JPS6337525B2 - - Google Patents

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JPS6337525B2
JPS6337525B2 JP20229981A JP20229981A JPS6337525B2 JP S6337525 B2 JPS6337525 B2 JP S6337525B2 JP 20229981 A JP20229981 A JP 20229981A JP 20229981 A JP20229981 A JP 20229981A JP S6337525 B2 JPS6337525 B2 JP S6337525B2
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JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
correction
amplification degree
control signal
sound
Prior art date
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JP20229981A
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English (en)
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JPS58103216A (ja
Inventor
Tomofumi Nakatani
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58103216A publication Critical patent/JPS58103216A/ja
Publication of JPS6337525B2 publication Critical patent/JPS6337525B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/02Manually-operated control

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、増幅度が可変の増幅器において、増
幅度の変化量と入力信号の音圧レベルによりラウ
ドネス特性に応じた補正を行なうラウドネス補正
装置に関する。 楽音信号を種々の記録媒体(レコードやテー
プ)を通じて再生する場合、録音時に収音された
大音量信号(原音)を小音量で受聴すると、聴感
上低音不足を感じることが知られている。これ
は、音の大きさの等感特性を示すラウドネス特性
が原音で受聴したときと小音量で受聴したときと
で異なるためである。このように受聴時に音圧レ
ベルを原音よりも減衰させた場合に生ずる両ラウ
ドネス特性の差は、特に低(音)域周波数におい
て顕著であつて、受聴時の音圧レベルと原音の音
圧レベルの差すなわち受聴時の減衰量に従つて変
化する。このような減衰量と共に入力信号のレベ
ルも考慮してラウドネス特性の変化を補正するラ
ウドネス補正回路については、本出願人により先
に「ラウドネス補正回路」として特許出願(特願
昭56―20744号)をしてある。 一方、上記の現象とは逆に、例えばハープシコ
ードのような元来音が小さな楽器の楽音(原音)
を再生時に録音時より大きな音で受聴すると、聴
感上低音過多を感じることも知られており、やは
り補正が必要である。しかし、上記本出願人の提
案による低音不足のみを補正するラウドネス補正
回路では、かかる低音過多を補正することができ
ない。本発明は、上記低音不足を補正するラウド
ネス補正回路と同様の制御回路を用い、制御信号
の検出位置と補正回路の一部を変更するだけで低
音過多の補正もできるラウドネス補正回路を提供
しようとするものである。 まず、低音過多を補正するのに低音不足を補正
するラウドネス回路と同様の制御回路を使用しう
る点について説明する。 第1図は、S.S.Stevensが“Perceived Level
of Noise by Mark and Decibels (E)”J.
Acoust.Soc.Am.vol.51,No.2,pp575〜601
(1972)で発表している等感特性の低域周波数で
の特性の一部である。図において、P100,P80及
びP60は、それぞれ実線イ,ロ及びハで示す
100dB,80dB及び60dBの等感特性の40Hzにおけ
る音圧レベル値を示し、それぞれ115.8dB,
97.9dB及び83.9dBである。今、増幅度が可変の
増幅器で入力信号を増幅しスピーカを駆動して受
聴する場合、増幅度を基準の増幅度にすると、ス
ピーカからの音圧レベルが原音の音圧レベルと等
しくなるものとする。かような状態で80dBの等
感特性ロ上のレベルの音を20dB減衰して聴くと、
あたかも80dBの等感特性ロが点線ハ′のように平
行移動した如くなり、40Hzの音は77.9dBとなる。
しかるに、20dB減衰した60dBでの本来の等感特
性ハにおける40Hzの値は83.9dBであるから、単
に音圧レベルを一様に20dB減衰させると、40Hz
では6.0dBだけ減衰しすぎることになる。ゆえ
に、この6.0dBだけ補正して大きくすれば、聴感
上の差がなくなりバランスのとれた再生音を聴く
ことができる。 逆に、80dBの等感特性ロ上のレベルの音を
20dB増大して聴くと、同様に点線イ′の如く平行
移動して40Hzにおいて97.9dBが117.9dBとなり、
100dBの等感特性イの40Hzにおける値115.8dBに
対して2.1dBだけ大きくなる。ゆえに、この
2.1dBだけ補正して小さくすれば、聴感上の差が
なくなる。このように、20dB小さくして聴くか
又は大きくして聴くかにより補正量は6.0dB又は
2.1dBとなり、同じ20dBの変化であつても減衰か
増大かにより補正量は異なる。この関係を表示す
ると、表1及び表2のようになる。 表1は、原音の音圧レベル、すなわち入力信号
を基準増幅度で増幅したとき得られる音圧レベル
の種々なる値に対し5db,10dB及び15dBの減衰
を与えて得られる再生の音圧レベルで受聴する場
合に必要な各周波数に対する補正量を示すもので
ある。この表1の減衰量5dBの項から、原音の音
圧レベル85dB又は80dBの音を5dB減衰させる場
合は20Hzでそれぞれ1.6dB又は1.8dBの補正が必
要であることが判る。また、これから、原音の音
圧レベル85dBの音を10dB減衰させる場合に必要
な補正量は上記の1.6dBと1.8dBを加えた3.4dBと
なることも判る。こうして、減衰量5dBの場合の
表から減衰量10dB,15dB或いはそれ以上の減衰
量に対する補正量を算出することができる。
【表】
【表】 表2は、同様に5dB,10dB及び15dBの増強を
与えて受聴する場合に必要な各周波数に対する補
正量を示すものである。
【表】 この表2は、表1の原音の音圧レベルと再生の
音圧レベルとを入れ替え、補正量を負にすること
によつて得られる。したがつて、減衰の場合の低
音不足を補正するためのラウドネス補正回路に用
いたものと同様の制御回路を用い、信号レベルの
検出を原音の音圧レベルでなく増強再生の音圧レ
ベルに対して行なうようにするだけで、増強の場
合の制御信号出力を得ることができる。 本発明は、上述の点を利用して比較的簡単な構
成により、原音の音圧レベルを減衰又は増強した
場合に生ずる低音不足又は低音過多を補正するラ
ウドネス補正の量を、減衰又は増強の量と原音の
音圧レベルとの両方に基いて定めるものである。
以下、図示の実施例により本発明を具体的に説明
する。 第2図は、本発明をステレオ装置に実施した場
合の例を示す接続図である。図において、1は、
左チヤンネルの入力端子で、加算器5に接続する
と共に可変抵抗器3を介して補正回路21及び加
算器11に接続する。2は、右チヤンネルの入力
端子で、加算器5に接続すると共に可変抵抗器4
を介して補正回路24及び加算器11に接続す
る。ただし、加算器11の感度は、後述の理由に
より加算器5の2倍とする。補正回路21及び2
4の出力は、それぞれ増幅器22及び25を介し
て左及び右のスピーカ23及び26に接続する。
可変抵抗器3及び4は、それぞれ増幅器22及び
25の増幅度を決める。加算器5及び11の出力
はそれぞれ帯域通過フイルタ6及び12を介して
検波器7及び13に印加し、その検波出力はそれ
ぞれスイツチS1及びS2を介して比較回路8及び1
4に接続する。スイツチS1及びS2は、各比較回路
に入力される検波出力を入れ換えるスイツチであ
る。比較回路8及び14は、それぞれ非反転入力
端子が共通に信号端子に接続された差動増幅器8
―1,8―2,……8―9と基準電源端子8―2
1及び14―21に接続された分圧用直列抵抗8
―11,8―12,……,8―18及び14―1
1,14―12,……14―18とを有し、基準
電源端子及び各直列抵抗の接続点がそれぞれ各差
動増幅器の反転入力端子に順次接続された周知の
ものであるから、詳細な説明は省略する。比較回
路8の基準電源端子には基準電源29を接続し、
比較回路14の基準電源端子には抵抗器30及び
スイツチS1を介して検波器7又は検波器13の出
力端子を接続する。差動増幅器8―1〜8―7の
出力はそれぞれアンド回路群9のアンド回路9―
1〜9―7の一方の入力端子に接続し、差動増幅
器8―8,8―9の出力はそれぞれ加算器10の
加算抵抗10―8,10―9に接続する。各アン
ド回路9―1〜9―7の出力は、それぞれ加算器
10の加算抵抗10―1〜10―7に加えて加算
する。差動増幅器14―1〜14―8の出力は加
算器15の加算抵抗15―1〜15―8に加え、
各加算抵抗は、共通に加算器15の差動増幅器1
5―12の反転入力端子に接続すると共に、抵抗
15―9を介して負電源15―11に接続する。
差動増幅器15―12の非反転入力端子は接地
し、その出力は抵抗15―10を介して反転入力
端子に負帰還する。差動増幅器14―1〜14―
7の出力は、それぞれインバータ16―7〜16
―1を介してアンド回路9―7〜9―1の他方の
入力端子に接続する。加算器10及び15の出力
は加算器18の加算抵抗19及び20に加えて加
算し、加算器18の出力は、制御信号として制御
信号線17を介して補正回路21及び24の制御
端子に加える。 31は、増幅器の増幅度が基準値より大きいか
又は小さいかを検知する増幅度検知手段で、例え
ば導電部32、絶縁部33及び摺動子34より構
成する。摺動子34は、可変抵抗器3及び4の摺
動子と連動にしてある。可変抵抗器3,4の摺動
子が丁度可変抵抗の中央にあるとき、入力端子
1,2からの入力信号は1/2に減衰されて加算器
11に加えられるが、前述のように加算器11の
感度は加算器5の2倍であるから、加算器11の
出力は可変抵抗器3,4による減衰が0の場合に
相当する。そこで、この位置において増幅器2
2,25の出力で駆動されるスピーカ23,26
より原音の音圧レベルが再生されるようにし、そ
のときの増幅度を基準値とすれば、摺動子34が
導電部32にあるときは、増幅度が基準値より大
きいことを示し、摺動子34が絶縁部33にある
ときは、増幅度が基準値より小さいことを示すこ
とになる。増幅度検知手段31には電源+Bを接
続し、その摺動子34にはスイツチ切換え手段3
5を接続する。スイツチ切換え手段35は、増幅
度検知手段31の出力によつてスイツチS1,S2
切換える。 本装置の動作は、次のとおりである。 今、図示のように増幅器の増幅度が基準値より
小さくスイツチS1,S2が図の位置にあるとする。
加算器5により加算された入力信号は、例えば中
心周波数1KHz、帯域幅1KHzの帯域通過フイルタ
6により帯域制限されて検波器7で検波される。
この検波出力は、比較回路8によりレベル比較さ
れ、可変抵抗器3,4による減衰度が0の場合に
左右のスピーカ23及び26から得られる音圧の
合計レベル(すなわち原音の音圧レベル)に換算
される。音圧レベル115dB以上では、差動増幅器
8―1〜8―9のすべてがオンになりアンド回路
9―1〜9―7の一方の入力端子は高レベルとな
る。この状態から音圧が5dB減ずる毎に差動増幅
器8―1より順次オフとなり、音圧が75dB以下
ではすべてオフとなる。加算器10は、アンド回
路9―1〜9―7のうちオンとなるものが増すに
従つて出力電圧が0から次第に負へ増加し、すべ
てがオンすると−2.7Vとなるように調整されて
いる。 同様に、可変抵抗器3及び4で減衰された入力
信号は、加算され帯域制限されて検波される。こ
の検波出力は感度2倍の加算器11を経由してい
るが前記原音の音圧レベルよりは低く、両者は比
較回路14において比較され可変抵抗器3,4に
よる平均減衰度が測定される。減衰度が5dB以下
であれば、差動増幅器14―1〜14―8のすべ
てがオンとなる。この状態から減衰度が5dB増す
毎に差動増幅器は14―1から順次オフとなり、
減衰度が40dB以上では差動増幅器14―1〜1
4―8のすべてがオフとなる。ここに、差動増幅
器14―1〜14―8は、オフ状態では接地レベ
ル、オン状態では正電圧となるものとする。加算
器15は、差動増幅器14―1〜14―8のうち
オンとなるものが増すに従つて出力電圧が5.7V
から0.3Vずつ減少し、すべてがオンすると3.6V
になるように各抵抗15―1〜15―10が調整
されている。 可変抵抗器3及び4による減衰量が35dB以上
であれば、差動増幅器14―1〜14―7はオフ
であり、したがつてインバータ16―1〜16―
7の出力は高レベルとなるので、アンド回路9―
1〜9―7の他方の入力端子はすべて高レベルと
なる。減衰量が30dB〜35dBになると、差動増幅
器14―7がオンになり、したがつてアンド回路
9―1の他方の入力端子のみが低レベルとなる。
この状態から減衰量が55dBずつ低下する毎に差
動増幅器14―6〜14―1の順序で順次差動増
幅器がオンとなつてゆき、減衰量が5dB以下では
すべての差動増幅器がオンとなる。ゆえに、アン
ド回路9―2〜9―7の順序で順次その他方の入
力端子が低レベルとなる。このように、アンド回
路9―1〜9―7の他方の入力端子のレベルは減
衰量に応じて定まることになる。 次に、左右の原音の音圧レベルが75dB以下で
は、差動増幅器8―1〜8―9は低レベルである
からアンド回路出力は高レベルとならず、加算器
10の出力は0である。原音の音圧レベルが増加
するにつれて差動増幅器8―9の出力から順次高
レベルとなり、80〜85dBでは加算器10の出力
は−0.6Vとなる。ここで、例えば前記減衰量が
35dB以上であれば各アンド回路の他方の入力端
子は高レベルとなるから、仮に音圧レベルが
85dB以上となり更に5dBずつ増加するとすれば、
アンド回路9―7よりその出力が順次高レベルと
なり加算器10の出力も−0.3Vずつ加算され、
音圧レベルが115dB以上では−2.7Vとなる。ま
た、減衰量が35dB以下となり更に5dBずつ減少
してゆく毎にアンド回路9―1から順次その他方
の入力端子は低レベルとなり、減衰量が5dB以下
ではすべてのアンド回路の他方の入力端子が低レ
ベルとなる。したがつて、加算器10の出力電圧
の負方向の最大値は、減衰量に応じて制限される
ことになる。 こうして得られた加算器10の負出力と加算器
15の正出力は加算器18で加算され、結局表3
に示すような制御電圧が得られる。この制御電圧
は、補正回路21及び24に加えられスピーカ2
3及び26から得られる音声信号の周波数特性を
制御する。
【表】 ここで、前記表1をみると、減衰量が5dBの場
合は、原音の音圧レベルが76〜81dBの範囲での
み補正量特性が音圧レベルによつて変化し他の範
囲では一定である。また、周波数が80Hz以上の範
囲では、減衰量が違つても補正量特性に差のない
ところがある。かかる点を考慮して表3における
如き3.0V,3.3V,3.6V,……なる制御電圧を定
め、これにより補正回路21,24の周波数特性
をそれぞれ表1における補正量特性に近似するよ
うに制御すれば、減衰時の低音不足を原音の音圧
レベルと減衰度とに応じて補正することができ
る。制御電圧により所望の周波数特性を得る補正
回路21,24については、後で詳細説明する。 上述は、増幅器の増幅度が基準値より小さい
(すなわち減衰の)場合であつたが、増幅度を基
準値より大きく(すなわち増強)した場合は、摺
動子34は導電部32に移動してスイツチ切換え
手段35を付勢し、スイツチS1,S2を図と反対位
置に切換える。すなわち、上記と逆に、可変抵抗
器3,4による減衰が0の場合の入力信号(原音
に対応)は比較回路14に加え、倍感度加算器1
1により原音以上に増強した信号は比較回路8に
加える。そうすると、比較回路14で前述と同様
にして可変抵抗器3,4による平均増強度が測定
されることになる。こうして、減衰を増強に読み
換えるだけで上述と同様な動作が行なわれ、最終
的に上記と同様な制御電圧が得られる。この制御
電圧により、補正回路21,24の周波数特性を
それぞれ表2における補正量特性に近似するよう
に制御すれば、増強時の低音過多を原音の音圧レ
ベルと増強度とに応じて補正することができる。 第3図は上記補正回路21及び24の1例を示
す略式回路図、第4図はその周波数特性図であ
る。本例は、本出願人が先に「トーンコントロー
ル回路」として実用新案登録出願(実願昭56―
13870号)をしたものである。図において、41
は入力端子、48は出力端子、Cは両端子間に接
続されたコンデンサ、42,43は抵抗、44は
反転増幅器、45は電子制御減衰器、46は電子
制御減衰器45の制御端子、S3,S4は切換えスイ
ツチ、RはスイツチS4と出力端子48の間に接続
された抵抗である。35は、第2図のスイツチ切
換え手段で、スイツチS1,S2の切換えと同時にス
イツチS3,S4をも切換える。 今、点線内の回路47を増幅器とみてその増幅
度を−G、入力信号をei、コンデンサCの値を
C、抵抗Rの値をR、出力信号をepとすると、次
式が成り立つ。 ep/ei=−G+jωCR/1+jωCR ……(1) ここで、G<1では減衰、G>1では増強とな
ることが判る。 スイツチS3,S4が図の位置では、電子制御減衰
器45は反転増幅器44の負帰還用抵抗43に直
列に挿入される。電子制御減衰器45は、制御端
子46からの直流制御電圧によつて増幅度が1か
ら0まで変化するものである。抵抗42及び43
の抵抗値を互いに等しいR0とすると、電子制御
減衰器45の増幅度を1〜0と変化させた場合、
反転増幅器44の帰還抵抗はR0〜∞と変化し、
増幅回路47の増幅度Gは1〜∞と変化する。し
たがつて、補正回路の周波数特性は、第4図の矢
印Pのように低域において増強特性となる。 次に、スイツチS3,S4が図と反対位置に切換え
られると、電子制御減衰器45は抵抗Rに直列接
続され、帰還抵抗43は反転増幅器44の出力端
に直接接続されるので、増幅回路47の増幅度G
は制御電圧によつて1から0まで変化する。した
がつて、補正回路の周波数特性は第4図の矢印Q
のように低域において減衰特性となる。 以上説明したとおり、本発明によれば、減衰又
は増強して音量調整を行なつた場合に人の聴感特
性により生じる低音不足又は低音過多を補正する
ように増幅器の増幅度の低域周波数特性を自動的
且つ正確に制御するので、常に原音に近いバラン
スのとれた自然な音を聴くことができる。 なお、上記実施例においては加算器11の感度
を2倍としたが、その代わりに加算器5に加える
入力信号を1/2に減衰してもよい。また、上記の
例では可変抵抗器3,4の摺動子が可変抵抗の中
央にあるときを基準としたが、必ずしも中央位置
を基準とする必要はなく、その場合これに合わせ
て加算器11の感度を変えればよい。更に、上記
の例ではステレオについて説明したが、本発明は
モノラルにも適用しうるものである。そのほか、
特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しな
い限り、種々の変形・変更をすることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は低域周波数における等感特性図、第2
図は本発明の実施例を示す接続図、第3図は本発
明に用いる補正回路の1例を示す略式回路図、第
4図はその周波数特性図である。 22,25…増幅度が可変の増幅器、31…増
幅度検知手段、3,4…可変抵抗手段、3,5,
6,7、4,5,6,7…入力信号より第1の信
号を導出する手段、3,11,12,13、4,
11,12,13…入力信号より第2の信号を導
出する手段、8,9,10…第1制御信号発生手
段、14,15…第2制御信号発生手段、35,
S1,S2…スイツチ切換え手段、18…補正制御信
号加算手段、21,24…補正手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号に対する増幅度が可変の増幅器と、
    この増幅器の増幅度が基準値より大きいか又は小
    さいかのみを検知する増幅度検知手段と、上記増
    幅器の増幅度を決定する可変抵抗手段と、この可
    変抵抗手段を介して上記入力信号より第1及び第
    2の信号を導出する手段と、供給される上記第1
    の信号のレベルを検出して第1の制御信号を発生
    する第1制御信号発生手段と、供給される上記第
    2の信号のレベルを検出し上記第1の信号に対す
    る減少度に応じて第2の制御信号を発生する第2
    制御信号発生手段と、上記増幅度検知手段の出力
    により上記第1及び第2制御信号発生手段に供給
    する第1及び第2信号を互いに入れ換えるスイツ
    チ切換え手段と、上記第1及び第2制御信号を加
    算して補正制御信号を得る手段と、この補正制御
    信号により上記増幅器の低域周波数特性が制御さ
    れる補正手段とを具え、上記増幅器の増幅度が基
    準値より大きいか又は小さいかに応じて上記増幅
    器の低域周波数特性を低域増強特性又は低域減衰
    特性に切換えることを特徴とするラウドネス補正
    装置。
JP56202299A 1981-12-15 1981-12-15 ラウドネス補正装置 Granted JPS58103216A (ja)

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