JPS633565Y2 - - Google Patents

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JPS633565Y2
JPS633565Y2 JP11101683U JP11101683U JPS633565Y2 JP S633565 Y2 JPS633565 Y2 JP S633565Y2 JP 11101683 U JP11101683 U JP 11101683U JP 11101683 U JP11101683 U JP 11101683U JP S633565 Y2 JPS633565 Y2 JP S633565Y2
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JP
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lever
cab
stopper
lock lever
lock
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JP11101683U
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JPS6018878U (ja
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  • Actuator (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチルトストツパ装置に関する。
キヤブオーバ型自動車のキヤブを最大にチルト
する角度は、点検建屋の広さやキヤブおよびシヤ
シーの前部構造にかかる負荷の制約から、一般的
に50度前後に設定されているものが多い。従つて
チルト時キヤブには下降方向のモーメントが作用
しており、これに対し、キヤブのチルト用油圧シ
リンダがオイルロツク形式のものとされているこ
と、すなわち油圧シリンダの作動を停止したと
き、油圧シリンダに対する油の流入、排出が起こ
らないものであることが要求されている。これは
油圧系の油密が完全に保持されることが前提とな
る。しかしながら、諸種の原因で油の中に混入し
た微粒子が油密を損い、作業者の頭上にキヤブが
下降してくることもあり得ることから、更に上述
のオイルロツク以外の機械的な安全装置が必要と
される。
これに対し一例として特開昭57−77273号公報
において、上端をキヤブにピン連結されると共に
複数の歯を設けられているストツパレバー上の歯
をキヤブ側要素、キヤブのチルト用シリンダ装置
のシリンダ部をシヤシフレーム側要素としてオイ
ルロツクが損われたときに起こるキヤブの下降を
阻止するストツパ装置が構成され、上記ストツパ
レバーを外方に逃がしつつキヤブのチルトアツプ
を進行させる形状が上記ストツパレバーの歯に与
えられていると共に、上記ストツパレバーを回動
して上記ストツパ装置を非作用の状態に移行させ
る操作装置が設けられているものが開示されてい
る。
しかしながら、この装置では、チルト用シリン
ダ装置のキヤブ側との連結点と、ストツパレバー
のキヤブ側連結点とが別個になつているため、チ
ルトダウン時にストツパレバーのロツクを解除し
ないでダウン側にチルトシリンダ装置を作動させ
た場合、各連結点間に偶力が発生する。従つて、
これら連結点を補強する等を余儀なくされ、重
量、コストの増大を招くとともに、スペース上不
利となる。
これに対し本出願人は先に実願昭58−42111号
において、油圧シリンダおよびストツパレバーの
キヤブ側連結点を同一にして、連結点には偶力が
発生しないようにしたチルトストツパ装置を提案
している。
すなわち、第1図ないし第4図において、キヤ
ブ1は、シヤシフレーム2のチルトセンター3の
回りに回動自在に支持され、両者の間には油圧シ
リンダ装置4の油圧シリンダ5が介装されてい
る。この油圧シリンダ5のキヤブ側連結点すなわ
ちブラケツト8aに支持されたローストモーシヨ
ンレバー17に設けられたピン軸7aにブラケツ
ト18によりストツパレバー6が揺動自在に連結
されるとともに、油圧シリンダ5のボデーに設け
たガイド19に挿通され、油圧シリンダ5の軸線
と平行に保持されている。一方ガイド19側に複
数の歯9が形成されている。
このガイド19には、ストツパレバー6の歯9
側に長孔20が穿設され、この長孔20を貫通し
て歯9に係合するロツクレバー21が、ロツクレ
バーピン22により軸支され、ロツクレバーセツ
トスプリング23によりストツパレバー6に係合
するよう付勢されている。
一方ガイド19にはロツクレバーピン22と平
行に解除レバーピン24が設けられて係合解除手
段すなわち解除レバー25を軸支している。
その解除レバー25には、ロツクレバー21に
設けられたピン26に係合してロツクレバー21
をロツク位置から解除位置まで回動し得るような
カム面25aが形成されるとともに、解除レバー
セツトスプリング27により、ロツクレバー21
に対し非作動側へ付勢される一方、先端孔25b
には、ハンドル13に連なる解除ワイヤ28が連
結されている。
また、ガイド19には、常閉のキヤブアツプス
イツチ29、これに対応する押し板30がロツク
レバー21に取付けられ、第5図に示すような電
気回路が設けられており、油圧シリンダ5のフル
ストローク時すなわち最大チルト時に、油圧シリ
ンダ5を駆動しているモータ31を停止させると
ともに、その状態におけるロツクを確認し得るよ
うになつている。第5図において、モータ31と
電源の正極との間には常開リレー32が介装され
ており、リレー32と電源の正極との間に前述の
キヤブアツプスイツチ29、詳細な説明は省略す
る常閉でキヤブが最大ダウン時にキヤブ後部のキ
ヤブロツク装置がロツクした時、オフとなるキヤ
ブダウンスイツチおよびキヤブ昇降時にオンする
常開のプツシユスイツチ34とが直列に介装され
ている。なお、スイツチ29,33の双方がオン
のとき、すなわちキヤブが昇降中のみ鳴らされる
ブザー35が設けられている。
このような構成において、キヤブアツプ時は、
キヤブロツク装置を解除してキヤブダウンスイツ
チ33をオンにした後、プツシユスイツチ34を
オンにしてリレー32を働かせモータ31により
油圧ポンプを駆動するが、油圧シリンダの最大ス
トローク時すなわち最大チルト時に至ると、第6
図に矢印Bで示すように、ロツクレバー21がス
トツパレバー6の端部に入り込み、キヤブの下降
を阻止する。この場合、チルト途中で歯9に係合
した場合とでは、ロツクレバー21の先端の位置
は鎖線で示すように、高さhだけ異り、その分だ
けロツクレバー21の回動角は大きい。この角度
差により押板30に押されてキヤブアツプスイツ
チ29はオフにされ、リレー32の働きによりモ
ータ31を停止させ、油圧ポンプを停止させるの
である。なお、ロツクレバー21は、図示されな
いストツパにより、図中実線で示す位置に係止さ
れ、ストツパレバー9との間には隙間Cが形成さ
れるようになつている。
キヤブダウン時は、解除ワイヤ28を引いて、
第7図に示すように解除レバー25、解除レバー
ピン24を介してロツクレバー21を矢印A方向
で示す時計方向に回動してロツクを解除後、プツ
シユスイツチ34を押してモータ31を回転させ
る。このとき、解除ワイヤ25の引き方が不充分
な場合はロツクレバー21が鎖線の位置すなわち
その先端が途中の歯9よりhだけ下つている位置
まできた所でキヤブアツプスイツチ29がオンの
状態になつてしまい、リレー34が働いてモータ
31は回転し始める。このためストツパレバー6
は隙間Sだけ移動してロツクレバー21に当接
し、油圧シリンダの推力PによるモーメントPlに
より、ロツクレバー21は再び実線で示す原位置
にすなわちロツク位置に戻され、従つてキヤブス
イツチ29はオフにされ、モータ31は停止して
しまう。この状態ではロツクレバー21とストツ
パレバー31は当接して干渉しているので、ロツ
クレバー21を時計方向に回してロツクを解除す
ることはできない。このため、図示されない手動
ポンプにより油圧ポンプを作動させストツパレバ
ー6を上昇させ、ロツクレバー21を回動させて
ロツクを解除しなければならないという欠点があ
る。
従つて本考案の目的は、ロツク解除の誤作動時
すなわち解除ワイヤを充分に引かなかつた時でも
ロツクの解除を容易に行うことができるチルトス
トツパ装置を提供するにある。
かかる目的は、キヤブを油圧シリンダによつて
チルトするようにした油圧チルト車両において、
該油圧シリンダのキヤブ側連結点と一致した点に
揺動自在に連結されたストツパレバーに複数の歯
を形成するとともに、油圧シリンダのフレーム側
に連結された要素に回動自在に前記ストツパレバ
ーの歯あるいは端部と係合してキヤブのチルトダ
ウンを阻止するロツクレバーを取付け、油圧シリ
ンダには前記ストツパレバーを常時前記ロツクレ
バーと係合可能な位置に保持するガイドを設け、
前記ロツクレバーには前記ストツパレバーの歯と
係合させるばね手段および該係合手段を解除させ
る係合解除手段を設け、また前記ロツクレバーが
ストツパレバー端部と係合可能な状態になつたと
き油圧シリンダを駆動するオイルポンプへの電源
回路をオフにするスイツチを設け、さらに前記ス
トツパレバー端部には前記スイツチがオンの状態
で前記ロツクレバーと当接したときロツクレバー
をスイツチオフの位置に回動させることを阻止す
る阻止手段を設けたことにより達成される。
したがつて本考案によれば、誤作動時にはロツ
クレバーはストツパレバーの端部に設けられたロ
ツクレバーのスイツチオフの位置への回動を阻止
する阻止手段に阻止され、ロツク方向に巻込まれ
ることなく容易にロツクを解除することができ
る。
本考案の実施に際し、ストツパレバー端部に設
けられたロツクレバーのスイツチオフの位置への
回動を阻止する阻止手段は、ストツパレバーの端
部に設けられた段部であることが望ましい。
以下第8図を参照して本考案の実施例を説明す
る。第8図において第6図に対応する部分につい
ては、同じ符号で示し、重複説明を省略する。
第8図において、ストツパレバー6の端部に
は、スイツチ29のオフ位置への回動を阻止する
阻止手段すなわち歯9側が凹側となる段部36が
形成されている。この段部36は、ロツクレバー
21が鎖線で示すように、その先端がストツパレ
バー6の途中の歯9よりhだけ下つている位置
で、ストツパレバー6が移動し、ロツクレバー2
1に当接した時ロツクレバー21を係止し、これ
がロツク方向すなわちB方向に巻込まれるのを阻
止するようになつている。
このように構成されているので、キヤブダウン
時、解除ワイヤ28の引き方が不充分で、ロツク
レバー21が鎖線で示す位置すなわちその先端が
途中の歯9よりhだけ下つている位置まできた所
で、キヤブアツプスイツチ29がオンになつて、
ストツパレバー6が移動し、ロツクレバー21に
当接しても、ストツパレバー6の段部36にロツ
クレバー21の先端が引掛かり、それ以上巻込ま
れず、ロツク方向すなわちB方向への回動が阻止
される。従つてキヤブアツプスイツチ29はオン
状態に保たれ、油圧ポンプ5を伸び側に作動させ
すなわち若干チルトさせることにより容易にロツ
クレバー21のロツクを解除することができるの
である。
以上説明したように本考案によれば、ストツパ
レバー端部にロツクレバーをスイツチオンの位置
に回動させることを阻止する阻止手段を設けるよ
うにしたので、誤作動時にロツクレバーは該阻止
手段に阻止され、ロツク方向に巻込まれることな
く、その結果、容易にロツクを解除することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は従来装置を示し、第1図
および第2図は側面図、第3図は正面図、第4図
は要部の斜視図、第5図は電気回路図、第6図は
ロツクレバーの作動状態を示すロツク解除時の側
面図、第7図はチルトの途中時の側面図、第8図
は本考案の1実施例の要部を示す側面図である。 1…キヤブ、5…油圧シリンダ、6…ストツパ
レバー、9…歯、19…ガイド、21…ロツクレ
バー、25…解除レバー、29…キヤブアツプス
イツチ、30…押し板、32…リレー、35…段
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブを油圧シリンダによつてチルトするよう
    にした油圧チルト車両ににおいて、該油圧シリン
    ダのキヤブ側連結点と一致した点に揺動自在に連
    結されたストツパレバーに複数の歯を形成すると
    ともに、油圧シリンダのフレーム側に連結された
    要素に回動自在に前記ストツパレバーの歯あるい
    は端部と係合してキヤブのチルトダウンを阻止す
    るロツクレバーを取付け、油圧シリンダには前記
    ストツパレバーを常時前記ロツクレバーと係合可
    能な位置に保持するガイドを設け、前記ロツクレ
    バーには前記ストツパレバーの歯と係合させるば
    ね手段および該係合手段を解除させる係合解除手
    段を設け、また前記ロツクレバーがストツパレバ
    ー端部と係合可能な状態になつたとき油圧シリン
    ダを駆動するオイルポンプへの電源回路をオフに
    するスイツチを設け、さらに前記ストツパレバー
    端部には前記スイツチがオンの状態で前記ロツク
    レバーと当接したときロツクレバーをスイツチオ
    フの位置に回動させることを阻止する阻止手段を
    設けたことを特徴とするチルトストツパ装置。
JP11101683U 1983-07-19 1983-07-19 チルトストツパ装置 Granted JPS6018878U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11101683U JPS6018878U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 チルトストツパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11101683U JPS6018878U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 チルトストツパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6018878U JPS6018878U (ja) 1985-02-08
JPS633565Y2 true JPS633565Y2 (ja) 1988-01-28

Family

ID=30257956

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11101683U Granted JPS6018878U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 チルトストツパ装置

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JPS6018878U (ja) 1985-02-08

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