JPS6335112B2 - - Google Patents

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JPS6335112B2
JPS6335112B2 JP53049501A JP4950178A JPS6335112B2 JP S6335112 B2 JPS6335112 B2 JP S6335112B2 JP 53049501 A JP53049501 A JP 53049501A JP 4950178 A JP4950178 A JP 4950178A JP S6335112 B2 JPS6335112 B2 JP S6335112B2
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JP
Japan
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region
conductivity type
anode electrode
bipolar transistor
diode
Prior art date
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Expired
Application number
JP53049501A
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English (en)
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JPS54141578A (en
Inventor
Kenichiro Ryono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP4950178A priority Critical patent/JPS54141578A/ja
Publication of JPS54141578A publication Critical patent/JPS54141578A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置、特にシヨツトキーダイオ
ードに関するものである。
従来の一体構造の半導体集積回路装置に於ける
低不純物濃度の半導体層と金属との整流性接合を
用いたいわゆるシヨツトキーダイオードはトラン
ジスタの飽和を押さえスピードを向上させるのに
利用される。しかしながら、シヨツトキーダイオ
ードにパルス状高電圧が接合に対し逆方向に印加
された場合に動作抵抗が増加したり、漏れ電流が
増加し、遂には破壊に至らしめることがある。こ
のような欠点に対する通常の対策として、ガード
リングを入れたり、別個に設けたPN接合ダイオ
ードを並列に接続したりしている。しかしこのよ
うな個別のPN接合ダイオードを並列に接続する
ことはペレツト上の素子占有面積を増大させるの
で、半導体集積回路用としては好しくない。
この発明の目的は、素子占有面積が小さく、過
電圧印加に対して破壊しない、安定なシヨツトキ
ーダイオードを備えた半導体装置を提供すること
にある。
本発明では、一導電型半導体基板に互いに電気
的に分離して形成された複数の逆導電型の島領域
の1つにバイポーラトランジスタが形成され、他
の1つの島領域にシヨツトキーダイオードとPN
接合ツエナーダイオードとの並列接続回路が形成
された半導体装置であつて、前記並列接続回路は
島領域の中央表面に設けられた陽極電極と、該陽
極電極の外周に沿つて抵触するように形成された
一導電型高濃度領域と、該一導電型高濃度領域の
外側と抵触しかつ島領域にまで延在し前記陽極電
極を外側から取り囲むように形成された逆導電型
の高濃度領域と、該逆導電型の高濃度領域のみに
接続された陰極電極とを有し、前記一導電型の高
濃度領域は前記バイポーラトランジスタのベース
濃度と同じ濃度をもち、かつ前記逆導電型の高濃
度領域は前記バイポーラトランジスタのエミツタ
濃度と同じ濃度をもち、前記陰極電極および陽極
電極を前記バイポーラトランジスタのコレクタお
よびベースに夫々接続したことを特徴とする。こ
のような発明によれ通常は、例えば接合面積
25μm×55μmのシヨツトキーダイオードに於い
て、200pFの容量に電圧を印加して、破壊試験を
行うと順方向では200Vまで耐えるが、逆方向で
は100V付近から動作抵抗が変化し始め、160Vで
破壊に至るものが、素子占有面を殆んど増加させ
ることなく、順逆方向ともに200V以上の破壊試
験に耐えるシヨツトキーダイオードが得られる。
次の図面を参照して説明する。第1図は従来の
シヨツトキーダイオードを示し、P型シリコン基
板1(比抵抗1〜40Ω―cm)上にN型の高不純物
濃度の埋込層2(層抵抗9〜30Ω/□)が形成さ
れ、この上にN型のエピタキシアル層3(比抵抗
0.5〜20Ω―cm)が形成されている。このエピタ
キシヤル層3はその上面より基板1に達するP型
の絶縁分離領域4によつて個別に分離された複数
の領域が形成されている。エピタキシヤル層3の
一つの領域にはN型の高不純物濃度の陰極引出し
領域6が形成され、その表面上の酸化膜5には陽
極と陰極の電極引出し用コンタクト窓9,10が
夫々開孔されている。アルミ等の金属を表面に蒸
着し、選択的にエツチングして陰極と陽極になる
電極7,8を形成している。電極7と領域6との
接触は非整流性であり、電極8とエピタキシアル
層3との接触は整流性接合でいわゆるシヨツトキ
ー接合と呼ばれる接合を形成している。
この構造に於いて電極8に負,電極7に正、又
は同じく電極8に負,P型基板1に正の放電パル
ス電圧(容量200pF)を印加すると100〜150V以
下の電圧で、シヨツトキー接合の特性変化もしく
は接合が破壊される。この程度の逆方向耐電圧強
度では通常の組立ライン途中で発生する静電気に
よる破壊をさけることが出来ない。
第2図は本発明の参実施例を示すもので、前記
のような逆方向耐電圧強度を改善するために逆方
向降伏電圧が6〜8VのPN接合ダイオードを第3
図に等価回路を示すように接続したものである。
比抵抗1〜40Ω―cmのP型シリコン基板21に層
抵抗9〜30Ω/□のN型高不純物濃度の埋込層2
2を形成した後、比抵抗0.5〜20Ω―cmのN極エ
ピタキシヤル層23を形成する。P型不純物をエ
ピタキシヤル層23を貫通するように拡散して、
P型絶縁分離領域4によつてエピタキシヤル層を
互いに電気的に分離された複数の領域を形成す
る。次にシヨツトキー接合の周囲に漏れ電流を防
止するために、いわゆるガードリングと称する高
不純物濃度のP型拡散領域31を形成し(これは
本発明を半導体集積回路等に適用する場合には通
常のバイポーラトランジスタのベース領域と同時
に形成できる。層抵抗はρs=100〜300Ω/□であ
る。)次にこの領域31の外側の部分とN型エピ
タキシヤル層33との双方に接触するように、高
不純物濃度のN型拡散領域26を形成し(これは
前記と同様に通常のバイポーラトランジスタのエ
ミツタ領域と同時に形成できる。層抵抗はρs=2
〜10Ω/□である。)しかる後表面上の二酸化シ
リコン膜25に陰極,陽極の電極引出し用コンタ
クト窓29,30を夫々設け、蒸着アルミニウム
を選択エツチングして電極27,28を形成した
ものである。電極27は領域26と非整流接合を
成し、電極28は、エピタキシアル層23とシヨ
ツトキー接合を成し、且つP型領域31とは非整
流性接合を成している。その結果第3図の様な等
価回路で示すことが出来る。すなわち、陰極リー
ド14と陽極リード15との間にシヨツトキーダ
イオード12とPN接合ダイオード13とが並列
接続されている。PN接合ダイオード13はこの
場合NPNトランジスタのエミツターベース接合
と同じ特性を示し逆方向降伏電圧は6〜8Vであ
る。従つてこの降伏電圧はシヨツトキーダイオー
ド12の60〜200Vに比べて小さく、シヨツトキ
ーダイオードより先にPN接合ダイオードが導通
しシヨツトキー接合を破壊から保護することが出
来る。
電極8に負,P型シリコン基板1に正の電圧パ
ルスを印加した場合にも基板21→エピタキシヤ
ル層23→N型高濃度領域26→P型領域31→
電極28の通路が先に導通し、シヨツトキー接合
を保護することが出来る。
第4図はトランジスタに適用した本発明一実施
例の等価回路を示した図である。16,17,1
8はそれぞれNPNトランジスタ19もしくはト
ランジスタ等価物のコレクタ,ベース,エミツタ
である。このトランジスタ19のコレクタ―ベー
ス間には第2図で実現されるシヨツトキーダイオ
ード12とPN接合ダイオード13との並列接続
が接続されている。
従来このようなダイオードのない場合には、ト
ランジスタが飽和して、即ちコレクタ―ベース接
合が順方向となり、ベースから少数キヤリアの注
入があり、キヤリアの蓄積の為にスイツチングス
ピードが落ちることは周知の通りである。これを
防ぐために、コレクタ―ベースの間にシヨツトキ
ーダイオードのみを並列に接続する方法がとられ
ていた。コレクタ―ベース間とシヨツトキーダイ
オードの逆耐圧を比較すると、シヨツトキーダイ
オードの方が低く、パルス状高電圧に対しても弱
い。この点本発明の一実施例によればシヨツトキ
ーダイオードと並列に、さらに逆耐圧6〜7Vの
PN接合ツエナーダイオード13を並列に接続し
ており、これによりコレクターベースの耐圧はツ
エナーダイオード13の耐圧で決つてしまうがコ
レクタ側に高電圧が印加された場合に、電流はツ
エナーダイオード側にほとんど流れシヨツトキー
ダイオードを保護することが出来る。
以上説明したように、本発明によれば、シヨツ
トキーダイオードの保護のためのPN接合ダイオ
ードを余分な面積を殆んど必要とせず、並列に挿
入することが出来、外来の高電圧パルスに対して
非常に安定なシヨツトキーダイオードを備えた半
導体装置を得ることが出来る。以上の説明はP型
基板について行なつたがN型基板についても本発
明を適用し得ることはいうまでもないことであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシヨツトキーダイオードを示す
概略断面図、第2図は本発明の参実施例によるシ
ヨツトキーダイオードの概略断面図である。第3
図は本発明によるシヨツトキーダイオードの等価
回路図である。第4図は本発明の一実施例による
等価回路図である。 1,21……P型シリコン基板、2,22……
N型高不純物濃度埋込領域、3,23……N型エ
ピタキシアル層、4,24……P型絶縁分離領
域、5,25……酸化シリコン膜、6,26……
N型高不純物濃度拡散領域、7,27……陰電極
端子、8,28……陽電極端子、9,29……陰
電極コンタクト窓、10,30……陽電極コンタ
クト窓、11,31……P型高不純物濃度拡散領
域(ガードリング)、12……シヨツトキーダイ
オード、13……PN接合ダイオード(低逆方向
降伏電圧)、14……陰極リード、15……陽極
リード、16……コレクタ端子、17……ベース
端子、18……エミツタ端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一導電型半導体基板に互いに電気的に分離し
    て形成された複数の逆導電型の島領域の1つにバ
    イポーラトランジスタが形成され、他の1つの島
    領域にシヨツトキーダイオードとPN接合ツエナ
    ーダイオードとの並列接続回路が形成された半導
    体装置であつて、前記並列接続回路は島領域の中
    央表面に設けられた陽極電極と、該陽極電極の外
    周に沿つて抵触するように形成された一導電型高
    濃度領域と、該一導電型高濃度領域の外側と抵触
    しかつ島領域にまで延在し前記陽極電極を外側か
    ら取り囲むように形成された逆導電型の高濃度領
    域と、該逆導電型の高濃度領域のみに接続された
    陰極電極とを有し、前記一導電型の高濃度領域は
    前記バイポーラトランジスタのベース濃度と同じ
    濃度をもち、かつ前記逆導電型の高濃度領域は前
    記バイポーラトランジスタのエミツタ濃度と同じ
    濃度をもち、前記陰極電極および陽極電極を前記
    バイポーラトランジスタのコレクタおよびベース
    に夫々接続したことを特徴とする半導体装置。
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JPS61166164A (ja) * 1985-01-18 1986-07-26 Sanyo Electric Co Ltd シヨツトキバリア半導体装置
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JPS4823334U (ja) * 1971-07-27 1973-03-16

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