JPS6338520Y2 - - Google Patents

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JPS6338520Y2
JPS6338520Y2 JP1981029559U JP2955981U JPS6338520Y2 JP S6338520 Y2 JPS6338520 Y2 JP S6338520Y2 JP 1981029559 U JP1981029559 U JP 1981029559U JP 2955981 U JP2955981 U JP 2955981U JP S6338520 Y2 JPS6338520 Y2 JP S6338520Y2
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JP
Japan
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cathode
lead wire
end hat
stem lead
hat
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JP1981029559U
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English (en)
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JPS57143557U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、螺旋状の陰極とその支持機構とか
らなる直熱形陰極構体に関する。
一般に、直熱形マグネトロンにおける螺旋状の
陰極はトリウムタングステンからなり、第1およ
び第2のステムリード線に対して第1および第2
のエンドハツトを用いて支持固定される。第1お
よび第2のエンドハツトは同軸的に配置されるこ
とが重要であるが、第1のエンドハツトは第1の
ステムリード線の先端部に、そして第2のエンド
ハツトは第2のステムリード線の先端部にそれぞ
れ溶接または鑞付けにより固定されるので、ここ
にセンタずれを生じやすい。とくに、第2のエン
ドハツトは第2のステムリード線に片持ち構造で
支持固定されるので、陰極が熱膨脹および収縮を
くり返えすことによつて第2のエンドハツトと第
2のステムリード線との相互固着部に疲労をきた
し、第2のエンドハツトが傾斜したり脱落したり
することがあり、短絡や陰極断線の事故を惹起す
る惧れがある。
この考案は、かかる従来の欠点を除去するため
になされたもので、この考案の直熱形陰極構体を
以下図面に示す実施例により説明する。
第1図において、トリウムタングステンからな
る螺旋状陰極1の一端は、モリブデン等からなる
第1のエンドハツト2に溶接または鑞付けされて
おり、第1のエンドハツト2は陰極1を接触する
ことなく貫通した第1のステムリード線3の先端
部に溶接または鑞付けされている。第1のステム
リード線3および第2のステムリード線4はモリ
ブデン等からなり、これらを気密に貫通させたガ
ラスまたはセラミツク製絶縁基体5とともにステ
ムを形成している。
第1のエンドハツト2と向き合う第2のエンド
ハツト6は、第2のステムリード線4の先端縁自
体であつて、第2図に示すようにリング状に成形
されている。中央部に位置する短筒状部6aは陰
極1を位置決めするのに役立つが省略してもよ
い。かかるエンドハツトは、第2のステムリード
線4の先端縁を?状に湾曲させたのち、この湾曲
部分を熱間で圧延することによつて得られ、例え
ば直径約1.6mmφのモリブデン線に湾曲および圧
延の加工を施すことによつて、外径約9mmφ、内
径約3mmφ、厚さ約0.6mmのエンドハツトを得る
ことができる。
第2のエンドハツト6の上面に対して陰極1の
終端を溶接または鑞着により固着するさい、第3
図および第4図に示すように陰極1の終端1aを
第2のエンドハツト6のリング終端6bに突き合
わせ、エンドハツト6の下面側から矢印で示す方
向へ加熱するのがよい。つまり、右巻きのエンド
ハツト6に対しては左巻きの陰極1の終端1aを
突き合わせるのであり、陰極終端1aは溶接また
は鑞着時に、エンドハツト6のリングの切れ目に
一部入り込んで位置決めされ、短時間のうちに集
中的に加熱溶着される。第5図に加熱溶着後の状
態を示す。
この考案の直熱形陰極構体によると、前述のよ
うに第2のエンドハツトは第2のステムリード線
の先端縁自体を?状に湾曲させて圧延したリング
状の部分であつて、その切れ目に入り込んだ陰極
端部と突き合わされて溶接または鑞付けされるの
で、第2のエンドハツトは第2のステムリード線
に溶着なしで安定に支持されるのみならず、第2
のエンドハツトに対して陰極端部を溶接または鑞
付けするさいの位置決めが正確かつ容易となり、
ここに位置ずれを生じることによる陰極ピツチの
ばらつき発生をなくし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した直熱形陰極構体の
一部破断側面図、第2図および第3図は同陰極構
体の要部の斜視図、第4図は同要部の側面図、第
5図は同要部の溶着後の状態を示す斜視図であ
る。 1……陰極、2……第1のエンドハツト、3…
…第1のステムリード線、4……第2のステムリ
ード線、6……第2のエンドハツト、6b……リ
ング終端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 螺旋状の陰極と、この陰極を接触することなく
    貫通した第1のステムリード線と、このステムリ
    ード線の先端に設けられて前記陰極の一端を固着
    した第1のエンドハツトと、このエンドハツトに
    向き合い前記陰極の他端を固着した第2のエンド
    ハツトと、第2のステムリード線とを有し、前記
    第2のエンドハツトは前記第2のステムリード線
    の先端縁自体を?状に湾曲させて圧延したリング
    状の部分であつて、その切れ目に入り込んだ前記
    陰極の他端と突き合わされて溶接または鑞付けさ
    れてなることを特徴とする直熱形陰極構体。
JP1981029559U 1981-03-02 1981-03-02 Expired JPS6338520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981029559U JPS6338520Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981029559U JPS6338520Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143557U JPS57143557U (ja) 1982-09-09
JPS6338520Y2 true JPS6338520Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=29827134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981029559U Expired JPS6338520Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

Country Status (1)

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JP (1) JPS6338520Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715563Y2 (ja) * 1976-10-04 1982-03-31
JPS53116255U (ja) * 1977-02-23 1978-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57143557U (ja) 1982-09-09

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