JPS6337569Y2 - - Google Patents

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JPS6337569Y2
JPS6337569Y2 JP1982137194U JP13719482U JPS6337569Y2 JP S6337569 Y2 JPS6337569 Y2 JP S6337569Y2 JP 1982137194 U JP1982137194 U JP 1982137194U JP 13719482 U JP13719482 U JP 13719482U JP S6337569 Y2 JPS6337569 Y2 JP S6337569Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
shaft
valve stem
peripheral surface
retainer
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982137194U
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English (en)
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JPS5942373U (ja
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Publication date
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Priority to JP13719482U priority Critical patent/JPS5942373U/ja
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Publication of JPS6337569Y2 publication Critical patent/JPS6337569Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はバタフライ弁の軸封装置に関するも
のである。
(従来技術と解決すべき課題) バタフライ弁、とくに耐蝕性ライニングをそな
えた中心型バタフライ弁に用いるに適した軸封装
置には、たとえば、特開昭52−90815号、実開昭
55−117682号各公報などにみるように、従来から
種々な提案がなされている。
これらのものについて略示すると、これらのも
のは、いずれも、弁板に取着されおり、その周縁
に配設した弁本体に形成された弁軸支持孔に遊嵌
する弁軸にまで耐蝕性ライニングが配設してあつ
て、これによつて弁軸軸線方向に漏洩する流体に
よつて弁軸、弁軸支持孔内面などが損傷されるこ
とがないようにするとともに、当該ライニングに
対向する位置において、弁軸軸線方向に押圧力を
加えることによつてこれと直角方向に押圧力を生
ずるような部材を配設してある。
しかしながら上記のような部材は、外部からの
押圧力に対抗して前記ライニングを押圧するとと
もに、押圧するためには当然それ自体変形する必
要があるために、比較的硬度が大で、しかも適度
の弾性を有する材料で構成しないわけにはゆかな
いので、その材料選択の巾が小さく、しかも、長
期の使用によつて該部材ないしはライニングが摩
耗した場合の軸封作用の調整には、ばねなどを別
設する必要があるので、これにともなつて付帯機
構が複雑となり、コストアツプの原因となるなど
の欠点を免かれなかつた。
本考案はこのような事態に対処すべくなされた
ものであつて、その構成がきわめて簡単であり、
軸封作用の調整も容易で長期にわたつて安定した
軸封作用を得られるようなバタフライ弁の軸封装
置を提供することを目的とするものである。
(2) 考案の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本考案において
は、弁軸の位置まで耐蝕性ライニングを有するバ
タフライ弁の、該ライニングに対向する位置に、
断面截頭円錐状に形成した、少なくとも1個の皿
ばね状のシール部材を配設し、これを外方から弁
軸軸線方向に押圧し得るように構成したことを特
徴とするものである。
このように構成することによつて、シール部材
の弾性の変化の巾をきわめて大きくとることが可
能で、軸封作用の調整を容易かつ高感度で実行す
ることができ、全体として構成が簡単で安価な竺
封装置を得ることができる。
(実施例の説明) 添付の図面は本考案の実施例を示す要部の側面
図であつて、紙面に垂直な面内において環状に形
成された弁本体1の内部流体通路内に、円板状の
弁板2が配設してあり、その直径方向対向位置に
おいて弁板に固定した一対の弁軸4(図にはその
一方のみが示してある)が、前記弁本体に形成し
た弁軸支持孔に遊嵌してある。
なお、弁軸4の一方は、図示上方にのびて弁本
体から突出しており、その部分に適宜の弁操作手
段を配してあり、これによつて弁軸、したがつて
弁板を回動して弁を回動開閉するように構成して
あるが、それらは本考案には直接関係がないので
すべて省略してある。
前記弁本体の内周面には、符号3で示すよう
に、たとえばテフロン(商標名)などのような耐
蝕性ライニングが配設してあり、その一部は弁軸
支持孔内にまでのびて弁軸4を適宜の長さのわた
つて囲繞するように構成してある。
図中符号6は、弾性材料からなるシートリング
で、弁閉成時のシールを確保するものとする。
弁本体に形成した弁軸支持孔は、図示のよう
に、弁軸4の直径よりも大きくなつていて、その
内周面11と弁軸外周面との間には環状のスペー
スSが形成してあり、この部分に、弁外から操作
して弁軸軸線に沿つてスペースS内を変位し得る
リテイナ10が配設してある。
前記スペースS内には、前記リテイナ10の端
面とスペースSの底面12との間に適数の皿ばね
状のシール部材52,52……が、図示のよう
に、隣接シール部材の大径側どうし、小径側どう
しが当接するように重畳配置してある。各シール
部材の外周縁、弁軸が貫通する中央孔内周縁は、
弁軸支持孔内周面、ライニングの弁軸囲繞部32
の外周面にごく近接する位置にありかつこれらに
対して自由に摺動し得るようになつている。
このように構成してあるから、弁外からリテイ
ナ10を図示下方に変位させれば、各シール部材
は平面に近い状態に変形し、それらの外周縁、内
周縁はそれぞれスペースSの内周面、ライニング
の前述立上り部分32外周面に圧接してライニン
グ立上り部32を弁軸に押圧して軸封作用を行な
うことができる。
シール部材による上記軸封作用は、個々のシー
ル部材の弾性、その数を適宜に変改することによ
つて、広範囲に変化させることができ、また、シ
ール部材の周囲は空間になつているから、前述の
公知の手段のように、軸封部材の周辺が他の部材
によつて充満しているようなものに比して、シー
ル部材の変形が自由かつ円滑に行なわれ、リテイ
ナに加える力に無駄がなく操作も容易になる。
(3) 考案の効果 本考案は以上説明したように、弁本体内に軸支
された弁軸部分にライニングを配したバタフライ
弁において、該ライニングに対向する空間部分に
皿ばね状の弾性シール部材を配して、これにリテ
イナを直接作用させるように構成したから、弾性
シール部材の材質、数、形状、シール部材が弁軸
が側ライニングを圧接する位置などをひろい範囲
で自由に変改可能で、常時最適なシール状態を維
持することができ、リテイナが直接弾性シール部
材に当接してシール作用をしているので、圧接力
を有効に利用できるばかりでなく、部品点数がき
わめて少なく構成が簡単でコストダウンに資する
ところが大である。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案によるバタフライ弁の実施
例を示す要部の側面図である。 1……弁本体、2……弁板、3……ライニング
部材、4……弁軸、52……シール部材、6……
シートリング、10……リテイナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁板に固定した弁軸を、環状弁本体に形成した
    弁軸支持孔に回動自在に支持し、弁本体内周面に
    張設した耐蝕性ライニングを前記弁軸周面にまで
    延在配置したバタフライ弁において、 前記弁軸外周面と弁軸支持孔内周面との間に環
    状スペースを形成するとともに、該スペース内を
    弁軸軸線方向に変位自在のリテイナを配設し、該
    リテイナ先端部の内方のスペース部分に、少なく
    とも1個の皿ばね状の環状弾性シール部材を配設
    してなるバタフライ弁の軸封装置。
JP13719482U 1982-09-11 1982-09-11 バタフライ弁の軸封装置 Granted JPS5942373U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13719482U JPS5942373U (ja) 1982-09-11 1982-09-11 バタフライ弁の軸封装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13719482U JPS5942373U (ja) 1982-09-11 1982-09-11 バタフライ弁の軸封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942373U JPS5942373U (ja) 1984-03-19
JPS6337569Y2 true JPS6337569Y2 (ja) 1988-10-04

Family

ID=30308234

Family Applications (1)

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JP13719482U Granted JPS5942373U (ja) 1982-09-11 1982-09-11 バタフライ弁の軸封装置

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JP (1) JPS5942373U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5290815A (en) * 1976-01-22 1977-07-30 Amri Butterfly valve * especially for active or inactive liquid

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856463Y2 (ja) * 1979-02-13 1983-12-26 日本碍子株式会社 バタフライバルブ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5290815A (en) * 1976-01-22 1977-07-30 Amri Butterfly valve * especially for active or inactive liquid

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Publication number Publication date
JPS5942373U (ja) 1984-03-19

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