JPS6335779B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6335779B2
JPS6335779B2 JP55176510A JP17651080A JPS6335779B2 JP S6335779 B2 JPS6335779 B2 JP S6335779B2 JP 55176510 A JP55176510 A JP 55176510A JP 17651080 A JP17651080 A JP 17651080A JP S6335779 B2 JPS6335779 B2 JP S6335779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rising
joint
longitudinal direction
hanger
seam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55176510A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57100876A (en
Inventor
Katsumi Ikunaga
Tomohide Terasaka
Mitsuo Fukuki
Kazufumi Okude
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Metal Industrial Co Ltd filed Critical Sanko Metal Industrial Co Ltd
Priority to JP17651080A priority Critical patent/JPS57100876A/ja
Publication of JPS57100876A publication Critical patent/JPS57100876A/ja
Publication of JPS6335779B2 publication Critical patent/JPS6335779B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上利用の分野〕 本発明は、継手部のシーム溶接施工をするのに
確実且つ迅速にでき、さらに、その継手部に大き
な力が作用しても、その破損等を防止することが
できる被覆金属外囲体における継手構造及びその
施工法に関する。
〔従来の技術及び課題〕
近時、構造物の内、外表面に被覆金属材(主に
ステンレス材)をシーム溶接して水密且つ気密に
施工する被覆金属外囲体が研究、開発されてい
る。該施工するのに、継手部のシーム溶接をどの
ようにし、且つ熱応力等に対応して如何に伸縮自
在に構成するかが重要な課題とされている。その
シーム溶接する継手部を構成する立上り部が薄材
で長尺の場合、即ち、被覆金属材が長尺の場合に
は、その立上り部は平面的に見て蛇行して形成さ
れることが多かつた。このため、隣接の立上り部
相互を密着状態に重合させようとしても、離れる
箇所が多く生じている。このような場合に、両側
から圧力を加えながら連続溶接する(シーム溶
接)と、その途中で立上り部相互の高さがずれた
り、甚だしい場合には、その立上り部からシーム
溶接が外れてしまうこと等の欠点があつた。そこ
で、重合した後に、立上り部の適宜の箇所にスポ
ツト溶接を複数箇所行うと伸縮作用による大きな
力で、その伸縮可能な継手部のスポツト溶接箇所
に孔があいたりして破損し、水密、気密性を損な
う等の重大な欠点があつた。
〔課題を解決しようとする手段〕
そこで、本発明は、課題を解決すべく、鋭意、
研究を重ねた結果、その発明を、主板の長手方向
両側に立上り部を形成した被覆金属材と、下地部
に適宜の間隔をおいて複数固着した吊子からな
り、その被覆金属材相互の両立上り部間に吊子の
舌片を挟持し、両立上り部は長手方向を向くシー
ム溶接にて継手部とし、そのシーム溶接箇所又は
これより少し上側位置で、且つ舌片箇所でスポツ
ト溶接した被覆金属外囲体における継手構造とし
たり、或いは、主板の長手方向両側に立上り部を
形成した被覆金属材相互の両立上り部を、該両立
上り部間に下地部に適宜の間隔をおいて複数固着
した吊子の舌片を挟持させつつ重合し、該舌片箇
所の両立上り部の上部をスポツト溶接し、次い
で、該スポツト溶接箇所又はこれより少し下側位
置の両立上り部を長手方向にシーム溶接して継手
部とした被覆金属外囲体における継手構造の施工
法としたことにより、継手部のシーム溶接施工を
するのに確実且つ迅速にでき、さらに、その継手
部に大きな力が作用しても、その破損を防止する
ことができ、前記の課題を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図乃至第6図に基づいて説
明する。
Aは下地部であつて、壁、屋根(屋上)、床等
であり、新設、既設の場合がある。また、該下地
部Aは鉄筋コンクリート(図面参照)、コンクリ
ートブロツク、鉄骨、デツキプレート、木造等で
構成されている。
Bは長尺又は適宜の長さのシーム溶接可能な板
厚(約0.2mm乃至約1mm)の被覆金属材(例えば、
ステンレス材)であつて、主板1の幅方向両側に
は、約2cm乃至約8cmの立上り部2,2が形成さ
れている。その主板1と立上り部2,2とで構成
された被覆金属材Bは、コイル状の鋼板がロール
成形機等にて一体的に成形されている。
該被覆金属材Bが、下地部Aの内面又は外面に
当接され、その被覆金属材Bの一側の立上り部2
に、その下地部Aにボルト等で固着した吊子Cの
舌片3が重合され、該吊子Cが、その立上り部2
の長手方向に適宜の間隔をおいて複数設けられて
いる。その吊子Cの実施例は大別すると、2種類
存在する。
該吊子Cの第1の実施例は、可動式のもので、
第1図乃至第5図等に示すように、吊子Cの本体
に長孔や溝等が形成され、その舌片3がその長手
方向に摺動可能に設けられている。また、吊子C
の第2の実施例は、固定式のもので、第6図に示
すように、吊子C本体の立上げ片に、金属性の比
較的薄材の舌片3がスポツト溶接等にて固定され
ている。これらの吊子Cの本体は何れも平板状を
なし、これが下地部Aにアンカーボルト等の固着
具にて固着されている。次いで、隣接の被覆金属
材Bの他側の立上り部2が、前位置の被覆金属材
Bの一側の立上り部2に上端が略揃えられて重合
され、このとき両立上り部2,2間に吊子Cの舌
片3が挟持される。第4図は挟持状態にする途中
を断面図として示した。ここで、舌片3は、両立
上り部2,2の高さと同等(第1図乃至第3図参
照)、或いは、それより少し高くなるようにして
(第2図鎖線、第4図参照)取付施工される。そ
して、前記舌片3を挟持した箇所の両立上り部
2,2の上端近くが各々スポツト溶接4されてい
る(第1図乃至第3図参照)。該スポツト溶接4
は、一方の立上り部2のみに行うこともある。
そして、該スポツト溶接4箇所又はこれより少
し(Δh)下側位置の両立上り部2,2がシーム
溶接5(抵抗溶接)されて伸縮可能な継手部6が
形成されている。該継手部6は、シーム溶接5し
た箇所の下側の立上り部2,2が下方にゆくに従
つて次第に開いて形成されている(図面参照)。
その継手部6の上端は、そのままにしたり(図面
参照)、或いは、その上端を下方に折り返して馳
折部とすることもある。これらが順次繰り返され
て被覆金属外囲体が施工されている。
また、前記被覆金属材Bの主板1が、吊子Cの
近くで持ち上がつた状態になることが多いが(第
1図、第2図実線参照)、その主板1が略平板状
に形成されることもあり、これを第2図鎖線、第
3図、第4図に示した。
〔発明の効果〕
特許請求の範囲第1項記載の発明においては、
主板1の長手方向両側に立上り部2,2を形成し
た被覆金属材Bと、下地部Aに適宜の間隔をおい
て複数固着した吊子Cからなり、その被覆金属材
B,B相互の両立上り部2,2間に吊子Cの舌片
3を挟持し、両立上り部2,2は長手方向を向く
シーム溶接4にて継手部6とし、そのシーム溶接
4箇所又はこれより少し上側位置で、且つ舌片3
箇所でスポツト溶接4した被覆金属外囲体におけ
る継手構造としたことにより、内、外気温の温度
差等により被覆金属材B,B間の継手部6が広が
つたり、窄まつたりして開閉し、継手部6に大き
な力が加わつても(これは、一般に被覆金属材B
の収縮時に生ずる)、その力は、スポツト溶接4
の点箇所に伝わらず、連続したシーム溶接5の線
状部のみに伝わり、該力が分散され、これによつ
て、従来のように、スポツト溶接4箇所に集中荷
重が加わつて、孔があいたりせず、水密且つ気密
性を長期に亘つて保持できる耐久性を有した伸縮
自在の継手部6を提供できる。以上のように孔が
あかない損傷防止効果は極めて大きい。
次に、特許請求の範囲第2項記載の発明におい
ては、主板1の長手方向両側に立上り部2,2を
形成した被覆金属材B,B相互の両立上り部2,
2を、該両立上り部2,2間に下地部Aに適宜の
間隔をおいて複数固着した吊子Cの舌片3を狭持
させつつ重合し、該舌片3箇所の両立上り部2,
2の上部をスポツト溶接4し、次いで、該スポツ
ト溶接4箇所又はこれより少し下側位置の両立上
り部2,2を長手方向にシーム溶接5して継手部
6とした被覆金属外囲体における継手構造の施工
法としたことにより、該スポツト溶接4がシーム
溶接5前に、吊子Cと立上り部2及び立上り部
2,2相互を止着したこととなり、その被覆金属
材Bが長尺の場合で、立上り部2が平面的に見て
蛇行していても、両立上り部2,2が上下にずれ
ないようにでき、且つその立上り部2の全長に亘
つて略密着状態にでき、その後の立上り部2,2
のシーム溶接5を確実且つ迅速に行うことができ
る効果がある。
そのようなスポツト溶接4を行うことに面倒な
る点はあるが、それにもかかわらず、該スポツト
溶接4が、吊子Cと立上り部2(これは立上り部
2を下地部Aに固着したことになる)及び立上り
部2,2を同時に止着でき、そのシーム溶接5が
整然且つ確実にでき、しかも溶接不良がないこと
からシーム溶接作業を迅速にできる等極めて良好
な効果を奏する。
特に、そのスポツト溶接4が、継手部6の耐久
性を減ずるようなことは一切なく、シーム溶接5
の施工性を特に勝れたものにできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
その第1図は一部切除した本発明の斜視図、第2
図は本発明の断面図、第3図は本発明の斜視図、
第4図は本発明の施工途中の断面図、第5図は吊
子の斜視図、第6図は吊子の別の実施例の斜視図
である。 A……下地部、B……被覆金属材、C……吊
子、1……主板、2……立上り部、3……舌片、
4……スポツト溶接、5……シーム溶接、6……
伸縮継手部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主板の長手方向両側に立上り部を形成した被
    覆金属材と、下地部に適宜の間隔をおいて複数固
    着した吊子からなり、その被覆金属材相互の両立
    上り部間に吊子の舌片を挟持し、両立上り部は長
    手方向を向くシーム溶接にて継手部とし、そのシ
    ーム溶接箇所又はこれより少し上側位置で、且つ
    舌片箇所でスポツト溶接したことを特徴とした被
    覆金属外囲体における継手構造。 2 主板の長手方向両側に立上り部を形成した被
    覆金属材相互の両立上り部を、該両立上り部間に
    下地部に適宜の間隔をおいて複数固着した吊子の
    舌片を挟持させつつ重合し、該舌片箇所の両立上
    り部の上部をスポツト溶接し、次いで、該スポツ
    ト溶接箇所又はこれより少し下側位置の両立上り
    部を長手方向にシーム溶接して継手部としたこと
    を特徴とした被覆金属外囲体における継手構造の
    施工法。
JP17651080A 1980-12-16 1980-12-16 Joint device of covering metal surrounding body Granted JPS57100876A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17651080A JPS57100876A (en) 1980-12-16 1980-12-16 Joint device of covering metal surrounding body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17651080A JPS57100876A (en) 1980-12-16 1980-12-16 Joint device of covering metal surrounding body

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57100876A JPS57100876A (en) 1982-06-23
JPS6335779B2 true JPS6335779B2 (ja) 1988-07-18

Family

ID=16014884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17651080A Granted JPS57100876A (en) 1980-12-16 1980-12-16 Joint device of covering metal surrounding body

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57100876A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041420U (ja) * 1983-08-31 1985-03-23 三晃金属工業株式会社 既設瓦棒葺屋根の補修屋根
US6986204B2 (en) * 2002-03-13 2006-01-17 Glenn Joseph K Method of constructing panelized roof structures

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652254A (en) * 1979-10-04 1981-05-11 Nippon Suanresu Kk Water proofing with metal plate
JPS6335779A (ja) * 1986-07-31 1988-02-16 Canon Inc 成膜装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652254A (en) * 1979-10-04 1981-05-11 Nippon Suanresu Kk Water proofing with metal plate
JPS6335779A (ja) * 1986-07-31 1988-02-16 Canon Inc 成膜装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57100876A (en) 1982-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6335779B2 (ja)
US1191547A (en) Tank construction.
JPS642748B2 (ja)
JPS647180B2 (ja)
JPH0252733B2 (ja)
JPH0249293Y2 (ja)
JPH0320467Y2 (ja)
JPH0122424B2 (ja)
JP3444652B2 (ja) 被覆金属外囲体
JPS6213523B2 (ja)
JPH0122422B2 (ja)
JPH0352442Y2 (ja)
JPS642749B2 (ja)
JPH0252734B2 (ja)
JPS6286259A (ja) 被覆金属外囲体
JPH0249292Y2 (ja)
JPH0243949Y2 (ja)
JPS647181B2 (ja)
JP2571272Y2 (ja) 吊 子
JPH02292443A (ja) パイプ材
JPH01226969A (ja) スライド吊子
JPS61221443A (ja) 被覆金属外囲体における出隅取合装置
JPH0762805A (ja) 外囲ユニット及び被覆金属外囲体
JPH0656043B2 (ja) 被覆金属外囲体の出隅構造
JPH0240816B2 (ja) Sekisogaiitai