異方導電性シートま
たはフイルムの少なくとも片面に可撓性の導電性
ペーストからなる導電路を設け一体化してなるこ
とを特徴とする電気電子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8127782U JPS58183781U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 電気電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8127782U JPS58183781U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 電気電子部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58183781U JPS58183781U (ja) | 1983-12-07 |
| JPS6339900Y2 true JPS6339900Y2 (ja) | 1988-10-19 |
Family
ID=30090392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8127782U Granted JPS58183781U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 電気電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58183781U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4622249B2 (ja) * | 2003-05-29 | 2011-02-02 | パナソニック株式会社 | 透明タッチパネル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5472488A (en) * | 1977-11-21 | 1979-06-09 | Oki Electric Cable | Structure of connecting conductive rubber |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP8127782U patent/JPS58183781U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5472488A (en) * | 1977-11-21 | 1979-06-09 | Oki Electric Cable | Structure of connecting conductive rubber |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58183781U (ja) | 1983-12-07 |
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