JPS6138701Y2 - - Google Patents

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JPS6138701Y2
JPS6138701Y2 JP8044979U JP8044979U JPS6138701Y2 JP S6138701 Y2 JPS6138701 Y2 JP S6138701Y2 JP 8044979 U JP8044979 U JP 8044979U JP 8044979 U JP8044979 U JP 8044979U JP S6138701 Y2 JPS6138701 Y2 JP S6138701Y2
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paint
pump
rotating machine
switching valve
diaphragm
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JP8044979U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転機により駆動される切替弁によつ
てダイヤフラムポンプを作動せしめるごとくした
小型、軽量なポンプ式塗料圧送装置に関する。
連続的な塗装作業においては、比較的大きな塗
料缶を別置して該塗料缶に収納された塗料をスプ
レーガンに圧送するように構成した塗料圧送装置
が採用されている。かかる装置としては塗料缶の
塗料を空気圧により直接加圧する塗料加圧タンク
形式のものと、ポンプを用いて塗料を供給するご
とくしたポンプ式の塗料圧送装置とがあるが、前
者は、塗料を塗料缶にて加圧する必要上、装置が
気密、耐圧構造となりその結果重量が大となるほ
か、塗料の補充又は色替えに際してはその都度缶
を減圧しなければならず不便かつ塗装作業の中断
をきたす。他方ポンプ式の塗料圧送装置として空
気、油圧、電動式等が存在しかつ特に塗料等の圧
送するのに好適に用いられるポンプの一種として
ダイヤフラムポンプが存在するが、従来のものは
切替弁を該ポンプに内蔵するものであつたためポ
ンプが大型となり従つて可搬、取扱いの便宜が要
請されるかかる塗料圧送装置には好適に用いえな
い。
本考案は、回転機により駆動される切替弁によ
つてダイヤフラムポンプを作動せしめることを基
本として小型軽量かつ取扱い性に優れたポンプ式
塗料圧送装置の提供を目的とし以下本考案の装置
の一実施例を図面により説明する。
第1図a,bは本考案の装置1の全体構成を説
明するその正面図、平面図であつて、逆U字脚2
1を両側に具える基板2上には回転機4と切替弁
6とを一体に結合した切替弁付回転機40と、ダ
イヤフラムポンプ8とを並置し、回転機4の出力
軸41に延長軸42を垂設してその下端に撹拌羽
根10を固設する。切替弁6上端には流量調節器
11を螺着してその背面の流入口12をコンプレ
ツサ等の高圧流体供給装置(図示せず)に、又2
つの流出口13a,13bをホースa,14aを
介する回転機4と、その下面螺部11aを導通し
て切替弁6とに夫々接続する。なお切替弁6側部
の吐出口a,61a、吐出口b,61bとダイヤ
フラムポンプ8の流通口a,81a、流通口b,
81bとをホースb,c,14b,14cにより
並列接続するとともに、ダイヤフラムポンプ8の
ポンプ吸入口a,82a、ポンプ吸入口b,82
bおよびポンプ吐出口a,83a、ポンプ吐出口
b,83bには夫々Tソケツト15,15で分
岐、集合する導管15a…を設ける。なおポンプ
吸入口a,b,82a,82bは塗料フイルタ1
6aを下端に具える吸込官17に、ポンプ吐出口
a,b,83a,83bは塗料レギユレータ16
bを経て塗装ブース(図示せず)に連通する。図
中18は塗料圧力計、19はサイレンサである。
切替弁付回転機40は第2〜3図に示すごと
く、本実施例ではエアモータである回転機4と、
切替弁6とを一体に連結してなり、回転機4はケ
ースm43に支承されかつ出力軸挿通孔44にシ
ール効果を有して装着される出力軸41後端の鍔
部46にクランクピン47を偏心させ植設すると
ともに、該クランクピン47にニードルベアリン
グ47aを嵌挿してその周囲に同長の4本の連結
ロツド49a〜49dの下端円弧面を当接せしめ
かつリング50a,50c、カラー50c,50
dを介装してナツト50eにより抜止めする一
方、連結ロツド49a…の他端をケースm43に
十字に穿設のシリンダー室51a〜51dで摺動
する4本のピストン52a〜52d内に軸着せし
める。ケースm43には上端がシリンダー室51
a…に近接し下方が出力軸挿通孔44で開口する
斜孔53a〜53dを設け上蓋54下面の条溝5
4a〜54dによりシリンダー室51a…に連通
せしめるとともに出力軸挿通孔44に周溝a,5
6a、周溝b,56bを刻設して夫々高圧流体の
取入口55aと放出口55bとを導通せしめる。
出力軸41にはさらにクランクピン47の偏心
方向と直角に前記斜孔53a…に連通する2つの
切欠溝a,b,57a,57bを対設し、一方の
切欠溝a,57aは出力軸先端方向に延長され前
記周溝a,56aを介して取入口55aに導通
し、他方の切欠溝b,57bは出力軸41内の導
孔58および側孔59を経て前記周溝b,56b
を介して放出口55bに連通する。なお切欠溝
a,b,57a,57bの端部巾wは夫々斜孔5
3a…の直径dよりもやや広く形成されるととも
に、本実施例においては切欠溝a,b,57a,
57b底面は山形をなし導孔52との干渉を防止
する。なおシリンダー室51a〜51dおよび回
転軸挿通孔44は耐摩耗性部材を用いて適宜補強
するのがよい。
回転機4に連結される切替弁6は、回転機のケ
ースm43にインロー嵌着されるケースv62に
弁軸63を密封効果を有して軸支させかつその一
端に割溝64を設けて前記クランクピン47頭部
を嵌入せしめるとともに該弁軸63後端には浅、
深2つの弁孔a,65a、弁孔b,65bを軸芯
方向にかつ対称に穿孔する。
弁孔a,65aの内端位置で、前記吐出口a,
b,61a,61bに連通する側溝a,66a、
側溝b,66bを対設して各弁孔a,b,65
a,65bを約半分程度切欠き、又弁孔b,66
は栓67で上端を封止するとともに内端には横孔
68を設け、弁軸挿通孔69に形設されかつ排気
口61cに通じる周溝c,70で開口させるとと
もにケースv62に流体供給口71を設けたブラ
ケツト72をシール材を介装して螺着させる。
一方ダイヤフラムポンプ8は第5図a〜cに示
すごとく、中ケース84の両側面に対置されるダ
イヤフラムa,b,85a,85bをシール材を
介して側ケース86a,86bにより挾着せしめ
てなり、各側ケースa,b,86a,86bの内
面即ちダイヤフラム85a,85bの両外面には
盲孔87,87に連なる円錐台状の塗料室a,
b,88a,88bを形成する。なお前記盲孔8
7,87には塗料室a,b,88a88bへの流
入が自由な逆止弁a,89aを設けた塗料のポン
プ吸入口a,b,82a,82bと、その流出を
自由とする逆止弁b,89bを具える塗料のポン
プ吐出口a,b,83a,83bとを付設する。
又、中ケース84にはダイヤフラムa,b,85
a,85bの各内側に中央壁90により隔設され
た作動室a,b,91a,91bを設けるととも
に中央壁90には摺動軸92をOリング93,9
3により軸封しつつ挿通しうる案内筒94を螺着
せしめる。摺動軸92は両端で螺合するナツト9
8,98により各ダイヤフラムa,b,85a,
85bを挾持しかつ連結する1対の当板a,b,
96a,96bをその段付部との間で固定する。
なお案内筒94の両端面a,aと当板a,96
aとの間には了め間隙gを設け、従つて摺動軸9
2は工程2gの距離を左右に往復動しうる。なお
作動室a,b,91a,91bには導孔a,97
a、導孔b,97bを設けて前記流通口a,b,
81a,81bに導通させる。
然して本考案の装置をペイル缶20等のタンク
に上架して塗料フイルター16aを塗料内に浸漬
しかつ流量調節弁11を経て回転機の取入口55
aに高圧流体例えば圧縮空気を供給すると、該圧
縮空気は周溝a,56a、切欠溝a,57aを経
て例えば第2図bに示す位相では斜孔a,53a
および条溝54aを通りシリンダ室a,51aに
流入し前記のごとくクランクピン偏心方向と略直
角に位置するピストンa,52aを押下げる。な
おシリンダー室a,51aに対向するシリンダー
室c,51cは斜孔c,53c、切欠溝b,57
b、導孔58、測孔59、周溝b,56bを経て
放出口55bより流出する。なお偏心方向に位置
しているシリンダー室b,c,51c,51dは
その間閉塞されるがピストンa,52aの下降に
よりクランクピン47の回動に伴ない夫々取入口
55a又は放出口55bに連通する。出力軸41
の約90゜の回転により第2図bと同様な位相関係
となり回転が継続する(なお取入口55aと放出
口55bは互いに逆に用いることにより回転機は
逆転できる)。出力軸41の回転は撹拌羽根10
を回転させ、又クランクピン47と割溝64で係
合する弁軸63も回転し、流量調節器11を介し
て流体供給口71から送られる圧縮空気を弁孔
a,65a、側溝a,66a、吐出口a,61
a、ホースb,14bを経てダイヤフラムポンプ
8の流通口a,81aから作動室a,91aに流
入してダイヤフラムa,85aを図左方に前記工
程2gを移動させ塗料室a,88aの容積を減じ
又その際、摺動軸92が摺動してダイヤフラム
b,85bを変位させ塗料室b,88bの容積を
増す。なお容積の拡大とともに逆止弁a,89a
を通つて塗料を吸込み他方その減少とともに逆止
弁b,89bから塗料を吐出する。なお作動室
b,91b内の流体はその間流通口b,81b、
ホースc,14c、切換弁6の吐出口b,61
b、側溝b,66b、弁孔b,65b、横孔68
を経てサイレンサ19を付設した排気口61cか
ら排出され又弁軸63の各半回転ごとに順次位相
が反転して作動室b,91bにも流体を導き摺動
軸92を往復運動させることにより塗料の吸入、
吐出が反復される。なお吐出された塗料は吐出側
のTソケツト15で合流したのち塗料レギヤレー
タ16bを経て塗料ブースサイド(図示せず)に
送られる。
叙上のごとく、本考案の装置はダイヤフラムポ
ンプの切替弁をポンプとは別置して該切替弁を介
して高圧流体をダイヤフラムポンプに供給すると
ともに切替弁を回転機を用いて駆動するように構
成しているので、ダイヤフラムポンプを小型化で
きその結果装置の小型軽量化さらには取扱、可搬
性向上に役立たせうる。又ポンプには1対のダイ
ヤフラムを対置しているので塗料の脈流を減少で
き又吐出量を増大しえ、又回転機により切替弁弁
軸を回転切替するごとく構成したのでダイヤフラ
ムポンプ作動室への流体の切替、供給が確実かつ
円滑となり又往復部材を僅少化でき装置の静粛化
に役立つとともに、ダイヤフラムポンプの排気は
ホース切替弁内の各孔で緩衝されその排気音を減
少できさらにサイレンサーにより消音するときに
は排気音をきわめて小さなものとなしうる。さら
に切替弁を回転機により駆動するごとく構成して
いるのでその回転機出力軸を延長して撹拌羽根を
付設でき従つて撹拌用の回転機を別置する必要も
なくしうる。
又回転機が切替弁を駆動しかつ切替弁で高圧流
体を切替えるごとく構成しているので回転機とし
てエアモータを用いるときにもその容量を小さな
ものとでき装置の小型化をはかりうる他、1つの
切替弁付回転機により複数台のダイヤフラムを稼
動させることも可能となり、さらに、例えばスプ
レーガンを閉止しダイヤフラムポンプを停止させ
塗料作業を中断するときにも、切替弁を自由に回
転させたまま放置でき従つて回転機に無用なトル
ク又頻繁な起動停止をくり返すこともなく装置寿
命の向上と、操作の簡易化を構成できる。
なお本考案の装置には高圧流体として圧縮空気
の他気密程度を向上させることにより油等を用い
ることもでき、さらに回転機としてエアモータの
他減速電動機等をも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案のポンプ式塗料圧送装置
の一実施例を示す正面図、平面図、第2図aは切
替弁付回転機を例示する一部断面側面図、第2図
bはその回転機の作動を説明する線図、第3図a
は回転機のケースを例示する断面斜視図、第3図
bは回転機の内蔵部品を例示する部分断面斜視
図、第3図cはA−A線断面図、第4図aは切替
弁のケースを例示する断面斜視図、第4図bは弁
軸を示す部分断面斜視図、第4図cはブラケツト
を例示する断面斜視図、第5図aはダイヤフラム
ポンプを例示する側面図、第5図bはその断面
図、第5図cはその断面斜視図である。 4……回転機、6……切替弁、8……ダイヤフ
ラムポンプ、61a,61b……吐出口、63…
…弁軸、85a,85b……ダイヤフラム、88
a,88b……塗料室、89a,89b……逆止
弁、91a,91b……作動室、92……摺動
軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転機と、該回転機により駆動される弁軸を
    具えかつ供給される高圧流体を2つの吐出口か
    ら交互に切替え吐出する切替弁と、対置された
    ダイヤフラムを具えその両側に形設されかつ
    出・入1対の逆止弁を具える塗料室および該塗
    料室とダイヤフラムを隔てて互いに隔設された
    作動室とを有するとともにダイヤフラムを摺動
    軸で連結してなるダイヤフラムポンプとからな
    り、前記切替弁の吐出口とダイヤフラムポンプ
    の作動室とを夫々並列接続せしめたポンプ式塗
    料圧送装置。 (2) 前記回転機がエアモータでありかつ回転機と
    切替弁とが一体に結合されてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載ポンプ式塗料圧送装置。
JP8044979U 1979-06-13 1979-06-13 Expired JPS6138701Y2 (ja)

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JP8044979U JPS6138701Y2 (ja) 1979-06-13 1979-06-13

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JP8044979U JPS6138701Y2 (ja) 1979-06-13 1979-06-13

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Publication Number Publication Date
JPS56255U JPS56255U (ja) 1981-01-06
JPS6138701Y2 true JPS6138701Y2 (ja) 1986-11-07

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