JPS6339322A - ステツプ式連続プレス装置 - Google Patents

ステツプ式連続プレス装置

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JPS6339322A
JPS6339322A JP61183098A JP18309886A JPS6339322A JP S6339322 A JPS6339322 A JP S6339322A JP 61183098 A JP61183098 A JP 61183098A JP 18309886 A JP18309886 A JP 18309886A JP S6339322 A JPS6339322 A JP S6339322A
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press
pressing
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platen
sheet
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Toshio Yamauchi
敏男 山内
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Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はステップ式連続プレス装置に係り、詳しくは所
定のシート状被加工物を、その移送方向に直列に位置し
た複数の領域において互いに異なるプレス条件で同時に
プレス操作し得るようにしたステップ式連続プレス装置
に関するものである。
(従来技術) シート状の積層材料が重ね合わされて成るシート状被加
工物に対して所定のプレス操作を施し、それらシート状
被加工物を構成するシート状積層材料を一体的に接着す
ることによって製造されるーシート状プレス成形品の一
種に、テープ状のシート状積層材料が連続的に供給され
ることによってテープ状のシート状被加工物が連続的に
形成される一方、その連続的に形成されたテープ状のシ
ート状被加工物に対して所定のプレス操作が連続的に施
されることにより、製造される種類のものがある。
例えば、プリント配線が施されたフレキシブルなベース
フィルムに対して、そのプリント配線面にカバーフィル
ムが接着せしめられることによって製造されるフレキシ
ブルプリント配線板では、通常、テープ状を成すベース
フィルムとカバーフィルムとが連続的に重ね合わされる
ことによってテープ状のシート状被加工物が連続的に形
成せしめられる一方、その連続的に形成されたテープ状
のシート状被加工物に対して所定のプレス操作が連続的
に施されるようになっており、これによってそれらベー
スフィルムとカバーフィルムとが一体的に、接着されて
成るフレキシブルプリント配線板が連続的に製造せしめ
られるようになっている。
ところで、かかるフレキシブルプリント配線板のように
、シート状被加工物の形成並びにそれに対するプレス操
作カセ連続的に行なわれるシート状プレス成形品の製造
に際しては、従来、そのプレス操作をローラによって行
なうローラプレス手法が採用されている。
(問題点) しかし、このようなローラプレス手法では、シート状被
加工物に対するプレス力が小さく、充分なプレス力が得
られないといった問題があり、ま°たプレス面積が小さ
いことから、プレス時間や接着側の硬化時間、あるいは
接着後の冷却時間等を充分に確保できないといった不具
合があった。さらに、ローラによる加圧プレス時におい
て、シート状被加工物を構成する各シート状積層材料に
ズレや皺が生じ易く、プレス成形品に傷、気泡iの欠陥
や接着不良が生じ易いといった問題があった。
このような欠点を解消するためには、平板状のプレス板
を備えた通常のプレス装置を採用し、シート状被加工物
を間欠的に移送させるように為すと共に、その間欠的に
移送されるシート状被加工物に対してかかる平板状のプ
レス板によってプレス操作をステップ式に連続して行な
うようにすればよいのであるが、このようなシート状プ
レス成形品の製造に際しては、通常、主プレス操作の前
後において、予備加圧や予備加熱、あるいは事後加圧や
事後冷却等の種々の補助的なプレス操作を連続的に行な
う必要があるところから、通常のプレス装置を単独で用
いるだけでは、シーI・状プレス成形品の製造効率が著
しく低下することとなり、望ましくないのである。
また、これに対し、間欠的に移送せしめられるシート状
被加工物に対してその移送方向に直列的に複数のプレス
装置を配設し、シート状被加工物の移送方向に°直列に
位置する複数の領域に対して、それぞれ所定のプレス操
作を同時に行なうようにすることが考えられる。しかし
、このような場合には、シート状プレス成形品を良好な
製造効率をもって製造することが可能にはなるものの、
それら複数のプレス装置を同時に作動させることが難し
いといった問題があるのであり、またそれら複数のプレ
ス装置のプレス面を一致させることが極めて難しいこと
から、プレス操作時において、シート状被加工物が各プ
レス装置の境界部において切断されたり、あるい11段
差”を生じたりするといった重大な支障を来す恐れがあ
るのである。そしてそれ故、従来では、かかる通常のプ
レス装置を用いるプレス手法が採用し難かったのであり
、前述の如き種々の問題を内在したローラプレス手法が
専ら採用されていたのである。
(解決手段) 本発明は、このような事情を背景として、所定のシート
状被加工物を、その移送方向に直列に位置した複数の領
域において互いに異なるプレス条件で同時にプレス操作
し得るようにしたプレス装置であって、シート状被加工
物をその領域に対応した送り量をもって間欠的に移送し
つつプレス操作せしめることにより、そのシート状被加
工物の複数の領域を互いに異なるプレス条件をもって連
続的にプレス操作し得るようにした、シート状被加工物
の切断や段差の発生の恐れのないステップ式連続プレス
装置を提供するために為されたものであり、その要旨と
するところは、(a)前記シート状被加工物の複数の領
域に対応した複数のプレス領域を備えた固定盤と、(1
))該固定盤と同様の複数のプレス領域を備え、該固定
盤と1−下方向で対向するように配設された可動盤と、
(C)前記シー1〜状被加工物に対して主プレス操作を
施すべき主プレス領域に対応して該可動盤に取り伺けら
れ、該可動盤を前記固定盤に対して押圧せしめる主シリ
ンダと、(d)該主シリンダが取り付けられた前記主プ
レス領域以外の補助プレス領域に対応して、前記固定盤
と前記可動盤とを連結する状態でそれぞれ配設された、
各対応する補助プレス領域において所望のプレス力を与
えるための補助シリンダと、(e)前記固定盤および前
記可動盤の相対向する面に対してそれぞれ前記プレス領
域に対応して配設された、該固定盤または可動盤側の一
方においてプレス面が面一に設定されたプレス板と、(
f)該固定盤または可動盤の他方において、その補助プ
レス領域に配設された該プレス板と該固定盤または可動
盤との間に介装され、プレス操作時におりる該プレス板
のプレス面位置を主プレス領域のプレス面位置に対して
微調節する、内部に所定の圧力流体が給排、保持せしめ
られる所定の圧力袋体とを、含むように構成したことに
ある。
なお、ここにおいて、前記プレス板には、必要に応して
加熱機能や冷却機能が付与されることとなり、それら加
熱機能や冷却機能に基づいて各プレス領域の温度条件が
設定せしめられることとなる。
(作用・効果) かかるステップ式連続プレス装置によれば、シート状被
加工物が平板状のプレス板間でプレス操作せしめられる
ため、ローラプレス手法を採用する場合のように、シー
ト状被加工物に対するプレス力が不足したり、プレス時
間や接着剤の硬化時間、あるいは接着後の冷却時間が不
足するといった問題は良好に解消できるのである。しか
も、シート状被加工物のプレス操作時において、そのシ
ート状被加工物を構成する各シート状積層利料にズレや
皺が生ずることが良好に回避できるのであり、従ってそ
のプレス成形品に対して傷、気泡等の欠陥や接着不良が
生じることが著しく低減するのである。
また、本発明に従うプレス装置では、各プレス領域に対
して共通の固定盤および可動盤が用いられることから、
前記通常のプレス装置を11′Lに並設する場合に比べ
て、複数のプレス操作を同時に行なうことが極めて簡単
に実現できるのであり、しかも固定盤または可動盤側の
一方においては、そこに配設されたプレス板のプレス面
が一致せしめられていることから、プレス操作時におい
てシート状被加工物がプI/ス領域の境界部において切
断されたり、段差を生したりするといった不具合がない
のである。そしてそれ故、連続的に形成されるテープ状
のシート状被加工物を、重大な支障を招くことなく、効
率的にプレス成形できるのである。
さらに、本発明に従うプレス装置では、主プレス領域を
除く補助プレス領域において、上記プレス面が一致せし
められる側とは反対側に配設されたプレス板の背面にそ
れぞれ圧力袋体が配設され、該圧力袋体によって各補助
プレス領域のプレス面位置が主プレス領域のそれに対し
て微調節し得るようにされていることから、主シリンダ
および各補助シリンダの作動に基づいて、可動盤や固定
盤に対して無理な(大きな)応力を惹起することなく、
各プレス領域において所望のプレス力を得ることができ
るといった利点があるのであり、それ故プレス装置の保
守管理が容易で、被加工物を高い精度でプレス成形でき
るといった利点があるのである。
固定盤と可動盤との相対向する面にプレス板を共に固定
的に配設し、且つそれら固定盤および可動盤側の双方に
おいてプレス板のプレス面を一致させるようにした場合
には、プレス操作時のプレス力の差に基づく被加工物の
厚さの違いに起因して、固定盤および/または可動盤の
各プレス領域の境界部に大きな応力が発生ずることが避
り得ず、従ってその応力による固定盤および/または可
動盤の変形に起因してプレス精度が低下することを避は
得ないのであるが、本発明のように、固定盤または可動
盤とプレス板との間に圧力袋体を設け、各補助プレス領
域におりるプレス板のプレス面位置を主プレス領域のそ
れに対して微調節し得るようにすれば、各プレス領域に
おいてそれぞれ所望のプレス力を加えつつ、被加工物の
厚ざの違いをその圧力袋体によるプレス面位置の調節に
よって吸収することができるのであり、その被加工物の
厚さの違いに起因して固定盤および/または可動盤の各
プレス領域の境界部に発生する応力、ひいてはその応力
による固定盤および/または可動盤の変形を良好に抑制
することができるのである。
そしてそれ故、それら固定盤および/または可動盤、ひ
いてはプレス装置の保守管理が容易になると共に、被加
工物を高い精度でプレス成形することが可能になるので
ある。
なお、本発明に係るステップ式連続プレス装置は、前記
フレキシブルプリント配線板のように、テープ状のシー
ト状被加工物が連続的に供給される形式のシート状プレ
ス成形品の製造に際して特に好適に用いることができる
ものであるが、必ずしもこれに限定されるものではなく
、シート状被加工物が所定の領域毎に予め分断された形
状で形成される形式のシート状プレス成形品の製造に際
しても、用いることが可能である。このような形式のシ
ート状プレス成形品の製造に用いた場合にあっても、前
記通常のプレス装置を単独で用いる場合や並設して用い
る場合に比べて、良品質の製品を簡単に且つ効率良く生
産できるといった利点があるのである。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、ここでは、主プレス操作の前後において各1段の
補助プレス操作(予備プレス操作および事後プレス操作
)を同時に行なうことが可能なプレス装置につき、テー
プ状に連続して供給されるシート状被加工物をステップ
式に連続してプレス成形する例について説明することと
する。
先ず、第1図乃至第3図に−おいて、10は、位置固定
の固定盤であって、平面形態が長手矩形状を成しており
、その幅方向の中央部に位置して、所定幅のプレス領域
がその長平方向の全長にわたって形成されている。そし
て、本実施例では、そのプレス領域が長平方向に3等分
された各領域が、第1図中左側から、それぞれ予備プレ
ス領域、主プレス領域および事後プレス領域とされてい
る。
なお、第1図に示されているように、テープ状に連続し
て供給されるシート状被加工物13は、かかる固定盤1
0のプレス領域上に配設され、予備プレス領域側から事
後プレス領域側に向かって供給、移送せしめられるよう
になっている。また、かかるシート状被加工物13は、
通常、プレス装置の前段階において連続的に形成されつ
つ、供給されることとなる。
固定盤10には、その長手方向中央部の主プレス領域を
幅方向において挟むように、各一対のコラム14が立設
されており、これらコラム14によって上下方向に案内
される状態で可動盤16が配設されている。この可動盤
16は、前記固定盤10のプレス領域に対応した長手矩
形状を成しており、その下面が固定盤10のプレス領域
に対面するプレス領域とされている。そして、そのプレ
ス領域が長平方向において3等分された各領域が、それ
ぞれ前記固定盤10の各対応する領域と対向する予(m
プレス領域、主プレス領域および事後プレス領域とされ
ている。なお、かかる可動盤16は、その側めに突出形
成されたプラノJ°ソl−I IIにおいて、各コラJ
、14にトドj動iiJ能に嵌合−1しめられている。
また、各コラノ、14のトウ11.1部にむ1作動力の
大きな単動式の主シリンダ20が取り伺りられており、
この主シリンダ20のラム22が可動盤16の中央部」
二面、すなわち主プレス領域の中央部上面に取り付けら
れている。
一方、前記固定盤IOの補助プレス領域である予備プレ
ス領域および事後プレス領域を幅方向において挟んで対
向する部位に番、1、それぞれその領域の長手方向の略
中央部に位置して、各一対の復動式補助シリンダ2.4
が位置固定に取り伺し」られている。そして、それら補
助シリンダ24のピストンロット26が、それぞれ、可
動盤16の側方に突出形成されたブラゲノ128に連結
されている。
また、固定盤10と可動盤16との各分割されたプレス
領域(予備プレス領域、主プレス領域。
事後プレス領域)には、それぞれ断熱板30を介して、
各9Il域に対応した加熱機能または冷却機能を備えた
プレス板としての熱板32および冷却板34が配設され
ている。
ここにおいて、熱板32は、それぞれ固定盤10および
可動盤16の予備プレス領域および主プレス領域に配設
されており、冷却板34は、事後プレス領域に配設され
ている。
また、可動盤16側に配設された2枚の熱板32.32
および1枚の冷却板34は、可動盤16に対し、それぞ
れ下面のプレス面が面一となる状態で固定的に配設され
ている。
さらに、固定盤10側では、主プレス領域に対して熱板
32が直接配設され、位置固定に保持されているが、予
(iifiプレス領域および事後プレス領域の各補助プ
レス領域においては、熱板32および冷却板34がそれ
ぞれ耐熱性ゴムから成る偏平な圧力袋体36を介して配
設されており、その圧力袋体36内に給排、保持せしめ
られる空気等の所定の圧力流体の圧力に応して、それら
熱板32および冷却板34のプレス面位置がそれぞれ上
下方向に所定距離移動し得るようにされている。
なお、第1図に示されているように、固定盤10の各補
助プレス領域は、主プレス領域に比べてその上面高さが
所定寸法低くされており、この主プレス領域よりも−L
面高さが低くされた各補助プレス領域に対して」二記圧
力袋体36が配設されている。そしてこれによって、主
プレス領域の熱板32と補助プレス領域の熱板32.冷
却板34とのプレス面(上面)が略一致せしめられるよ
うになっており、また各圧力袋体3〔j内の流体圧力を
調節することにより、それら補助プレスS工(域におし
」る熱板32.冷却板34のプレス面位置(高さ)を主
プレス領域におcする27−板32のプレス面位置に欠
1してそれぞれ彷(3周節しi))るようになっ”でい
る。
次に、本実施例装置の作動を説明する。
先ず、第1図乃至第3図に示す状態、すなわち各補助シ
リンダ24によって可動盤16をその」−昇位置に保持
させた状態からプレス操作を行な−)には、シート状被
加工物13の移送作動を停止させた状態で、各補助シリ
ンダ24の押上油圧を解消し、可動盤16をその自重に
よって降下させる。
そして、その可動盤16の下降作動の完了後、主シリン
ダ20を作動させ、可動盤16を固定盤10に対して所
定の主プレス力をもって押圧せしめる一方、各補助シリ
ンダ24にそれぞれのプレス条件に応した伸長油圧(押
」−油圧)を作用させ、それら補助シリンダ24の作動
に基づいて、予備プレス領域および事後プレス領域の各
補助プレス領域におりるプレス力を所望の大きさに設定
する。
また、各圧力袋体36内の流体圧力を各対応するプレス
領域のプレス条件に応じて設定し、固定盤10側に配設
された各補助プレス領域の熱板32および冷却板34の
プレス面位置を調節する。そして、かかる操作条件下に
おいて、各熱板32および冷J、lI板34の温度を各
プレス領域のプレス条イ?1に応じて設定し、それらプ
レス領域の各対向する熱板32および冷却板34間にお
いて、それらの間に位置するシート状被加工物13の対
応する領域を加熱・冷却せしめつつ、それらシート状被
加工物13の各領域に対してプレス操作を施す。
次いで、かかるプレス操作が終了した後、主シリンダ2
0の作動油圧を解消させて各補助シリンダ24を伸長作
動させ、可動盤16を前記上昇位置まで上昇せしめる。
そして、この状態で、シート状被加工物13を第1図中
右方向へ前記分割されたプレス領域に対応した距離だけ
移送せしめ、この移送後において、前述と同様のプレス
操作を行なう。そして、以下、−に述と同様の作動を繰
り返す。
このようにすれば、シー1〜状被加工物13の移送方向
に直列に位置する、前記各プレス領域に対応する領域に
対し、所定の予備プレス操作、主プレス操作および事後
プレス操作を連続して施すことができるのであり、フレ
キシブルプリント配線板の如き、テープ状のシート状被
加工物13が連続的に形成されつつ供給されるシート状
プレス成形品を、ステップ式に連続して成形できるので
ある。なお、前述の説明から明らかなように、ここでは
、予備プレス領域において予備加圧、予備加熱操作が行
なわれると共に、事後プレス領域において事後加圧、冷
却操作が行なわれることとなる。
このように、本実施例装置によれば、テープ状を成すシ
ート状被加工物13の移送方向に直列に位置する複数の
領域に対し、従来のローラプレス手法と同様、予備プレ
ス操作、主プレス操作および事後プレス操作を連続的に
行なうことができるのであり、しかもそれら3種のプレ
ス操作を1成形サイクルで同時に行なうことができるう
え、各プレス領域において常に同様の温度条件でプレス
操作を行なうことができることから、通常のプレス装置
を単独で用いる場合に比べて、シート状プレス成形品を
効率良く製造できるのである。
また、本実施例装置では、シート状被加工物13の各領
域を平板状のプレス板(熱板32.冷却板34)間でプ
レス操作するようになっているため、シート状被加工物
13に対して充分なプレス力を加えることができるので
あり、また充分なプレス時間を確保することができるの
である。そしてそれ故、ローラプレス手法のように、シ
ート状被加工物13に対する加圧力が不足したり、プレ
ス時間や接着剤の硬化時間、あるいは接着後の冷却時間
が不足するといった問題を、良好に解消できるのである
さらに、本実施例装置によれば、そのようにシート状被
加工物13が平板状のプレス板間でプレス操作されるよ
うになっていることから、シート状被加工物13を構成
する各シート状積層材料にズレや皺等が生ずることを良
好に回避できるのであり、従って傷、気泡等の欠陥や接
着不良の少ない、品質の優れたプレス成形品を得ること
ができるのである。
また、本実施例装置では、可動!1G側において各プレ
ス板(熱板32.32および冷却板34)のプレス面が
一致せしめられていることから、プレス操作時において
、シート被加工物13が各プレス領域の境界部において
切断されたり、段差を生じたりするといった不具合がな
いのであり、またプレス操作時において生じるシート状
被加工物13の厚さの相違が各補助プレス領域に配設さ
れた圧力袋体36によって吸収されるようになっている
ことから、その厚さの相違に起因して固定盤10および
/または可動盤16の各プレス領域の境界部に大きな応
力が生ずることがないのであり、それ故プレス装置の保
守管理が容易になると共に、高いプレス精度が得られる
といった利点があるのである。
以上、本発明の一実施例を説明したが、これは文字通り
の例示であり、本発明がかかる具体例に限定して解釈さ
れるべきでないことは勿論である。
例えば、前記実施例では、主プレス領域の前後において
それぞれ1段の予備プレス領域および事後プレス領域が
設けられていたが、それら予備プレス領域および事後プ
レス領域は少なくとも一方だけ設けるようにすることも
可能であり、またそれら予備プレス領域および事後プレ
ス領域をそれぞれ複数段設けるようにすることも可能で
ある。
また、前記実施例では、可動盤16側に配設されたプレ
ス板のプレス面が一致せしめられている一方、固定板1
0側に圧力袋体36が配設されていたが、固定盤10に
配設されるプレス板のプレス面を一致させると共に、圧
力袋体315を可動盤16側に配設するようにするごと
も1’iJ能である。
さらに、前記実施例で番J、テープ状に連続して供給さ
れるシー1へ状被加下物13をプレス成形文11象とし
た例について述べたが、本実施例装置によってプレス成
形せしめられるシー1〜状被加]1−物は必ずしもテー
プ状に連続的に供給されるものである必要はなく、各プ
レス領域に対応して予め切断された形状のものであって
ノ)よい。このような形状のシート状被加工物をプレス
成形する場合にあっても、通常のプレス装置をfi’i
独で用いる場合や並設して用いる場合に比べて、11品
質の製品を簡単に且つ効率良く仕産することができるの
である。
その他、−々列挙はしないが、本発明がその趣旨を逸脱
しない範囲内において種々−なる変更、11r正、改良
等を施した態様で実施できるごとは、言うまでもないと
ころである。
【図面の簡単な説明】
第1図LJ本発明の一実施例を示す一部切欠正面図であ
り、第2図および第3図は、それぞれその■−■断面図
およびITI −III断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  所定のシート状被加工物を、その移送方向に直列に位
    置した複数の領域において互いに異なるプレス条件で同
    時にプレス操作し得るようにしたステップ式連続プレス
    装置であって、 前記シート状被加工物の複数の領域に対応した複数のプ
    レス領域を備えた固定盤と、 該固定盤と同様の複数のプレス領域を備え、該固定盤と
    上下方向で対向するように配設された可動盤と、 前記シート状被加工物に対して主プレス操作を施すべき
    主プレス領域に対応して該可動盤に取り付けられ、該可
    動盤を前記固定盤に対して押圧せしめる主シリンダと、 該主シリンダが取り付けられた前記主プレス領域以外の
    補助プレス領域に対応して、前記固定盤と前記可動盤と
    を連結する状態でそれぞれ配設された、各対応する補助
    プレス領域において所望のプレス力を与えるための補助
    シリンダと、 前記固定盤および前記可動盤の相対向する面に対してそ
    れぞれ前記プレス領域に対応して配設された、該固定盤
    または可動盤側の一方においてプレス面が面一に設定さ
    れたプレス板と、 該固定盤または可動盤の他方において、その補助プレス
    領域に配設された該プレス板と該固定盤または可動盤と
    の間にそれぞれ介装され、プレス操作時において各対応
    するプレス板のプレス面位置を主プレス領域のプレス面
    位置に対して微調節する、内部に所定の圧力流体が給排
    、保持せしめられる所定の圧力袋体とを、 含み、前記シート状被加工物を前記領域に対応した送り
    量をもって間欠的に移送しつつプレス操作せしめること
    により、該シート状被加工物の複数の領域を互いに異な
    るプレス条件をもって連続的にプレス操作し得るように
    したことを特徴とするステップ式連続プレス装置。
JP61183098A 1986-08-04 1986-08-04 ステツプ式連続プレス装置 Granted JPS6339322A (ja)

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JPS6339322A true JPS6339322A (ja) 1988-02-19
JPH0426299B2 JPH0426299B2 (ja) 1992-05-07

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JP (1) JPS6339322A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5599566A (en) * 1994-07-27 1997-02-04 Casolari; Fabio Floating plane for press punches
JP2700172B2 (ja) * 1991-02-19 1998-01-19 ジェムプリュス カード アンテルナショナル ソシエテ アノニム パターンを有するストリップの連続組み立て方法及び装置
JP2012232346A (ja) * 2011-05-04 2012-11-29 Raute Oyj 木製品用プレス装置

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