JPS6338579B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6338579B2
JPS6338579B2 JP21352682A JP21352682A JPS6338579B2 JP S6338579 B2 JPS6338579 B2 JP S6338579B2 JP 21352682 A JP21352682 A JP 21352682A JP 21352682 A JP21352682 A JP 21352682A JP S6338579 B2 JPS6338579 B2 JP S6338579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
clutch
state
shifters
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21352682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59103059A (ja
Inventor
Satoru Fukui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP21352682A priority Critical patent/JPS59103059A/ja
Publication of JPS59103059A publication Critical patent/JPS59103059A/ja
Publication of JPS6338579B2 publication Critical patent/JPS6338579B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、択一的に伝動状態に切換えられる2
個の油圧駆動式シフターを備えた主変速装置と、
副変速装置との間にクラツチを介装するととも
に、前記油圧駆動式シフターの夫々に、シフター
の伝動状態と非伝動状態との切換えに伴つて開閉
操作されるパイロツト圧用バルブを付設し、前記
クラツチの操作油路に、前記両パイロツト圧用バ
ルブの開閉によつて操作されるクラツチ操作用弁
機構を設けた伝動装置に関する。
上記伝動装置において、クラツチ操作用弁機構
を構成するに、従来、第3図に示すように、パイ
ロツト圧用バルブxa,xbにより各別操作される
2個の流路切換用バルブya,ybを、クラツチ2
の操作油路22に並列的に介装し、シフターa,
bの伝動状態側への択一的な切換に伴なつて流路
切換用バルブya,ybを択一的に開き操作し、ク
ラツチ2を伝動入り操作するように構成してい
た。
しかしながら、パイロツト油路の詰りやシフタ
ーa,bの不完全作動等のトラブルが生じ、それ
に起因して両流路切換バルブya,ybが共に開き
状態となつた場合、クラツチ2は、通常の如く伝
動入り状態に切換操作されるために、操縦者がト
ラブル発生を認識できず、ひいては、変速装置の
破損や不測の事故を招くことがあつた。
本発明の目的は、上述従来の実情に鑑みて、流
路切換弁に対する合理的かつ簡単な改良により、
変速操作系のトラブルを確実に認知できるように
する点にある。
本発明の特徴構成は、冒記伝動装置において、
前記クラツチ操作用弁機構を構成するに、前記パ
イロツト圧用バルブにより各別操作される2個の
流路切換用バルブを、直列に配置すると共に、前
記両シフターが共に非伝動状態及び伝動状態の時
にのみ前記クラツチ伝動切り状態になるように形
成してある事にあり、その作用効果は次の通りで
ある。
つまり、両シフターが共に伝動状態の時(すな
わち、両流路切換バルブが共にクラツチ伝動入り
状態側にパイロツト操作された時)にも、クラツ
チを伝動切り状態にするように構成したことによ
り、パイロツト油路の詰まりやシフターの不完全
作動等のトラブルが生じた時には、特別な警報機
構を利用することなく伝動停止という現象をもつ
てオペレータにトラブル発生を確実に報知して修
理点検を促がすことができて、そのトラブルに起
因した変速装置の破損や不測の事故への発展を未
然に回避することが容易となつた。
しかも、上述の如きクラツチ操作(所謂、排他
OR作動)を、従来のような並列配置の2個の流
路切換バルブで行なうとすれば、流路切換バルブ
を3位置切換弁に構成すると共に、それらに対す
るパイロツト圧操作回路も複雑にならざるを得な
いが、本発明によれば、流路切換バルブを直列的
に配置したことにより、それら切換バルブを単な
る2位置切換弁で構成でき、かつ、パイロツト圧
操作回路もパイロツト圧用バルブと切換バルブと
を各別接続するだけで良く、全体構造が極めて簡
単で、製作面及び経済面においても有利にし得る
に至つた。
次に本発明の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、エンジンEからの動力を
主変速装置1、油圧式多板クラツチ2、副変速装
置3、及び、超減速用切換装置4にその順で伝達
し、超減速用切換装置4から取出された動力を、
後車輪用デフ装置5を介して左右一対の後車輪6
に、かつ、伝動軸7及び前車輪用デフ装置8を介
して左右一対の操向用前車輪9に夫々伝達するよ
うに構成してある。そして、主変速装置1の伝動
上手側から分岐した動力を動力取出用変速装置1
0及び油圧式多板クラツチ11を介して作業機駆
動用動力取出軸12に伝達するように構成し、4
輪駆動型のトラクター等の作業車の駆動装置を構
成してある。
前記各変速装置1,3,4,10を構成する
に、第1図及び第2図に示すように、中立位置N
を含めてロータリー式の9位置N,F1〜F8切換
弁に構成された走行系変速バルブV1により、主
変速機構1における2本の変速シフターa,b操
作用のアクチユエータ13a,13b、及び、副
変速装置3における高低速切換用シフターC操作
用のアクチユエータ14を一体油圧供給操作し、
主変速装置1での4段変速と副変速装置3での2
段変速を現出するように構成すると共に、摺動式
3位置N,F,R切換弁に構成された前後進切換
用バルブV2により副変速装置3における前後進
切換用シフターd操作用のアクチユエータ15を
操作し、もつて、前後進各8段変速状態を得るよ
うに構成してある。
そして、機械操作式シフト装置16により超減
速用切換装置4を操作し、通常減速状態と超減速
状態とを切換え現出するように構成すると共に、
同じく機械操作のシフト装置17により前記前車
輪駆動用伝動軸7への動力伝達を断続操作して、
2輪駆動状態と4輪駆動状態とを切換え現出する
ように構成してある。
又、中立位置nを含めてロータリー式の5位置
n,f1〜f4切換弁に構成された動力取出系変速バ
ルブV3により、動力取出用変速装置10におけ
る2本の変速シフターe,f操作用のアクチユエ
ータ18a,18bを一体操作し、動力取出系4
段変速を行なうように構成してある。
尚、図中Pは、ミツシヨンケースM入力軸S1
直結した操作用圧油供給ポンプである。
前記各クラツチ2,11を操作するに、同第2
図に示すように、前記各アクチユエータ13a,
13b,14,15,18a,18bにおけるシ
フターa,b,c,d,e,f連結プランジヤー
19を摺動スプールに兼用利用する状態でそれら
アクチユエータ13a,13b,14,15,1
8a,18bが中立位置にあるときのみ対応する
バルブV1,V2,V3からの圧油流動を阻止する6
個の3位置切換弁x1〜x6を構成し、前後進切換用
バルブV2中立位置Nからの切換えに伴つて、3
位置切換弁x1を開作動させ、操作油路22を介し
て走行系油圧クラツチ2に圧油を供給して、クラ
ツチ入り状態に切換可能に構成するとともに、残
りの5個の3位置切換弁x2〜x6からのパイロツト
圧により各別に操作される5個の2位置切換弁y2
〜y6のうち、走行系の3個の2位置切換弁y2
y3,y4より成る弁機構yを前記操作油路22の途
中に接続し、走行系変速バルブV1、前後進切換
用バルブV2の変速操作に伴い、走行系油圧クラ
ツチ2を自動操作するように構成してある。
そして、動力取出系に備えさせ2個の2位置切
換弁y5,y6より成る弁機構y′を動力取出系油圧ク
ラツチ11への圧油供給路の途中に接続して、動
力取出系変速バルブV3の変速操作に伴い、動力
取出系油圧クラツチ11を、自動操作するように
構成してある。
尚、図中20は、ポンプPに対するリリーフ弁
21回路を兼用利用した対クラツチ2,11潤滑
油供給路である。
前記2位置切換弁y2〜y6のうち主変速装置1に
対する一対の2位置切換弁y3,y4を構成するに、
それらをクラツチ2の操作油路22に直列的に介
装すると共に、それら2位置切換弁y3,y4が互い
に異なる作動状態(つまり主変速装置における2
本のシフターa,bのうち一方が作動状態で、か
つ他方が非作動状態)のときのみ、クラツチ2を
伝動入り状態にするための圧油流動を許容するよ
うに構成し、もつて、走行変速用バルブV1が変
速中立状態にあるときにはクラツチ2への圧油供
給を阻止してクラツチ2を伝動切り状態にするこ
とはもとより、各油路の詰りやシフターa,bの
不完全作動等のトラブルに起因して両2位置切換
弁y3,y4が共に圧油供給状態となつた場合にも、
クラツチ2への圧油供給を阻止しクラツチ2を伝
動切り状態にし、車体の駆動停止をもつてトラブ
ルの発生を操縦者に報知するように構成してあ
る。
又、動力取出用変速装置10に対する2個の2
位置切換弁y5,y6も、上述主変速装置1における
2個の2位置切換弁y3,y4と同様に構成し、動力
取出系統におけるトラブル発生をも動力取出軸1
2の停止をもつて報知するように構成してある。
尚、2個のシフターa,b・e,fを装備した
主変速装置1及び動力取出用変速装置10の具体
的変速構造は各種の構成変更が可能である。
又、一対のシフターa,b・e,fの切換りに
伴なつて自動的に開閉操作されて、各2位置切換
弁y3,y4,y5,y6をパイロツト圧操作する弁x3
x4,x5,x6は、各アクチユエータ13a,13
b,18a,18bのプランジヤー19を摺動ス
プールとして兼用構成するに代えて、別体で構成
する等、各種の構成変更が可能であり、それらを
総称してパイロツト圧用バルブx3,x4,x5,x6
称する。
更に一対づつの2位置切換弁y3,y4・y5,y6
具体的パイロツト圧作動構造等も各称の構成変更
が可能である。
本発明は、農用や建設用等の各種機器における
油圧操作式変速装置を備えた伝動装置を対象とす
るものである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る伝動装置の実施例及び従来
例を例示し、第1図は駆動構造を示す概略全体平
面図、第2図は油圧回路図、第3図は従来構造を
示す回路図である。 1……主変速装置、3……副変速装置、2……
クラツチ、22……操作油路、a,b……シフタ
ー、x3,x4……パイロツト圧用バルブ、y……ク
ラツチ操作用弁機構、y3,y4……流路切換用バル
ブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 択一的に伝動状態に切換えられる2個の油圧
    駆動式シフターa,bを備えた主変速装置1と、
    副変速装置3との間にクラツチ2を介装するとと
    もに、前記油圧駆動式シフターa,bの夫々に、
    シフターの伝動状態と非伝動状態との切換えに伴
    つて開閉操作されるパイロツト圧用バルブx3,x4
    を付設し、前記クラツチ2の操作油路22に、前
    記両パイロツト圧用バルブx3,x4の開閉によつて
    操作されるクラツチ操作用弁機構yを設けた伝動
    装置であつて、前記クラツチ操作用弁機構yを構
    成するに、前記パイロツト圧用バルブx3,x4によ
    り各別操作される2個の流路切換用バルブy3,y4
    を、直列に配置すると共に、前記両シフターa,
    bが共に非伝動状態及び伝動状態の時にのみ前記
    クラツチ2が伝動切り状態になるように形成して
    ある事を特徴とする伝動装置。
JP21352682A 1982-12-06 1982-12-06 伝動装置 Granted JPS59103059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21352682A JPS59103059A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 伝動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21352682A JPS59103059A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 伝動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103059A JPS59103059A (ja) 1984-06-14
JPS6338579B2 true JPS6338579B2 (ja) 1988-08-01

Family

ID=16640648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21352682A Granted JPS59103059A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 伝動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59103059A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61185752A (ja) * 1985-02-13 1986-08-19 Mitsubishi Paper Mills Ltd 電子写真感光体
JPS6249063A (ja) * 1985-08-28 1987-03-03 Kubota Ltd 作業車の油圧構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59103059A (ja) 1984-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3274858A (en) Transmission
US3298252A (en) Transmission
JPS6338579B2 (ja)
JP4474842B2 (ja) 作業車両
JPH03209056A (ja) 作業車の走行変速構造
JPH0241668B2 (ja)
JP3663805B2 (ja) トラクタのサブコントロールバルブ取付装置
JP3647186B2 (ja) 農用トラクタ
JP4923710B2 (ja) 移動農機のミッションケース
JPS6225930Y2 (ja)
JPH0134773Y2 (ja)
JP3133372B2 (ja) 作業車の油圧回路構造
JPH0241669B2 (ja)
JPS6238418Y2 (ja)
JPS6338577B2 (ja)
JP3873391B2 (ja) 電気シフト式パワーシフトトランスミッション
JP3195688B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JPS6233159Y2 (ja)
JPH0544180Y2 (ja)
JPH056444Y2 (ja)
JPS58102848A (ja) 作業車の前後進切換装置
JP4793149B2 (ja) 移動農機の走行油圧制御装置
JPS6212114Y2 (ja)
JPS6338578B2 (ja)
JPS6249063A (ja) 作業車の油圧構造