JPS6337591Y2 - - Google Patents

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JPS6337591Y2
JPS6337591Y2 JP11963580U JP11963580U JPS6337591Y2 JP S6337591 Y2 JPS6337591 Y2 JP S6337591Y2 JP 11963580 U JP11963580 U JP 11963580U JP 11963580 U JP11963580 U JP 11963580U JP S6337591 Y2 JPS6337591 Y2 JP S6337591Y2
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JP
Japan
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large diameter
rubber hose
rubber
metal fitting
fitting
Prior art date
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JP11963580U
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English (en)
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JPS5742287U (ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案はゴムホースの継手構造に関する。さら
に詳しくは、雨水、海水等を浴びるような箇所に
好適に用いられるゴムホースの継手構造に関する
ものである。 従来、この種のゴムホースの継手構造として
は、第2図(従来例1)に示すように、高圧ゴム
ホース3の端部とインサート金具1とを強固に接
続するために、ゴムホース3の端部分でその内周
にインサート金具1を挿入すると共に、その外側
に、インサート金具1とを結合せしめて配置され
た外筒金具2が配置され、この外筒金具2をかし
めることによりゴムホース3の端部分をインサー
ト金具1と外筒金具2間に接続してなるゴムホー
スの継手構造が知られている。 そして、このゴムホース継手構造はゴムホース
3内の油圧等の高圧に耐えると共に、外部の液の
浸入を防止できるようになつている。 具体的に説明すると、ゴムホース3は内面ゴム
ホース層7と外面ゴム層4間にワイヤー補強層6
が埋設されて形成され、外筒金具2は内面が複数
条の環状凸部を除いて一定内径の内周面2aに形
成され、また、前記ゴムホース3はインサート金
具1と接続する端部分に、外面ゴム層を有する基
部を残してその先端より軸方向に外面ゴム層が取
除かれた補強層6が露出して形成されている。 そして、外筒金具1をかしめることにより、外
筒金具1の内面に設けた凸部が、露出された補強
層6を圧接して、ゴムホース3内部の高圧に耐え
ると共に、外筒金具2の開口部の内周面2aが基
部の外面ゴムを圧接して、屋外での雨水や、海水
等の液が、外筒金具2の開口近辺から露出された
補強層6側に浸入するのを防止している。 しかしながら、外筒金具2の開口部の内周面2
aで基部の外面ゴム層を強く圧接するので、外筒
金具2の開口部外側近辺に外面ゴム層の脹み部4
aが生じ、この脹み部4aにゴムホース3使用時
における振動等の応力が集中し、早期にクラツク
を発生し、その結果、この脹み部4aに位置する
補強層6に外部からの液がクラツクを通して浸入
し、補強層を腐食させ、ゴムホース3の寿命を極
端に短かくしてしまうという問題があつた。 そこで、このような外面ゴム層の脹み部4aが
生じないように、第1図(従来例2)に示す如
く、外筒金具2の開口部の内周2bを他の内周2
aより大径になした大径部2′に形成し、大径部
2′で外面ゴム層を軽く圧接するように試みた。 しかし、ゴムホース3は、その製造工程におい
て、押出成形されるものであるから、この内外寸
法は、製造ロツト毎、且つ、ホース切断箇所毎に
相当の誤差を有している。 従つて、外筒金具2の大径部2′において、外
面ゴム層が強く締め付けられたり、弱く締付けら
れたりし、強く締め付けられると、脹み部が生
じ、上述の如く、ゴムホースの寿命が短くなり、
また、弱く締め付けられると、ゴムホース内の液
圧の振動等により、特にゴムホースが彎曲して使
用される場合は、大径部2′と基部の外面ゴム層
間に隙間を生じ、外部からの雨、海水等が露出し
た補強層6にまで浸入し、ゴムホースの寿命が短
くなる。 このように、ゴムホースの内外径の寸法精度の
誤差により、大径部2′における基部の外面ゴム
を圧接する状態が変化するので、どうしてもゴム
ホースの寿命を損うという欠点を有していた。 本考案はかかる事情に鑑み考案されたものであ
つて、高い内圧に耐えると共に、ゴムホースの内
外径に誤差を有していても、外筒金具の開口近辺
からワイヤー補強層へ外部の液が浸入するのを防
止でき、耐久性に優れたゴムホースの継手構造を
提供することを目的とする。 以下、本考案の一実施例を第3図に基づいて説
明する。図において3が高圧ゴムホースであつ
て、このゴムホース3は内面ゴム7と外面ゴム層
4間にワイヤー補強層6が埋設されて形成されて
いる。そして、このゴムホース3の端部分で、ゴ
ムホース3はインサート金具1と接続されてい
る。 具体的には、インサート金具1はその一端にゴ
ムホース3が挿入されるインサート部1aが複数
個の凹部1a′を施して形成されてあり、他端には
配管等(図示されていない)に接続するネジ部1
bがナツト部1cを延長して設けられている。そ
して、インサート部1aの後部に環状溝1dが施
され、この環状溝1dに、外筒金具2の一端に設
けた鍔部2aが同心に且つ相互に嵌着して、イン
サート金具1と外筒金具2とが連結され、この連
結部の右側にインサート部1aと外筒金具2間に
空隙が形成され、この空隙にゴムホース3の端部
分が配置されている。 このように配置されたゴムホースの端部分に、
その内の後部の基部4aを残して先端より軸方向
に外面ゴム層が取除かれて補強層表面露出部6′
が形成されている。また、このように配置された
外筒金具2の内周に、補強層表面露出部6′との
対向位置に複数条の環状凸部5を有す結合部と、
この結合部を延長して基部4aとの対向位置に凸
部5頂面内径よりも大径になした大径部2′が形
成されている。また、この大径部2′の軸方向中
央部に環状の突起5aが施されている。そして突
起5aより軸方向内側は一定内径の第1の大径部
2b′に形成され、突起5aよりも軸方向外側は第
1の大径部2b′よりも大径になした一定内径の第
2の大径部2b″が開口2cして形成されている。 そして、かかる外筒金具2の外径を軸方向全長
に均一にかしめることによつて、この外筒金具2
の凸部頂面2″を補強層表面露出部6′に圧接し、
ゴムホース3先端部をインサート金具1のインサ
ート部1aに対して強く固着し、ゴムホース3内
部の高圧に耐えるようになつている。また、この
外筒金具2の第2の大径部2b″をゴムホース3の
基部4aの外面ゴム層外周面に当接するように設
定されてあり、このように設定することにより、
第1の大径部2b′で、少なくとも基部4aの外面
ゴム層を圧接している。 また、突起5a部で基部4aの外面ゴム層を局
部的に径方向に強く締めつけ、第1の大径部2
b′側から第2の大径部側に外面ゴム層が脹出する
のを食い止めると共に、第1の大径部2b′での内
【表】 表−1に示す如く、従来例で、早期に、外部か
らの流体が補強層に浸入しサビを生じ、本考案で
は6カ月経過しても、外部からの流体の浸入が皆
無であつた。 従つて、本考案によれば、外筒金具の開口近辺
で、外面ゴムの脹みも生じることなく、又、外部
からの流体の浸入を防止することができ、船舶等
の屋外で使用される、かかるゴムホースの継手構
造の寿命を大幅に改善することができる。 なお、外筒金具2をかしめた際、外筒金具2の
一端に施した鍔部2aがインサート金具1の溝部
1dに嵌着して結合し、この結合部で外部の液
が、露出した補強層6′側に浸入するのを防いで
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は従来例を説明する一部省
略断面図であり、第3図は本考案に係る部分拡大
断面図であり、第4図は本考案の一部省略断面図
である。 1……インサート金具、2……外筒金具、2″
……凸部頂面、2′……大径部、2b′……第1の
大径部、2b″……第2の大径部、3……ゴムホー
ス、4……外面ゴム層、4a……基部、5a……
突起、6……補強層、6′……補強層表面露出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内面ゴム層と、外面ゴム層と、該内外ゴム層間
    にワイヤー補強層とを備えるゴムホースの端部分
    で、その内側にインサート金具を挿入すると共
    に、その外側に外筒金具が、該外筒金具の一端に
    形成された鍔部でインサート金具と同心に相互に
    結合せしめて配置され、この外筒金具をかしめる
    ことによつて、ゴムホースの端部分をインサート
    金具と外筒金具間に挾持してなるゴムホースの継
    手構造において、 前記ゴムホースの端部分に、その内の後部に位
    置する基部を残して先端より軸方向に外面ゴム層
    が取除かれた補強層表面露出部が形成され、一
    方、前記外筒金具の内周に、前記補強層表面露出
    部との対向位置に複数条の環状凸部を有する結合
    部と、該結合部を延長して前記基部との対向位置
    に前記凸部内径よりも大径になした大径部が形成
    され、また該大径部にその軸方向中央部に環状の
    突起が設けられ、該突起より軸方向内側は一定内
    径の第1の大径部に形成されると共に該突起によ
    り軸方向外側は第1の大径よりも大径になした一
    定内径の第2の大径部に形成され、前記外筒金具
    の軸方向全長を均一にかしめることによつて、こ
    の結合部の凸部頂面を前記補強層表面露出部に圧
    接すると共に、この第2の大径部の内周面を前記
    基部外周面に当接してなることを特徴とするゴム
    ホースの継手構造。
JP11963580U 1980-08-22 1980-08-22 Expired JPS6337591Y2 (ja)

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JP11963580U JPS6337591Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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JP11963580U JPS6337591Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS5742287U JPS5742287U (ja) 1982-03-08
JPS6337591Y2 true JPS6337591Y2 (ja) 1988-10-04

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JP11963580U Expired JPS6337591Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161849A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Bridgestone Corp 超高圧樹脂ホ−スの締結構造

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KR100710573B1 (ko) * 2006-01-13 2007-04-24 엘에스전선 주식회사 호스 연결구

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JPS5742287U (ja) 1982-03-08

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