JPS6339429Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6339429Y2 JPS6339429Y2 JP10753080U JP10753080U JPS6339429Y2 JP S6339429 Y2 JPS6339429 Y2 JP S6339429Y2 JP 10753080 U JP10753080 U JP 10753080U JP 10753080 U JP10753080 U JP 10753080U JP S6339429 Y2 JPS6339429 Y2 JP S6339429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder pipe
- discharge
- suction
- piston
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
- 239000000575 pesticide Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、同一クランク軸によつて複数のピ
ストンを往復動するとともに、異なる液体を同時
に圧送できるようにしたことを特徴とする多連式
往復動ポンプに関するものである。
ストンを往復動するとともに、異なる液体を同時
に圧送できるようにしたことを特徴とする多連式
往復動ポンプに関するものである。
従来、例えば薬剤散布車においては、多数の散
布ノズルを装備したブームに伸縮、開閉あるいは
折り畳むという動作を行なわせるための油圧ポン
プと、薬剤を薬剤タンクから散布ノズルへ圧送す
るための往復動ポンプとの2種類のポンプを搭載
しており、このような構成では限られた設置空間
にこれら2種類のポンプをどのように配置するか
について設計上の問題があるのみならず、動力伝
達装置等の付帯設備が複雑化するという点で改善
策が望まれていた。
布ノズルを装備したブームに伸縮、開閉あるいは
折り畳むという動作を行なわせるための油圧ポン
プと、薬剤を薬剤タンクから散布ノズルへ圧送す
るための往復動ポンプとの2種類のポンプを搭載
しており、このような構成では限られた設置空間
にこれら2種類のポンプをどのように配置するか
について設計上の問題があるのみならず、動力伝
達装置等の付帯設備が複雑化するという点で改善
策が望まれていた。
この考案は、上記事情に鑑みなされたもので、
複数のクランク部を有する同一のクランク軸の各
クランク部に連結されて往復動する複数のピスト
ンの各々をシリンダパイプ内に挿入するととも
に、各ピストンにはそれぞれピストンの往復動に
伴なつて吸入・吐出動作を行なうように前記シリ
ンダパイプ内を摺動する吸入弁を形成し、前記シ
リンダパイプの先端には前記ピストンの往復動に
伴なつて開閉する吐出弁を形成し、この吐出弁を
介して前記シリンダパイプの先端側に形成される
吐出室と、シリンダパイプの基端側に形成される
吸入室の各々を各筒ごとに又は適宜組数ごとに隔
壁によつて区画し、異なる液体の同時圧送ができ
るようにしたことを特徴とした多連式往復動ポン
プを提供しようとするものである。
複数のクランク部を有する同一のクランク軸の各
クランク部に連結されて往復動する複数のピスト
ンの各々をシリンダパイプ内に挿入するととも
に、各ピストンにはそれぞれピストンの往復動に
伴なつて吸入・吐出動作を行なうように前記シリ
ンダパイプ内を摺動する吸入弁を形成し、前記シ
リンダパイプの先端には前記ピストンの往復動に
伴なつて開閉する吐出弁を形成し、この吐出弁を
介して前記シリンダパイプの先端側に形成される
吐出室と、シリンダパイプの基端側に形成される
吸入室の各々を各筒ごとに又は適宜組数ごとに隔
壁によつて区画し、異なる液体の同時圧送ができ
るようにしたことを特徴とした多連式往復動ポン
プを提供しようとするものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
図面はこの考案の往復動ポンプの一例を示す断
面図で、図中、1はクランク軸であつて、このク
ランク軸1には複数(図面では3つ)のクランク
部1aが形成されており、各クランク部1aには
それぞれピストン2の一端が連結されてそれぞれ
往復動しうるようになつている。また、各ピスト
ン2は一対の保持体3,4間に挾持固定されるシ
リンダパイプ5内にそれぞれ挿入されており、各
ピストン2の先端部には、適宜間隔をおいて吸入
弁弁座6と吸入弁ストツパ7とが装着されるとと
もに、これら弁座6とストツパ7との間には、前
記シリンダパイプ5の内面を摺動するピストンパ
ツキング8を装備する吸入弁9が遊嵌されて、ピ
ストン2の往復動に伴なつて吸入・吐出動作が行
なえるようになつている。
面図で、図中、1はクランク軸であつて、このク
ランク軸1には複数(図面では3つ)のクランク
部1aが形成されており、各クランク部1aには
それぞれピストン2の一端が連結されてそれぞれ
往復動しうるようになつている。また、各ピスト
ン2は一対の保持体3,4間に挾持固定されるシ
リンダパイプ5内にそれぞれ挿入されており、各
ピストン2の先端部には、適宜間隔をおいて吸入
弁弁座6と吸入弁ストツパ7とが装着されるとと
もに、これら弁座6とストツパ7との間には、前
記シリンダパイプ5の内面を摺動するピストンパ
ツキング8を装備する吸入弁9が遊嵌されて、ピ
ストン2の往復動に伴なつて吸入・吐出動作が行
なえるようになつている。
一方、前記シリンダパイプ5の先端には吐出弁
弁座10が形成され、この弁座10の先端側に設
置される吐出弁サツク11との間に弁ばね12を
縮設した吐出弁13が、この弁座10に就座され
ている。そして、この吐出弁13を介してシリン
ダパイプ5の先端側に吐出室14が形成され、ま
たシリンダパイプ5の基端側すなわちクランク軸
側には吸入室15が形成されている。この場合、
吐出室14と吸入室15は隔壁16,17によつ
て2室14a,14bと15a,15bとに区画
されて、各室内及びその室と連通するシリンダパ
イプごとに異なる液体を別々に圧送することがで
きるようになつている。18はシールパツキング
で、ピストン2の気水室摺動を確保するものであ
る。
弁座10が形成され、この弁座10の先端側に設
置される吐出弁サツク11との間に弁ばね12を
縮設した吐出弁13が、この弁座10に就座され
ている。そして、この吐出弁13を介してシリン
ダパイプ5の先端側に吐出室14が形成され、ま
たシリンダパイプ5の基端側すなわちクランク軸
側には吸入室15が形成されている。この場合、
吐出室14と吸入室15は隔壁16,17によつ
て2室14a,14bと15a,15bとに区画
されて、各室内及びその室と連通するシリンダパ
イプごとに異なる液体を別々に圧送することがで
きるようになつている。18はシールパツキング
で、ピストン2の気水室摺動を確保するものであ
る。
前記室15aと15bは各別に吸入口19a,
19bを有しており、これら吸入口19a,19
bを介して異なる液体が室15aと15bに導か
れ、それぞれポンプ作用を受けて、吐出側の室1
4a,14bから吐出口20a,20bを経て適
宜使用末端へ圧送されるのである。
19bを有しており、これら吸入口19a,19
bを介して異なる液体が室15aと15bに導か
れ、それぞれポンプ作用を受けて、吐出側の室1
4a,14bから吐出口20a,20bを経て適
宜使用末端へ圧送されるのである。
なお、上記実施例では2組のシリンダパイプ
5,5の両端に互いに連通する吐出室14aと吸
入室15aを設け、1つのシリンダパイプ5の両
端にそれぞれ吐出室14bと吸入室15bを設け
た場合を示すが、必ずしもこの構造に限定される
ものではなく、例えば各シリンダパイプ5ごとに
両端にそれぞれ隔壁16,17によつて区画され
る独立の吐出室14、吸入室15を形成して3種
類の異種液体を同時に圧送することもでき、ま
た、シリンダパイプ5、ピストン2等で構成され
る往復動ポンプ部を必要に応じて増減して形成す
ることもできるとともに、各ポンプ部の両端に形
成される吐出室14、吸入室15は必要に応じて
隔壁16,17によつて任意に区画することがで
きる。
5,5の両端に互いに連通する吐出室14aと吸
入室15aを設け、1つのシリンダパイプ5の両
端にそれぞれ吐出室14bと吸入室15bを設け
た場合を示すが、必ずしもこの構造に限定される
ものではなく、例えば各シリンダパイプ5ごとに
両端にそれぞれ隔壁16,17によつて区画され
る独立の吐出室14、吸入室15を形成して3種
類の異種液体を同時に圧送することもでき、ま
た、シリンダパイプ5、ピストン2等で構成され
る往復動ポンプ部を必要に応じて増減して形成す
ることもできるとともに、各ポンプ部の両端に形
成される吐出室14、吸入室15は必要に応じて
隔壁16,17によつて任意に区画することがで
きる。
以上に説明したように、この考案の往復動ポン
プによれば、同一のクランク軸によつて複数のピ
ストンを同時に駆動して異なる液体を同時に別々
に圧送することができるので、従来のような1ポ
ンプ1液体方式のものに比べて小型化ができて全
重量の軽減と所要設置空間の節減が達成できると
ともに、動力伝達装置の簡略化が図れ、また、修
理・点検等の取扱い運用も容易となるので、その
利用価値は顕著である。
プによれば、同一のクランク軸によつて複数のピ
ストンを同時に駆動して異なる液体を同時に別々
に圧送することができるので、従来のような1ポ
ンプ1液体方式のものに比べて小型化ができて全
重量の軽減と所要設置空間の節減が達成できると
ともに、動力伝達装置の簡略化が図れ、また、修
理・点検等の取扱い運用も容易となるので、その
利用価値は顕著である。
図面はこの考案の往復動ポンプの一例を示す断
面図である。 図において、1……クランク軸、1a……クラ
ンク部、2……ピストン、5……シリンダパイ
プ、9……吸入弁、13……吐出弁、14,14
a,14b……吐出室、15,15a,15b…
…吸入室、16,17……隔壁、19a,19b
……吸入口、20a,20b……吐出口、であ
る。
面図である。 図において、1……クランク軸、1a……クラ
ンク部、2……ピストン、5……シリンダパイ
プ、9……吸入弁、13……吐出弁、14,14
a,14b……吐出室、15,15a,15b…
…吸入室、16,17……隔壁、19a,19b
……吸入口、20a,20b……吐出口、であ
る。
Claims (1)
- 複数のクランク部を有する同一のクランク軸の
各クランク部に連結されて往復動する複数のピス
トンの各々をシリンダパイプ内に挿入するととも
に、各ピストンにはそれぞれピストンの往復動に
伴なつて吸入・吐出動作を行なうように前記シリ
ンダパイプ内を摺動する吸入弁を形成し、前記シ
リンダパイプの先端には前記ピストンの往復動に
伴なつて開閉する吐出弁を形成し、この吐出弁を
介して前記シリンダパイプの先端側に形成される
吐出室と、シリンダパイプの基端側に形成される
吸入室の各々を各筒ごとに又は適宜組数ごとに隔
壁によつて区画して、異なる液体の同時圧送がで
きるようにしたことを特徴とした多連式往復動ポ
ンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10753080U JPS6339429Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10753080U JPS6339429Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5731580U JPS5731580U (ja) | 1982-02-19 |
JPS6339429Y2 true JPS6339429Y2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=29468823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10753080U Expired JPS6339429Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6339429Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3338936B2 (ja) * | 1988-04-25 | 2002-10-28 | 宏一 菊野 | 空気の流動感を体感するための擬似体感装置 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10753080U patent/JPS6339429Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5731580U (ja) | 1982-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4854825A (en) | Multi-stage vacuum pump | |
US20080240944A1 (en) | Air-Operated Pump | |
KR960021167A (ko) | 이중 트리거 스프레이 | |
ES2097821T3 (es) | Dispositivo para rociar fluidos. | |
CA2251105A1 (en) | Reciprocating liquid pump with disc check valve | |
EP0832359B1 (en) | Pneumatic pump | |
US4560327A (en) | Porting and ducting arrangement | |
US5009580A (en) | Multiple reciprocating pump | |
US20040018106A1 (en) | Compressor and method with an improved inlet and discharge valve arrangement | |
JPS6339429Y2 (ja) | ||
JP4392634B2 (ja) | 脈動式ダイヤフラムポンプ | |
US4721444A (en) | Fluid pump incorporating pulsation dampener surrounding its shaft | |
US4424012A (en) | In-line fluid pump and shuttle valve therefor | |
JPH02238186A (ja) | ダイヤフラムポンプ | |
JPH048316Y2 (ja) | ||
JPS6028531Y2 (ja) | 噴霧用手動ポンプ | |
US3482766A (en) | Vacuum operated motor and pump combination | |
JP3561226B2 (ja) | 多連型ポンプ装置 | |
US683143A (en) | Pump. | |
GB651555A (en) | Improvements in or relating to reciprocating pumps for raising liquids | |
JPS6140947Y2 (ja) | ||
JPS6138701Y2 (ja) | ||
JPS5646034A (en) | Oil-hydraulic shovel | |
EP0388374A1 (en) | A single cylinder reciprocating pump | |
JP2517427Y2 (ja) | ピストンポンプ |