JPS6338974Y2 - - Google Patents

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JPS6338974Y2
JPS6338974Y2 JP17945183U JP17945183U JPS6338974Y2 JP S6338974 Y2 JPS6338974 Y2 JP S6338974Y2 JP 17945183 U JP17945183 U JP 17945183U JP 17945183 U JP17945183 U JP 17945183U JP S6338974 Y2 JPS6338974 Y2 JP S6338974Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
support
cutting
supporting
common stand
Prior art date
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Expired
Application number
JP17945183U
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English (en)
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JPS6087618U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はデルタカツタによるパイプ切断用支
持装置に関するものである。
デルタカツタを用いてするパイプの切断は、設
備ならびに操作が簡単で、かつどこにでも持ち運
びできることと場所を取らないなどの利点がある
ため、よくパイプ切断に利用される方法である。
従来この方法によつてパイプ切断を行うために
は、切断しようとするパイプを複数個のVブロツ
ク上に載置し、デルタカツタを駆動してVブロツ
ク上に静置されたパイプをその途中において切断
する。このやり方はきわめて簡単で、設備として
もVブロツクを必要とするのみであり、経費も非
常に安価であるなどの利点があるが、それだけに
以下に述べる種々の不便がある。
まず、パイプを支承した場合の安定度は、パイ
プ切断前と切断後とでは全く異なり、切断前には
最少2個のVブロツクでパイプ全体を支承するこ
とも可能であるが、切断と同時にデルタカツタの
重量の作用点の関係その他でその均衡が破れ、切
断されたパイプがVブロツクの外へ転落し、ある
いは上方に飛びはねるなどの危険状態の発生の可
能性がきわめて強い。
また、切断と同時に両パイプ間のセンターずれ
(切断面内におけるセンターの高さあるいは横方
向のずれ)が起るので、カツタの刃面が破損す
る。あるいは切り離された他方の側のパイプが一
方の側のパイプの方へ後退し接近してカツタを損
傷する、などの事故を起こしやすいが、従来装置
ではこれらの問題点に対する事故対策は全くなさ
れていなかつた。
この考案は、上記のすべての問題点を解決して
能率のよいパイプ切断作業をきわめて高い安全性
のもとに行い得る装置を提供することを目的とす
る。
この考案は上記の目的を達成するための手段と
して、パイプを支持し、パイプ外周部締付手段を
有する複数個のサポートを共通台上に配設し、パ
イプの切断線からの一方の側のパイプを支持する
サポートAは共通台上に固着し、サポートBは共
通台上に走行可能に載置され、他方の側のパイプ
を支持するサポートCは、走行部とパイプ支持部
との組合せにより構成し、パイプ支持部の高さ調
整手段をそなえるとともにパイプ切断と同時にサ
ポートCを走行せしめるための弾性体によつて共
通台と連結した構成をそなえる。
つぎに本案装置の実施例を図面によつて具体的
に説明する。第1図ないし第5図は本案装置の一
実施例を示し、共通台1は枕台1aの上に跨架せ
しめられ、切断せんとするパイプMをその上面に
長手方向に沿つて支承する。2はデルタカツタ
で、デルタカツタ2を稼動せしめることにより、
パイプMは切断線X−Xから一方の側のパイプM
1と他方の側のパイプM2とに切断される。共通
台1上には、パイプM1を支承するためのサポー
トA、サポートB、ならびにパイプM2を支承す
るためのサポートCが順次に配置される。サポー
トDは場合により配置されるもので、パイプM2
が特に長い場合などに利用される。サポートAは
共通台1に溶接によつて固着される。その上面に
はパイプM1の外周面を締付けてパイプM1がサ
ポートAから離脱することを防ぐための締付手段
としてのチエン3が装着される。サポートBは、
その下面に共通台1の上面を走行するためのコロ
4をそなえ、該上面の上に走行可能に載置されて
いる。
サポートCは、走行部5と支持部6との組合せ
によつて構成される。支持部6は走行部5の上に
ボルト7、長孔8などによつて走行部上面におけ
る支持部6の高さの調節を可能にたがいに連結さ
れる。支持部6は、その上面にパイプ外周面を締
付けてパイプM2がサポートCから離脱すること
を防ぐためのチエン9が装着される。したがつ
て、サポートCの支持部6がパイプM2と接触す
る個所には、巾板10を装着するなどの手段によ
り、切断されたパイプM2を安定的に支承するた
めの構成を付与することが望ましい。このこと
は、サポートDの助けを借りないで、サポートC
のみによつてパイプM2を支承する場合に特に重
要である。サポートCの走行部5の下面には、コ
ロ11をそなえて共通台1上を走行可能に構成さ
れる。また、走行部5と共通台1上の固定金具1
2との間にはゴム紐13が張設されている。ゴム
紐13は、パイプM2がデルタカツタ2の作用に
よつてパイプM1から切断されたとき、パイプM
2をたゞちにパイプM1から引き離してカツタに
損傷を与えないようにするため、サポートCに対
して事前に引離し方向の力を作用せしめておくた
めのもので、ゴム紐以外の弾性体、たとえば引張
ばねなどでもよい。
上記の構成よりなるパイプ切断装置によつてパ
イプを切断する作用を説明すると、切断せんとす
るパイプMを、共通台1上に配置されたサポート
A、サポートB、サポートC、必要に応じサポー
トDのすべてによつて支承されるように載置す
る。このとき、サポートC(およびサポートD)
は切断後のパイプM2を安定して支承し得られる
ように、切断時の両パイプのセンターずれを起こ
すことのないように、ボルト7、長孔8などの高
さ調節手段によつて支持位置の高さの事前調節が
行われる。この状態で所定の位置に装着されるデ
ルタカツタ2により、切断線X−Xにおける切断
が実施され、パイプM1とパイプM2とが完全に
分離されると、それぞれのパイプはそれぞれのサ
ポート上に安静に懸架され、しかもパイプM2は
ゴム紐13の引張力によつて切断と同時にパイプ
M1から遠ざかる方向に引き離される。
この考案装置は以上のように構成されるので、
デルタカツタによるパイプ切断を能率よく行うこ
とができ、しかもきわめて安定した状態で、高い
安全性のもとに作業を行うことができる。また、
切断後のセンターずれないしパイプの相互接近な
どによるカツタの損傷事故を防止するなどのすぐ
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の正面図、第2図、第3図、
第4図および第5図はいずれも第1図中の−
線、−線、−線および−線における
それぞれの断面図である。 A,B,C,D……サポート、M,M1,M2
……パイプ、1……共通台、2……デルタカツ
タ、3,9……チエン、4,11……コロ、5…
…走行部、6……支持部、7……ボルト、8……
長孔、10……巾板、13……ゴム紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプを支持し、パイプ外周部締付手段を有す
    る複数個のサポートを共通台上に配設し、パイプ
    の切断線からの一方の側のパイプを支持するサポ
    ートAは共通台上に固着し、サポートBは共通台
    上に走行可能に載置され、他方の側のパイプを支
    持するサポートCは、走行部とパイプ支持部との
    組合せにより構成し、パイプ支持部の高さ調整手
    段をそなえるとともにパイプ切断と同時にサポー
    トCを走行せしめるための弾性体によつて共通台
    と連結してなるパイプ切断用支持装置。
JP17945183U 1983-11-18 1983-11-18 パイプ切断用支持装置 Granted JPS6087618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17945183U JPS6087618U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 パイプ切断用支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17945183U JPS6087618U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 パイプ切断用支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6087618U JPS6087618U (ja) 1985-06-15
JPS6338974Y2 true JPS6338974Y2 (ja) 1988-10-13

Family

ID=30389353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17945183U Granted JPS6087618U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 パイプ切断用支持装置

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JP (1) JPS6087618U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5112995B2 (ja) * 2008-09-10 2013-01-09 本田技研工業株式会社 金属製薄板ドラムの切断装置

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Publication number Publication date
JPS6087618U (ja) 1985-06-15

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