JPS633975Y2 - - Google Patents

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JPS633975Y2
JPS633975Y2 JP6520782U JP6520782U JPS633975Y2 JP S633975 Y2 JPS633975 Y2 JP S633975Y2 JP 6520782 U JP6520782 U JP 6520782U JP 6520782 U JP6520782 U JP 6520782U JP S633975 Y2 JPS633975 Y2 JP S633975Y2
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JP
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plate
spout
notch
inner bag
pouring device
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JP6520782U
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JPS58167056U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、注出口付の内袋を内蔵した紙函から
なる液体収納容器の改良に関する。
(従来の技術) 従来、内袋内蔵液体容器としては種々のものが
提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のものは組立完了時に紙の
切断端面が前面に向つて露出していたり注出器具
による嵩張りを完全に吸収し得ず、紙函頭部が緊
密に組立てられない等の問題点を有している。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、組立完了時において注出具による嵩張りによ
り容器体頭部が緊密に組立てられず恰も型崩れの
ような形状となるのを完全に防止し、紙の切断端
面が前方に露出することなく極めて体裁良く容器
体頭部を組立てることができる全く新規な液体収
納容器を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) この目的達成のための本考案は、外箱Aの中に
注出器具18を持つた内袋Bを収納して組立構成
してなる液体収納容器であつて、注出器具18は
円形基板180上に該円形基板180より小で隅
角部を円弧状にした矩形状の固定部181、該固
定部181より稍大なる係止部182、注出口1
83を順に形成し、円形基板180、固定部18
1、係止部182、注出口183を通して注出穴
184を穿設し、注出口183を覆うキヤツプ1
85を冠せてなり、内袋Bの上方部に固定部18
1より稍大で円形基板180より小に穿設した穴
19に内側より注出口183を先にして挿入し、
円形基板180を穴19の周縁部190に貼着
し、外箱Aは側板2,4、前後板3,5、底板9
等よりなるケース状の函体であつて、側板2,4
の上端一部を傾斜状に切除し、該切除部端縁に傾
斜折線aを介して注出器具18の円形基板180
の輪郭線に対応する切欠60を有する舌片6を連
設し、水平上端縁に、先端にフツク7を有する係
止片8を連設し、前板3の上端に穴10を有する
表傾斜板11、上蓋板12及び差込片13を連設
し、後板5の上端に両側部に切欠140を有する
下蓋板14、注出器具18の固定部181の左右
巾と略等しい左右巾のU字状の切欠部15を上部
に有する裏傾斜板16を順に連設し、かつ後板5
の上端縁に差込溝cを穿設したものからなり、外
箱A内に内袋Bを収納し、外箱Aの側板2,4に
連設された舌片6,6を注出器具18の円形基板
180の輪郭の外側に切欠60が位置するように
折曲げ、切欠60により円形基板180と舌片6
の端縁とが重なつて嵩張りを生ずるのを防止し、
切欠部15の切断端面を注出器具18の固定部1
81の側端面に当接させつつ裏傾斜板16及び切
欠140を有する下蓋板14を折曲げ、切欠部に
よつて注出器具18の固定部180を強固に固定
し、係止片8,8をそれぞれ折り曲げてフツク
7,7を相互に噛合せ係合し、切欠140により
容器体頭部が嵩張りこの折り曲げ及び噛合せが不
良となるのを防止し、表傾斜板11及び上蓋板1
2を順に外箱Aの背面側に折り曲げ表傾斜板11
の端面が前方に露出することを防止し、差込溝c
に差込片13を差込係合してなる液体収納容器を
提供する。
(実施例) 図により本考案に係る容器の一実施例を具体的
に説明すると、第1図乃至第3図はそれぞれ本考
案に係る液体収納容器の構成部材を表す。第1図
は注出器具18の斜視図であつて、該注出器具1
8は円形基板180上に該円形基板180より小
で隅角部を円弧状にした矩形状の固定部181、
該固定部181より稍大なる係止部182、注出
口183を順に形成し、円形基板180、固定部
181、係止部182、注出口183を通して注
出穴184を穿設してなる注出本体18aの注出
口183にキヤツプ185を冠せてなるものであ
る。第2図は内袋Bの斜視図であつて、該内袋B
の上方部には前記固定部181より稍大で円形基
板180より小なる穴19が穿設されている。
尚、穴19周縁の内袋Bを周縁部190とする。
注出器具18及び内袋Bはともにヒートシール性
を有する樹脂例えばポリエチレンを素材としてい
る。第3図は外箱A9の展開図であつて、貼着片
1、側板2、前板3、側板4及び後板5を順に連
設し、側板2,4の上端のほぼ2分の1には夫々
傾斜折線aを構成すると共にこの傾斜折線aには
舌片6を連設し、かつ上端水平線には水平折線b
を介して先端にフツク7を有する係止片8連設
し、又側板2,4の下端には底板9を連設し、前
板3の上端には中央部に注出器具18を挿入し得
る穴10を有する表傾斜板11、上蓋板12及び
差込片13を順に連設し、後板5の上端には両側
部に切欠140を有する下蓋板14及び上部にU
字状の切欠部15を有する裏傾斜板16を順に連
設し、更に前後板3,5の下端には舌片17を連
設し、かつ後板5の上端辺に切込溝cを穿設して
なるものである。しかして、舌片6には注出器具
18の円形基板180の輪郭線に対応する切欠6
0が穿設してあり、又、切欠部15の左右巾は固
定部181の左右巾と略等しい左右巾に形成して
ある。
本考案に係る液体収納容器の組立に当つては、
第4図に示すように注出本体18aを内袋Bの穴
19に内側より注出口183を先にして挿入し、
円形基板180を周辺部190にヒートシールし
て取り付け、次いで上端開口部をヒートシールし
て閉鎖し、注出穴184より収納物たる液体を充
填しキヤツプ185を注出口183に冠せて内袋
Bを密封する。本実施例においてはキヤツプ18
5を開口方向に逆廻しすることによりキヤツプ下
部の細つなぎ186が切断され元詰保証性が図ら
れるようになつている。次いで、第5図乃至第7
図に示すように、貼着片1を後板5に貼着して全
体をケース状に構成し、底板9及び舌片17を折
り畳んで底部を構成し、この外箱Aの中に前述の
ようにして液体を充填し上部に注出器具18を取
り付けて密封した内袋Bを収納し、舌片6を円形
基板180の輪郭の外側に切欠60が位置するよ
うに折り曲げる。次に、切欠部15の切断端面を
固定部181の矩形の相対する辺の側端面に当接
させつつ裏傾斜板16及び下蓋板14を折り曲げ
て裏傾斜板16を係止部182と円形基板180
との間に緊密に嵌入させ注出器具18を固定させ
る。続いて、係止片8,8をそれぞれ折り曲げて
フツク7,7を相互に噛合わせ係合した後、表傾
斜板11及び上蓋板12をそれぞれ裏傾斜板16
及び下蓋板14上に折り重ね、穴10から注出器
具18を突出し、最後に差込片13を切欠溝cに
嵌入係止することによつて本考案に係る容器を組
立完成せしめることが出来る。
(考案の効果) 本考案は上述の構成を有し、舌片6に切欠60
を設けたため円形基板180と舌片6の端縁そが
重なつて嵩張りを生じ、該嵩張りが組立完了後の
容器体頭部に緊密に組立てられず恰も型崩れのよ
うな形状として現れるのを完全に防止し得、切欠
部15によつて固定部181を強固に固定し注出
器具18自体が回転したり前後に揺動したりする
のを完全に防止し得、切欠140を設けたため下
蓋板14を折り曲げた後に係止片8,8を折り曲
げてフツク7,7を噛合せ係合しても容器体頭部
が嵩張つて折り曲げ及び噛合せ係合が上手くいか
ないというおそれがなく、フツク7,7の噛合せ
係合により容器体頭部が左右に拡がつて型崩れす
るのを防止し得、前板3に連設された表傾斜板1
1及び上蓋板12を順に箱の背面側に折り曲げ、
差込片13を後板5の上端縁に差込むようにした
ので、従来の如く表傾斜板11の端面が前方に露
出することなく極めて体裁良く、かつ前述の如く
差込片13を後板5の上端の差込溝cに挿入固定
するので係合が完全である等の特徴を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を表し、第1図乃至第3
図は本考案に係る液体収納容器の構成部材を示
し、第1図は注出器具18の斜視図、第2図は内
袋Bの斜視図、第3図は外箱Aの展開図、第4図
は注出器具18を内袋Bに取り付けた状態を示す
一部切欠拡大断面図、第5図及び第6図は組立途
中の状態を示す斜視図、第7図は組立完了後の状
態を示す斜視図である。 図の主要な部分を表す符号の説明、A……外
箱、B……内袋、2,4……側板、3……前板、
5……後板、6……舌片、7……フツク、8……
係止片、10……穴、11……表傾斜板、12…
…上蓋板、13……差込片、14……下蓋板、1
5……切欠部、16……裏傾斜板、18……注出
器具、60……切欠、181……円形基板、18
1……固定部、182……係止部、c……差込
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱Aの中に注出器具18を持つた内袋Bを収
    納して組立構成してなる液体収納容器であつて、
    注出器具18は円形基板180上に該円形基板1
    80より小で隅角部を円弧状にした矩形状の固定
    部181、該固定部181より稍大なる係止部1
    82、注出口183を順に形成し、円形基板18
    0、固定部181、係止部182、注出口183
    を通して注出穴184を穿設し、注出口183を
    覆うキヤツプ185を冠せてなり、内袋Bの上方
    部に固定部181より稍大で円形基板180より
    小に穿設した穴19に内側より注出口183を先
    にして挿入し、円形基板180を穴19の周縁部
    190に貼着し、外箱Aは側板2,4、前後板
    3,5、底板9等よりなるケース状の函体であつ
    て、側板2,4の上端一部を傾斜状に切除し、該
    切除部端縁に傾斜折線aを介して注出器具18の
    円形基板180の輪郭線に対応する切欠60を有
    する舌片6を連設し、水平上端縁に、先端にフツ
    ク7を有する係止片8を連設し、前板3の上端に
    穴10を有する表傾斜板11、上蓋板12及び差
    込片13を連設し、後板5の上端に両側部に切欠
    140を有する下蓋板14、注出器具18の固定
    部181の左右巾と略等しい左右巾のU字状の切
    欠部15を上部に有する裏傾斜板16を順に連設
    し、かつ後板5の上端縁に差込溝cを穿設したも
    のからなり、外箱A内に内袋Bを収納し、舌片6
    を円形基板180の輪郭の外側に切欠60が位置
    するように折曲げ、切欠部15の切断端面を固定
    部181の側端面に当接させつつ裏傾斜板16及
    び下蓋板14を折曲げて係止片8,8をそれぞれ
    折り曲げてフツク7,7を相互に噛合せ係合し、
    差込溝cに差込片13を差込係合してなる液体収
    納容器。
JP6520782U 1982-05-04 1982-05-04 液体収納容器 Granted JPS58167056U (ja)

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JP6520782U JPS58167056U (ja) 1982-05-04 1982-05-04 液体収納容器

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JPS58167056U JPS58167056U (ja) 1983-11-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2579664Y2 (ja) * 1991-03-19 1998-08-27 凸版印刷株式会社 液体収納容器
MX2013008344A (es) * 2011-01-26 2013-08-27 Graphic Packaging Int Inc Caja de carton con accesorio recerrable.

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JPS58167056U (ja) 1983-11-07

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