JPS6335674A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPS6335674A
JPS6335674A JP17768386A JP17768386A JPS6335674A JP S6335674 A JPS6335674 A JP S6335674A JP 17768386 A JP17768386 A JP 17768386A JP 17768386 A JP17768386 A JP 17768386A JP S6335674 A JPS6335674 A JP S6335674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyanoacrylate
present
fluorescent dye
curable composition
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP17768386A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Hiraiwa
明彦 平岩
Kaoru Kimura
馨 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 「産業上の利用分野」 本発明組成物は、主として各種産業分野で幅広(利用さ
れているシアノアクリレート系瞬間接着剤に適用される
ものであり、各種物品の接着あるいは被覆に利用されう
るもので、現在被接着剤が利用されている各種産業分野
で利用されうるものである。
「従来の技術」 シアノアクリレート系瞬間接着剤は主成分である2−シ
アノアクリレートが空気中に存在する微意の水分等によ
り急速に重合し硬化するという性質を利用した接着剤で
、その性質により各種物品を瞬間的に接着させ得るとい
う特性を有し、自動車工業、電気機器工業、精密工業等
の各種産業分野さらには家庭においても各種器具の修理
等に幅広く利用されている。
しかしながら、2−シアノアクリレートは無色透明の液
体であり硬化後も無色透明の固体であるため、硬化して
いるかどうかの確認が難かしく目視、発臭の程度または
手で触れてみるなどの経験に支配される方法l−かなく
、人が立入ることが出来ない様な機器内等においてはま
ったく確認の方法はなかった。そのため2−シアノアク
リレートの硬化特にシアノアクリレート系瞬間接着剤が
有効に硬化接着していることを判断できる有効な手段が
強く求められていたが、まった(ないというのが今迄の
状況であった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、有効な手段が存在しなかった2−シアノアク
リレートの硬化を判断出来る手段を求めて鋭意検討され
た結果なされたものである。
(ロ)発明の構成 「問題点を解決するための手段」 本発明者等は、上記手段が螢光塗料を溶解させた2−シ
アノアクリレートを用いることにより提供され得ること
を見出して本発明を完成した。
すなわち本発明は、2−シアノアクリレートと該2−シ
アノアクリレートに可溶な螢光塗料とからなることを特
徴とする硬化性組成物に関するものである。
・2−シアノアクリレート 本発明における2−シアノアクリレート(2−シアンア
クリル酸エステル)とは、瞬間接着剤として広く用いら
れているシアノアクリレ−間接着剤をそのまま2−シア
ノアクリレートとして用いることも可能である。本発明
において用いられる2−シアノアクリレートの具体例と
しては下記のエステルを挙げることができ、本発明にお
いてはこれらを単独であるいは2種以上併用したものを
用いることも可能である。
2−シアンアクリル酸のメチル、エチル、クロロエチル
、n−プロピル、アリル、フロハキル、n−ブチル、i
−ブチル、t−ブチル、n−ヘンチル、n−ヘキシル、
シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロフルフリル、
ヘプチル、2−エチルヘキシル、n−オクチル、ノニル
、オキソノニル、デシル、n−ドデシル、エトキシエチ
ル、6−メドキシプチル、エトキシエトキシエチル、ト
リフルオロエチル、ヘキサフルオロイソプロピル等のエ
ステル。
・螢光染料 本発明における螢光染料とは、シアノアクリレートに可
溶な螢光染料であり、シアノアクリレートに可溶な螢光
染料としては、クマリン系の螢光染料が好ましい。
螢光染料の具体例としては下記のものを挙げることがで
き、本発明においてはそれらを単独であるいは2種以上
併用して用いることも可能である。
7−ヒドロキシクマリン、7−ヒドロキシ−3−カルボ
キシクマリン、7−ヒドロキシ−3−アセチルクマリン
、7−ビトロキシ−6−シアノクマリン、7−ヒドロキ
シ−5−メチル−6−フェニルクマリン、7−ヒドロキ
シ−8−メチル−6−アセチルクマリン、7−ヒドロキ
シ−8−メチル−3−クマリンカルボン酸およびそのエ
ステル、5−ヒドロキシクマリン、5゜6−ベンゾクマ
リン−6−カルボン酸、5. 6−シメトキシー3−ヒ
ドロキシフラボン、6゜5.6−トリヒドロキシフラボ
ン、4’、  5. 6−ドリメトキシー3−ヒドロキ
シフラボン、6゜4’、5.6−チトラメトキシフラボ
ン等。具体的な商品としてはカヤライトB(日本化薬■
)、ホワイトフローB(住友化学■)、m1000(ボ
クスイ・ブラウン■)等。
上記螢光染料には、製造時の触媒、安定剤等が、含まれ
ている場合があり、そのような場合2−シアノアクリレ
ートの安定性特にシアノアクリレート系瞬間接着剤組成
物の貯蔵安定性を損なう恐れがある。貯蔵安定性が損な
われる場合には特開昭60−199084号公報で開示
されている添加剤を溶剤で洗浄する方法と同じようKし
て溶剤等で洗浄した螢光染料を使用するとよい。
本発明組成物における螢光染料の好ましい含有量は、1
0から10000 ppmで、さらに好ましくは、10
0から1000 ppmである。
1o ppm未溝であると螢光染料が有効に作用せず、
10000 ppmを超えると組成物の保存寿命が低下
し、%に瞬間接着剤として用いられる場合、その機能を
果たしえない恐れが生じるようKなる。
「作用」 本発明の螢光染料を溶解した2−シアノアクリレートか
らなる硬化性組成物は、2−シアノアクリレートの硬化
前は紫外線を当てても螢光発色せず、硬化すると螢光を
発するという作用を有するため、2−シアノアクリレー
トの硬化を容易にしかも正確に判断し得るという優れた
作用を有するものである。
「実施例」 以下実施例と比較例を挙げて本発明を具体的に説明する
実施例1 アロンアロンァナ201(東亜合成化学工業株式会社製
)に、1チ硫酸水溶液で洗浄したカヤライ)B(日本化
薬株式会社製) s o o ppm添加した組成物を
調合した。
組成物にTOPCON  Fl−31(東京光学機械株
式会社製)により紫外線を照射したが、螢光は観察され
なかった。
組成物を0.5 tmの厚みの膜に硬化させて、紫外線
を照射したところ、青紫色の螢光が観察された。
鉄板を当該組成物で接着した場合のセットタイムは60
秒であった。
それらの結果を表−1に示す。
実施例2〜4 表−1記載の螢光染料を用いた以外は、実施例1に準じ
た試験を行なった。それらの結果を表−1に示す。
比較例1 アロンアロンァナ201(東亜合成化学工業製)に、5
%硫酸水溶液で洗浄したフルオレセイン(試薬・キシダ
化学社製)を300 ppm添加した組成物を調合した
ところ、フルオレセインはアロンアルファに不溶で組成
物自体および硬化物も紫外線照射による螢光が観察され
た。
比較例2,6 アロンアルファ(前記に同じ)K不溶性のカヤライ)O
8N(日本化薬製)、HRN(ボクスイブラウン)を添
加したものについても比較例1と同様な試験をして表−
1にあるような結果を得た。
(ハ)発明の効果 本発明の硬化性組成物は、2−シアノアクリレートを用
いて物品の接着又はそれら物品の被覆を行う際に、硬化
の確認が容易かつ適確にできるものであり、従来の2−
シアノアクリレート、特にそれを主成分とするシアノア
クリレート系瞬間接着剤にはなかった性質をそれらに付
与できるものである。このような性質を持つ組成物は久
しく望まれていたもので、このような優れた特徴を有す
る本発明の硬化性組成物は、従来車輌、機械、電気部品
等の組立て工程における接着工程におい【用いられた場
合の硬化接着の確認が容易にできるのみならず、複雑な
装置、回路の内部の微細な部分で従来硬化接着の確認が
不可能であった部分の確認が可能になり、組立て作業の
正確性、スムーズさ等数多(のメリットをあげることが
でき、電気機械工業、車輌工業などの各分野において大
きな貢献をなすものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、2−シアノアクリレートと該2−シアノアクリレー
    トに可溶な螢光染料とからなることを特徴とする硬化性
    組成物。
JP17768386A 1986-07-30 1986-07-30 硬化性組成物 Pending JPS6335674A (ja)

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