JPS6338720A - 湿式多板クラツチ装置 - Google Patents

湿式多板クラツチ装置

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Publication number
JPS6338720A
JPS6338720A JP17904786A JP17904786A JPS6338720A JP S6338720 A JPS6338720 A JP S6338720A JP 17904786 A JP17904786 A JP 17904786A JP 17904786 A JP17904786 A JP 17904786A JP S6338720 A JPS6338720 A JP S6338720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
oil
plate
oil passage
clutch plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP17904786A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Taiyama
泰山 晋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP17904786A priority Critical patent/JPS6338720A/ja
Publication of JPS6338720A publication Critical patent/JPS6338720A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、冷却性の向上を図る湿式多板クラッチ装置
に関する。
(従来の技術) 例えば、自動二輪車では、一般的にエンジンパワーが車
体重量に対して大きいので、制動時のショックが小さい
湿式多板クラッチ装置を搭載するものがある。
このN式多板クラッチ装置はオイルを充填したケース内
に、動力源側に接続された回転−と一体回転する入力ク
ラッチトライバと、駆動系側に接続され回転軸に遊合さ
れた出力クラッチドライバとを備え、この両クラッチド
ライバにクラッチの断続を行うクラッチ板が回転軸方向
へ移動可能に交互にrlrねて支持されるものが知られ
ている。
このクラッチは発進時に駆動力を徐々に伝達してスムー
ズに発進させ、また駆動力をすべりなく伝達でき、しか
も駆動力を確実にきれるように機能する。この動力の伝
達を行うクラッチ板は、例えば、半クラッチ等のすべり
で発熱するため、オイルをクラッチ板に導いて冷却する
ようになっている。
(発明か解決しようとする問題点) ところで、クラッチ接続の際には交互に重ねたクラッチ
板の間が慴接しており、その内部までオイルか導かれな
いのでクラッチ板全面を冷却することかできない。この
ため、クラッチ板を大きくして放熱性を向上させること
か考えられるが、その分、装置が大型化し、特に自動二
輪車のクラッチ装置としては過当でない。
この発明は、かかる点に鑑みなされたものて、小型でし
かも冷却性の向上を図る湿式多板クラッチ装置を提供さ
せることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) この発明は前記の問題点を解決するため、オイルを充填
したケース内に、動力源側に接続された回転輪と一体回
転する入力クラッチドライバと、駆動系側に接続された
出力クラッチドライバとを備え、この両クラッチドライ
バに、クラッチの断続を行うクラッチ板を回転軸方向へ
移動可能に交θに重ねて支持した湿式多板クラッチ装置
において、前記入力クラッチトライバ及び出力クラッチ
ドライへの少なくとも一方に支持したクラッチ板に、オ
イル通路を形成したことを特徴としている。
(作用) この発明は、クラ・lチ板にオイル通路か形成されてい
るため、オイルかクラッチ板の全体にまで導かれるにの
ため、クラッチ接続の際に重ねられたクラッチ板か摺接
していてもクラッチ板の全体か冷却され、熱の影斡を受
けることが軽減され、部材の耐久性が向とするとともに
装置の小便化か可能である。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を添付図面に基いて詳細に説
明する。
自動二輪車に搭載した内燃機関のクランク軸1は図示し
ないクランクケースに支持され、クランク@1の端部に
は遠心クラッチ2と始動クラッチ3とが設けられている
遠心クラッチ2と始動クラッチ3はクランクケースと、
このクランクケースに取付られた外側ケース4とで形成
される部屋5内に配置され、この部屋5内には、例えば
、クランク室側からオイルか供給され、オイルポンプ側
に排出されるようになっている。
遠心クラッチ2のクラッチアウタ6は、支持筒7に始動
クラッチ3の外側ロータ8とともにボルト9で固定され
、支持筒7はクランク軸1にスプライン係合されている
、支持筒7にはすべり’I[k ?10を介して始動ク
ラッチ3の内側ロータ11が遊合されている。この内側
ロータ11には始動ギヤ12が一体に形成され、この始
動ギヤ12は図示しない減速ギヤを介して始動電動機に
接続されている。内側ロータ11と外側ロータ8との間
にはクラッチ駒13が介在され、始動時に内側ロータ1
1を回転すると、外側ロータ8を一体に回転するように
なワている。
クラッチアウタ6の内側にはクラッチ14が配置されて
いる。このクラッチ14はクラッチギヤ15の軸部に固
定され、クラッチギヤ15の軸部はクランク軸1にすへ
り軸受16を介して遊合されている。クラッチアウタ6
にはガイド溝17か、クラッチセンタ14にはガイド溝
18か複数クランク軸方向に形成されている。このクラ
ッチセンタ14のガイド溝18には、摩擦材19aを両
面に4fするクラッチ板19が係合されているう クラッチ板19の間には二枚重ねのクラッチ板20が介
在され、このクラッチ板20は第2図及び第3図に示す
ように、環状部20aとこの環状部20aの外周部に形
成された複数の係合部20bとからなっている。このク
ラッチ板20の係合部20bには係合切欠20cが形成
され、また環状部20aには重ねたときに対向する面に
溝部20dが形成されており、この溝部20dによって
クラッチ板20の内側と外側とを連通するオイル通路2
1が形成される6 クラッチ板20の係合切欠20cには支持ピン22が係
合され、この支持ピン22には支持プレート23とプレ
ッシャープレート24が嵌合され、両者は支持ピン22
に設けたコイルばね25で雛れる方向へ付勢されている
。支持プレート23はクラッチ板19の列中11に位置
し、クラッチアウタ6にクリップ26で支持された皿ば
ね27でプレッシャプレート24万同へ付勢されている
、 また、プレッシャプレート24はクラッチ板19の内側
に位置し、このプレッシャプレート24とクラッチアウ
タ6との間に遠心ローラ28か介在されている。遠心ロ
ーラ28は遠心力でカム176 aを転動してクラッチ
アウタ6の外方へ移動し、プレッシャプレート19をコ
イルばね25に抗して軸方向へ押動する。
直配クランク軸1にはオイル通路29か形成され、この
オイル通路29はスプライン溝30を介して支持筒7、
すべり軸受10、内側ロータ11に形成されたオイル通
路31を通り、始動クラッチ3の内部に導かれる。支持
筒7にはオイルをクラッチセンタ14内に導くオイル通
路32か形成さお、クラッチセンタ14とクラッチアウ
タ6との間にはオイルを遠心ローラ28に導く隙間かあ
る。また、クラッチセンタ14にはオイルをクラッチ板
19.20の内側に導くオイル通路33か■モ成されて
いるつ 次に、この実施例の作用について説明する。
図示しない始動′?(℃動機を駆動すると、その動力が
減速ギヤR構を介して始動クラッチ3の始動ギヤ12に
入力されるにれにより、内作Iロータ11か始動ギヤ1
2と一体に回転し、さらにクラッチ駒13を介して外側
ロータ8を回転する。
このため、クラッチアウタ6と支持筒7が一体に回転し
、支持筒7の回転でクランク@1か強制的に回転され、
内燃機関が起動する、 このとき、クランク軸1の回転速度か低いとlQ心力が
小さく、コイルばね25のばね力でLq心ローラ28か
クラッチアウタ6の外方へ移動することが規制されるた
め、プレッシャプレート24かn動せず、クラッチ板1
9.20の慴接か祈われない。
そして、クランク4111の回転速度か所定以」−にな
ると遠心力が大きくなり、遠心ローラ28がカム6a)
を転勤して外方へ移動する。このため、プレッシャプレ
ート24がコイルばね25に抗して支持プレート23方
向へ移動し、クラッチ板19.20を押動するため、両
クラッチ板19゜20が慴接する。
これにより、内燃機関の駆動力がクラッチアウタ6のク
ラッチ板19からクラッチセンタ14のクラッチ板20
へ伝達され、クラッチギヤ15に噛合した図示しない減
速ギヤ機構から無段変速機を食して駆動系へ伝達される
この内燃機関の運転でクランク室側から供給されるオイ
ルは、クランク1Ik1の先端部に形成されたオイル通
路29からスプライン溝を介して支持筒7、スベリ軸受
10及び始動クラッチ3の内側ロータ11に形成された
オイル通路31を介して外側ロータ8との間に導かれ、
始動クラッチ3を冷却する、 −71−5支持筒7のオイル通路32からオイルが遠心
クラッチ2のクラッチセンタ14内に導かれ、クラッチ
センタ14とクラッチアウタ6の隙間から遠心ローラ2
8を冷却する。また、クラッチセンタ14内のオイルは
オイル通路33からクラッチ板19.20の内側に導か
れ、このオイルは二枚重ねのクラッチ板20に旧蔵され
たオイル通路21を通り、クラッチ板20の環状部20
aの全面を冷却してクラッチ板20の外側へ排出される
このように、オイルがクラッチ板20の全体を冷却する
ため、半クラッチ等で両クラッチ板19.20がすべる
ことがあっても、温度のト昇を効率良く軽減することか
でき、クラッチ板19.20の寿命が延びる。また、冷
却が向上する分、装置を小型にすることか可能となる。
なお、この実施例ではクラッチ板20を二枚重ねてオイ
ル通路21を形成しているが、三枚以十市ねたものでも
同様に通用できる。さらに、屯ねた対向面でオイル通路
を形成しないで、クラッチ板20に貫通孔を形成してオ
イルi!i路としてもよい。
また、動力源側に接続された回転軸としてクランク@1
を用いているが、動力伝達系の回転−袖に同様に通用で
きる、さらに、 4本回転する入力クラッチドライハと
してクラッチアウタ6を、駆動県側に接続された出力ク
ラッチドライバとしてクラ・ソチセンタ14を用いてお
り、クラッチアウタ6に係合したクラッチ板20にオイ
ル通路21をバと成しているが、クラッチセンタ14に
係合したクラッチ板19にオイル連路を形成してもよい
、また、湿式多板クラッチ装置であれば、この実施例の
遠心クラッチに限定されないことは勿論である6 (発明の効果) この発明はi「記のように、入力クラッチドライ八及び
圧力クラッチドライバの少なくとも一方に支持したクラ
ッチ板に、オイル通路を形成したから、オイルがクラッ
チ板の内部にまで導かれる。
従って、クラッチ板全体が冷却され、クラッチ板の耐火
性が向1−するとともに、冷却性が白玉する分、装置の
小僧化か可能となる6
【図面の簡単な説明】
7jS1図はこの発明を通用した湿式多板クラッチ装置
の断面図、第2図はクラッチ板の平面図、第31λ1は
第2図のm−m断面図である。 1・−クランク慟 2・・・遠心クラッチ 6・−クラッチアウタ 14−・・クラッチセンタ 19.20・・・クラッチ板 20a・・・環状部 2 0  b −・・イ糸合部 20c・−係合切欠 20 d −・・溝部 21−・・オイル通路 窮 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オイルを充填したケース内に、動力源側に接続された回
    転軸と一体回転する入力クラッチドライバと、駆動系側
    に接続された出力クラッチドライバとを備え、この両ク
    ラッチドライバに、クラッチの断続を行うクラッチ板を
    回転軸方向へ移動可能に交互に重ねて支持した湿式多板
    クラッチ装置において、前記入力クラッチドライバ及び
    出力クラッチドライバの少なくとも一方に支持したクラ
    ッチ板に、オイル通路を形成した湿式多板クラッチ装置
JP17904786A 1986-07-30 1986-07-30 湿式多板クラツチ装置 Pending JPS6338720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17904786A JPS6338720A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 湿式多板クラツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17904786A JPS6338720A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 湿式多板クラツチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6338720A true JPS6338720A (ja) 1988-02-19

Family

ID=16059191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17904786A Pending JPS6338720A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 湿式多板クラツチ装置

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JP (1) JPS6338720A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03272331A (ja) * 1990-03-16 1991-12-04 Viscodrive Japan Kk ビスカスカップリング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03272331A (ja) * 1990-03-16 1991-12-04 Viscodrive Japan Kk ビスカスカップリング

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