JPS6339211B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は作物の梱包装置に関し、詳述すれば、
取入れ口と取出し口とを有する梱包室と、その梱
包室で移動し得る圧縮機構とで構成された型式の
作物梱包装置に関する。

本発明の係わる梱包装置は、一般に「ワラ玉」
として知られている、かさばつた状態で梱包して
あるものよりも緻密かつコンパクトに梱包した作
物の梱包体を作るのに適したものである。

このような緻密かつコンパクトな作物梱包体を
作るためには、比較的大量の作物を梱包室に導入
して、圧縮部材が一稼働行程だけ移動した時に圧
縮されるようでなければならない。

本発明は、この種の梱包装置を提供するもので
あつて、一端付近に取入れ口を有すると共に、他
端に取出し口を有する横に長い梱包室を含み、該
梱包室の側壁に前記取出し口を備え、かつ、地上
を移動できる複数の走行車輪を備えた細長い枠部
材と、梱包するため作物を掻集めると共に、該作
物を前記取入れ口から前記取出し口の方に向かつ
て前記梱包室内に投入するための前記枠部材に取
付けられた掻集め兼昇降機と、前記梱包室の横断
面を実質的に満たし、かつ枢軸を中心に圧縮方向
と直交する方向に枢動する隔壁と、該隔壁をピス
トンのように取入れ口を越えた初期位置から前記
取出し口の位置に周期的に移動させ、更に前記隔
壁を初期位置に復帰させる駆動手段とからなる前
記梱包室内に填充された作物を周期的に圧縮し、
かつ圧縮された状態で作物を保持する圧縮部材
と、作物が前記取入れ口を通つて梱包室内に堆積
される間に、前記圧縮部材によつて形成された梱
包体を結束する手段及び結束された梱包体を放出
する放出部材と、から構成されている。

本発明による作物梱包装置では、所定充填量に
達するまで、作物を梱包室一杯つめ込むことが出
来る。その後、圧縮部材が、取出し口に近ずくま
で、取入れ口を横切つて移動しながら、梱包室に
充填された作物を緻密に圧縮するように構成され
ている。

更に、本発明によれば、取出し口は、圧縮方向
から見て梱包室の側壁に設けるとともに、圧縮部
材の移動ストロークが、取入れ口に対向する取出
し口の縁部で終るようにするのが望ましい。こと
に、最大圧縮力が圧縮方向に作用するから、取出
し口の構造を比較的軽量構造とすることが出来
る。

圧縮部材の押圧面が前述の縁部で形成されてい
る場合は、圧縮部材は梱包室の残りの部分の側壁
と協働して圧縮ストローク、即ち、圧縮部材の移
動ストロークの終端において、梱包室の側壁に設
けた取出し口を介して圧縮方向とは直交する方向
へ圧縮された作物梱包体を放出する排除部材が作
動する通路を形成することが出来る。

出来た梱包体の外観を体裁良くするためには、
板状の圧縮部材の周辺部が圧縮室の内壁とほぼ合
致するようにするのが望ましい。更に、梱包室の
側壁に設けた取入れ口と直交して移動する圧縮部
材の周辺リムのその部分が取出し口に対向する取
入れ口の縁部と協働して、ハサミの如き切込み作
用を行うように工夫するのも望ましい。このよう
にすれば、圧縮ストロークが開始されると同時
に、きび類など茎の長い作物でも切断することが
出来る利点がある。

更に、圧縮部材が稼働している最中で、その圧
縮部材が取入れ口を通過した後でも、梱包すべき
作物を連続して梱包室に導入し得るためにも、本
発明による作物梱包装置においては、圧縮部材
は、スピンドルを中心に圧縮方向とは直交する方
向へ枢動し得るように構成されている。そのよう
に構成されているから、最初の梱包体が出来た後
に復帰途上にある圧縮部材は、新たに梱包室に導
入された作物をブラツシングしながら、押しのけ
ることもなく復帰し得る。

梱包室の断面積が大きいような場合には、圧縮
部材を二群で構成して、２個又はそれ以上の部分
からなる分割構成の形とし、各部分がスピンドル
を中心に圧縮方向に直交する方向に枢動可能なよ
うに構成するのが望ましい。

圧縮部材は、流体圧作動式シリンダー、又は、
類似の駆動機構により往復稼働させられるピスト
ン棒に直接連結しても良い。しかし、ピストン棒
の移動ストロークが大きい場合は、梱包室の壁に
スロツト状の開口を設けて、この開口を介して駆
動手段が直接圧縮部材に作用するようにしても良
い。。

大量の作物を梱包体にするに先立つて或る程度
予圧しておくためにも、梱包室に補助搬送手段を
設けて、取入れ口を介して梱包室に導入された作
物を取出し口へ搬送するようにするのが望まし
い。圧縮部材が梱包室の側壁に係合するように構
成されているものに補助搬送手段を設ける場合
は、圧縮部材が稼働し始める前にこの補助搬送手
段を梱包室から退却し得るように構成するのが望
ましい。

更に、圧縮した梱包体が、梱包装置より外方へ
放出された後でも形くずれを起さないためにも、
梱包装置に、テープや麻ひもなどの縄を施す施縄
手段を設けるのが望ましい。本発明の実施例にお
いては、包装縄は無端ベルト状をなして、所定間
隔おきに梱包体が取出し口から出て来る最中に施
縄される。その後は、施縄された梱包体がいくら
か膨脹するので、実質的には梱包体はしつかり梱
包された状態に保たれる。

本発明を、添付図面を参照しながら詳述すれば
以下の通りである。

本発明による作物梱包装置は、全図にわたり、
主として所定長さで矩形断面を有する梱包室１よ
りなるものとして図示されている。梱包室は、自
重支持式でも良いし、また、梱包室１の前方にお
いて後輪だけが図示されている（第２図及び第３
図参照）農業用トラクターに三点支承式ヒツチ３
を介して連結されるとともに、梱包室の後方に車
輪２を有する型式にしても良い。また別の方法と
しては、第１図に示すように、補助フレーム４を
以つて梱包室１を支持するようにしても良い。図
示の梱包室１は、その長手方向に延在する四枚の
壁板５′，５″，５，５′′′′で構成されている。
これらの壁板は、それらの側縁において互いに連
結されることなく、壁板と壁板との間に、梱包室
１の長手方向へ隅に沿つて延在するスロツト状開
口６が形成されるように、第４図と第７図に示す
如く、ブラケツト状の連結具７で連結されてい
る。

梱包室１の内部においては、圧縮部材８が、底
壁板５′にある取入れ口９に沿つて、側壁板５″に
ある取出し口１０へ向つて圧縮ストロークを行う
べく、移動自在に収納されている。この圧縮部材
８は、板形状をなしていて、周縁部が梱包室１の
内壁面と係合している。第４図から第７図にかけ
て示した一実施例においては、圧縮部材８は、圧
縮方向に対して直交する方向に枢動するようにス
ピンドル１１，１２に夫々枢支されたパネル８
１，８２よりなる。

この実施例においては、圧縮部材８は、各スロ
ツト状開口６に沿つて梱包室外を延在する四本の
スクリユー棒１３によつて駆動される。詳述すれ
ば、スクリユー棒１３が回転すると、スピンドル
１１，１２の両端に係止され、かつ、内面にネジ
溝が刻設されているスリーブ１４が相対移動し
て、圧縮部材８を駆動するのである。これらのス
クリユー棒１３は、農業用トラクターの動力取出
し用シヤフト１６により、ギヤ伝達系１５を介し
て同期して回転させられる。以上の説明から、ス
クリユー棒１３が同期回転すると、スリーブ１４
がそれらの対応スクリユー棒１３に沿つて移動さ
せられるとともに、それらのスリーブ１４の移動
が対応スピンドル１１，１２を介して圧縮部材８
に伝達されるから、圧縮部材が移動するのは明ら
かである。

第４図から第７図にかけて図示されている圧縮
部材８は更に枢動自在隔壁８１，８２を有する。
これらの隔壁８１，８２は、圧縮部材８が取出し
口１０への圧縮ストロークに入つている時に第５
図にて実線で示す状態になるように、梱包室１の
壁板に配設したガイド手段により制御されるよう
になつている。圧縮部材８が取入れ口９へと復帰
ストロークに入つている時は、これらの隔壁８
１，８２は、スピンドル１１，１２を中心に枢動
して、梱包室１の側壁板５″，５と夫々平行に
なる状態まで開く。これらの隔壁８１，８２が開
位置へと枢動している状態は、第５図の下方にお
いて点線にて示してある。

このような板状圧縮部材８を補強するために、
各隔壁８１，８２に補強用骨材１７が設けられて
いるとともに、骨材１７のスピンドル１１，１２
とは対向する個所に、スピンドル１１，１２と平
行に延在するピン１８と、該ピン１８と協働する
とともに、そのピン１８と係合するフツク１９が
夫々設けられている。これらのピン１８とフツク
１９とは連結手段を構成するものであつて、作物
を圧縮している時に生ずる張力を吸収し得るよう
に、圧縮部材８の押圧面から所定距離だけ離れた
ところに設けられている。

ピン１８とフツク１９との係合は、圧縮部材が
圧縮ストロークを始めて隔壁８１，８２がそれに
伴なつて閉位置へ枢動すると行なわれるが、両者
間の係合外しは、前記圧縮部材が復帰ストローク
を始めて前記隔壁８１，８２が開位置へ枢動する
と行なわれる。この動作は、梱包室１の頂壁板５
に設けたガイド手段２０により自動的に行なわ
れる。

ガイド手段２０と、このガイド手段２０に沿つ
て移動するものであつて、隔壁８１，８２に取り
つけられた補強用骨材１７に夫々装架されている
ローラ２２とは第８図に詳細に示してある。ガイ
ド手段２０は、各隔壁８１，８２ごと曲率の異つ
た、適当に形状を定めた案内用骨材より構成され
ている。これらのガイド手段２０の曲率は、隔壁
８１，８２が閉位置へと枢動される時に、先ず隔
壁８２が枢動し、その後隔壁８１が枢動し始める
ように選ばれている。そうすれば、隔壁８１，８
２が閉位置に近づくにつれて、隔壁８１と共に枢
動するピン１８が、隔壁８２と共に枢動するフツ
ク１９に係合し得る。ガイド手段２０のガイド面
に沿つて移動するローラ２２は退却し得るように
なつているから、隔壁８１，８２が復帰ストロー
クに入つている間、カム面を乗越えて横断し、そ
の後、圧縮バネ２３の作用によりもとの状態へ押
勢される。

圧縮ストロークの終期においては、取出し口１
０から圧縮された梱包体が取り出された後、梱包
室１の頂壁板５に設けたカム２１の作用によ
り、各隔壁８１，８２の上部補強用骨材１７の自
由縁が、スピンドル１１，１２から所定距離だけ
離れた所定個所に保持されるので、先ず隔壁８１
が、その後隔壁８２が枢動する。カム２１の詳細
なところについては第９図に示してあるから、圧
縮部材８が圧縮ストロークを続行している時に、
これらのカム２１は梱包室の外方へ押し上げられ
るのは明らかである。

圧縮済みの作物梱包体の放出は、第５図の下方
と第４図の左側に示す放出部材２４によつて行な
われる。圧縮部材８の圧縮ストロークは、取入れ
口９に対向する取出し口１０の縁部まで続くの
で、梱包室１の残部と共に、放出部材２４が移動
し得る通路が形成されている。従つて、第５図に
おいて、放出部材２４が前記通路内を右方へ移動
すると、圧縮済みの作物梱包体は取出し口１０を
介して梱包室１の横方向に放出される。

この放出部材２４の放出のための移動は、該放
出部材２４に直結されたネジ機素２６を有するス
クリユー棒２５により行なわれる。詳述すれば、
第６図に示すように、放出部材２４に固定させた
ネジ機素２６を夫々、梱包室１の底壁板５′と頂
壁板５に設けた取出し口１０に向つて延在する
スロツトを介して外方へ突出させるとともに、こ
れらのネジ機素２６にスクリユー棒２５を夫々貫
通させる。そうすれば、スクリユー棒２５が、ギ
ヤ伝達系１５と連結された駆動シヤフト２８とギ
ヤ伝達系２７とを介して同時に回転されると、放
出部材２４も移動する。

梱包室１に導入された作物を圧縮部材８によら
ず、いくらか予め押しつめる、つまり、予圧して
おくには、第１図に示すように、梱包室１を補助
フレーム４に装架した、取出し口１０近傍に位置
するシヤフトを中心に傾斜し得るように構成す
る。すると、掻集め兼昇降機２９により取入れ口
９を介して梱包室１に搬送された作物は、重力の
作用により取出し口１０の方への押しやられるこ
とになる。

それとは別に、第２図と第３図とに示すよう
に、第２図においては梱包室１の底壁板５′の頂
壁板５に設けた補助搬送手段３０、第３図にお
いては梱包室１の頂壁板５に設けた補助搬送手
段３０を用いて、取出し口１０の方へ作物を搬送
するようにしても良い。但し、第３図にあつて
は、梱包室１をいくらか傾斜させるのが望まし
い。

いづれにしても、補助搬送手段３０は、例えば
スプロケツトの如き反転自在ローラ間に懸架した
チエーンの如きの無端機素であつて、梱包室１の
内部へ突入している捕捉部材を有する搬送体を以
つて構成されている。この搬送体が駆動される
と、梱包室１の内部へと突入している捕捉部材が
梱包室１内の作物と係合して取出し口１０の方へ
と移動させるようになつている。ところが、圧縮
部材８の周縁部が梱包室１の内壁面と係合する時
には、補助搬送手段３０は梱包室１から外方へ出
ていなければならない。このために、梱包室１の
対応壁板に、ヒンジ機構を介して搬送体が捕捉部
材と共に梱包室の外方へ退却し得るに適当な寸法
を有するスロツトを設ける。前述のヒンジ機構
は、二本の平行に延在する枢動アームで構成され
ており、そのうち一本には延長部があつて、第２
図に関する限り、複動シリンダーに連結されてい
るから、その複動シリンダーの作動により補助搬
送手段３０が作動位置と不作動位置との間を枢動
せられるようになつている。第３図では、複動シ
リンダーの代りに単動シリンダーが使われた例を
示しており、補助搬送手段３０は作動位置から不
作動位置への枢動はその単動シリンダーの作用で
行なわれるが、不作動位置から図示の作動位置へ
の枢動はおもり３１の作用で行なわれるようにな
つている。

本発明による梱包装置には、更に、梱包体に施
縄して、形くずれを起さないようにするための施
縄手段を設けても良い。この目的のため、第４図
及び第５図において、施縄手段３３のための担持
体を構成するフード３２が取出し口１０の一部と
して設けられている。施縄手段３３は好ましく
は、無端テープで構成するのが望ましく、この無
端テープは幾本もフード３２の外周面に装架して
クランプ３４で必要時まで止めておく。そこで放
出部材２４により梱包体がフード３２の内部へ押
し込まれ、その後、そのフード３２から出て来る
時に、一本の無端テープをフード３２から外して
梱包体に巻きつくようにする。一個の梱包体に一
本の無端テープとは限らず、二本又はそれ以上の
無端テープを所定間隔ごと巻きつけても良い。い
づれにしても、このようにテープを巻きつけられ
た梱包体は完全に放出されると、それ自体の弾性
で膨脹するから、最初のうちは無端テープに弛み
があつたとしても、自動的にしつかりと締つけら
れたことになる。

尚、無端テープはフード３２の外周面に直接装
架しても良いが、予め補助スリーブ３５に複数本
装架させて、そのスリーブ３５ごとフード３２に
装架することも可能である。

比較的重い作物梱包体を作れるようにするため
には、フード３２が摺動部材３６により伸縮しえ
るように構成すれば良い。この摺動部材３６の自
由端は滑材３７で支えられている。第５図と第６
図には、取出し口１０の開閉機構３８が図示され
てあり、流体圧式シリンダーの作用により格子状
扉が取出し口１０を開閉するようになつている。

更に、取入れ口９には、圧縮部材８の低縁部と
協働する刃形縁部３９を設ける。このようにすれ
ば、圧縮部材８が取入れ口９を通過するにつれ
て、取入れ口９を入つているキビ類、草類、茎類
ないし葉を切断することが出来る。

本発明は以上の通り構成されているものである
が、当業者には本発明の範囲から逸脱しなくとも
色々な変形が考えられるのは明らかである。例え
ば、圧縮部材８の圧縮ストロークを図示のとは別
の態様で起す、例えば、油圧式又は空圧式駆動機
構を用いて起すことも出来るし、また、作物梱包
体の放出も、説明したのとは別の態様で行うこ
と、例えば、施縄をすませた後、該放出部材２４
にが放出手段を兼ねることも出来る。従つて、こ
れらの変形も本発明の一部をなすものと解すべき
である。

上記のように、本発明によれば、作物を圧縮し
て梱包体を形成するとともに、当該梱包体を結束
する間に梱包室内に作物を連続的に投入できるの
で、梱包作業を休止させることなく、連続して行
うことができる。

したがつて、従来に比べて梱包作業が格段に向
上するようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図は、本発明による梱包装置の
側断面図であつて、その梱包装置が夫々異つた態
様で支持されているところを示しており、第４図
は、第１図から第３図に示す梱包装置の主要構成
を示す斜視図、第５図は、第３図の線―に沿
う横断面図、第６図と第７図は、夫々、第５図の
線―及び―に沿う横断面図、第８図は、
第５図の線―に沿う横断面図、第９図は、第
５図における線―に沿う横断面図である。 １……梱包室、６……スロツト状開口、８……
圧縮部材、９……取入れ口、１０……取出し口、
１１，１２……スピンドル、１３……スクリユー
棒、１４……スリーブ、２０……ガイド手段、２
１……カム、２４……放出部材、３０……補助搬
送手段、３２……フード、３３……無端テープ、
３５……スリーブ、８１，８２……隔壁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 一端付近に取入れ口を有すると共に、他端に
   取出し口を有する横に長い梱包室を含み、該梱包
   室の側壁に前記取出し口を備え、かつ、地上を移
   動できる複数の走行車輪を備えた細長い枠部材
   と、 梱包するため作物を掻集めると共に、該作物を
   前記取入れ口から前記取出し口の方に向かつて前
   記梱包室内に投入するための前記枠部材に取付け
   られた掻集め兼昇降機と、 前記梱包室の横断面を実質的に満たし、かつ枢
   軸を中心に圧縮方向と直交する方向に枢動する隔
   壁と、該隔壁をピストンのように取入れ口を越え
   た初期位置から前記取出し口の位置に周期的に移
   動させ、更に前記隔壁を初期位置に復帰させる駆
   動手段とからなる前記梱包室内に填充された作物
   を周期的に圧縮し、かつ圧縮された状態で作物を
   保持する圧縮部材と、 作物が前記取入れ口を通つて梱包室内に堆積さ
   れる間に、前記圧縮部材によつて形成された梱包
   体を結束する手段及び結束された梱包体を放出す
   る放出部材と、 からなる梱包装置。