JPS6337242Y2 - - Google Patents

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JPS6337242Y2
JPS6337242Y2 JP1983098500U JP9850083U JPS6337242Y2 JP S6337242 Y2 JPS6337242 Y2 JP S6337242Y2 JP 1983098500 U JP1983098500 U JP 1983098500U JP 9850083 U JP9850083 U JP 9850083U JP S6337242 Y2 JPS6337242 Y2 JP S6337242Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flocked
welded
sheets
synthetic resin
resin sheet
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JP1983098500U
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English (en)
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JPS605821U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は植毛シート同志の接合構造に係わる。
近年塩ビ等の合成樹脂シート上に接着剤を介して
短繊維をフロツク加工等により植毛したシートが
手ざわりが良い等の理由で玩具、レジヤー用品等
の分野で要望され始めた。そして異色シートをつ
ないで色彩に変化を持たせたりする場合また形状
からして接合をしなければならない場合があり、
この場合、従来は第3図に示すように単に植毛シ
ート同志10,20をオーバーラツプさせ高周波
溶着せしめた構造を採択していた。しかしながら
合成樹脂シート面11と植毛面21とでは溶着が
うまく行かないため強度的に十分なものとは言え
なかつた。さらに一方の植毛シート10の端面1
2が露出するため外観上も問題があつた。
また第4図に示すように両植毛シート10,2
0の接合すべき端部における植毛面同志を合わせ
高周波溶着せしめた構造のものもあつたが、下層
の合成樹脂シートが表出しないため外観上の問題
点は解消されたが強度の面で引張り応力が「A」
部分に集中するためその部分よりの剥れが発生し
やすいものであつた。
本考案はかかる従来の欠点を解消し外観上もま
た強度上も問題のない植毛シートの接合構造を提
供せんとするものである。
すなわち本考案の植毛シートの接合構造は、熱
可塑性合成樹脂シート状物の片面に接着剤を介し
て短繊維が植毛されてなる植毛シート同志を高周
波溶着してなる接合構造であつて、両植毛シート
の接合すべき端部における植毛面同志が合わせら
れ溶着一体化せしめられており、かつ該溶着一体
化部が両植毛シートのいずれか一方に折り返され
しかもその折り返された所に位置する熱可塑性合
成樹脂シート状物と溶着一体化せしめられている
ことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は第2図に示す実施例品の製造途中の
工程を説明する断面図である。ポリ塩化ビニル樹
脂シート、ポリウレタン樹脂シート、あるいはこ
れらの発泡体シート等の熱可塑性合成樹脂シート
状物1の片面に接着剤2を介してナイロン、レー
ヨン、綿等の短繊維3を植毛した2枚の植毛シー
ト10,20の接合すべき端部においてその植毛
面同志を合わせまず溶着せしめる。(第1図) 次にこの溶着により一体化された溶着一体化部
4を一方の植毛シート20方向に折り返して、そ
の折り返された所に位置している熱可塑性合成樹
脂シート状物1と溶着一体化部4とを溶着一体化
せしめることにより第2図に示す実施例品を得
る。
なお溶着手段は高周波溶着を用いた場合には、
第2図に示す重層部5のほぼ中央に位置する熱可
塑性合成樹脂シート状物6の発熱が大きくなるた
め重層部5の植毛合わせ部7の微細な植毛間隙に
まで溶融熱可塑性合成樹脂が入り込み気密性を付
与せしめることができるので第3図や第4図に示
す従来の気密性のない接合構造のものでは適用で
きなかつた空気入り玩具やエアーマツト等にも使
用できるメリツトがある。以上のような構成より
なる本考案は外表面に植毛シートの裏側の熱可塑
性合成樹脂シート状物が表出することがないので
外観を美麗に保ち得、しかも端部の植毛面同志が
合わせられ溶着一体化せしめられた溶着一体化部
が折り返されてなおかつその折り返された所に位
置する熱可塑性合成樹脂シート状物と溶着一体化
されているため、この部分にも第2図に示すよう
な引張力Fの一部が掛かり該引張力Fが分散され
るため、図中B点のみに応力集中しない。したが
つて十分な接合部強度を確保できる利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例品の製造途中の状態を
示す断面図、第2図は本考案の実施例品を示す断
面図、第3図、第4図はそれぞれ従来例を示す断
面図である。 1……熱可塑性合成樹脂シート状物、2……接
着剤、3……短繊維、4……溶着一体化部、1
0,20……植毛シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性合成樹脂シート状物の片面に接着剤を
    介して短繊維が植毛されてなる植毛シート同志を
    高周波溶着してなる接合構造であつて、両植毛シ
    ートの接合すべき端部における植毛面同志が合わ
    せられ溶着一体化せしめられており、かつ該溶着
    一体化部が両植毛シートのいずれか一方に折り返
    されしかもその折り返された所に位置する熱可塑
    性合成樹脂シート状物と溶着一体化せしめられて
    いる植毛シートの接合構造。
JP9850083U 1983-06-25 1983-06-25 植毛シ−トの接合構造 Granted JPS605821U (ja)

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JP9850083U JPS605821U (ja) 1983-06-25 1983-06-25 植毛シ−トの接合構造

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Publication Number Publication Date
JPS605821U JPS605821U (ja) 1985-01-16
JPS6337242Y2 true JPS6337242Y2 (ja) 1988-10-03

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JPS605821U (ja) 1985-01-16

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