JPS6336146Y2 - - Google Patents

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JPS6336146Y2
JPS6336146Y2 JP1981100650U JP10065081U JPS6336146Y2 JP S6336146 Y2 JPS6336146 Y2 JP S6336146Y2 JP 1981100650 U JP1981100650 U JP 1981100650U JP 10065081 U JP10065081 U JP 10065081U JP S6336146 Y2 JPS6336146 Y2 JP S6336146Y2
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vertical
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JP1981100650U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は室内建具の高さ調整装置に関するもの
で、例えば実開昭55−166891号公報所載の考案の
如く、下框内に調整棧を嵌装すると共に、これら
の間に調整金具を装着して、調整棧を下框に対し
上下移動可能に設け、さらに、下框と竪框の結合
角部にコーナーブロツクを装着する形式の室内建
具の高さ調整装置の改良に関する。
(従来の技術) この種調整装置においては、一般にコーナーブ
ロツクと竪框は螺着してある関係上、建具の高さ
調整(建付調整)を行う際は一旦コーナーブロツ
クの固定ねじを緩め、しかる後に調整金具の調整
ねじを回動しなければ調整棧は上下に移動し得な
い構造となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、従来の装置にあつては、コーナブロツ
ク固定用の螺子の締緩操作と、調整金具の調整螺
子の締緩操作という2つの締緩操作を必要とし、
建付け作業が煩しく、また、障子を鴨居或は敷居
間から取外す際、同じように上記2つの螺子の締
緩操作を行わねばならないという面倒さがあつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決する目的でなされ、
下記技術手段を採用している。
すなわち本考案に係る室内建具の高さ調整装置
は、竪框に螺着された下框の下部内に調整棧を上
下スライド可能に嵌装すると共に、前記下框と調
整棧との間で且つ下框内に形成されている対向突
条間に、下框と調整棧との間隔を拡縮すべく、外
部から行われる調整ねじの回転操作により回転せ
しめられる調整足を備えた調整金具を装着してあ
り、更に上記下框と竪框の結合角部に装着される
コーナーブロツクは、調整棧に嵌合する基部と竪
框の空洞部に密嵌する立上り片を有し、調整金具
の上下間隔の拡縮によつて下框と調整棧の間隔調
整がなされ、この間隔調整時にコーナーブロツク
の立上り片が竪框の空洞部内を摺接移動する構成
としたことを、その特徴とする。
(作用) 上記構成の本考案装置は、調整金具が、調整棧
にねじ止め等により固着され、調整棧に取付けら
れた調整金具が下框の下部内部に且つ両対向突条
間に挿嵌され、同時に調整棧の端部がコーナーブ
ロツクの基部に嵌合された状態とされ、続いて調
整金具の調整ねじを回転操作して下框と調整棧の
間隔を所望の長さに設定し、建て付け作業とする
ものであり、ねじ操作は上記調整ねじの回転操作
のみである。また、障子を鴨居等から外す場合に
は、上記調整ねじを回転させて、下框と調整棧と
の間隔を小となし、鴨居等から外し易い状態とな
すのである。
(実施例) 以下、本考案を一実施例を示す図面に基いて説
明する。
第1図ないし第3図に示すように、本考案の基
本構成は、竪框4に螺着する下框1内に調整棧2
を嵌装すると共に、これらの間に調整金具3を装
着して、調整棧2を下框1に対し上下移動可能に
設け、さらに、下框1と竪框4の結合角部にコー
ナーブロツクを5を装着する形式の高さ調整装置
であつて、調整金具3は、竪框4を通して外部と
連通する調整ねじ3dの回転操作により、その上
下間隔t(T)が拡縮するものを用いる。その意
味において調整金具3は従来のものを用いてよい
が、本実施例の場合は、後に詳説する如くの改良
せられた金具3を装着している。
コーナーブロツク5は、調整棧2に嵌合する基
部5aと、竪框4の空洞部4aに密嵌した状態で
嵌合する立上り片5bとから構成されて竪框4の
下端に存し、そして、調整金具3の上下間隔t
(T)の拡縮により(第4図)、下框1と調整棧2
の間隔調整がなされる一方、これに伴いコーナー
ブロツク5の立上り片5bは、竪框空洞部4a内
を摺接しつつ移動することとなる。したがつて、
調整金具3の調整ねじ3dを回転するのみで、ワ
ンタツチで建具の高さ調整が行い得てすこぶる便
宜となり、しかもこのとき立上り片5bは竪框空
洞部4a内を移動するも、両者は密嵌しているか
ら、従来の如きブロツク固定ねじを用いずともコ
ーナーブロツク5のガタツキは生じない。
ここで図示の調整金具3につき説明すると、こ
れは、調整棧2に固定(螺着)される台座3a
と、一端部を台座3aに枢支してそれぞれ回動自
在に設け一対の調整足3b,3bと、これら調整
足3bの他端部に装着するねじ受け3c,3c
と、ねじ受け3c間を貫通すると共にその回動に
よりねじ受け間隔m(M)を拡縮する調整ねじ3
dとから構成されるもので、このねじ受け間隔m
(M)と前記上下間隔t(T)との間には次の如き
関係を有する。すなわち、ねじ受け間隔(m>
M)と上下間隔(t<T)にあつて、ねじ受け間
隔mの最大値のとき上下間隔tは最少値をとり、
調整ねじ3dの回転(通常は右ねじによる右回
転)に伴い上下間隔Tは漸増し、しかも調整ねじ
3dの回転で二つの調整足3b,3bが起動する
ので、その運動量(上下間隔Tの移動量)は従来
のものに比べ略2倍となり、これにより建付調整
の迅速化が図られ得る。また、上述した如くの調
整金具3は部品点数が少ないのでコンパクト化さ
れ、該金具3の直下に戸車6を装着することも可
能となつた。すなわち、従来の調整金具は前記公
報に見る如く比較的大きいものであり、したがつ
て調整棧の下方に調整金具固定用のウエブが形成
され、戸車は該金具よりさらに建具本体の内方に
おいて前記ウエブを一部切欠いて取付けられてい
たものであつた。この従来の構造ではウエブに切
欠き作業を要することのほか、身体が打付かる等
建具に外力を加えた場合、戸車を支点として建具
に捩れが生じる欠点が存在した。しかし、本例の
調整金具3を用いれば、戸車6は該金具3の直
下、すなわち建具外側(竪框4側)に取付け得る
ので、建具は前述した如くの捩れに耐え得る。も
ちろんウエブ切欠き作業を不要とするので、作業
性が向上し合理化が図られ得る。
また、調整棧2は、第5図に示す如く、平面部
2aを最上端に設け得て戸車6の取付け空間を形
成し、一方の側壁部2b(図中、右側)を下框1
の下端縁よりも垂下させると共に、これを外側に
張り出して折曲部2cを形成し、されにこれを垂
下せしめて垂下端部2dを設けている。他方の側
壁部2eは略中央より下方に段部2fを形成して
その下端を敷居溝幅に適合させ、該段部2fの下
端には気密材2gを装着している。これらの各部
2a〜2fを形成したので、次の如き作用効果を
生じる。すなわち、平面部2aにより戸車6が取
付け易くなり、側壁部2b,2eによつて下框1
に嵌合支持され、折曲部2cを設けたので本案を
引込戸に用いるとき便宜となり、垂下端部2dは
明りもれを防止する。また、段部2fは前述した
如くの敷居溝幅に適合させることのほかに、コー
ナーブロツク5の段付き基部5aとの間で相互嵌
合の位置決めおよびその確保の点で有意義であ
り、さらに気密材2gによつて気密保持がなされ
る。
ところで、本案を用いる室内建具には、さらに
二つの工夫がなされている。その一は上棧7に取
付けた調節可能な横車8,8に関し、他の一つは
戸当りゴムを装着する場合の構造に関する。
第6図および第7図において、上棧7に回動自
在の横車8,8を適所に二個取付け、該車8を棧
の直角方向(室内外の方向)に移動可能とすべ
く、上棧7のウエブ7aに長孔7bを二つ穿設し
ている。この二つの長孔7b,7bを利用して、
横車8,8を鴨居溝幅に応ぜしめて移動させ、こ
れにより関東、関西等の溝幅の異なる鴨居に容易
に適合させ得ることとなる。なお、実施例におい
て横車8を上棧7に取付けたが、上框9に取付け
る構成としてもよいことはもちろんである。
次に、戸当りゴムの装着構造につき説明する
と、第8図に示す如く、竪框4からコーナブロツ
ク5(或いは上部のブロツク5′)に亘つて戸当
りゴム10を装着する場合、一般にブロツク5,
5′の戸当りゴム装着の開口部5cは竪框開口部
4bの内側から下方(或いは上方)へ突出するの
で、竪框4における戸当りゴム10の突出幅N
(第9図1)とブロツク5,5′における突出幅n
はブロツクの薄肉厚Pの分だけN>nとなる。し
たがつて戸当りゴム10は上下端部において薄肉
厚P分だけ建具本体側へ後退し、建具が柱(或い
は竪枠)に当接した際そこに隙間が生じ、気密保
持がなされ得ない不都合があつた。そこで、第1
0図に示す如く、竪框4の開口部4bの対向端縁
に、その突出幅を前記ブロツクの薄肉厚Pと同寸
法の突起4c,4cを建具本体に向け、すなわち
内向きに形成した。このような突起4cを形成し
た場合は、竪框4における戸当りゴム10の突出
幅Q1(第10図1)とブロツク5,5′における
突出幅Q2は等しく(Q1=Q2)なり、これにより
従前の如き不都合は回避され得るものである。
次に、その組立順序につき説明する。
まず、下框1に調整金具3を取付ける。具体的
には、下框1のウエブ1aとその下方に存する対
向突条1b,1b間に調整金具3を嵌挿し、上記
下框1と竪框4とをビス11で結合し、また、調
整棧2にコーナーブロツク5及びと車6を嵌着
し、更に、該調整棧2を取着したコーナーブロツ
ク5を竪框4の空洞部4aに密嵌状に挿し込んで
おり、金具台座3aは調整棧2にねじ止めされて
いる。ここで上記調整棧2へのねじ止め時に調整
金具3はねじ締め操作の回転力を受けるが該調整
金具3は対向突条1b,1bによつてその位置を
拘束されており、上記ねじ止め作業はスムーズに
行われ、該調整金具3が下框1の下部に嵌装され
る構成であるため、同調整金具3の取付位置が調
整棧2の長手方向において自由に設定できる。そ
して上記調整金具は戸車6取着用のビス12を利
用して更に調整棧2に対し強固に結合されてい
る。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案に係る室内建具の高
さ調整装置によれば、コーナーブロツクの立上り
片を竪框空洞部に密嵌した状態で嵌合せしめるも
のであるから、その立付調整は従来のブロツク固
定ねじを不要としていて外部からの一のねじ操作
で容易に行えるものであり、しかも竪框に対する
ブロツクのガタツキが生じないという利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を収納した竪框と下框の係合
部分を示す縦断正面図、第2図は第1図−矢
視断面図、第3図は第1図の分解斜視図、第4図
は第1図において建付調整を行つた状態を示す
図、第5図は調整棧を示す側面図、第6図は上棧
に横車を装着した状態を示す斜視図、第7図は第
6図の上棧部分の分解斜視図、第8図は竪框に戸
当りゴムを装着した状態を示す部分正面図、第9
図1,2は第8図における竪框およびブロツク装
着部分の横断面図、第10図1,2は第9図1,
2に対応する図であつて竪框開口部端縁に突起を
形成した場合のもの、第10図3は2のY部拡大
図である。 1……下框、1b……対向突条、2……調整
棧、3……調整金具、3b……調整足、3d……
調整ねじ、4……竪框、4a……空洞部、5……
コーナーブロツク、5a……基部、5b……立上
り片、t(T)……上下間隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 竪框4に螺着された下框1の下部内に調整棧
    2を上下スライド可能に嵌挿すると共に、この
    調整棧2に調整金具3を固着し、前記調整金具
    3には、外部から行なわれる調整ねじ3dの回
    転操作により倒立せしめられる調整足3b,3
    bを備え、この調整足3b,3bを下框1の下
    部に係着して下框1と調整棧2との間隔t(T)
    を拡縮する構成となし、更に、前記竪框4の下
    端に装着されるコーナーブロツク5は、調整棧
    2に嵌合する基部5aと竪框4の空洞部4aに
    密嵌する立上り片5bとを有し、前記調整金具
    3の上下間隔t(T)の拡縮によつて下框1と
    調整棧2の間隔調整がなされ、この間隔調整時
    にコーナーブロツク5の立上り片5bが竪框4
    の空洞部4a内を摺接移動する構成としたこと
    を特徴とする室内建具の高さ調整装置。 (2) 調整足3b,3b及び調整ねじ3dを備えた
    調整金具3は、調整棧2に固定される台座3a
    を有し、該台座3aに一端部を枢支して上記調
    整足3b,3bが備えられ、これら調整足3
    b,3bの他端部にはねじ受け3c,3cが係
    合され、該ねじ受け3c,3c間に上記調整ね
    じ3dが螺合されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の室内建具の高
    さ調整装置。
JP10065081U 1981-07-08 1981-07-08 室内建具の高さ調整装置 Granted JPS5811085U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10065081U JPS5811085U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 室内建具の高さ調整装置

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JP10065081U JPS5811085U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 室内建具の高さ調整装置

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JPS5811085U JPS5811085U (ja) 1983-01-24
JPS6336146Y2 true JPS6336146Y2 (ja) 1988-09-26

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ID=29895334

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JP10065081U Granted JPS5811085U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 室内建具の高さ調整装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS521565U (ja) * 1975-06-20 1977-01-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931909Y2 (ja) * 1978-12-21 1984-09-07 セイキ住工株式会社 網戸の調整機取着け用コ−ナ−具

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS521565U (ja) * 1975-06-20 1977-01-07

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JPS5811085U (ja) 1983-01-24

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