JPH0130695Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130695Y2 JPH0130695Y2 JP11670684U JP11670684U JPH0130695Y2 JP H0130695 Y2 JPH0130695 Y2 JP H0130695Y2 JP 11670684 U JP11670684 U JP 11670684U JP 11670684 U JP11670684 U JP 11670684U JP H0130695 Y2 JPH0130695 Y2 JP H0130695Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- valve
- ring
- bent
- bent portion
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、管路の開閉を行うちよう形弁に関
し、特に弁体が接離するシートリングをメタルシ
ートとしたちよう形弁に関する。
し、特に弁体が接離するシートリングをメタルシ
ートとしたちよう形弁に関する。
従来、弁体が接離するシートリングをメタルシ
ートとしたちよう形弁は、例えば特開昭54−
67156号公報に示されるように公知である。しか
しながら、かゝる構造のちよう形弁は、メタルシ
ートのシート部が閉弁時に本体、リテーナリン
グ、保持リング及び弁体によつて4方を剛性材料
で囲まれて、自由に変形することが出来ない為、
弁体に強い反発力が作用して大きな摩擦力を引起
し、本体の回動トルクが増大して来る欠点があつ
た。
ートとしたちよう形弁は、例えば特開昭54−
67156号公報に示されるように公知である。しか
しながら、かゝる構造のちよう形弁は、メタルシ
ートのシート部が閉弁時に本体、リテーナリン
グ、保持リング及び弁体によつて4方を剛性材料
で囲まれて、自由に変形することが出来ない為、
弁体に強い反発力が作用して大きな摩擦力を引起
し、本体の回動トルクが増大して来る欠点があつ
た。
そこで、第3図に示すようにメタルシート1の
シート部1aに隣接して、シート部1aと同一構
造のメタルOリングを補助リング2として配置す
る構造が提案された。かゝる構造によれば、メタ
ルシート1のシート部1aの弾性変形を補助リン
グ2により吸収することが出来るため、特開昭54
−67156号にみられる欠点は解消出来るものゝ、
補助リング2を独立に配置する為、高価になると
共に、部品点数が増加し、メインテナンスに手間
を要する問題点があつた。
シート部1aに隣接して、シート部1aと同一構
造のメタルOリングを補助リング2として配置す
る構造が提案された。かゝる構造によれば、メタ
ルシート1のシート部1aの弾性変形を補助リン
グ2により吸収することが出来るため、特開昭54
−67156号にみられる欠点は解消出来るものゝ、
補助リング2を独立に配置する為、高価になると
共に、部品点数が増加し、メインテナンスに手間
を要する問題点があつた。
この考案は、従来のメタルシートを有するちよ
う形弁にみられた欠点及び問題点を解消せんとす
るものである。
う形弁にみられた欠点及び問題点を解消せんとす
るものである。
以上の問題点を解決するためにこの考案が採つ
た手段は、本体内周面に密着されるフランジ部
と、弁体と接離するシート部と、両部を連続する
フランジ部とを有するちよう形弁のメタルシート
において、シート部をS字状に屈曲して第1屈曲
部と第2屈曲部を形成し、各屈曲部に弾性リング
をそれぞれ配設したことを特徴とする。
た手段は、本体内周面に密着されるフランジ部
と、弁体と接離するシート部と、両部を連続する
フランジ部とを有するちよう形弁のメタルシート
において、シート部をS字状に屈曲して第1屈曲
部と第2屈曲部を形成し、各屈曲部に弾性リング
をそれぞれ配設したことを特徴とする。
弁体が熱膨張若しくは流体圧力を受けて外径方
向に変位したとき、メインシート部の変形を補助
リング部の変形により許容し、これによりメイン
シート部の塑性変形を防止する。
向に変位したとき、メインシート部の変形を補助
リング部の変形により許容し、これによりメイン
シート部の塑性変形を防止する。
以下に図面を参照しつゝ、この考案の好ましい
実施例について説明する。図において10は円筒
形に形成されたちよう形弁の本体、11は該本体
10内に弁棒12により回転自在に軸支された弁
体であつて、弁体11の回転中心は弁棒12の回
転中心から偏心している。
実施例について説明する。図において10は円筒
形に形成されたちよう形弁の本体、11は該本体
10内に弁棒12により回転自在に軸支された弁
体であつて、弁体11の回転中心は弁棒12の回
転中心から偏心している。
13はメタルシートからなるシートリングであ
つて、シート部14、ガスケツト部15並びに両
部14,15を連結するフランジ部16を有し、
リテーナリング17でガスケツト部15を本体1
0に密接させつゝ本体10に取り付けられる。シ
ート部14はS字状に屈曲した形状に形成され、
各屈曲部にそれぞれコイルバネの如き弾性リング
18,19が配設される。シート部14の第1屈
曲部14aは外面が弁体11の外周面に接離自在
であり、又第2屈曲部14bは本体10の中心方
向へ向つて開放され、その内部に配設された第2
弾性リング19を第2図に2点鎖線で示すように
自由に変形可能とする。
つて、シート部14、ガスケツト部15並びに両
部14,15を連結するフランジ部16を有し、
リテーナリング17でガスケツト部15を本体1
0に密接させつゝ本体10に取り付けられる。シ
ート部14はS字状に屈曲した形状に形成され、
各屈曲部にそれぞれコイルバネの如き弾性リング
18,19が配設される。シート部14の第1屈
曲部14aは外面が弁体11の外周面に接離自在
であり、又第2屈曲部14bは本体10の中心方
向へ向つて開放され、その内部に配設された第2
弾性リング19を第2図に2点鎖線で示すように
自由に変形可能とする。
弁体11が熱膨張や流体圧力に押されて外周方
向(第2図C方向)に変位したとき、第1屈曲部
14aは圧迫されるが、この圧迫力により軸方向
(第2図A方向)に変位し、第1屈曲部14aの
変位を受けて、第2屈曲部14bはその内部の第
2弾性リング19が中心方向(第2図B方向)に
変位することにより変位可能となる。
向(第2図C方向)に変位したとき、第1屈曲部
14aは圧迫されるが、この圧迫力により軸方向
(第2図A方向)に変位し、第1屈曲部14aの
変位を受けて、第2屈曲部14bはその内部の第
2弾性リング19が中心方向(第2図B方向)に
変位することにより変位可能となる。
このようにシート部14が第1屈曲部14aと
第2図屈曲部14bとの変位という2個所の弾性
変形部分を有している為、自由な変形が可能でシ
ート部14の塑性変形は防止される。
第2図屈曲部14bとの変位という2個所の弾性
変形部分を有している為、自由な変形が可能でシ
ート部14の塑性変形は防止される。
この考案のちよう形弁のメタルシートによれば
本体内周面に密着されるフランジ部と、弁体と接
離するシート部と、両部を連続するフランジ部と
を有するちよう形弁のメタルシートにおいて、シ
ート部をS字状に屈曲して第1屈曲部と第2屈曲
部を形成し、各屈曲部に弾性リングをそれぞれ配
設してあるので、メタルシートのシート部が塑性
変形するのを防止することが出来ると共に、シー
ル性が向上し、又弁の開閉トルクも軽減すること
が出来る。従来のものは第3図の如く、メタルシ
ートと補助リングとが別個のもので構成されてい
るため、バルブ組立時或は、メンテナンス時にそ
れなりの手間を要し、又部品コストも高くなる。
これに対し、本考案ではS字形をしたシートリン
グに2つの弾性リングが一体のものとして構成さ
れている。したがつて、メンテナンス時等におけ
る組立分解はシートリングアセンブリーとして取
扱うことが出来、手間が省け、又製作コストも安
価となる。
本体内周面に密着されるフランジ部と、弁体と接
離するシート部と、両部を連続するフランジ部と
を有するちよう形弁のメタルシートにおいて、シ
ート部をS字状に屈曲して第1屈曲部と第2屈曲
部を形成し、各屈曲部に弾性リングをそれぞれ配
設してあるので、メタルシートのシート部が塑性
変形するのを防止することが出来ると共に、シー
ル性が向上し、又弁の開閉トルクも軽減すること
が出来る。従来のものは第3図の如く、メタルシ
ートと補助リングとが別個のもので構成されてい
るため、バルブ組立時或は、メンテナンス時にそ
れなりの手間を要し、又部品コストも高くなる。
これに対し、本考案ではS字形をしたシートリン
グに2つの弾性リングが一体のものとして構成さ
れている。したがつて、メンテナンス時等におけ
る組立分解はシートリングアセンブリーとして取
扱うことが出来、手間が省け、又製作コストも安
価となる。
第1図はこの考案に係るちよう形弁の構造の一
部を示す断面図、第2図は要部の拡大断面図、第
3図は従来のちよう形弁の一部の拡大断面図であ
る。 10……本体、11……弁体、12……弁棒、
13……シートリング、14……シート部、14
a……第1屈曲部、14b……第2屈曲部、15
……ガスケツト部、16……フランジ部、17…
…リテーナリング、18……第1弾性リング、1
9……第2弾性リング。
部を示す断面図、第2図は要部の拡大断面図、第
3図は従来のちよう形弁の一部の拡大断面図であ
る。 10……本体、11……弁体、12……弁棒、
13……シートリング、14……シート部、14
a……第1屈曲部、14b……第2屈曲部、15
……ガスケツト部、16……フランジ部、17…
…リテーナリング、18……第1弾性リング、1
9……第2弾性リング。
Claims (1)
- 本体内周面に密着されるフランジ部と、弁体と
接離するシート部と、両部を連続するフランジ部
とを有するちよう形弁のメタルシートにおいて、
シート部をS字状に屈曲して第1屈曲部と第2屈
曲部を形成し、各屈曲部に弾性リングをそれぞれ
配設したことを特徴とするちよう形弁のメタルシ
ート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11670684U JPS6130761U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | ちよう形弁のメタルシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11670684U JPS6130761U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | ちよう形弁のメタルシ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6130761U JPS6130761U (ja) | 1986-02-24 |
JPH0130695Y2 true JPH0130695Y2 (ja) | 1989-09-20 |
Family
ID=30675642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11670684U Granted JPS6130761U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | ちよう形弁のメタルシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130761U (ja) |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP11670684U patent/JPS6130761U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6130761U (ja) | 1986-02-24 |
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