JPS6336398Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6336398Y2 JPS6336398Y2 JP5675283U JP5675283U JPS6336398Y2 JP S6336398 Y2 JPS6336398 Y2 JP S6336398Y2 JP 5675283 U JP5675283 U JP 5675283U JP 5675283 U JP5675283 U JP 5675283U JP S6336398 Y2 JPS6336398 Y2 JP S6336398Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- value
- circuit
- output
- waveform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子楽器等に利用できる波形データ発
生装置に関し、さらに詳言すれば周期波形の波形
データを発生する波形データ発生装置に関する。
生装置に関し、さらに詳言すれば周期波形の波形
データを発生する波形データ発生装置に関する。
(従来技術)
周期波形の波形データを発生する波形データ発
生装置は、1周期間の周期波形を所定時間間隔で
サンプリングした値を符号化して波形データとし
て記憶させた例えば読み出し専用の記憶回路(以
下、ROMと記す)を備えて、記憶データを所定
周期で順次アドレス指定して読み出していた。こ
の場合にROMの記憶容量を減少させるために周
期波形がy(2π−t)=−y(t)の場合は1/2周
期間の波形データをROMに記憶させ、周期波形
の1/2周期の波形データはROMの記憶データを
順次読み出し、引き続く1/2周期の波形データは
ROMから読み出した記憶データの補数をとる等
の変換を行なつて得たり、また周期波形がy(2π
−t)=−y(t)かつy(π−t)=y(t)の場
合は1/4周期間の波形データをROMに記憶させ、
ROMのアドレス範囲を2往復にわたつて指定し
てROMから順次記憶データを読み出し12周期間
の波形データはROMから読み出した記憶データ
をそのまま波形データとし、引き続く1/2周期間
においてはROMから読み出した記憶データを反
転する等の変換を行なつて得たりしていた。
生装置は、1周期間の周期波形を所定時間間隔で
サンプリングした値を符号化して波形データとし
て記憶させた例えば読み出し専用の記憶回路(以
下、ROMと記す)を備えて、記憶データを所定
周期で順次アドレス指定して読み出していた。こ
の場合にROMの記憶容量を減少させるために周
期波形がy(2π−t)=−y(t)の場合は1/2周
期間の波形データをROMに記憶させ、周期波形
の1/2周期の波形データはROMの記憶データを
順次読み出し、引き続く1/2周期の波形データは
ROMから読み出した記憶データの補数をとる等
の変換を行なつて得たり、また周期波形がy(2π
−t)=−y(t)かつy(π−t)=y(t)の場
合は1/4周期間の波形データをROMに記憶させ、
ROMのアドレス範囲を2往復にわたつて指定し
てROMから順次記憶データを読み出し12周期間
の波形データはROMから読み出した記憶データ
をそのまま波形データとし、引き続く1/2周期間
においてはROMから読み出した記憶データを反
転する等の変換を行なつて得たりしていた。
しかし上記した如き従来の波形データ発生装置
によるときは、記憶容量の大きいROMを必要と
する欠点があつた。
によるときは、記憶容量の大きいROMを必要と
する欠点があつた。
(考案の目的)
本考案は上記にかんがみてなされたもので、上
記の欠点を解消して予め波形データを記憶させて
おくROMの記憶容量が少なくてすむ波形データ
発生装置を提供することを目的とする。
記の欠点を解消して予め波形データを記憶させて
おくROMの記憶容量が少なくてすむ波形データ
発生装置を提供することを目的とする。
この目的は本考案によれば、アドレスの値また
はアドレスの値に対応した値と波形データとの差
データを前記アドレスの値にしたがつて記憶させ
た記憶回路と、アドレスの値またはアドレスの値
に対応した値と前記記憶回路から読み出された差
データとを演算して差データを波形データに変換
する演算手段とを備えることにより達成される。
はアドレスの値に対応した値と波形データとの差
データを前記アドレスの値にしたがつて記憶させ
た記憶回路と、アドレスの値またはアドレスの値
に対応した値と前記記憶回路から読み出された差
データとを演算して差データを波形データに変換
する演算手段とを備えることにより達成される。
以下、本考案を実施例により説明する。
(考案の一実施例の構成)
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。
ク図である。
本考案の一実施例は周期波形がy(2π−t)=
−y(t)かつy(π−t)=y(t)の場合の例で
あり、正弦波形データを得る場合を例に説明す
る。
−y(t)かつy(π−t)=y(t)の場合の例で
あり、正弦波形データを得る場合を例に説明す
る。
ROM1には、正弦波の0〜1/4周期までの各波
形データと各アドレスの値との差データがアドレ
スにしたがつて記憶させてある。いま正弦波αの
1/4周期のときにおける記憶データが記憶してあ
るアドレスの値をAとしたとき、正弦波αは振幅
値Aの正弦波であるものとする。
形データと各アドレスの値との差データがアドレ
スにしたがつて記憶させてある。いま正弦波αの
1/4周期のときにおける記憶データが記憶してあ
るアドレスの値をAとしたとき、正弦波αは振幅
値Aの正弦波であるものとする。
いまROM1へ供給されるアドレス指定データが
クロツクパルスの計数値データで与えられるもの
とすればアドレス指定データの値aは順次(+
1)されて第2図aにおいて直線bに示す如く模
式的に表わし得て、正弦波αと直線bとは0およ
び正弦波αの1/4周期時において交叉することに
なる。そこでROM1に記憶させてある記憶データ
M(a)はM(a)=Asin(πa/2A)−aで示され、模式的
に 第2図bに示す如くになる。
クロツクパルスの計数値データで与えられるもの
とすればアドレス指定データの値aは順次(+
1)されて第2図aにおいて直線bに示す如く模
式的に表わし得て、正弦波αと直線bとは0およ
び正弦波αの1/4周期時において交叉することに
なる。そこでROM1に記憶させてある記憶データ
M(a)はM(a)=Asin(πa/2A)−aで示され、模式的
に 第2図bに示す如くになる。
一方、ROM1に供給されたアドレス指定データ
とROM1から読み出された記憶データM(a)とは加
算回路2に供給してあり、加算回路2の出力を波
形データとして送出するように構成してある。
とROM1から読み出された記憶データM(a)とは加
算回路2に供給してあり、加算回路2の出力を波
形データとして送出するように構成してある。
(考案の一実施例の作用)
以上の如く構成した本考案の一実施例におい
て、ROM1に値aのアドレス指定データが供給さ
れるとROM1からはアドレスaに記憶させてある
記憶データM(a)が出力される。
て、ROM1に値aのアドレス指定データが供給さ
れるとROM1からはアドレスaに記憶させてある
記憶データM(a)が出力される。
この読み出された記憶データM(a)とアドレス指
定データとは加算回路2において加算されるた
め、加算回路2から出力される波形データDは D=M(a)+a =Asin(πa/2A)−a+a =Asin(πa/2A) となつて、アドレス指定データの値がOからA
まで順次(+1)されてROM1のアドレスを指定
したときは、加算回路2からは0〜1/4周期まで
の波形データが順次出力される。0〜1/4周期ま
での正弦波形データが加算回路2から得られれ
ば、公知の処理により1周期間の正弦波形データ
を得ることができる。
定データとは加算回路2において加算されるた
め、加算回路2から出力される波形データDは D=M(a)+a =Asin(πa/2A)−a+a =Asin(πa/2A) となつて、アドレス指定データの値がOからA
まで順次(+1)されてROM1のアドレスを指定
したときは、加算回路2からは0〜1/4周期まで
の波形データが順次出力される。0〜1/4周期ま
での正弦波形データが加算回路2から得られれ
ば、公知の処理により1周期間の正弦波形データ
を得ることができる。
また、第2図Cに示す如く、正弦波の振幅値が
正弦波の1/4周期のときにおける記憶データが記
憶してあるアドレスの値Aよりも大きい正弦波α1
の場合でも同様である。
正弦波の1/4周期のときにおける記憶データが記
憶してあるアドレスの値Aよりも大きい正弦波α1
の場合でも同様である。
また、第2図dに示す如く、正弦波の振幅値が
正弦波の1/4周期のときにおける記憶データが記
憶してあるアドレスの値Aより小さい正弦波α2の
場合においても、ROM1に第2図dに模式的に示
す如く直線bと正弦波形α2の0〜1/4周期間にお
ける波形データとの差データを記憶させておき、
加算回路2に代つて減算回路を設けてROM1から
読み出された記憶データをアドレス指定データか
ら減算するようにすればよい。
正弦波の1/4周期のときにおける記憶データが記
憶してあるアドレスの値Aより小さい正弦波α2の
場合においても、ROM1に第2図dに模式的に示
す如く直線bと正弦波形α2の0〜1/4周期間にお
ける波形データとの差データを記憶させておき、
加算回路2に代つて減算回路を設けてROM1から
読み出された記憶データをアドレス指定データか
ら減算するようにすればよい。
つぎに本考案の他の実施例について説明する。
(考案の他の実施例の構成)
第3図は本考案の他の実施例の構成を示すブロ
ツク図である。
ツク図である。
本考案の他の実施例は周期波形がy(2π−t)
=−y(t)の場合の例で、たとえば第4図aの
曲線βで示す波形の波形データを得る場合を例に
説明する。
=−y(t)の場合の例で、たとえば第4図aの
曲線βで示す波形の波形データを得る場合を例に
説明する。
曲線βで示される波形は区間Cにおいてはアド
レスの値aに対して模式的に示される直線kaで
近似でき、区間dにおいては同様に模式的に示さ
れる直線(m−a)で近似できるものとする。区
間(c+d)は1/2周期である。
レスの値aに対して模式的に示される直線kaで
近似でき、区間dにおいては同様に模式的に示さ
れる直線(m−a)で近似できるものとする。区
間(c+d)は1/2周期である。
いま直線kaと直線(m−a)との交点におけ
るアドレス指示データの値をA1、直線ka=0に
おけるアドレス指示データの値をA0(=0)、直
線(m−a)=0におけるアドレスデータの値を
A2とする。
るアドレス指示データの値をA1、直線ka=0に
おけるアドレス指示データの値をA0(=0)、直
線(m−a)=0におけるアドレスデータの値を
A2とする。
ROM1Aには、曲線βで示される波形の区間C
における各波形データとkaとの差データおよび
波形の区間dにおける各波形データと(m−a)
との差データがアドレスの値aに対応して順次記
憶させてある。したがつて本考案の他の実施例に
おいてはROM1Aに記憶されている記憶データMb
(a)を模式的に示せば第4図bに示す如くに表わせ
る。
における各波形データとkaとの差データおよび
波形の区間dにおける各波形データと(m−a)
との差データがアドレスの値aに対応して順次記
憶させてある。したがつて本考案の他の実施例に
おいてはROM1Aに記憶されている記憶データMb
(a)を模式的に示せば第4図bに示す如くに表わせ
る。
ここで第3図に戻つて、本考案の他の実施例に
おいて供給されたアドレス指定データの値aが区
間C内の値かまたは区間d内の値かを判別しかつ
判別した区間にしたがつて、ka、(m−a)に対
応してアドレス指定データに演算処理をし、かつ
演算処理されたアドレス指定データとROM1Aか
ら読み出された記憶データとを演算処理して波形
データに変換する演算回路20を備えている。
おいて供給されたアドレス指定データの値aが区
間C内の値かまたは区間d内の値かを判別しかつ
判別した区間にしたがつて、ka、(m−a)に対
応してアドレス指定データに演算処理をし、かつ
演算処理されたアドレス指定データとROM1Aか
ら読み出された記憶データとを演算処理して波形
データに変換する演算回路20を備えている。
演算回路20はアドレス指定データの値aがa
>A2かを検出する比較回路3と、アドレス指定
データの値A2に対するアドレス指定データの補
数演算をする補数演算回路4と、比較回路3の出
力によつて駆動されてa>A2のとき補数演算回
路4の出力を選択しa≦A2のとき供給されてい
るアドレス指定データを選択して出力する選択回
路5と、選択回路5の出力データの値a′とアドレ
ス指定データaの値A0,A1,A2とを比較してA0
≦a′≦A1か、A1<a′≦A2かを検出する比較回路
6と、選択回路5の出力データの値a′と定数設定
器7の設定値kとを乗算する乗算回路8と、定数
設定器の設定値mから選択回路5の出力データの
値a′を減算する減算回路10とを備えており、選
択回路5の出力データはROM1Aにアドレス指定
データとして供給してある。
>A2かを検出する比較回路3と、アドレス指定
データの値A2に対するアドレス指定データの補
数演算をする補数演算回路4と、比較回路3の出
力によつて駆動されてa>A2のとき補数演算回
路4の出力を選択しa≦A2のとき供給されてい
るアドレス指定データを選択して出力する選択回
路5と、選択回路5の出力データの値a′とアドレ
ス指定データaの値A0,A1,A2とを比較してA0
≦a′≦A1か、A1<a′≦A2かを検出する比較回路
6と、選択回路5の出力データの値a′と定数設定
器7の設定値kとを乗算する乗算回路8と、定数
設定器の設定値mから選択回路5の出力データの
値a′を減算する減算回路10とを備えており、選
択回路5の出力データはROM1Aにアドレス指定
データとして供給してある。
演算回路20はさらに、比較回路6の出力によ
り駆動されて選択回路5の出力データの値a′が
A0≦a′≦A1のときは乗算回路8の出力データを
選択しかつA1<a′≦A2のときは減算回路10の
出力データを選択して出力する選択回路11と、
選択回路11の出力データからROM1Aから読み
出された記憶データを減算する減算回路12と、
定数設定器13の設定値mから減算回路12の出
力データを減算する減算回路14と、比較回路3
の出力により駆動されてアドレス指定データの値
a≦A2のとき減算回路12の出力データを選択
しかつa>A2のとき減算回路14の出力データ
を選択して出力する選択回路15とを備えてい
る。
り駆動されて選択回路5の出力データの値a′が
A0≦a′≦A1のときは乗算回路8の出力データを
選択しかつA1<a′≦A2のときは減算回路10の
出力データを選択して出力する選択回路11と、
選択回路11の出力データからROM1Aから読み
出された記憶データを減算する減算回路12と、
定数設定器13の設定値mから減算回路12の出
力データを減算する減算回路14と、比較回路3
の出力により駆動されてアドレス指定データの値
a≦A2のとき減算回路12の出力データを選択
しかつa>A2のとき減算回路14の出力データ
を選択して出力する選択回路15とを備えてい
る。
(考案の他の実施例の作用)
以上の如く構成した本考案の他の実施例におい
て、アドレス指定データの値aがアドレス指定デ
ータの値A1の値以下のときは選択回路5におい
てアドレス指定データaが、また選択回路11に
おいて乗算回路8の出力データが、選択回路15
において減算回路12の出力データがそれぞれ選
択される。したがつて選択回路5から出力される
出力データの値はアドレス指定データの値aであ
り、また選択回路11から出力される出力データ
の値は乗算回路8の出力データの値kaである。
て、アドレス指定データの値aがアドレス指定デ
ータの値A1の値以下のときは選択回路5におい
てアドレス指定データaが、また選択回路11に
おいて乗算回路8の出力データが、選択回路15
において減算回路12の出力データがそれぞれ選
択される。したがつて選択回路5から出力される
出力データの値はアドレス指定データの値aであ
り、また選択回路11から出力される出力データ
の値は乗算回路8の出力データの値kaである。
しかるにアドレス指定データの値aがA0≦a
≦A1のときすなわち区間CにおいてはROM1Aに
記憶されている記憶データMb(a)は、曲線Cで示
される波形の波形データをf(a)とすれば、Mb(a)
=ka−f(a)である。このため減算回路12の出
力データはka−Mb(a)=f(a)となり、選択回路1
5から波形データf(a)が出力されることになる。
≦A1のときすなわち区間CにおいてはROM1Aに
記憶されている記憶データMb(a)は、曲線Cで示
される波形の波形データをf(a)とすれば、Mb(a)
=ka−f(a)である。このため減算回路12の出
力データはka−Mb(a)=f(a)となり、選択回路1
5から波形データf(a)が出力されることになる。
つぎにアドレス指定データの値aがA1<a≦
A2のときは選択回路5において供給されている
アドレス指定データ(a)が、また選択回路11にお
いて減算回路10の出力データが、選択回路15
において減算回路12の出力データが選択され
る。そこで選択回路5から出力される出力データ
の値a′はアドレス指定データの値(a)であり、また
選択回路11から出力される出力データは(m−
a)である。
A2のときは選択回路5において供給されている
アドレス指定データ(a)が、また選択回路11にお
いて減算回路10の出力データが、選択回路15
において減算回路12の出力データが選択され
る。そこで選択回路5から出力される出力データ
の値a′はアドレス指定データの値(a)であり、また
選択回路11から出力される出力データは(m−
a)である。
しかるにアドレス指定データの値aがA1<a
≦A2のときすなわち区間dにおいてはROM1Aに
記憶されている記憶データMb(a)はMb(a)=(m−
a)−f(a)である。このため減算回路12の出力
データは(m−a)−Mb(a)=(m−a)−(m−a)
+f(a)=f(a)となり、選択回路15から波形デー
タf(a)が出力されることになる。
≦A2のときすなわち区間dにおいてはROM1Aに
記憶されている記憶データMb(a)はMb(a)=(m−
a)−f(a)である。このため減算回路12の出力
データは(m−a)−Mb(a)=(m−a)−(m−a)
+f(a)=f(a)となり、選択回路15から波形デー
タf(a)が出力されることになる。
以上により1/2周期間の波形データが出力され
ることになる。
ることになる。
つぎにアドレス指定データの値aがアドレス指
定データの値A2を超えたときは、選択回路5に
おいて補数演算回路4の出力データがアドレス指
定データとして選択される。したがつてアドレス
指定データの値aが順次増加して行くとき選択回
路5から出力される出力データの値a′は順次減少
し、ROM1Aからみた場合、前記した1/2周期に引
き続いて1/2周期から0周期の方へアドレス指定
されることになる。一方、選択回路15において
は減算回路14の出力データが選択される。
定データの値A2を超えたときは、選択回路5に
おいて補数演算回路4の出力データがアドレス指
定データとして選択される。したがつてアドレス
指定データの値aが順次増加して行くとき選択回
路5から出力される出力データの値a′は順次減少
し、ROM1Aからみた場合、前記した1/2周期に引
き続いて1/2周期から0周期の方へアドレス指定
されることになる。一方、選択回路15において
は減算回路14の出力データが選択される。
したがつて選択回路5からの出力データの値
a′がA1<a′≦A2のときは選択回路11において
減算回路10の出力データが選択され、減算回路
14において減算された〔m−(m−a′)Mb
(a′)〕=a′−Mb(a′)が選択回路15から波形デ
ー
タとして出力されることになる。このことは区間
dにおける波形データf(a)を反転して出力したの
と同一である。
a′がA1<a′≦A2のときは選択回路11において
減算回路10の出力データが選択され、減算回路
14において減算された〔m−(m−a′)Mb
(a′)〕=a′−Mb(a′)が選択回路15から波形デ
ー
タとして出力されることになる。このことは区間
dにおける波形データf(a)を反転して出力したの
と同一である。
また補数演算回路4の出力データの値a′がA0
≦a′≦A1のときは選択回路11において乗算回
路8の出力データが選択され、減算回路14にお
いて減算された〔m−{ka′−Mb(a′)}〕が選択回
路15から出力されることになる。このことは区
間Cにおける波形データf(a)を反転して出力した
のと同一である。
≦a′≦A1のときは選択回路11において乗算回
路8の出力データが選択され、減算回路14にお
いて減算された〔m−{ka′−Mb(a′)}〕が選択回
路15から出力されることになる。このことは区
間Cにおける波形データf(a)を反転して出力した
のと同一である。
したがつて、以上により1周期間の波形データ
f(a)が選択回路15から出力されることになる。
f(a)が選択回路15から出力されることになる。
(考案の効果)
以上説明した如く本考案によれば、ROMに予
め記憶させておく波形データはアドレスの値また
はアドレスの値に対応した値と波形データとの差
データであるため、ROMの記憶容量は少なくて
すむ。また、ROMから読み出した記憶データと
アドレスの値またはアドレスの値に対応した値と
演算のうえ波形データに変換されて出力されるた
め、ROMに記憶させてある記憶データが波形デ
ータではないが、前記演算により波形データが出
力されることになる。
め記憶させておく波形データはアドレスの値また
はアドレスの値に対応した値と波形データとの差
データであるため、ROMの記憶容量は少なくて
すむ。また、ROMから読み出した記憶データと
アドレスの値またはアドレスの値に対応した値と
演算のうえ波形データに変換されて出力されるた
め、ROMに記憶させてある記憶データが波形デ
ータではないが、前記演算により波形データが出
力されることになる。
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図。第2図は本考案の一実施例におけるROM
の記憶内容を模式的に示した説明図。第3図は本
考案の他の実施例の構成を示すブロツク図。第4
図は本考案の他の実施例におけるROMの記憶内
容を模式的に示した説明図。 1および1A…ROM、2…加算回路、3および
6…比較回路、4…補数演算回路、5,11およ
び15…選択回路、8…乗算回路、10,12お
よび14…減算回路、20…演算回路。
ク図。第2図は本考案の一実施例におけるROM
の記憶内容を模式的に示した説明図。第3図は本
考案の他の実施例の構成を示すブロツク図。第4
図は本考案の他の実施例におけるROMの記憶内
容を模式的に示した説明図。 1および1A…ROM、2…加算回路、3および
6…比較回路、4…補数演算回路、5,11およ
び15…選択回路、8…乗算回路、10,12お
よび14…減算回路、20…演算回路。
Claims (1)
- アドレスの値またはアドレスの値に対応した値
と周期波形の波形データとの差データを前記アド
レスの値にしたがつて記憶させた記憶回路と、ア
ドレスの値またはアドレスの値に対応した値と前
記記憶回路から読み出された差データとを演算し
て差データを波形データに変換する演算回路とを
備えてなることを特徴とする波形データ発生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5675283U JPS59164092U (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 波形デ−タ発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5675283U JPS59164092U (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 波形デ−タ発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59164092U JPS59164092U (ja) | 1984-11-02 |
JPS6336398Y2 true JPS6336398Y2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=30187072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5675283U Granted JPS59164092U (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 波形デ−タ発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59164092U (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2719330B2 (ja) * | 1986-11-06 | 1998-02-25 | カシオ計算機株式会社 | エンベロープ発生装置 |
JPH0733275Y2 (ja) * | 1986-11-06 | 1995-07-31 | カシオ計算機株式会社 | エンベロ−プ近似装置 |
JPH0733273Y2 (ja) * | 1986-11-06 | 1995-07-31 | カシオ計算機株式会社 | エンベロ−プ近似装置 |
JPH0769692B2 (ja) * | 1986-11-06 | 1995-07-31 | カシオ計算機株式会社 | エンベロ−プ近似装置 |
JPH0733274Y2 (ja) * | 1986-11-06 | 1995-07-31 | カシオ計算機株式会社 | エンベロ−プ近似装置 |
JPH0733272Y2 (ja) * | 1986-11-06 | 1995-07-31 | カシオ計算機株式会社 | エンベロ−プ近似装置 |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP5675283U patent/JPS59164092U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59164092U (ja) | 1984-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5865493A (ja) | 波形発生装置 | |
US4119005A (en) | System for generating tone source waveshapes | |
JPS6336398Y2 (ja) | ||
JPS5851307B2 (ja) | ハケイハツセイソウチ | |
JPS6113758B2 (ja) | ||
US4485717A (en) | Electronic musical instrument | |
US4150600A (en) | Computer organ with extended harmonics | |
JPS59168493A (ja) | 楽音波形発生装置 | |
JPH0225515B2 (ja) | ||
JPS6229794B2 (ja) | ||
JPS62245434A (ja) | 電子楽器の波形発生装置 | |
JPH02251996A (ja) | 楽音情報演算方式 | |
JP2767973B2 (ja) | 電子楽器 | |
JPH0679225B2 (ja) | 電子楽器における雑音減少装置 | |
JP2516071Y2 (ja) | 楽音波形発生装置 | |
JPS6213120Y2 (ja) | ||
JP3178036B2 (ja) | 信号処理装置 | |
US4936179A (en) | Electronic musical instrument | |
JPS62127797A (ja) | 電子楽器 | |
JPH10135742A (ja) | 信号波形発生装置 | |
JPH04178005A (ja) | 疑似サイン波信号発生装置 | |
JPS5885491A (ja) | 電子楽器 | |
JPH0746960Y2 (ja) | 楽音合成装置 | |
JPH0477343B2 (ja) | ||
JPH05134807A (ja) | A/d変換器 |