JPS6335827Y2 - - Google Patents

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JPS6335827Y2
JPS6335827Y2 JP19027681U JP19027681U JPS6335827Y2 JP S6335827 Y2 JPS6335827 Y2 JP S6335827Y2 JP 19027681 U JP19027681 U JP 19027681U JP 19027681 U JP19027681 U JP 19027681U JP S6335827 Y2 JPS6335827 Y2 JP S6335827Y2
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JP
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coils
output
transformer
ultrasonic transducer
transistors
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JP19027681U
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JPS5895277U (ja
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、超音波振動子を駆動するための電
源装置に関し、小型に構成できて、出力変圧器の
飽和や出力トランジスタの破壊を生じることのな
い高周波直流電源装置を得ることを目的とした考
案である。
先ず従来使用されて来た超音波振動子用電源装
置の一例を第1図により説明する。
交流100ボルトの電流を供給される電源端子1
には、整流装置2と電源変圧器3とが接続されて
おり、整流装置2には基礎となる高周波発振回路
4が接続される。発振回路4は、前段トランジス
タ5,6のベースに、位相が180゜異なる矩形波
(第1図のA,B)の28KHzの高周波電圧を印加
するものである。変圧器3は二次側に整流器7,
8が接続されていて前段トランジスタ5,6およ
び出力トランジスタ9,10のコレクタ、エミツ
タ間に直流140ボルトの電圧を加えている。前段
トランジスタ5,6のエミツタにはコイル11,
12が接続されており、これらは、それぞれ出力
トランジスタ9,10ベースに接続されたコイル
13,14と組合わされて変圧器を形成してい
る。出力トランジスタ9のコレクタと出力トラン
ジスタ10のエミツタは出力変圧器15の一次コ
イル15aに接続され、二次コイル15bが超音
波振動子16に接続される。
このように構成された従来の電源装置におい
て、端子1を交流100ボルトの電源に接続すると、
各トランジスタ5,6,9,10のエミツタには
整流器7,8による直流140ボルトの電圧が加え
られ、高周波発振回路4による、位相を180゜異に
する28KHzの高周波電圧が前段トランジスタ5,
6のベースに交互に加わると、この前段トランジ
スタのコレクタ、エミツタ間が交互に導通し、コ
イル11,12に交互に電流が流れる。この電流
はそれぞれを一次コイルとする変圧器の二次コイ
ル13,14に電流を流し、出力トランジスタ
9,10のベースの電位を変化させて出力トラン
ジスタのコレクタ、エミツタ間に交互に電流を流
す。この電流は、変圧器15の一次コイル15a
に交互に逆方向となつて流れるので二次コイル1
5bに28KHzの電流を生起させ、これが超音波振
動子16に加えられて、この振動子を駆動するの
である。
このように構成され、作動する従来の超音波振
動子用電源装置には、次のような欠点があつた。
即ち各トランジスタの電流消費量は大きいため、
これらの電源となる変圧器3は、大きなものが必
要となり、このため変圧器の電圧変動率が数十%
にもなつて、回路の動作に悪影響を与えるように
なる。また配線の不良のため装置が起動しなかつ
たような場合は、出力変圧器15が飽和してしま
い、急に大きな電流が流れて出力トランジスタ
9,10の一方または両方が破壊され、さらに前
段トランジスタ5,6も破壊されるようになる。
この考案は、上記のような従来の電源装置の持
つ欠点のない超音波振動子用電源装置を得たもの
であつて、起動用に電圧分割コンデンサを用い、
出力変圧器から電力の一部を帰還させて各トラン
ジスタの電源とするものである。
以下、第2図の実施例により、この考案の超音
波振動子用電源装置を説明する。第1図の従来装
置と同等部分は同符号を用いて説明を省略する。
この考案の超音波振動子用電源装置は、起動用
に2個の電圧分割用のコンデンサ17(容量を
C1とする)とコンデンサ18(容量をC2とする)
とを用い、出力変圧器15に従来と同様の一次コ
イル15a、二次コイル15bと共に、二つのコ
イル15c,15dを巻装し、両コイル15c,
15dと整流器19,20とを接続してブリツジ
21を構成し、ブリツジ21の正端子22にコン
デンサ17,18により分割された電圧を加え、
出力変圧器15から電力の一部をこのブリツジ2
1に帰還させて、このブリツジ21を前段トラン
ジスタ5,6のコレクタ、エミツタ間に電圧を加
える電源としたものである。
このように構成されるから、端子1を交流100
ボルトの電源に接続すると、ブリツジ21の端子
22,23の間には先ず起動用として、コンデン
サ17,18により分割された140×C1/C1+C2の 電圧が加えられる。この電圧は数ボルト程度の小
さいものである。発振回路4から高周波信号が前
段トランジスタ4,5のベースに入力されると、
出力変圧器15から出力が得られるが、このと
き、コイル15c,15dにより出力の一部がブ
リツジ21に帰還されてブリツジの端子22,2
3の間の電圧が上昇する。これが繰返されて最後
には140×n2/n1の電圧が安定して得られる。ここに n1は出力変圧器15の一次コイル15aの巻数、
n2はブリツジを構成するコイル15c,15dの
巻数である。
このように4個のコイル15a,15b,15
c,15dを巻いた出力変圧器15は、高周波変
圧器であるため、各コイルの巻数が少なくて済
み、コイルの発熱は周波数に反比例するから、発
熱も少なく、コイル15c,15dが増したにか
かわらず出力変圧器は小型に出来、電圧変動率も
改善される。また帰還電力があるため、電圧分割
用のコンデンサ17も小さなもので足り、更に配
線の誤り等のため超音波発振器の駆動に失敗した
とき、トランジスタ5,6が導通状態のままであ
ると、従来の装置では、出力変圧器が飽和してし
まい、出力トランジスタ9,10に大きな電流が
流れて、この一方または両方を破壊し、さらに前
段トランジスタ5,6をも破壊することがあつた
が、この考案ではこのときは帰還電力がないので
出力変圧器を飽和させてしまうことがない。
この考案の超音波振動子用電源装置は、以上の
ように従来装置の欠点をなくし小型で安全性の高
い装置であつて実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の超音波振動子用電源装置を示す
配線図、第2図はこの考案による同装置を示す配
線図である。 1:電源端子、2:整流装置、3:電源変圧
器、4:高周波発振回路、5,6:前段トランジ
スタ、7,8:整流器、9,10:出力トランジ
スタ、11,12:一次コイル、13,14:二
次コイル、15:出力変圧器、15a:一次コイ
ル、15b:二次コイル、15c,15d:コイ
ル、16:超音波振動子、17,18:コンデン
サ、19,20:整流器、21:ブリツジ、2
2,23:ブリツジの端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振回路4の高周波出力により交互に駆動され
    てそれぞれコイル11,12に電流を通す前段ト
    ランジスタ5,6と、上記コイル11,12をそ
    れぞれ一次コイルとして二つの変圧器を構成する
    二次コイル13,14により駆動される出力トラ
    ンジスタ9,10の交互に方向を変じる出力電流
    を通す一次コイル15aと、超音波振動子に接続
    される二次コイル15bとより成る変圧器15に
    より超音波振動子を駆動する電源装置において、
    上記一次コイル15aと二次コイル15bと共に
    変圧器15に巻装された2個のコイル15c,1
    5dと整流器19,20とによりブリツジ21を
    構成し、このブリツジ21の両端子22,23の
    間に電圧分割用の一つのコンデンサ18を接続
    し、整流器2の正端子とブリツジ21の正端子と
    の間に電圧分割用の他のコンデンサ17を接続し
    て成る超音波振動子用電源装置。
JP19027681U 1981-12-22 1981-12-22 超音波振動子用電源装置 Granted JPS5895277U (ja)

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JP19027681U JPS5895277U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 超音波振動子用電源装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19027681U JPS5895277U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 超音波振動子用電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5895277U JPS5895277U (ja) 1983-06-28
JPS6335827Y2 true JPS6335827Y2 (ja) 1988-09-22

Family

ID=30103863

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JP19027681U Granted JPS5895277U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 超音波振動子用電源装置

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JPS5895277U (ja) 1983-06-28

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