JPS6337288Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6337288Y2
JPS6337288Y2 JP1984047997U JP4799784U JPS6337288Y2 JP S6337288 Y2 JPS6337288 Y2 JP S6337288Y2 JP 1984047997 U JP1984047997 U JP 1984047997U JP 4799784 U JP4799784 U JP 4799784U JP S6337288 Y2 JPS6337288 Y2 JP S6337288Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ejector
engine
water jacket
temperature
evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984047997U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60160216U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984047997U priority Critical patent/JPS60160216U/ja
Publication of JPS60160216U publication Critical patent/JPS60160216U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6337288Y2 publication Critical patent/JPS6337288Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Landscapes

  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車等の車両を冷房する冷房装置、
特にエゼクタ式冷房装置の改良に関するものであ
る。
(従来技術) エゼクタ式冷房装置は蒸気噴射冷房装置とも呼
ばれ、駆動蒸気発生器より発生した高温高圧の蒸
気をエゼクタ内のノズルより高速度で噴出し、こ
れにより蒸発器からの低温低圧の蒸気をけん引
し、エゼクタ内のデイフユーザにおいて両者の混
合体を圧縮し凝縮器の方へ送り出すものであり、
蒸発器内の冷媒の気化熱により冷房効果を得るよ
うにしている。
かかるエゼクタ式冷房装置を車両に用いたもの
として特公昭53−21942号又はSAEペーパ第
810504号に記載された装置が知られており、これ
らにおいては車載エンジンの冷却系統を駆動蒸気
発生器として利用している。
このようなエゼクタ式冷房装置を模式的に示す
と第1図の如くであり、図中1は水冷エンジンを
示し、このエンジン1はウオータジヤケツトを駆
動蒸気発生器として用いており、ウオータジヤケ
ツト内の液冷媒により冷却され、この時のエンジ
ンの発生熱により駆動蒸気を発生させる。この駆
動蒸気は管路2を介してエゼクタ3のノズル4に
連通する。ノズル4はエゼクタ3の混合室5内に
開口しており、この混合室5に連なるデイフユー
ザ6は先細部6aと平行部6bと末広部6cとか
ら成り吐出口7に通じている。さらに混合室5に
は管路8を介して蒸発器9を連通させる。吐出口
7は管路10を介して凝縮器11に連通させる。
12は凝縮器11の冷却用のフアンである。凝縮
器11の出口側は管路を2又に分け一方は管路1
3を通してポンプ14を経てエンジン1に連路
し、他方は管路15を通して膨張弁16を介して
蒸発器9に連絡する。
この装置ではエンジン1において加熱されて発
生した高温高圧の駆動蒸気をエゼクタ3のノズル
4より高速で噴出させ、この高速の駆動蒸気によ
り混合室5内の圧力を低くし蒸発器9内の冷媒を
蒸発させ混合室5内に吸引する。蒸発器9はこの
時の冷媒の気化熱により冷却され、これを利用し
て冷房が行なわれる。混合室5内に噴出された高
速の蒸気は冷媒の蒸気を吸引した後デイフユーザ
6内に流入し、デイフユーザ6内で流速が減少し
圧力が上昇する。このようにして圧縮された蒸気
は吐出口7から吐出され、凝縮器11内で凝縮
し、液冷媒となる。この液冷媒は管路13を経て
ポンプ14によりエンジン1に送られるとともに
圧力差によつて管路15を通り膨張弁16を経て
蒸発器9に送られる。なお膨張弁16は蒸発器9
内の冷媒の液量の調節を行なうためのものであ
る。
ところでこのような従来の車両用エゼクタ式冷
房装置にあつてはエゼクタの駆動蒸気吐出量が可
変できずノズルのスロートの断面積によつて流量
が決定されてしまい、一方エンジンはその運転状
態に応じて発熱量が可変するので、エンジンの発
熱量が小さい時に合わせてエゼクタの駆動蒸気吐
出量を設定するとエンジンの発熱量が大きくなつ
た時にはエンジンがオーバーヒートすることにな
り、エンジンの発熱量が大きい時に合わせてエゼ
クタの駆動蒸気吐出量を設定するとエンジンの発
熱量が小さくなつた時にはエゼクタの駆動蒸気吐
出量が充分得られなくなりエゼクタ式冷房装置の
作動効率が悪くなるという問題点があつた。
(考案の目的) 本考案の目的はこのような従来の車両用エゼク
タ式冷房装置における問題点を解決し、運転状態
の変化によるエンジンの発熱量の変化に影響され
ることなくエンジンとエゼクタの両方を効率良く
運転することのできる車両用エゼクタ式冷房装置
を得ることである。
(考案の構成) この目的を達成するため本考案の車両用エゼク
タ式冷房装置はエンジンの廃熱を利用し液冷媒を
高温高圧の駆動蒸気にする駆動蒸気発生器と、こ
の駆動蒸気発生器に液冷媒を供給するポンプと、
前記駆動蒸気発生器にノズルを連結した第1エゼ
クタと、この第1エゼクタに接続した蒸発器と、
前記第1エゼクタの後方に直列接続しノズルを弁
を介して前記駆動蒸気発生器に接続した第2エゼ
クタと、この第2エゼクタに入口側を連結し出口
側に前記ポンプおよび前記蒸発器を接続し冷媒蒸
気を凝縮させて液冷媒にする凝縮器と、前記ウオ
ータジヤケツト内の温度又は圧力を検出するセン
サと、このセンサの検出値に基づいて前記弁の作
動を制御する制御装置とを具えることを特徴とす
るものである。
(実施例) 以下に図面を参照して本考案の車両用エゼクタ
式冷房装置を詳述する。
第2図は本考案の一実施例を示す図である。第
2図においてエンジン20のウオータジヤケツト
21は駆動蒸気発生器となつており、このウオー
タジヤケツト21の壁面を構成するシリンダブロ
ツク22に液面センサ23と温度センサ24とを
設ける。ウオータジヤケツト21の上部には第1
エゼクタ25のノズル26を連結する。第1エゼ
クタ25の後方には第2エゼクタ27を接続し、
第2エゼクタ27のノズル28は電磁弁29を介
して管路30によりウオータジヤケツト21の上
部に接続する。第2エゼクタ27には凝縮器31
を連結する。32は凝縮器31を冷却するための
フアンである。凝縮器31の後方にはリザーバ3
3を接続した後管路を2又に分け一方の管路34
をポンプ35を介してエンジン20のウオータジ
ヤケツト21に接続し、他方の管路36を膨張弁
37を介して蒸発器38に接続する。39は制御
装置であり液面センサ23および温度センサ24
の検出値に基づいて電磁弁29、フアン32およ
びポンプ35の作動を制御する。
次にこの冷房装置の作動を説明する。電磁弁2
9は温度センサ24により検出されたエンジン2
0内の温度が所定値より高くなつた時に開き、所
定値以下の場合には閉じる。エンジン20の発熱
量がそれほど大きくない通常走行の状態において
はエンジン20のウオータジヤケツト21におい
て加熱されて発生した高温高圧の駆動蒸気を第1
エゼクタ25のノズル26より噴出させこれによ
り第1エゼクタ25内に生ずる負圧により蒸発器
38内の冷媒が蒸発し第1エゼクタ25内に吸引
される。蒸発器38はこの時の冷媒の気化熱によ
り冷却され、これを利用して冷房が行なわれる。
第1エゼクタ内に吸入された冷媒は駆動蒸気と混
合されてから第2エゼクタ27を通つて凝縮器3
1に送られ、ここでフアン32により冷却され凝
縮し、液冷媒となる。この液冷媒はリザーバ33
を通つた後管路34を通つてポンプ35によりウ
オータジヤケツト21内に送られるとともに管路
36および膨張弁37を通つて蒸発器36に送ら
れる。液面センサ23はウオータジヤケツト21
内の液冷媒の液面を検出し液面が所定位置より下
がると制御装置39の指令によりポンプ35が作
動しウオータジヤケツト21内に液冷媒を送り込
み、これによりウオータジヤケツト21内の液冷
媒の液面が一定に保たれる。エンジン20の運転
状態によりウオータジヤケツト21内の液冷媒の
液温が上昇した時には温度センサ24がこれを検
知し制御装置39の指令によりフアン32が作動
し凝縮器31の冷却能力を上昇させこれによりポ
ンプ35によりウオータジヤケツト21内に送り
込まれる液冷媒の温度が下がりウオータジヤケツ
ト21内の温度および圧力が下がる。エンジン2
0の発熱量が大きくなりフアン32では冷却し切
れずウオータジヤケツト21内の温度および圧力
が更に上昇すると温度センサ24の検出信号に基
づいて制御装置39が電磁弁29を開にする。こ
れにより第2エゼクタ27のノズル28から冷媒
蒸気が噴出し、これによりウオータジヤケツト2
1内の温度および圧力が低下する。また同時に漁
縮器31内の凝縮圧力、温度が上昇し、熱交換効
率が高くなるとともに液冷媒をウオータジヤケツ
ト21内に圧送しやすくなるのでエンジンの冷却
効果が良くなる。
このようにこのエゼクタ式冷房装置ではエンジ
ン20の発熱量に応じてフアン32を作動させる
とともに、エンジン20の発熱量が非常に大きく
なつた時には第2エゼクタ27のノズル28より
ウオータジヤケツト21内の冷媒蒸気を吐出させ
てエンジン20の冷却効果を良くするようにした
ため、運転状態の変化によるエンジンの発熱量の
変化に影響されることなくエンジンとエゼクタの
両方を効率良く運転することができる。
第3図は本考案の他の実施例を示す図である。
この実施例では第2図の実施例の温度センサ24
の代わりに圧力センサ40を設けたものである。
ウオータジヤケツト21内の温度が高くなつてい
る時には圧力も高くなつているので、エンジン2
0の圧力に応じて制御装置39により電磁弁29
を開閉するようにしても前述の実施例の温度セン
サ24による制御と同様な制御が行なえる。この
ためこの第3図の実施例においても第2図の実施
例と同様な効果を得ることができる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案の車両用エゼクタ式
冷房装置はウオータジヤケツト内の温度および圧
力が高い時には第2エゼクタのノズルよりウオー
タジヤケツト内の冷媒蒸気を吐出させてエンジン
の冷却効果を良くするように構成したため運転状
態の変化によるエンジンの発熱量の変化に影響さ
れることなくエンジンとエゼクタの両方を効率良
く運転することのできる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用エゼクタ式冷房装置の一
例の構成を示す図、第2図は本考案の車両用エゼ
クタ式冷房装置の一実施例の構成を示す図、第3
図は本考案の他の実施例の構成を示す図である。 1……エンジン、2……管路、3……エゼク
タ、4……ノズル、5……混合室、6……デイフ
ユーザ、6a……先細部、6b……平行部、6c
……末広部、7……吐出口、8……管路、9……
蒸発器、10……管、11……凝縮器、12……
フアン、13……管路、14……ポンプ、15…
…管路、16……膨張弁、20……エンジン、2
1……ウオータジヤケツト、22……シリンダブ
ロツク、23……液面センサ、24……温度セン
サ、25……第一エゼクタ、26……ノズル、2
7……第2エゼクタ、28……ノズル、29……
電磁弁、30……管路、31……凝縮器、32…
…フアン、33……リザーバ、34……管路、3
5……ポンプ、36……管路、37……膨張弁、
38……蒸発器、39……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの廃熱を利用し液冷媒を高温高圧の駆
    動蒸気にする駆動蒸気発生器と、この駆動蒸気発
    生器に液冷媒を供給するポンプと、前記駆動蒸気
    発生器にノズルを連結した第1エゼクタと、この
    第1エゼクタに接続した蒸発器と、前記第1エゼ
    クタの後方に直列接続しノズルを弁を介して前記
    駆動蒸気発生器に接続した第2エゼクタと、この
    第2エゼクタに入口側を連結し出口側に前記ポン
    プおよび前記蒸発器を接続し冷媒蒸気を凝縮させ
    て液冷媒にする凝縮器と、前記ウオータジヤケツ
    ト内の温度又は圧力を検出するセンサと、このセ
    ンサの検出値に基づいて前記弁の作動を制御する
    制御装置とを具えることを特徴とする車両用エゼ
    クタ式冷房装置。
JP1984047997U 1984-04-03 1984-04-03 車両用エゼクタ式冷房装置 Granted JPS60160216U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984047997U JPS60160216U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 車両用エゼクタ式冷房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984047997U JPS60160216U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 車両用エゼクタ式冷房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60160216U JPS60160216U (ja) 1985-10-24
JPS6337288Y2 true JPS6337288Y2 (ja) 1988-10-03

Family

ID=30563832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984047997U Granted JPS60160216U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 車両用エゼクタ式冷房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60160216U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60160216U (ja) 1985-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6834511B2 (en) Vehicle air conditioning apparatus
JPH04316962A (ja) 冷凍サイクル
US3977204A (en) Alcohol circulation system
JPS6337288Y2 (ja)
JPS60243321A (ja) 車両用内燃機関の沸騰冷却装置
US20030196443A1 (en) Vapor injecting ice and hot water generating device
JPS6181219A (ja) 沸騰冷却式内燃機関の車室暖房装置
JPS6337289Y2 (ja)
JPH0830412B2 (ja) 内燃機関の沸騰冷却装置
JPH0424100Y2 (ja)
JP2003262412A (ja) 蒸気噴射式冷却・ヒートポンプシステムの冷媒加熱器への冷媒給液方法とそのシステム
JP3140376B2 (ja) 吸収式空調装置
JPS60155869A (ja) エゼクタ式冷房装置
JPH0953802A (ja) 熱媒体による加熱冷却装置
JPS60155870A (ja) エゼクタ式冷凍装置
JPS6161908A (ja) 内燃機関の沸騰冷却装置
JPH07243715A (ja) 吸収式冷温水発生機
JPS63129117A (ja) インタ−ク−ラ
JPS63124826A (ja) インタ−ク−ラ
SU724449A1 (ru) Способ вакуумной деаэрации воды
KR200309776Y1 (ko) 증기주입식 냉수 및 온수의 제조장치.
JPS6183436A (ja) 内燃機関の沸騰冷却装置
JPS6379437U (ja)
JPH01181004A (ja) 復水回収ポンプ
JPS6311571Y2 (ja)