JPS6336609A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS6336609A
JPS6336609A JP61180596A JP18059686A JPS6336609A JP S6336609 A JPS6336609 A JP S6336609A JP 61180596 A JP61180596 A JP 61180596A JP 18059686 A JP18059686 A JP 18059686A JP S6336609 A JPS6336609 A JP S6336609A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置に関し、特にα線耐性を向
上させたバイポーラ(E CL)集積回路に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第2図は例えば文献[米国電気電子学会 国際固体回路
会議 ダイジェスト オフ テクニカルペーパーズJ 
1982年2月R178〜179 (IEEE l5S
CCDigest of Technical Pap
ers+ R178−17’に Feb、。
1982)に掲載されているDラッチ回路の論理回路図
である。図中、3DはDラッチ回路であり、D8.D2
はそのデータ入力、CI、Ctはクロック入力、Rはリ
セット入力、Yはラッチ正出力、Yはラッチ反転出力で
ある。
第3図は前記文献掲載のECLシリーズゲート回路構成
による従来のDラッチ回路の回路構成図であり、図にお
いて、DI、Dzはデータ入力、CI、C2はクロック
入力、Rはリセット入力、Yはランチ正出力、Yはラッ
チ反転出力である。
Q:++〜Qzq、  Qza+  Q、lbはNPN
 )ランジスタ、Q:lc、Q3dはNPNダブルエミ
ッタトランジスタ、R3゜〜R19+  R:1mは抵
抗である。
この回路は、2段のシリーズゲート構成であり、v■1
・ VBlzはレファレンス電圧であり・V■菫・は高
電位側のレファレンス電圧、VIIIZは低電位側のレ
ファレンス電圧、Vclはカレントソース用トランジス
タQ3.の基準電圧である。
次に動作について説明する。リセット人力Rは以後の説
明の本質には関係ないのでLO1I+ レベルとしてお
く。まずクロック人力C+ 、Czの両方がLowレベ
ルのときを考える。このときトランジスタQ39がオフ
し、トランジスタQ+aがオンするため、出力Yにはデ
ータ入力のORすなわち(D。
+D、)が、出力Yには(DI +[)、 )が現れる
例えばDI 、Dz共にLo−レベルであれば、出力Y
にはLo−レベル、Yには旧ghレベルが現れる。
このときクロック入力CIまたはC7のうち少なくとも
一つがH4ghレベルとなった場合、今までオフ状態で
あったトランジスタQj9がオンし、オン状態であった
トランジスタQ3.がオフする結果、カレントソースト
ランジスタQ、bにより引き抜かれていたスイッチング
電流1sはトランジスタQ3゜を通して引き抜かれる。
いま、出力YがLO−レベルであるので、ノードN、I
のレベルもLowであり、出力Yは旧ghレベルである
のでノードN3□のレベルも旧ghレベルである。
以上のことよりスイッチング電流IsはトランジスタQ
、、、Q、、を通って引き抜かれ、ノードN 21は抵
抗R1゜、R3!の電圧降下によりLowレベルであり
ノードNeoは旧ghレベルであることから出力YのL
o−レベルと出力YのHighレベルが保持される。こ
の後、データ入力D+ 、DzのいずれかがHighレ
ベルへと変化しても、スイッチング電流Isがトランジ
スタq、l、、 Q3gを通して流れることはなく、こ
のため出力状態は保持されたままで変化しない。すなわ
ちラッチされた状態である。以上のような動作によりラ
ッチ回路が形成されている。
ところで近年、素子の微細化が進むにつれ、パッケージ
等から発生するα線によるソフトエラーが無視できない
状況となっている。このソフトエラーについて第3図を
用いて説明する。
出力Yが旧ghレベルを、出力YがLow レベルを保
持している状態(クロック人力C+、Czのうち少なく
とも1つがHighレベルである)のときを考える。こ
のときトランジスタQ38がオンしており、トランジス
タQ36.  Q3□はオフ状態である。
よってノードN3゜およびN3□はLow レベル、ノ
ードN11およびN33は旧ghレベルである。
この状態でα線がノードN8.に接続されるトランジス
タQ、、、Q、6.Q3.のいずれかに照射された場合
、電子正札対が発生し、コレクタ領域に電子が収集され
るとコレクタ電位すなわちノードN3Iの電位が瞬間的
に低下する。この低下を補うべく抵抗R1゜、R12を
介して電源Vccより充電がなされるので、パルス巾が
最小でも数百ピコセカンドのスパイク状のパルスが発生
するが、これはノイズとしてノードN3.に伝わり、ト
ランジスタQ38のベースに帰還されるため、オン状態
であったトランジスタQ、Illがカットオフすると共
にトランジスタQ2ffが逆にオンし、保持されている
データの内容が反転する。
このようなα線により生じるスパイクノイズは、トラン
ジスタのコレクタに付随する容量にほぼ反比例するため
、今後の素子の微細化と共にソフトエラーは不可避とな
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のECL順序回路は以上のように構成されているの
で、α線により保持データの反転が生じるという問題が
ある。また、この種の問題に対してはデータ保持回路の
トランジスタに容量を付加する(特開昭60−1426
19号公報)あるいは、電流を大きくする(特開昭60
−143019号公報)という解決法が考案されている
が、これらの方法では順序回路の遅延時間あるいは消費
電力の増大を引き起こすという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、消費電力および遅延時間を増大させることな
く、α線等によるソフトエラーの問題を免れ得る半導体
集積回路装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る半導体集積回路装置は、データ保持を司
るフリップフロップ回路においてその出力信号を帰還す
るエミッタフォロワのエミッタ電位カ旧ghレベルの場
合エミッタフォロワ78 流ヲホぼカントオフするよう
にしたものである。
〔作用〕
この発明における順序回路は、エミッタフォロワのエミ
ッタ電位が旧ghレベルの場合エミッタフォロワ電流を
ほぼカントオフするようにしたので、フリップフロップ
回路においてデータ保持ノードにα線によるスパイクノ
イズが発生してもエミッタフォロワがカットオフしてい
るから、入力側フリップフロップゲートへのスパイクノ
イズの仏殿を阻止することが可能で、α線耐性が格段に
向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本発明の一実施例による半導体集積回路装置を示し
、図において、Dt、Dzはデータ入力、C+、Czは
クロック人力、Yはランチ正出力、■はラッチ反転出力
である。リセット入力は、本発明の本質には関係ないの
で説明の簡略化のため省略する。Q11〜ct、5. 
Ql?〜Q19.Q、、、Q、bはNPNトランジスタ
、QIC,にLaはエミッタフォロワ用NPNダブルエ
ミッタトランジスタであり、第3図に示した従来のDラ
ッチ回路を構成する素子と同じでよい。Qte、 Ql
fは本発明により新たに付加されたNPN)ランジスタ
である。またR1゜〜R1cは抵抗、VCCr VEI
は電源である。
本実施例回路は第3図に示した従来のDラッチ回路と同
様2段のシリーズゲート構成である。V□I +  v
astはその2つのレファレンス電圧であり、V!1m
l はその高電位例のレファレンス電圧、■8゜は低電
位側のレファレンス電圧、■c3はカレントソース用ト
ランジスタQlbの基準電圧である。
データ保持を司るフリップフロップ回路10は、V、l
B、により固定バイアスされ、ホールド側フリップフロ
ップゲートを構成するトランジスタQ17と、該トラン
ジスタQl?のコレクタノードN3.の電位がエミッタ
フォロワ用トランジスタQ14によりレベルシフトされ
てそのベースに供給される、入力側フリップフロップゲ
ートを構成するトランジスタQIllとにより構成され
ている。
またトランジスタQ、。、Q、、およびi氏抗R1bに
よる回路20は本発明により付加されたエミッタフォロ
ワ電流制御回路であり、トランジスタQ、。
のベースにはノードNlzを接続し、トランジスタQ1
fのベースには基準電圧■。1を供給し、トランジスタ
Q1.のコレクタはノードN 、3に、トランジスタQ
lfのコレクタは電源■、。に接続されている。
次に動作について説明する。クロック人力C+。
C2の両方がLo−レベルのときを考える。このときト
ランジスタQ2.がカットオフし、トランジスタQ0が
オンするため、出力Yにはデータ入力のOR出力すなわ
ち(DI+Dりが、出力Yにはデータ入力のNOR出力
すなわち(Dt +1)2)が現れる。例えばDlが旧
ghレベル、DtがLowレベルである場合を考える。
このとき、ノードN1゜はLo−状態、ノードNIIは
旧gh状態であり、出力Yには旧ghレベル、出力Yに
はLowレベルが現れる。
このときクロック人力C7またはC2のうちの少なくと
も一つが旧ghレベルとなると、今までオフ状態であっ
たトランジスタQ1.がオンし、オン状態であったトラ
ンジスタQ9.はオフし、カレントソース用トランジス
タQlbにより供給されていた定電流!、はトランジス
タQ19を通して引き抜かれるのでデータ保持を司るフ
リップフロップ回路10が動作する。いま出力Yが旧g
hレベルであるのでトランジスタQI8はオン、Q17
がオフ状態でありスイッチング電流はトランジスタQl
llを通して引き抜かれるので抵抗RIO+  R11
の電圧降下によりノードNI0の電位はLow状態、ノ
ードN1゜の電位は旧gh状態であり、出力Y、Yとも
保持される。この後データ入力D+、Dzのいずれかが
)1ighレベルへと変化してもスイッチング電流がト
ランジスタQ、、、Q、、を通して流れることはないた
め出力状態は保持されたままで、変化しない。
すなわちラッチされた状態である。
次に本発明により付加されたトランジスタQ Im r
Qlf、抵抗R11+よりなるエミッタフォロワ電流制
御回路20の作用について説明する。ノードN1゜の電
位がLow状態、ノードNIlの電位が旧gh状態のと
き、従って出力YがLo−レベル、出力Yが旧ghレベ
ルの場合、トランジスタQ1.はオフ、QIfがオン状
態となるので、スイッチング電流■2は電源VCCから
トランジスタQlfを通って流れ、トランジスタC1+
aのエミッタEI4からは引き抜かれない。すなわちエ
ミッタE14からトランジスタQ1゜を通してv!Eの
方向へ見たインピーダンスはほぼ無限大である。よって
エミッタE14から流れるエミッタフォロワ電流■4は
トランジスタQI8のベース駆動電流だけであり、その
電流値は概略α雪・I+/βで表わされる。なおここで
αは直流コレクターエミッタ電流利得、βはコレクター
ベース電流利得である。
通常はβユニ00程度のトランジスタを用いることが多
いのでβ二100とすると114二〇、0098 r 
となり、スイッチング電流11を1mAに設定した場合
、エミッタフォロワ電流■、は約9.8μ八であり通常
のエミッタフォロワ電流が数100μA〜数mAのオー
ダであるのに比し、1/10〜1/100程度と小さく
、トランジスタQldのB、、−C,t−E14からな
るトランジスタは極めてオフ状態に近い状態となる。
一方トランジスタQldのベースBItとエミッタE1
3からなるトランジスタは通常のオン状態が保たれ抵抗
R0により定まるエミッタフォロワ電流が流れる。
以上述べた状態でα線がラッチ回路に照射された場合を
考える。いまノードNIlは旧ghレベルであるが、こ
のノードに接続されるトランジスタQ13またはQIf
にα線が照射されるとシリコン中で電子正孔対が発生す
る。発生した電子は数10〜数100psの時定数でド
リフトおよび拡散により走行するが、コレクタ領域に電
子が収集されると瞬時にノードN11の電位が低下する
。この低下は抵抗R1゜+R12を介して電源VCcよ
り充電され元の旧gh状態に復帰するが、この充電によ
りパルス巾が最小でも数100ps程度のスパイクノイ
ズが発生し8亥ノイズがエミッタフォロワトランジスタ
Q、4を通して出力Yに伝わる。
一方、入力側フリップフロップゲートを構成するトラン
ジスタQlllのベースへのノードNIlからの帰還ル
ープはエミッタフォロワトランジスタQ14のB、□−
C1□−EI4からなるトランジスタを通して行われる
が、前述したように、今の場合スイッチング電流I4が
9.8μ八程度と極めて小さく、ノードNilの電位が
瞬時に低下した場合、B1□−C,、−E、、からなる
トランジスタは、ベース・エミッタ間電圧がOVあるい
は負の方向へ近付き容易にカットオフする。このためB
+z  Cat  E14からなるトランジスタの出力
インピーダンスは非常に大きな値となる。またノードN
I、lの電圧が旧gh状態のときのトランジスタQ1m
のベースからみた入力インピーダンスも大きな値である
ので、エミッタフォロワトランジスタB1t−Cl2−
EI4の応答は通常の場合より非常に大きな時定数で降
下することとなる。
これらの様子を従来例の場合と比較して第4図に示す。
従来例ではノードN3Iのスパイクノイズにより、Hi
ghレベルであったフィードバック入力N3ffの電位
は基準電圧VBII より低下しトランジスタQ3.が
オフすることによりLO−レベルに反転される(第4図
(a)、 (b)参照)。一方、本実施例の場合、ノー
ドN、1にスパイクノイズが現われてもB、□−01□
−EI4よりなるエミッタフォロワトランジスタのカッ
トオフ等により、旧ghレベルであるフィードバック人
力NI3の電位は基準電圧V11m11より低下するこ
とはなく、データが保持された状態が保たれる(第4図
(a)、 (C)参照)、、第4図(C)中の■から■
の期間はエミッタフォロワトランジスタが完全にカット
オフせず出力インピーダンスが比較的小さい状態を示し
、0点ではほぼカントオフされ、0点から0点は非常に
大きな時定数でレベルが下降する状態であるが0点では
ノードNi1すなわちベース電位E3+zはすでに上昇
中であり、ベースB1□−エミッタEI4間が順方向と
なり再び元の旧ghレベルへ復帰し始める。よって素子
が微細化されα線によるスパイクノイズが大きくなって
もエラーを起こすことはない。
以上、ノードN11がHighレベルの保持状態の場合
について説明したが、ホールド側フリップフロップゲー
トを構成するトランジスタC1otのベースはVB□で
バイアスされているので、ノードN、。
が旧ghレベル保持状態の場合には、α線によるスパイ
クノイズの影響はない。
以上述べたように、α線によるスパイクノイズに対して
はエミッタフォロワ応答が非常に遅くなるが、順序回路
として動作する場合のエミッタフォロワ応答は通常のエ
ミッタフォロワの応答と比しなんら速度の低下をきたす
ことはない。何故なら出力YすなわちノードN13が旧
ghレベルからLowレベルへ変化しようと動作する場
合、スパイクノイズ印加時とは逆に出力Y及びノードN
+zがLowレベルから旧ghレベルへ変化する方向で
あり、トランジスタQ1.がオンするため8亥トランジ
スタQ1.。
によりノードNBから電流が引き抜かれるためである。
なお、上記実施例ではクロック入力が旧ghレベルのと
きデータが保持されるランチ回路の例について説明した
が、第5図に示すようなりロック入力がLo−レベルの
ときにデータが保持されるラッチ回路であってもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。
また、上記実施例ではDラッチ回路についてのみ説明し
たが、エミッタフォロワを介して信号が帰還されるフリ
ップフロップ回路を有するものであれば他の順序回路で
あってもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る半導体集積回路装置によ
れば、フリップフロップ回路において旧ghレベルを保
持しているノードにα線によるスパイクノイズが発生し
ても帰還ループを構成するエミッタフォロワがカットオ
フされるようにしたので、入力側フリップフロップゲー
トへのスパイクノイズの伝搬を阻止することができ、消
費電力の増加あるいは遅延時間の増大を伴わずα線によ
るソフトエラー耐性を格段に向上できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体集積回路装置
のDラッチ回路を示す図、第2図は従来のDラッチ回路
を示す図、第3図は従来のDラッチ回路の具体的な構成
を示す回路図、第4図は従来回路と本実施例回路の波形
を示す図であり、第4図(alはフリップフロップ回路
のデータ保持ノードへのα線がヒツトしたときの従来回
路及び本実施例回路のデータ保持ノードの波形を示す図
、第4図(b)、 (C)はそれぞれデータ保持ノード
に接続されたエミッタフォロワの出力波形について従来
回路及び本発明の一実施例回路の波形を示す図である。 また第5図は本発明の他の実施例による半導体集積回路
装置のDラッチ回路を示す図である。 図において、Qlffはホールド側フリップフロップゲ
ート、Q10は入力側フリップフロップゲート、Qld
はエミッタフォロワトランジスタ、10はフリップフロ
ップ回路(データ保持回路)、20はエミッタフォロワ
電流制御回路である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ECL順序回路を有する半導体集積回路装置にお
    いて、 上記ECL順序回路内に設けられ、当該ECL順序回路
    の出力状態を保持するためのデータ保持回路と、 該データ保持回路の出力を当該保持回路の入力に帰還す
    るエミッタフォロワとを備え、 該エミッタフォロワのエミッタ電位がハイレベルの時の
    エミッタフォロワ電流を、エミッタ電位がロウレベルの
    時のエミッタフォロワ電流より小さく設定したことを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  2. (2)上記データ保持回路は、ホールド側フリップフロ
    ップゲートと入力側フリップフロップゲートからなるフ
    リップフロップ回路であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の半導体集積回路装置。
  3. (3)上記ホールド側フリップフロップゲートの入力に
    は基準電圧が供給されるとともに、 その出力信号は上記エミッタフォロワにより上記入力側
    フリップフロップゲートの入力に帰還されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の半導体
    集積回路装置。
  4. (4)上記エミッタフォロワ電流は、上記入力側フリッ
    プフロップゲートの入力に設けられたエミッタフォロワ
    電流制御回路により上記帰還信号がハイレベルの時にほ
    ぼカットオフされることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の半導体集積回路装
    置。
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