JPS6339184Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339184Y2 JPS6339184Y2 JP1982162850U JP16285082U JPS6339184Y2 JP S6339184 Y2 JPS6339184 Y2 JP S6339184Y2 JP 1982162850 U JP1982162850 U JP 1982162850U JP 16285082 U JP16285082 U JP 16285082U JP S6339184 Y2 JPS6339184 Y2 JP S6339184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trailer
- tractor
- arms
- protection
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトレーラトラツクや除雪車等の車両に
おける連結部の保護装置に関する。
おける連結部の保護装置に関する。
トレーラトラツクや除雪車等の車両においては
トラクタや前部に作業機を搭載した除雪車本体等
(以下トラクタと称す)にトレーラや油圧装置を
搭載したけん引車等(以下トレーラと称す)がピ
ンにより連結されており、上記トラクタに追動し
てトレーラが走行したり旋回せしめられたりす
る。このような車両では上記のトラクタとトレー
ラの連結部は運転席の後方に位置し、運転者の視
野に入らない状態となつている。したがつてこの
車両を旋回せしめる際、上記連結部に人が巻き込
まれてしまうという事故が発生する恐れがある。
このような事故を未然に防止するために従来は連
結部の周囲をほろで被い連結部に人が近づけない
ような策を採つていた。ところが、この従来の方
法は、寒冷地などの気候の厳しい地域ではほろ自
体の寿命が短く容易に劣化してしまうという難点
を有していた。
トラクタや前部に作業機を搭載した除雪車本体等
(以下トラクタと称す)にトレーラや油圧装置を
搭載したけん引車等(以下トレーラと称す)がピ
ンにより連結されており、上記トラクタに追動し
てトレーラが走行したり旋回せしめられたりす
る。このような車両では上記のトラクタとトレー
ラの連結部は運転席の後方に位置し、運転者の視
野に入らない状態となつている。したがつてこの
車両を旋回せしめる際、上記連結部に人が巻き込
まれてしまうという事故が発生する恐れがある。
このような事故を未然に防止するために従来は連
結部の周囲をほろで被い連結部に人が近づけない
ような策を採つていた。ところが、この従来の方
法は、寒冷地などの気候の厳しい地域ではほろ自
体の寿命が短く容易に劣化してしまうという難点
を有していた。
本考案は、トラクタの後部に設けられた上下の
連結部と、トレーラの前部に設けられた上下の連
結部とが、垂直なピンによつて各々水平方向に回
動自在に連結され、さらに、上記上下のピンに
各々水平方向に回動自在に取り付けられた一対の
アームと、該上下のアームの両端部を連結せしめ
て垂直に取り付けられた一対の保護板とによつて
構成される保護部材によつて上記上下の連結部が
囲まれるとともに、上記保護部材と上記トラクタ
およびトレーラの間には保護部材をトラクタとト
レーラの中間位置に保持する平衡スプリングが取
付けられたように構成して上記従来の問題点を解
消したもので、従来のようにほろを使用する必要
はないので耐久性は極めて良く、また、構造が簡
単な上、製作費が安価で、しかも的確に連結部の
保護ができる車両における連結部の保護装置を提
供することを目的とする。
連結部と、トレーラの前部に設けられた上下の連
結部とが、垂直なピンによつて各々水平方向に回
動自在に連結され、さらに、上記上下のピンに
各々水平方向に回動自在に取り付けられた一対の
アームと、該上下のアームの両端部を連結せしめ
て垂直に取り付けられた一対の保護板とによつて
構成される保護部材によつて上記上下の連結部が
囲まれるとともに、上記保護部材と上記トラクタ
およびトレーラの間には保護部材をトラクタとト
レーラの中間位置に保持する平衡スプリングが取
付けられたように構成して上記従来の問題点を解
消したもので、従来のようにほろを使用する必要
はないので耐久性は極めて良く、また、構造が簡
単な上、製作費が安価で、しかも的確に連結部の
保護ができる車両における連結部の保護装置を提
供することを目的とする。
以下本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
図は本考案の一実施例を示すもので、ロータリ除
雪車1の除雪車本体すなわちトラクタ2の上下の
連結部3a,3bにけん引車すなわちトレーラ4
の上下の連結部5a,5bがピン6a,6bによ
り回動自在に連結され、このピン6a,6bには
保護部材7が取付けられている。上記保護部材7
はほぼ車幅長さの上下一対のアーム8a,8b
と、このアーム8a,8bの両端に上方のアーム
8aと下方のアーム8bを連結せしめて取付けら
れた左右一対の保護板9a,9bとから成り、ア
ーム8a,8bのほぼ中央が上記ピン6a,6b
に水平に回動自在に取付けられている。また、一
端が上記トラクタ2とトレーラ4に取付けられた
複数のひも状体10の他端が上記保護板9a,9
bに上下方向に所要の間隔をおいて設けられてい
る。なお、このひも状体10はチエーンもしくは
ワイヤ等の適宜の自由度と強度を有する部材から
成り、トラクタ2の旋回に対して支障を生じない
適宜の長さに形成されている。さらに、上記アー
ム8a,8bの適宜位置には2本の平衡スプリン
グ11a,11bが取付けられており、この平衡
スプリング11a,11bの先端は上記トラクタ
2とトレーラ4にそれぞれ連結されている。
図は本考案の一実施例を示すもので、ロータリ除
雪車1の除雪車本体すなわちトラクタ2の上下の
連結部3a,3bにけん引車すなわちトレーラ4
の上下の連結部5a,5bがピン6a,6bによ
り回動自在に連結され、このピン6a,6bには
保護部材7が取付けられている。上記保護部材7
はほぼ車幅長さの上下一対のアーム8a,8b
と、このアーム8a,8bの両端に上方のアーム
8aと下方のアーム8bを連結せしめて取付けら
れた左右一対の保護板9a,9bとから成り、ア
ーム8a,8bのほぼ中央が上記ピン6a,6b
に水平に回動自在に取付けられている。また、一
端が上記トラクタ2とトレーラ4に取付けられた
複数のひも状体10の他端が上記保護板9a,9
bに上下方向に所要の間隔をおいて設けられてい
る。なお、このひも状体10はチエーンもしくは
ワイヤ等の適宜の自由度と強度を有する部材から
成り、トラクタ2の旋回に対して支障を生じない
適宜の長さに形成されている。さらに、上記アー
ム8a,8bの適宜位置には2本の平衡スプリン
グ11a,11bが取付けられており、この平衡
スプリング11a,11bの先端は上記トラクタ
2とトレーラ4にそれぞれ連結されている。
次に本考案の作用について説明する。図は本考
案の連結部の保護装置の使用状態を示すもので、
トラクタ2とトレーラ4は同一直線上に位置し保
護部材7がトラクタ2とトレーラ4の丁度中間に
位置しており、保護部材7に付設されたひも状体
10がトラクタ2とトレーラ4との間に張られた
状態になつているため、人が連結部3a,3b,
5a,5bに近づくことはできない。この状態か
ら運転者がハンドルを切りトラクタ2を旋回せし
めると、トラクタ2とトレーラ4の間隔は左右何
れか一方が狭くなり他方が広くなる。この場合、
保護部材7はピン6a,6bを支点として回動せ
しめられるが、平衡スプリング11a,11bに
よりトラクタ2とトレーラ4の双方から互いに同
じ力で引張られているためトラクタ2とトレーラ
4の中間位置に常に保持せしめられる。また、ひ
も状体10はトラクタ2とトレーラ4の間隔が狭
い方はたるみ、広い方は張られた状態となるが、
このひも状体10により人が連結部3a,3b,
5a,5bに近づくことはできない。
案の連結部の保護装置の使用状態を示すもので、
トラクタ2とトレーラ4は同一直線上に位置し保
護部材7がトラクタ2とトレーラ4の丁度中間に
位置しており、保護部材7に付設されたひも状体
10がトラクタ2とトレーラ4との間に張られた
状態になつているため、人が連結部3a,3b,
5a,5bに近づくことはできない。この状態か
ら運転者がハンドルを切りトラクタ2を旋回せし
めると、トラクタ2とトレーラ4の間隔は左右何
れか一方が狭くなり他方が広くなる。この場合、
保護部材7はピン6a,6bを支点として回動せ
しめられるが、平衡スプリング11a,11bに
よりトラクタ2とトレーラ4の双方から互いに同
じ力で引張られているためトラクタ2とトレーラ
4の中間位置に常に保持せしめられる。また、ひ
も状体10はトラクタ2とトレーラ4の間隔が狭
い方はたるみ、広い方は張られた状態となるが、
このひも状体10により人が連結部3a,3b,
5a,5bに近づくことはできない。
ところで、上記の実施例においてはアーム8
a,8bに取付けられた平衡スプリング11a,
11bは一対のみであるが、この本数には特に制
限はなく、また、保護板9a,9bとトラクタ2
もしくはトレーラ4との間はチエーンやワイヤ等
のひも状体10により保護されていたが、このひ
も状体10の代わりに複数のスプリングを張りこ
れに上記平衡スプリング11a,11bとひも状
体10の機能を具備せしめるように構成すること
もできる。
a,8bに取付けられた平衡スプリング11a,
11bは一対のみであるが、この本数には特に制
限はなく、また、保護板9a,9bとトラクタ2
もしくはトレーラ4との間はチエーンやワイヤ等
のひも状体10により保護されていたが、このひ
も状体10の代わりに複数のスプリングを張りこ
れに上記平衡スプリング11a,11bとひも状
体10の機能を具備せしめるように構成すること
もできる。
以上のように、本考案によればトラクタとトレ
ーラの連結部に回動自在に取付けられた保護部材
が平衡スプリングによりトラクタとトレーラの中
間に常時保持されるため連結部を確実に保護でき
るとともに、従来のようなほろを用いないため劣
化するという欠点もなく、構造が簡単な上、製作
費も安価で実用性に富んだ車両における連結部の
保護装置を提供することができる。
ーラの連結部に回動自在に取付けられた保護部材
が平衡スプリングによりトラクタとトレーラの中
間に常時保持されるため連結部を確実に保護でき
るとともに、従来のようなほろを用いないため劣
化するという欠点もなく、構造が簡単な上、製作
費も安価で実用性に富んだ車両における連結部の
保護装置を提供することができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
ロータリ除雪車に取付けられた状態を示す平面
図、第2図は同側面図、第3図は要部を拡大した
平面図、第4図は同側面図、また、第5図は第3
図のX−X線矢視断面図である。 2……トラクタ、4……トレーラ、7……保護
部材、8a,8b……アーム、9a,9b……保
護板、11a,11b……平衡スプリング。
ロータリ除雪車に取付けられた状態を示す平面
図、第2図は同側面図、第3図は要部を拡大した
平面図、第4図は同側面図、また、第5図は第3
図のX−X線矢視断面図である。 2……トラクタ、4……トレーラ、7……保護
部材、8a,8b……アーム、9a,9b……保
護板、11a,11b……平衡スプリング。
Claims (1)
- トラクタの後部に設けられた上下の連結部と、
トレーラの前部に設けられた上下の連結部とが、
垂直なピンによつて各々水平方向に回動自在に連
結され、さらに、上記上下のピンに各々水平方向
に回動自在に取り付けられた一対のアームと、該
上下のアームの両端部を連結せしめて垂直に取り
付けられた一対の保護板とによつて構成される保
護部材によつて上記上下の連結部が囲まれるとと
もに、上記保護部材と上記トラクタおよびトレー
ラの間には保護部材をトラクタとトレーラの中間
位置に保持する平衡スプリングが取付けられて成
ることを特徴とする車両における連結部の保護装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982162850U JPS5966683U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 車両における連結部の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982162850U JPS5966683U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 車両における連結部の保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5966683U JPS5966683U (ja) | 1984-05-04 |
JPS6339184Y2 true JPS6339184Y2 (ja) | 1988-10-14 |
Family
ID=30357495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982162850U Granted JPS5966683U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 車両における連結部の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5966683U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6737288B2 (ja) | 2016-01-13 | 2020-08-05 | 株式会社ソシオネクスト | 周囲監視装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
-
1982
- 1982-10-27 JP JP1982162850U patent/JPS5966683U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5966683U (ja) | 1984-05-04 |
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