JPS6339126Y2 - - Google Patents

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JPS6339126Y2
JPS6339126Y2 JP1983139783U JP13978383U JPS6339126Y2 JP S6339126 Y2 JPS6339126 Y2 JP S6339126Y2 JP 1983139783 U JP1983139783 U JP 1983139783U JP 13978383 U JP13978383 U JP 13978383U JP S6339126 Y2 JPS6339126 Y2 JP S6339126Y2
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JP
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heating
air conditioner
heat
floor
heat pump
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JP1983139783U
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JPS6046409U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二階建バスの空調装置の配置構造に関
するものである。
大型バスの空調装置は一般に床下に搭載され、
該空調装置搭載部から車体側壁に沿つて天井部に
至る立上りダクトを設け、床部から車内空気を空
調装置に吸入して冷却し立上りダクトから天井部
の吹出ダクトに冷風を導いて該吹出ダクトより車
室内に吹き出すよう構成されるのが普通である
(例えば実公昭52−35800号公報参照)。
ところが二階建バスの場合は、バス全体の高さ
をある所定の範囲内に抑える為に一階の床の地上
高を出来る限り低くする必要があり、床下スペー
スが極めて僅少となると共に、空調すべき車室内
容積が一階建のものよりはるかに大となるので空
調装置自体も大型とならざるを得ず、空調装置を
床下に設置することはとうてい不可能である。
本考案は上記のような二階建バスの空調装置を
乗客の居住空間を狭ばめることなく設置し得る配
置構造を提供しようとするもので、以下附図実施
例を参照して説明する。
第1図は本考案を適用すべき二階建バスの一例
を示す概略側面説明図であり、一階部分の後部に
はエンジン、クラツチ、トランスミツシヨン等よ
りなる車両走行用のパワーユニツトAを設置する
エンジンルームBが形成され該エンジンルームB
の前方部に中央の階段Cが設けられ、又一階部分
の前端の運転席部Dの後部には前方の階段C′が設
けられている。尚階段はC,C′の如く2箇所に設
けても良いし、C,C′のうちいずれか一方のみで
も良い。
二階部分は前端部及び両側部に座席Eが多数設
けられると共に、後端部の座席E′は第2図に示す
如く一般にヒナ段と称されるように他の座席Eの
座席設置床面Fより階段状に高くなつた立上り段
部F′上に設置されている。
本考案では上記のように一階部分の後部に形成
されるエンジンルームBの上部隔壁B′と、二階
部分床面後部の立上り段部F′との空間を利用し、
該空間部とエンジンルームB内に空調装置を構成
する各機器類を配設したものである。
即ち、本考案においては、走行用エンジン
A′を冷却した冷却水(温水)をヒートコア部に
導きここで車室内空気に放熱する温水暖房に加
え、第4図に示すような冷媒回路を有するヒート
ポンプ式空調装置を用い、暖房時は上記温水暖房
を主としヒートポンプ式空調装置による暖房を必
要に応じ附加するようにし、夏期においてはヒー
トポンプ式空調装置により冷房を行うようにして
いるが、第2,3図に示すようにヒートポンプ式
空調装置を構成するコンプレツサ1、室外側熱交
換器2,2及び受液部3をエンジンルームB内に
配設すると共に、膨張弁4を含む室内側熱交換器
5、暖房時冷媒を上記走行用エンジンA′の冷却
水で加熱する温水熱交換器7等を、エンジンルー
ムBの上方隔壁B′と二階床面後方のヒナ段部と
称される立上り段部F′との間の空間部G内に設置
したものである。
上記第2,3図において、室外側熱交換器2,
2はエンジンルームB内の前方部分の両側壁部に
設けられそれぞれ複数のフアン2′により通風し
内部を流れる冷媒を冷却し得るよう構成され、室
内側熱交換器5は前記した温水暖房系統のヒート
コア9と共に空間部G内の幅方向にほとんど一杯
になるよう設置され、その両側方の車体側壁部に
は外気導入用のフアン5′,5′が設置され、該フ
アン5′,5′の回転により車体の両側壁部に設け
た外気取入口(図示省略)から外気を室内側熱交
換器5の後方側室G′内に導入し、室内側熱交換
器5及びヒートコア9の前方側室G″内に設置し
た送風フアン10の回転により室内側熱交換器5
及びヒートコア9にて熱交換された空気を上記前
方側室G″内に車体幅方向一杯に設けた送風ダク
ト11に送り出し、該送風ダクト11より図示し
ない冷風吹出ダクト或は温風吹出ダクトを通つて
一階部分及び2階部分にまんべんなく冷風又は温
風を吹き出すようになつている。上記後方側室
G′の上部には図示は省略しているが二階の室内
と連通する内気導入口が設けてあり、前記送風フ
アン10の回転にて室内空気も後方側室G′内に
吸入され、フアン5′,5′による導入外気と混合
されて熱交換されるようになつているが、内気の
吸入量はフアン5′,5′によつて強制的に導入さ
れる外気の量に比しかなり少く、常に大量の新鮮
外気を供給することにより換気が的確に行われる
ようになつている。
第2,3図において12は温水暖房系統の温水
ポンプ、13は温水暖房系統の温水予熱機であ
り、暖房時温水ポンプ12が作動してエンジン
A′を冷却した後の冷却水を温水予熱機13にて
加熱してヒートコア9部に流し、ここで放熱した
後温水熱交換器7に流して残つた熱で冷媒を加熱
しエンジンA′に再び戻すようになつている。
又14はエンジンA′により作動される空調専
用のジエネレータであり、該ジエネレータ14の
出力により前記各フアン2′,5′,10及び温水
ポンプ12等は電気的に回転駆動される。コンプ
レツサ1はエンジンA′のクランクシヤフトメイ
ンプーリにより機械的に回転駆動される。
尚第4図に示すヒートポンプ式空調装置につい
て以下説明する。
ヒートポンプ式空調装置はコンプレツサ1の吐
出側回路に設けた四方弁8により冷房と暖房を切
換えるようになつている。
即ち冷房時は四方弁の入口ポート8aと8bの
ポートが通、8cと8dのポートが通となつてお
り、コンプレツサ1より吐出された冷媒は8aか
ら8bに流れて室外側熱交換器2,2にて冷却凝
縮され受液器3にて気液分離された後液状冷媒は
膨張弁4にて減圧されて室内側熱交換器5に入
り、ここで室内空気の熱を奪つて気化し四方弁8
の8cポートから8dポートを通りコンプレツサ
1に吸入され、このようにして室内空気を冷却す
る。
暖房時は四方弁8は入口ポート8aと8cのポ
ートが通、8bと8dのポートが通となるよう切
換わり、コンプレツサ1より吐出した冷媒はポー
ト8aから8cを通つて室外側熱交換器5に至
り、ここで室内空気に熱を与えた後回路aを通つ
て室外側熱交換器2,2に流入し、ここで過冷却
された後受液器3にて気液分離され、液状冷媒の
みが回路bを通つて膨張弁6,6にて減圧されて
温水熱交換器7,7に流入し、ここで前記したよ
うにヒートコア9で充分放熱した後のエンジン冷
却水の残りの熱を奪つて気化しガス状冷媒となつ
て四方弁8のポート8bから8dを通りコンプレ
ツサ1に吸入され、このようにして室内空気を加
熱するものである。尚第4図においてc1,c2,c3
及びc4は逆止弁であり、前記冷房時の冷媒サイク
ルと暖房時の冷媒サイクルは上記四方弁8の切換
えと、各逆止弁c1〜4及び冷媒自体の圧力差等によ
つてそれぞれ定まるよう構成されている。
以上のように本考案によれば二階建バスの空調
装置を構成する各機器類を、一階部分後方部に形
成した走行用パワーユニツト装着用のエンジンル
ーム内及び該エンジンルームの上方隔壁と二階部
分床面後方の立上り段部との間の空間内に配設し
たことにより、車室内スペースを狭めることなく
大型の空調機器をすべて巧みに収納することがで
きるもので、一階と二階への配風構造も簡単とな
り、又配風効果も良好となる等、数多くの実用的
効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
バス全体の概略側面説明図、第2図は第1図のX
部の拡大図で空調機器の配置構成を示す側面図、
第3図は空調機器の配置構成を示す平面説明図、
第4図は本考案にて使用するヒートポンプ式空調
装置の冷媒回路説明図である。 1…コンプレツサ、2…室外側熱交換器、3…
受液器、4,6…膨張弁、5…室内側熱交換器、
7…温水熱交換器、8…四方弁、9…ヒートコ
ア、A…パワーユニツト、B…エンジンルーム、
F′…立上り段部、G…空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一階部分後方に走行用エンジンを搭載するエン
    ジンルームを設けた二階建バスの冷暖房装置とし
    て上記走行用エンジンを冷却した冷却水をヒート
    コア部に導きここで車室内空気に放熱する温水暖
    房装置とヒートポンプ式空調装置を用い、暖房時
    は上記温水暖房装置による暖房を主としヒートポ
    ンプ式空調装置による暖房を必要に応じ附加する
    ようにし、夏期においてはヒートポンプ式空調装
    置により冷房を行うようにしたものにおいて、上
    記エンジンルーム内にヒートポンプ式空調装置の
    構成機器のうちコンプレツサ、室外側熱交換器及
    び受液器を配設し、上記エンジンルームの上方隔
    壁と二階部分床面後部に形成したヒナ段状の立上
    り段部との間の車幅方向ほぼ全域にわたる空間内
    に温水暖房装置のヒートコアとヒートポンプ式空
    調装置の室内側熱交換器とを重ねて配設すると共
    にヒートポンプ式空調装置の冷媒をエンジン冷却
    水で加熱する温水熱交換器を上記空間内に配設し
    たことを特徴とする二階建バスの冷暖房装置配置
    構造。
JP13978383U 1983-09-09 1983-09-09 二階建バスの空調装置配置構造 Granted JPS6046409U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13978383U JPS6046409U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 二階建バスの空調装置配置構造

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JP13978383U JPS6046409U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 二階建バスの空調装置配置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046409U JPS6046409U (ja) 1985-04-01
JPS6339126Y2 true JPS6339126Y2 (ja) 1988-10-14

Family

ID=30313192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13978383U Granted JPS6046409U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 二階建バスの空調装置配置構造

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JP (1) JPS6046409U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626986Y2 (ja) * 1977-01-25 1981-06-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6046409U (ja) 1985-04-01

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