JPS6335688Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6335688Y2 JPS6335688Y2 JP4048784U JP4048784U JPS6335688Y2 JP S6335688 Y2 JPS6335688 Y2 JP S6335688Y2 JP 4048784 U JP4048784 U JP 4048784U JP 4048784 U JP4048784 U JP 4048784U JP S6335688 Y2 JPS6335688 Y2 JP S6335688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container body
- hinge block
- storage recess
- cosmetic storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 32
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は化粧料収納凹所が形成された容器本体
と蓋体とを蝶番を介して開閉自在に連結してなる
コンパクト容器に関するものである。
と蓋体とを蝶番を介して開閉自在に連結してなる
コンパクト容器に関するものである。
従来のこの種のコンパクト容器では、容器本体
と蓋体とが蝶番によつて分離可能に結合され、し
かもこの蝶番による結合構造では、容器本体の後
端部に凹状切欠部を形成する一方蓋体の後端部に
突片を一体的に形成し、この突片を上記凹状切欠
部内に挿入するとともに、この間に渡設された枢
軸で蝶着するのが一般的であつた。このような蓋
体と容器本体の蝶着構造では蓋体の最大開放角度
は180゜であつたが、一般にコンパクト容器を用い
て化粧する場合、蓋体を180゜も開ける必要がない
ため、上記の開放角度は充分と言うことができ
る。しかしながら、最近のコンパクト容器の販売
形態として、消費者の商品選択に便宜を計るた
め、容器本体内の化粧料が外部から見えるように
透明なフイルムで包装陳列することが考えられて
いる。この場合、従来のコンパクト容器では、包
装した上から化粧料の全面が外部に見えるように
するため蓋体を透明にする構造が採用されている
が、そうすると蓋体の内面に鏡を付けることがで
きないので、化粧時に不便があつた。そこで、蓋
体に鏡を付けたままで化粧料が見えるようにする
には、蓋体を180゜開放して容器本体と並列的にし
て包装する必要があつた。しかしながら、このよ
うな包装形態では蓋体と容器本体とが並列して比
較的大きな陳列面積を必要とし、しかも化粧料だ
けが前面に陳列されれば充分であるにもかかわら
ず、不必要な蓋体の内面も前面に表われるため却
つて陳列効果が希釈されるといつた問題があつ
た。
と蓋体とが蝶番によつて分離可能に結合され、し
かもこの蝶番による結合構造では、容器本体の後
端部に凹状切欠部を形成する一方蓋体の後端部に
突片を一体的に形成し、この突片を上記凹状切欠
部内に挿入するとともに、この間に渡設された枢
軸で蝶着するのが一般的であつた。このような蓋
体と容器本体の蝶着構造では蓋体の最大開放角度
は180゜であつたが、一般にコンパクト容器を用い
て化粧する場合、蓋体を180゜も開ける必要がない
ため、上記の開放角度は充分と言うことができ
る。しかしながら、最近のコンパクト容器の販売
形態として、消費者の商品選択に便宜を計るた
め、容器本体内の化粧料が外部から見えるように
透明なフイルムで包装陳列することが考えられて
いる。この場合、従来のコンパクト容器では、包
装した上から化粧料の全面が外部に見えるように
するため蓋体を透明にする構造が採用されている
が、そうすると蓋体の内面に鏡を付けることがで
きないので、化粧時に不便があつた。そこで、蓋
体に鏡を付けたままで化粧料が見えるようにする
には、蓋体を180゜開放して容器本体と並列的にし
て包装する必要があつた。しかしながら、このよ
うな包装形態では蓋体と容器本体とが並列して比
較的大きな陳列面積を必要とし、しかも化粧料だ
けが前面に陳列されれば充分であるにもかかわら
ず、不必要な蓋体の内面も前面に表われるため却
つて陳列効果が希釈されるといつた問題があつ
た。
本考案は上記の問題点に着目してなされたもの
であつて、その目的は化粧料の面だけを前面に位
置させて販売用の陳列に供することができるとと
もに、使用時には極めて簡単な操作で通常の形
態、即ち化粧料収納凹所が蓋体の内面と対向した
形態、に変換することのできるコンパクト容器を
提供することにある。
であつて、その目的は化粧料の面だけを前面に位
置させて販売用の陳列に供することができるとと
もに、使用時には極めて簡単な操作で通常の形
態、即ち化粧料収納凹所が蓋体の内面と対向した
形態、に変換することのできるコンパクト容器を
提供することにある。
以下には本考案の好適な実施例につき添付図面
を参照して詳述する。
を参照して詳述する。
図において符号１は蓋体を示し、この蓋体１の
下面には鏡２が固着され、また前端部に形成され
た爪片３の内面には第１の突片４が設けられてい
る。蓋体１の後端部略中央からはピン孔６及び溝
７を有する連結部５が一体的垂設されていて、こ
の連結部５を蝶番ブロツク８の後端面略中央に形
成された凹所９に挿入し、該凹所内に架設したピ
ン１０を溝７を経てピン孔６に嵌入することによ
り、蓋体１が蝶番ブロツク８に開閉自在に蝶着さ
れる。蝶番ブロツク８の前端面中央からはボルト
１１が一体的に突出されており、また該前端面の
左右端部に近接した位置には一対の凹溝１２−１
２が形成され、この凹溝１２はボルト１１を中心
とした円弧状に形成されていて、その縦方向中央
部に突起１３−１３が設けられている。化粧料収
納凹所１５が形成された容器本体１４の後端面中
央には穴１６が穿設され、この穴１６に蝶番ブロ
ツク８のボルト１１を嵌合することによつて容器
本体１４が回動自在に蝶番ブロツク８に枢着され
る。容器本体１４の後端面外側に形成された一対
の凸状１７−１７は穴１６を中心とする円弧状を
呈し、蝶番ブロツク８の凹溝１２−１２と整合す
る形状を有している。各凸条１７の縦方向中央部
には蝶番ブロツク８の突起１３と整合する形状の
凹部１８が形成されていて、容器本体１４の化粧
料収納凹所１５が上方位置または下方位置にある
とき、即ち容器本体１４が蝶番ブロツク８と平行
な位置関係にあるとき、突起１３が凹部１８と弾
性的に係合するようになつている。また、容器本
体１４の前端には第２の突片１９が設けられ、化
粧料収納凹所１５が上方位置にあるとき蓋体１の
第１の突片４と係脱可能となつており、これら突
片４，１９の係合により蓋体１が容器本体１４に
対して第２図に示す閉止位置を占める。凹所１５
へは化粧料を直接収納しても良いが、図示した如
く中皿２１を介して収納することがより好まし
い。
下面には鏡２が固着され、また前端部に形成され
た爪片３の内面には第１の突片４が設けられてい
る。蓋体１の後端部略中央からはピン孔６及び溝
７を有する連結部５が一体的垂設されていて、こ
の連結部５を蝶番ブロツク８の後端面略中央に形
成された凹所９に挿入し、該凹所内に架設したピ
ン１０を溝７を経てピン孔６に嵌入することによ
り、蓋体１が蝶番ブロツク８に開閉自在に蝶着さ
れる。蝶番ブロツク８の前端面中央からはボルト
１１が一体的に突出されており、また該前端面の
左右端部に近接した位置には一対の凹溝１２−１
２が形成され、この凹溝１２はボルト１１を中心
とした円弧状に形成されていて、その縦方向中央
部に突起１３−１３が設けられている。化粧料収
納凹所１５が形成された容器本体１４の後端面中
央には穴１６が穿設され、この穴１６に蝶番ブロ
ツク８のボルト１１を嵌合することによつて容器
本体１４が回動自在に蝶番ブロツク８に枢着され
る。容器本体１４の後端面外側に形成された一対
の凸状１７−１７は穴１６を中心とする円弧状を
呈し、蝶番ブロツク８の凹溝１２−１２と整合す
る形状を有している。各凸条１７の縦方向中央部
には蝶番ブロツク８の突起１３と整合する形状の
凹部１８が形成されていて、容器本体１４の化粧
料収納凹所１５が上方位置または下方位置にある
とき、即ち容器本体１４が蝶番ブロツク８と平行
な位置関係にあるとき、突起１３が凹部１８と弾
性的に係合するようになつている。また、容器本
体１４の前端には第２の突片１９が設けられ、化
粧料収納凹所１５が上方位置にあるとき蓋体１の
第１の突片４と係脱可能となつており、これら突
片４，１９の係合により蓋体１が容器本体１４に
対して第２図に示す閉止位置を占める。凹所１５
へは化粧料を直接収納しても良いが、図示した如
く中皿２１を介して収納することがより好まし
い。
このように構成されたコンパクト容器にあつて
は、販売用の陳列時には容器本体１４を回転させ
て化粧料収納凹所１５を第３図に示す下方位置へ
移行させ、蓋体１を閉じて容器本体１４の底面に
当接させた状態で透明なフイルム等で被覆すれば
良く、これによつて第４図に示すように、小さな
スペースでしかも化粧料だけが見えるように陳列
することが可能となる。尚、この場合、化粧用の
パフ等２０を容器本体１４の底面と蓋体１の鏡２
の間に収納して販売しても良い。そして購入後の
使用時には、フイルム等を除去した後、第５図に
示すように容器本体１４をボルト１１を中心とし
て回動させ、化粧料収納凹所１５を上方位置（第
６図参照）へ変換すれば、通常のコンパクト容器
と同様な方法で用いることができる。この第６図
に示した状態では、容器本体１４の凹部１８が蝶
番ブロツク８の突起１３と係合しているため、使
用時に該容器本体がガタついたりすることはな
い。尚、開封後は化粧料の上にパフ等２０を載置
して携帯しても良い（第２図参照）。
は、販売用の陳列時には容器本体１４を回転させ
て化粧料収納凹所１５を第３図に示す下方位置へ
移行させ、蓋体１を閉じて容器本体１４の底面に
当接させた状態で透明なフイルム等で被覆すれば
良く、これによつて第４図に示すように、小さな
スペースでしかも化粧料だけが見えるように陳列
することが可能となる。尚、この場合、化粧用の
パフ等２０を容器本体１４の底面と蓋体１の鏡２
の間に収納して販売しても良い。そして購入後の
使用時には、フイルム等を除去した後、第５図に
示すように容器本体１４をボルト１１を中心とし
て回動させ、化粧料収納凹所１５を上方位置（第
６図参照）へ変換すれば、通常のコンパクト容器
と同様な方法で用いることができる。この第６図
に示した状態では、容器本体１４の凹部１８が蝶
番ブロツク８の突起１３と係合しているため、使
用時に該容器本体がガタついたりすることはな
い。尚、開封後は化粧料の上にパフ等２０を載置
して携帯しても良い（第２図参照）。
上述のように本願考案に係るコンパクト容器で
は、蓋体と化粧料収納凹所が形成された容器本体
の後端部の間に蝶番ブロツクを介装し、該蝶番ブ
ロツクの後端部に該蓋体を開閉自在に蝶着し、該
容器本体を後端部において該蝶番ブロツクの前端
部に回動自在に枢着して該化粧料収納凹所を上方
位置と下方位置とに変換可能とし、該化粧料収納
凹所が該上方位置と該下方位置にあるとき該容器
本体を該蝶番ブロツクと係合させることとしたの
で、販売用の陳列時には該化粧料収納凹所を下方
位置にすることによつて小さなスペースでしかも
化粧料だけが目につくように陳列することができ
るとともに、使用時には容器本体を蝶番ブロツク
に対して回動させるだけの極めて簡単な操作で、
該収納凹所を上方位置に変換して用いることがで
きるなど、実用上非常に便利なものである。
は、蓋体と化粧料収納凹所が形成された容器本体
の後端部の間に蝶番ブロツクを介装し、該蝶番ブ
ロツクの後端部に該蓋体を開閉自在に蝶着し、該
容器本体を後端部において該蝶番ブロツクの前端
部に回動自在に枢着して該化粧料収納凹所を上方
位置と下方位置とに変換可能とし、該化粧料収納
凹所が該上方位置と該下方位置にあるとき該容器
本体を該蝶番ブロツクと係合させることとしたの
で、販売用の陳列時には該化粧料収納凹所を下方
位置にすることによつて小さなスペースでしかも
化粧料だけが目につくように陳列することができ
るとともに、使用時には容器本体を蝶番ブロツク
に対して回動させるだけの極めて簡単な操作で、
該収納凹所を上方位置に変換して用いることがで
きるなど、実用上非常に便利なものである。
第１図は本考案の一実施例に係るコンパクト容
器を分解して示す斜視図、第２図は該コンパクト
容器の閉止状態における断面図、第３図は化粧料
収納凹所を下方位置にして示す斜視図、第４図は
陳列時の状態における断面図、第５図は容器本体
の回動を示す斜視図、第６図は化粧料収納凹所を
上方位置にして示す斜視図である。 １……蓋体、８……蝶番ブロツク、１４……容
器本体、１５……化粧料収納凹所。
器を分解して示す斜視図、第２図は該コンパクト
容器の閉止状態における断面図、第３図は化粧料
収納凹所を下方位置にして示す斜視図、第４図は
陳列時の状態における断面図、第５図は容器本体
の回動を示す斜視図、第６図は化粧料収納凹所を
上方位置にして示す斜視図である。 １……蓋体、８……蝶番ブロツク、１４……容
器本体、１５……化粧料収納凹所。
Claims (1)
- 蓋体と化粧料収納凹所が形成された容器本体の
後端部の間に蝶番ブロツクを介装し、該蝶番ブロ
ツクの後端部に該蓋体を開閉自在に蝶着し、該容
器本体を後端部において該蝶番ブロツクの前端部
に回動自在に枢着して該化粧料収納凹所を上方位
置と下方位置とに変換可能とし、該化粧料収納凹
所が該上方位置と該下方位置にあるとき該容器本
体を該蝶番ブロツクと係合させてなることを特徴
とするコンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4048784U JPS60155406U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4048784U JPS60155406U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60155406U JPS60155406U (ja) | 1985-10-16 |
| JPS6335688Y2 true JPS6335688Y2 (ja) | 1988-09-21 |
Family
ID=30549415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4048784U Granted JPS60155406U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60155406U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2735666B1 (fr) * | 1995-06-26 | 1997-07-25 | Oreal | Boitier de soin transparent |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP4048784U patent/JPS60155406U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60155406U (ja) | 1985-10-16 |
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