JPS6324003Y2 - - Google Patents

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JPS6324003Y2
JPS6324003Y2 JP16284483U JP16284483U JPS6324003Y2 JP S6324003 Y2 JPS6324003 Y2 JP S6324003Y2 JP 16284483 U JP16284483 U JP 16284483U JP 16284483 U JP16284483 U JP 16284483U JP S6324003 Y2 JPS6324003 Y2 JP S6324003Y2
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JP
Japan
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duct
air
heating
cooling
engine
Prior art date
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Expired
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JP16284483U
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English (en)
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JPS6069714U (ja
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバス用冷暖房装置に関するものであ
る。
バス用冷暖房装置としては、第1図に示すよう
に冷房用機器類及び暖房用熱交換器及び送風フア
ン等を装備したユニツト2を車体1の床下に架装
し、冷房時は冷房機器を作動させると共に送風フ
アン21を回転駆動して、ユニツト2内に吸入し
た室内空気を蒸発器22にて冷却してユニツト2
に装備したダクト23を通り立上りダクト4より
天井ダクト5に送給し、天井ダクト5の吹出口6
より冷風が室内に吹き出すようになつており、又
暖房時は走行用エンジン3を冷却した後の冷却水
(温水)をユニツト2内の暖房用熱交換器24に
流通させると共に送風フアン21を回転駆動し、
ユニツト2内に吸入した室内空気を暖房用熱交換
器24にて加温して温風とし、該温風をダクト2
3より床ダクト7に送給して吹出口8より室内に
吹き出させるようになつているのが一般的であ
る。尚9はダクト切換用のバルブである。
上記のような従来装置では走行用エンジン3は
通常車体1の最後尾に搭載されているのが普通で
ありユニツト2は通常前輪の後部附近に取付けら
れるのが普通であるので、走行用エンジン3から
ユニツト2、更には車体前端部のデフロスタ10
等まで温水の往復配管を行わなければならず、該
温水配管の長さが著しく長くなり、配管工事が極
めて厄介で時間及び費用がかかる上に、配管から
の自然放熱による熱損失も大きく、更に管路抵抗
が大きくなるので大能力の水ポンプを必要とする
等の欠点を有している。
又従来より第2図に示すように、冷房用機器及
び送風フアンのみの冷房ユニツト2′を車体床下
に装架して該冷房ユニツト2′により第1図の場
合と同様の冷房運転を行うようにし、暖房時は室
内に複数個所に設けたヒータユニツト11(放熱
器とフアンとの組合せよりなる)及びデフロスタ
10に走行用エンジン3を冷却した後の冷却水
(温水)を予熱器12にて加熱した上で流通させ
て各ヒータユニツト11より温風を室内に吹き出
させるようにしたものも一般に用いられている。
この第2図示の装置は、室内にヒータユニツト
11が装着されるので室内スペースがそれだけ狭
くなり着座した乗客の足元が窮屈になり、又室内
美感を損なうばかりか、冷房ユニツト2部に設け
た冷房用送風フアンのほかに各ヒータユニツト毎
にフアンを装備しなければならず、重量増大、コ
スト増大を来す等、種々の問題を有している。
本考案は上記のような第1,2図示の従来装置
の問題を解消することを目的とするものであり、
以下第3図の実施例を参照して説明する。
本考案では第3図に示すように、補助エンジ
ン、圧縮機、凝縮器、蒸発器等の冷房用機器及び
送風フアン21等よりなる冷房ユニツト2′を床
下に装架し、該冷房ユニツト2′のダクト23を
立上りダクト4に連結し、該冷房ユニツト2′に
て冷却された冷風が該ダクト23、立上りダクト
4を通つて天井ダクト5の吹出口6より車室内に
吹き出すよう構成すると共に、上記天井ダクト5
の後端部と床ダクト7の後端部とを連通する降下
ダクト13を設け、該降下ダクト13の途中に暖
房用熱交換器14を設け、且つ天井ダクト5と降
下ダクト13との接続部にシヤツトオフバルブ1
5を設けた構造としたものである。
上記暖房用熱交換器14は降下ダクト13の車
体1後端のエンジンルーム16内に位置する部分
の内部に装着され、該暖房用熱交換器14には走
行用エンジン3を冷却した後の冷却水を予熱器1
2にて更に加熱した温水を導く配管17及び該暖
房用熱交換器14にて放熱した後の温水を再び走
行用エンジン3に流入させる為の配管17′が接
続されている。
上記において冷房運転時は上記シヤツトオフバ
ルブ15は図示のように閉状態となつており、送
風フアン21にて冷房ユニツト2′内に吸入され
た室内空気は蒸発器22にて冷却され、その冷風
はダクト23、立上りダクト4から天井ダクト5
に送給され複数の吹出口6より車室内に吹き出
す。
暖房時は、走行用エンジン3の冷却水が配管1
7,17′にて暖房用熱交換器14内を流通する
ようにし且つシヤツトオフバルブ15を開とする
と共に、冷房ユニツト2′の送風フアン21を回
転させる。
すると、該送風フアン21にてユニツト2′内
に吸入された室内空気はダクト23、立上りダク
ト4、天井ダクト5より降下ダクト13に流れ、
暖房用熱交換器14部を通過する間に加熱されて
温風となり、床ダクト7に流入して複数の吹出口
8及びデフロスタ10より車室内に吹き出す。
尚天井ダクト5の吹出口6は吹出風量の調整及
び閉止を行うことのできるグリルを有しており、
暖房時は該吹出口6を閉止しておくと、送風フア
ン21にて立上りダクト4から天井ダクト5に送
られた温度の低い空気はすべて降下ダクト13を
通り暖房用熱交換器14部にて加熱され床ダクト
7の吹出口8より乗員の足元に大量の温風が吹き
出し、所謂足元暖房を行うことができ、又天井ダ
クト5の吹出口6をわずかに開いた状態にしてお
くと、該天井ダクト5の吹出口より温度の低い空
気がわずかに吹き出し、足元からは高温の温風が
吹き出し理想的な頭寒足熱暖房を行うことができ
る。又床ダクト7の吹出口8も上記天井ダクト5
の吹出口6と同様の吹出風量調整及び閉止を行う
ことができるようになつており、該吹出口8を閉
止又は大きく絞ることによつてデフロスタ10か
らの吹出風量を増加させ、バスの前面ガラスの凍
結時等の融氷を短時間に行うことができるように
なつている。
上記のように構成した本考案によれば、暖房用
放熱器と走行用エンジンとが極めて近接している
ので、温水配管が著しく短縮され配管作業が非常
に容易となり管路抵抗及び熱ロスが極めて小とな
り、効率の良い暖房を行い得ると共に、暖房時天
井ダクトの吹出口を全閉にするか或はわずかに開
いておくかによつて暖房効果の高い足元暖房状態
と暖房フイーリングの良好な頭寒足熱暖房状態と
の切換えを自由に行うことができ、状況に応じた
暖房モードの選択が容易に行われ得る。
又冷房ユニツトの送風フアンを暖房用としても
兼用でき、その上降下ダクトが温度の高いエンジ
ンルーム内を通つているのでダクト自体が加熱さ
れ暖房時の吹出温風温度を更に上昇させることが
でき、又温水配管が車室内に存在しないので該配
管の破損時でも乗員、乗客が熱湯をあびるような
危険は全くない等、数多くの利益をもたらし得る
もので、実用上多大の効果をもたらし得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来のバス用冷暖
房装置の概略を示す側面説明図、第3図は本考案
の実施例を示す縦断側面説明図である。 1……車体、2,2′……ユニツト、3……走
行用エンジン、4……立上りダクト、5……天井
ダクト、7……床ダクト、6,8……吹出口、1
2……予熱器、13……降下ダクト、14……暖
房用熱交換器、15……シヤツトオフバルブ、1
6……エンジンルーム、21……送風フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体床下に冷房用機器及び送風フアン等よりな
    る冷房ユニツトを搭載し、冷房運転時該送風フア
    ンにより吸入された室内空気を冷却した後車体の
    立上りダクトから天井ダクトに送給し、該天井ダ
    クトの吹出口から室内に吹き出させるようにした
    リヤエンジン式のバスにおいて、上記天井ダクト
    の吹出口は風量調整及び閉止可能な構造とし、該
    天井ダクトの後端部と温風の吹出口を有する床ダ
    クトの後端部とを開閉可能なシヤツトオフバルブ
    を介して連通する降下ダクトをその一部が走行用
    エンジンを収納したエンジンルーム内に位置する
    よう配設し、該エンジンルーム内に位置する部分
    の降下ダクト内に暖房用熱交換器を装着し、該暖
    房用熱交換器に走行用エンジンの冷却水を循環さ
    せる温水配管を設けたことを特徴とするバス用冷
    暖房装置。
JP16284483U 1983-10-21 1983-10-21 バス用冷暖房装置 Granted JPS6069714U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16284483U JPS6069714U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 バス用冷暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16284483U JPS6069714U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 バス用冷暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6069714U JPS6069714U (ja) 1985-05-17
JPS6324003Y2 true JPS6324003Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=30357484

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16284483U Granted JPS6069714U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 バス用冷暖房装置

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JPS6069714U (ja) 1985-05-17

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