JPS6339571Y2 - - Google Patents

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JPS6339571Y2
JPS6339571Y2 JP1982085893U JP8589382U JPS6339571Y2 JP S6339571 Y2 JPS6339571 Y2 JP S6339571Y2 JP 1982085893 U JP1982085893 U JP 1982085893U JP 8589382 U JP8589382 U JP 8589382U JP S6339571 Y2 JPS6339571 Y2 JP S6339571Y2
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JP
Japan
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fluid
chamber
heated
flow
heat
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JP1982085893U
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JPS58189477U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷暖房装置や給湯装置などに用いら
れる熱交換器で、詳しくは、被加熱流体の供給路
に連なる入口室と排出路に連なる出口室とを、多
数の管群を介して連通接続するとともに、前記入
口室から出口室に至る途中に加熱流体の流動室を
形成して、前記管群内を流れる被加熱流体と前記
加熱流体とを間接熱交換させるべく構成してある
熱交換器にする。
この種の熱交換器では、例えば加熱流体がエン
ジン排気ガスである場合、排気ガス温度が露点温
度よりも低下すると、排気ガス中の蒸気が凝縮し
て結露し、その露滴水が溜つて酸腐食を招来する
恐れがあるため、このような腐食を抑制するため
には、排気ガス温度が常に露点温度以上に維持さ
れるように両者の熱交換量を増減調節する要があ
り、また、エンジン負荷の増減に伴なう排気量の
増減によつて被加熱流体の温度が変化するため、
この被加熱流体の温度をほぼ一定に維持するため
には、排気量に応じて両者の熱交換量を調節する
要があり、更に、被加熱流体が必要負荷以上に加
熱されると、クーリングタワーなどを駆動して余
分な熱量を放出しなければならないため、この被
加熱流体側の負荷の増減に応じて両者の熱交換量
を調節する要があるといつた具合に、各種条件に
応じて両者の熱交換量を調節できるようにするこ
とが要望されている。
このような要望を充足する手段として、従来、
第3図で示すように、容器本体101の加熱流体
通路102内に管群103を挿設してある熱交換
器104の複数個を、それらの加熱流体通路10
2,102及び管群103,103同志を夫々連
通接続させた状態で設けるとともに、上手側熱交
換器104を通過した被加熱流体を下手側熱交換
器104に供給する状態とこの下手側熱交換器1
04を迂回させる状態とに切換え自在なバルブ機
構105を設けたものが知られているが、これに
よる場合は、前記熱交換器を連通接続するための
配管部材が多く、しかも、その取付けスペースも
大きいため、全体が大型化するとともにコスト的
にも高く付き易い欠点があつた。
本考案は、上述の欠点を改善する点に目的を有
するものであつて、その構成上の特徴は、前記被
加熱流体の流路途中に、流路上手側の管群と流路
下手側の管群とを分断して、管群内の被加熱流体
の自由流動を一時的に許容する合流室を形成する
とともに、この合流室を挟む両側に前記加熱流体
の流動室を形成し、かつ、その合流室に連通させ
て、合流室内の被加熱流体を下手側の流動室を経
ることなく排出させて有効熱交換距離を変更する
別の排出路を設けた点にある。
したがつて本考案では次の作用効果を生じる。
すなわち上記の構成では、出口室と合流室とに設
けた排出路を選択的に開閉することによつて、被
加熱流体を前記両側の流動室に通して間接熱交換
を二度行う状態と、一方に通した後に取り出して
間接熱交換を一度しか行わせない状態に切換える
ことができ、有効熱交換距離を変更することがで
きる。そしてこの様に加熱流体と被加熱流体との
熱交換量を各種条件に応じて自由に調節すること
ができるから、複数個の熱交換器を用いる従来構
造に比して配管部品点数を削減することができる
ばかりでなく、その取付けスペースも小さくて済
み、全体として構造のコンパクト化とコストの低
廉化を図り乍ら、酸腐食や不当な放熱ロス等のな
い良好な熱交換作用を保ち得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
エンジン駆動式ヒートポンプを用いて給湯冷暖
房装置を構成するに、第1図で示す如く、エンジ
ン1にベルト伝動装置2を介して連動されたコン
プレツサー3の熱媒体循環経路4中に、加圧熱媒
体を水との熱交換により凝縮させるとともに水を
加熱昇温させる凝縮器5、膨張弁6、この膨張弁
6通過後の熱媒体を水との熱交換により蒸発させ
るとともに水を冷却する蒸発器7を介在してい
る。
また、前記凝縮器5を介在してある第1循環水
路8、前記蒸発器7を介在してある第2循環水路
9、バルブV1を介在してある第1給水路10、
バルブV2を介在してある第1出水路11、バル
ブV3を介在してある第2給水路12ならびに、
バルブV4を介在してある第2出水路13を2個
の四方向切換弁14,15を介して連通接続し、
もつて、前記両四方向切換弁14,15の切換え
操作により、前記第1給水路10及び第1出水路
11が第1循環水路8に連通するとき、第2給水
路12及び第2出水路13を第2循環水路9に連
通させ、かつ、前記第2給水路12及び第2出水
路13が第1循環水路8に連通するとき、第1給
水路10及び第1出水路11を第2循環水路9に
連通させるべく構成している。つまり、前記凝縮
器5通過後の高温水と蒸発器7通過後の低温水を
背反的に取出し可能に構成している。
このようにして取出された高温水及び低温水を
室内機等の所定箇所に導いて暖房、冷房、給湯な
どを行なうのである。
また、前記第1循環水路8中に、前記凝縮器5
通過後の水をエンジン冷却水との熱交換によつて
加熱昇温させる第1熱交換器16と、水をエンジ
ン排気ガスとの熱交換によつて加熱昇温させる第
2熱交換器17とを介在させている。
前記第2熱交換器17は次の如く構成されてい
る。
第2図で示すように、筒状体18Aとこれの両
開口部を閉塞可能な蓋体18B,18Bとからな
る容器本体18の内部を、前記筒状体18Aと蓋
体18B,18Bとの間に介在した隔壁19,1
9をもつて3つの室20,21,22に区画形成
し、そのうちの中央を形成する筒状体18Aに、
エンジン排気ガスの給気口23と排気口24、な
らびに、前記給気口23から筒状体18A内に供
給された排気ガスをジグザグ状に流動案内する複
数枚の仕切り板25…とを設けている。他方、前
記隔壁19,19に亘つて両外側の入口室20と
出口室22を連通接続させるための多数の管群2
6を連設するとともに、前記両蓋体18B,18
Bには供給路27及び排出路28を形成し、もつ
て、入口室20に供給された水を前記の管群26
を通して出口室22に流動させることにより、こ
の水を中央のジグザグ状の流動室21に沿つて流
動される排気ガスの保有熱を利用して加熱昇温さ
せるべく構成している。
而して、このような第2熱交換器17におい
て、前記管群26の前記流動室21に対する有効
熱交換距離を変更する機構29を設けている。こ
の機構29を構成するに、前記筒状体18A内の
軸線方向中央部に2枚の隔壁30,30を設け
て、前記流動室21を、パイプ31を介して連通
接続された左右の流動室21a,21bに区画
し、全体として容器本体18内を隔壁を介して連
設する五つの室20,21a,32,21b,2
2に区画形成する。そして前記隔壁30,30に
よつて囲まれた中央の合流室32を、前記管群2
6の軸線方向中央部を開口させ、かつ、前記四方
向切換弁15側に接続されるパイプ33の、前記
排出路28及び前記合流室32に対応する筒状体
18A部分に形成された別の排出路34に対する
接続部分33a,33bには夫々、手動開閉操作
可能なバルブ35,36を介在させている。
そして、第2熱交換器17通過後の排気ガスの
温度tが設定値よりも高いとき、例えば、t≧
150℃の状態にあるときには、管群26の排気ガ
スの流動室21に対する有効熱交換距離が大とな
るように、中央バルブ36は閉、後部バルブ35
は開に夫々操作し、排気ガスの保有熱を極力、利
用して水を効率良く加熱する。しかし、このよう
な間接熱交換によつて排気ガスの温度tが設定値
よりも低下すると、例えば、t≧150℃の状態に
まで低下すると、排気ガス中の蒸気が凝縮して結
露し、この露滴水が熱交換器やパイプなどに溜ま
つて硫酸腐食の原因となるため、このような腐食
を招来する排気ガスの温度低下を抑制するべく、
中央バルブ36は開、後部バルブ35は閉に夫々
操作して、管群26の前記流動室21に対する有
効熱交換距離を小に変更する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒートポンプ利用の給湯冷暖房装置の
配管系統図、第2図は熱交換器の縦断正面図、第
3図は比較例の熱交換器を示す縦断正面図であ
る。 18……容器本体、19,30……隔壁、20
……入口室、21,21a,21b……流動室、
22……出口室、26……管群、27……供給
路、28……排出路、32……合流室、28,3
4……排出路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加熱流体の供給路27に連なる入口室20と
    排出路28に連なる出口室22とを、多数の管群
    26…を介して連通接続するとともに、前記入口
    室20から出口室22に至る途中に加熱流体の流
    動室21を形成して、前記管群26…内を流れる
    被加熱流体と前記加熱流体とを間接熱交換させる
    べく構成してある熱交換器において、前記被加熱
    流体の流路途中に、流路上手側の管群26…と流
    路下手側の管群26とを分断して、管群26…内
    の被加熱流体の自由流動を一時的に許容する合流
    室32を形成するとともに、この合流室32を挟
    む両側に前記加熱流体の流動室21a,21bを
    形成し、かつ、その合流室32に連通させて、合
    流室32内の被加熱流体を下手側の流動室21b
    を経ることなく排出させて有効熱交換距離を変更
    する別の排出路34を設けたことを特徴とする熱
    交換器。
JP8589382U 1982-06-08 1982-06-08 熱交換器 Granted JPS58189477U (ja)

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JP8589382U JPS58189477U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 熱交換器

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JPS58189477U JPS58189477U (ja) 1983-12-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618594B2 (ja) * 1972-05-12 1981-04-30

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109451U (ja) * 1975-02-28 1976-09-03
JPS5849519Y2 (ja) * 1979-07-16 1983-11-11 株式会社荏原製作所 多管式熱交換器

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618594B2 (ja) * 1972-05-12 1981-04-30

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