JPS6335795A - アルミニウム合金材の白色陽極酸化皮膜形成方法 - Google Patents

アルミニウム合金材の白色陽極酸化皮膜形成方法

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JPS6335795A
JPS6335795A JP18045986A JP18045986A JPS6335795A JP S6335795 A JPS6335795 A JP S6335795A JP 18045986 A JP18045986 A JP 18045986A JP 18045986 A JP18045986 A JP 18045986A JP S6335795 A JPS6335795 A JP S6335795A
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bath
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Akira Hashimoto
明 橋本
Kiyoshi Tada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、アルミニウム合金Hの白色間14酸化皮膜
形成方法に関するものである。
従来技術とその問題点 アルミニウム合金材の白色陽極酸化皮膜の形成方法とし
てはいくつかのものが知られている。
すなわち、電解液としてしゅう酸チタンカリウムを用い
て電解処理するエマタール法やいわゆるクロム酸法など
が知られている。しかし、これらは電解液が高価で工程
管理が煩雑であったり、あるいは公害問題の恐れがあっ
たりする上に、得られる皮膜色調が白灰乳邑であり、白
色度に欠けるものであった。
また、予め下地アルミニウム面を化学的梨地処理によっ
て粗面化し、次に通常の陽極酸化処理を施す方法も知ら
れている。しかし、この方法で警よ浴の老化現象が激し
いので、品質の均一性を維持するのが難しく、また材料
によつ−Cはエツチングむらや圧延模様などが目立つこ
とがある上、仕上り皮膜の白色度の点にd3いてし満足
のいくものではなかった。
この発明の目的は、アルミニウム合金材に白色度の高い
白色1cル酸化皮膜を短時間にかつ安価に形成すること
のできる方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この発明は、CLI 0.05〜4.0%を含むアルミ
ニウム)工合金よりなるアルミニウム合金材をしゆうM
電解浴で陽極酸化処理して表面に陽極酸化皮膜を形成す
る工程と、引続いて同一電解浴で電圧を萌の電圧値から
5〜35Vに急激に降下させて定電圧電解処理して下地
アルミニウム面を粗面化する第2工程と、両工程により
生成した陽極酸化皮膜を脱膜処理する第3工程と、脱膜
後のアルミニウム合金材を再び陽極酸化処理して表面に
白色の陽極酸化皮膜を形成する第4工程とからなること
を特徴とするものである。なお、%は型開基準とする。
上記において、アルミニウム基台金の銅の含り吊は、0
.05%未満では、満足すべき白色度が1qられす、逆
に4.0%を超えると、得られた皮膜が柔かくて耐食性
に乏しいものであるので、0.05〜4.0%の範囲に
あることが好ましい。
また第1および第2工程の電解浴にJ3けるしゆう酸の
温度は好ましくは1〜5%、特に好ましくは2〜3%で
ある。この電解は、定電流電解であっても定電圧電解で
あってもよい。
第2工程において電圧が急激に降下された状態で電解処
理されると、電流はI211座には通流せず、数秒〜数
分経過侵、徐々に流れ始め、さらにしばらくして定常状
態に達する。この現象は回復現象と呼ばれている。この
現象によって、陽44M化皮膜が形成されるとともに、
下地アルミニウム面が一様に粗面化される。第2工程に
おtノる電圧は、5V未満では、に記の゛電流の回復効
宋が少ないため下地面の粗面化が進まず、逆に35V以
上では、皮膜が急速に生成して下地面がなくなってしま
うので、5〜35Vの範囲にあることが好ましい。特に
好ましい電圧は20〜25Vである。
第1工程における電解時間tよ3〜10分が適当である
。なぜなら3分未満では陽極酸化皮膜の厚さが充分でな
く、10分を超えると作業時間の無駄となるからである
第2工程にお番ノる電解時間は7〜15分が適当である
。、なぜなら7分未満では下地アルミニウム面の粗面化
が充分でなく、15分を超えると粗面化の程1.lIが
大きくなりすぎて陽極酸化皮膜の白色度が低くなるから
である。
第3工程て・ある陽極酸化皮膜の脱膜処理は、下地アル
ミニウム面を慢ずおそれのない処理液および処理時間の
下で行なわれる。
第4工程における電解浴としては、硫MM解浴、しゆう
酸電解浴などが用いられる。
実  施  例 試料として表1に示す組成を有しかつl−124処理が
施された厚さQ、5mm、幅5Qv3長さ100mmの
板状アルミニウム合金材を6枚用なし、これらの試料の
うら4枚を実施例に、残り2枚を以下の比較例に用いた
。すなわノ5、実施例用の4枚に′5%N a 0 +
−1,50℃×2分のエツチングを(jなった侵、3%
しゆうM電解浴中で浴温を35±1℃に保って直流で4
0Vの浴′を圧により陽極酸化処理を施した。
引続いて同一電解浴で浴電圧を20Vに急激に降下さけ
て定電圧電解処理を施した。その結末、各試料表面には
表2に示すように膜厚′1〜6μmの陽極酸化皮膜が形
成され、かつ下地アルミニウム面には微細な凹凸が形成
された。
ついで各試料を電解浴からひき上げて水洗した (リ 
、  ト13   PO4:3511   ///  
、  Cr゛ (1+   :20g/I、水:残り、
温度:100℃のりん酸−りOムl!混液中に5分間浸
漬づ°ることにより、上記陽極酸化皮膜を脱膜した。
脱膜処理の後、15%WAl’lll電解浴中で浴温を
20±1℃に保ってti流で16Vの浴″市圧により再
び陽極酸化!2!X埋を施した。その結末、約3μmの
白色陽4へ酸化皮膜が形成された。
最書に各試料(ま純粋沸騰水へ20分間浸漬されること
により11孔処狸が行なわれた。
以上の実施例を、表2に下記の比較例ととちにまとめた
比  較  例 比較15+1(1) 上記の比較例用の2枚の試料のうち1枚に10%Na0
1−1,50℃×7分のエツチングを行なった後、実施
例1におけるのと同じ条件で、す゛なわら15%TA酸
電解浴中で浴温を20±1℃に保って直流により16■
の浴電圧で陽極酸化処理を施した。最少に実ll4PA
1と同じ封孔処理を施した。
比較f34! (2) 比較IA用の伯の1枚をラサ工業株式会社製の梨地処理
剤ラサパールAの水溶液に浸漬することにより化学的梨
地処理を施した。その処理条件はラザバールA150(
+//、液455℃、浸漬I+、>間5分であった。
その後、比較例1と同じ条件で陽I4j酸化処理J3よ
び14孔処理を施した。
(以下余白) 表1 (以下余白) なJ3、この発明の方法により1nられた白色度の高い
白色陽極酸化皮膜は、上記の第4■稈の電解浴組成を(
IQ酸ベースにすれば染色性に優れた硫酸間441M化
皮膜が形成されるので、有機染料で染色すると、従来に
みられないパステル調の鮮かな着色面を右するアルミニ
ウム合金材を得ることかできる。
発明の効果 この発明によれば、アルミニウム材に白色度の高い白色
陽極酸化皮膜を短時間にかつ安価に得ることができる。
さらに、用途によっては、染色J゛ることも可能である
が、そのさいこの発明の方法のうちの所定方法で得られ
た皮膜はきわめて染色性に優れているという利点もある
以上 14訂出願人  昭和アルミニウム株式会ネ11む和6
1年9月1ε日 1、事件の表示   昭和61年 特許願 第1804
59i−32、発明の名称   アルミニウム合金材の
白色陽KAl’lll化皮膜形成方法3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住  所  堺市海山町6丁224番地氏名・名称  
  昭和アルミニウム株式会社4、代理人 住   所  東京部品用[8束石反田5丁目22番3
3号6、補正の対象  明IIl占の発明の詳@1.1
説明の!Il。
7、補正の内容 別    添 補正の内容 1、明細書2頁8行の「工程」を「浴」に訂正する。
同頁14〜16行の「この方法では・・・・・・難しく
」を[この方法では、梨地処理浴の老化が激しいので、
品質の均一性を維持するためには浴管理を1分に行なわ
イ【ければならず1に訂正・rる。
2、同書3頁1行の「短u、’i間に4を「I!!甲な
浴管理で」に訂正する。
3、同書4頁1〜2行おにび18行の[あることがQr
ましい]をそれぞれ「限定される」に訂正する。
同頁16〜17行の「下地面」を「下地粗面」に訂正す
る。
同頁20行の「10分1を「18分」に訂正Jる。
4、同書5頁2〜3行の「10分を珀えると作業時間の
無駄と」を「18分を超えると同皮膜が厚くなりすぎて
、(殺の脱膜α埋に要ケろIF5間が長く」に訂正する
同頁7〜8行の[大きくなりすぎて・・・・・・低くな
る」を[大きくなりすぎて、いずれら所望の白色度を備
えた白色陽極酸化皮膜が得られない]に訂正する。
同頁11行の「および処理時間の下で」を「を用いて」
に訂正する。
5、同書6頁6行の「表2に示すように」を削除する。
同頁19行の「行なわれた。」のつぎに改行して「すべ
ての処理を終えた各試料の外h1Aは、白色度の高い、
しかもむらのない均一なパールホワイト色を呈していた
。」を加入する。
6、同書7頁6〜9行の「実施例1にJ3ける・・・・
・・最後に実施例1」を「実施例における脱膜処理後の
陽極酸化処理と同じ条件で陽極酸化処理を施した。最後
に実施例」に訂正する。
同頁17行の「比較例1」を「比較例(1)」に訂正す
る。
7、同書9頁の表2を別紙のとおり訂正する。
8、同書10頁1〜7行の[なお、・・・・・・できる
。」を削除する。
同頁9〜11行の「この発明によれば、・・・・・・で
きる。」を[この発明は上記のように構成されているの
で、この発明の方法を使用寸れば、アルミニウム合金材
に白色度の高い白色陽極酸化皮膜を、従来のよ′うな面
倒な浴管理や高価な電解液によることなく、簡単な浴管
理でかつ安価に、形成することが可能になる。」に訂正
する。
同頁12〜15行の[さらに、・・・・・・ある。」を
削除する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Cu0.05〜4.0%を含むアルミニウム基合金より
    なるアルミニウム合金材をしゆう酸電解浴で陽極酸化処
    理して表面に陽極酸化皮膜を形成する第1工程と、引続
    いて同一電解浴で電圧を前の電圧値から5〜35Vに急
    激に降下させて定電圧電解処理して下地アルミニウム面
    を粗面化する第2工程と、両工程により生成した陽極酸
    化皮膜を脱膜処理する第3工程と、脱膜後のアルミニウ
    ム合金材を再び陽極酸化処理して表面に白色の陽極酸化
    皮膜を形成する第4工程とからなるアルミニウム合金材
    の白色陽極酸化皮膜形成方法。
JP18045986A 1986-07-30 1986-07-30 アルミニウム合金材の白色陽極酸化皮膜形成方法 Expired - Lifetime JPH0742598B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017075383A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社Uacj アルミニウム部材及びその製造方法
CN110117809A (zh) * 2018-02-07 2019-08-13 深圳市裕展精密科技有限公司 氧化膜制备方法

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JP2017075383A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社Uacj アルミニウム部材及びその製造方法
CN110117809A (zh) * 2018-02-07 2019-08-13 深圳市裕展精密科技有限公司 氧化膜制备方法

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