JPS6334907B2 - - Google Patents

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JPS6334907B2
JPS6334907B2 JP56061610A JP6161081A JPS6334907B2 JP S6334907 B2 JPS6334907 B2 JP S6334907B2 JP 56061610 A JP56061610 A JP 56061610A JP 6161081 A JP6161081 A JP 6161081A JP S6334907 B2 JPS6334907 B2 JP S6334907B2
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monomer
acrylic copolymer
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JP56061610A
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Hideo Sukai
Motoshi Yabuta
Yoshio Sasaki
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は非水分散性樹脂被覆組成物に関する。
さらに詳しくは、被覆の耐衝撃性に優れる熱硬化
性の非水分散性樹脂被覆組成物に関する。 従来、熱硬化性の被覆組成物としてアクリル共
重合樹脂−メラミン樹脂系組成物が広く使用され
てきたが、その中でアクリル系非水分散性樹脂を
成分とするものは、塗料組成物として低公害性、
省資源性、及びその特異な流動特性によるところ
の塗装作業性、耐久性等に優れており、主に機
器、自動車等のメタリツク塗装を中心に多く使用
されるようになつてきた。 かかる非水分散性樹脂組成物においては、顔料
等の配合例が多く含まれるような系、即ちメタリ
ツク塗装の2コート・1ベーク方式におけるメタ
リツクベース塗料において多量の顔料が含まれる
濃色塗料系の場合には、得られる塗膜が脆く、耐
衝撃性に劣るという欠陥を内蔵している。 一方、上述の如き非水分散性樹脂と同様に不均
一構造を有するABS(アクリロニトリル/ブタジ
エン/スチレン)樹脂は、その耐衝撃性に大きな
特徴を有し、製造方法等についても数多くの特許
文献が見られる。 ABS樹脂は、通常ポリブタジエンにアクリロ
ニトリルとスチレンモノマーをグラフト重合させ
て製造される。特公昭55−9411号公報には、ブタ
ジエン−1,3ゴムのラテツクス粒子を、架橋さ
れた硬質の共重合樹脂ラテツクス粒子とブレンド
して凝結させ、このラテツクスにSAN(スチレン
−アクリロニトリル)モノマーを添加し、水性分
散液中でグラフトオーバー重合せしめることによ
つて得られるABSタフナーの製造方法が記載さ
れている。 また、n−ヘプタン中におけるP−tert−ブチ
ルスチレン−イソブレン−スチレン共重合体のア
ニオン重合による製造については、K.E.J.
Barrett著のDispersion Polymerization in
Organic Media(1975)第238〜239頁に述べられ
ている。 本発明者らは、これらのABS樹脂がポリブタ
ジエンを分散粒子としているのに対し、ガラス転
移温度の比較的低温域にあるアクリル系共重合体
を分散粒子とし、分散粒子を塗膜形成後にも膜中
に存在させ、かつ膜中の分散粒子の含有量を適度
な領域に設定することにより、塗膜として所期の
表面硬度を維持させつつ、しかも優れた耐衝撃性
を示すアクリル系非水分散性樹脂被覆組成物を提
供するものである。 即ち本発明は、アクリル系共重合体からなる非
水分散性樹脂と架橋剤を主成分とする被覆組成物
において、 〔〕 ビニル系化合物、(シクロ)アルキル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシ(メタ)
アクリレート、α,β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸、ならびにグリシジル基含有ビニル
系化合物及び(メタ)アクリルアミド類からな
る単量体群より選ばれた単量体につき、 成分A、単量体、、及びより構成さ
れ、かつその構成中の単量体が5〜40%(重
量%、以下同じ)、単量体が0.5〜5%である
アクリル系共重合体、 成分B、単量体、、及びより構成さ
れ、かつその構成中の単量体が5〜40%、単
量体が0.5〜5%であるアクリル系共重合体
に、単量体を付加せしめた分散安定剤、及び 成分C、単量体、、及びより構成さ
れ、成分Bの存在下において脂肪族炭化水素溶
剤を含む有機溶媒中でグラフト重合せしめた分
散粒子からなるアクリル系非水分散性樹脂と、 〔〕 アルキルエーテル化メラミン・ホルムアル
デヒド縮合物とを主成分とする非水分散性樹脂
被覆組成物に関するものである。 以下、本発明の内容について詳細に述べる。 上記組成物の各成分のうち、〔〕の成分A、
成分B、成分Cはいずれもアクリル系共重合体で
あり、これらを通じ単量体構成は以下のものであ
る。 ビニル系化合物:スチレン、ビニルトルエ
ン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、アクリ
ロニトリル、メタアクリロニトリルの如きビニ
ル系化合物; (シクロ)アルキル(メタ)アクリレート:
メチルアクリレート、メチルメタクリレート、
エチルアクリレート、エチルメタクリレート、
n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリ
レート、i−ブチルアクリレート、i−ブチル
メタクリレート、tert−ブチルアクリレート、
tert−ブチルメタクリレート、シクロヘキシル
アクリレート、シクロヘキシルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、ラウリルアクリ
レート、ラウリルメタクリレート、ステアリル
アクリレート、ステアリルメタクリレート等の
如きアクリル酸またはメタクリル酸の、炭素原
子数が1〜24個のアルキルまたはシクロアルキ
ルエステル; ヒドロキシ(メタ)アクリレート:2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアク
リレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート
等の如きアクリル酸またはメタクリル酸の、炭
素原子数が1〜24個のヒドロキシアルキルエス
テル; α,β−エチレン性不飽和カルボン酸:アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン
酸等の如きα,β−エチレン性不飽和カルボン
酸; グリシジル基含有ビニル化合物及び(メタ)
アクリルアミド類:グリシジルアクリレート、
グリシジルメタクリレート、グリシジルメタク
リルアミド、アリルグリシジルエーテルの如き
グリシジル基含有ビニル系化合物や、アクリル
アミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリ
ルアミド、N−エチルメタクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タクリルアミドの如き官能性アクリルまたはメ
タクリルアミド、 成分Aのアクリル系共重合体は上記〜から
選ばれた単量体を用い、芳香族炭化水素(例えば
キシレン)とアルコール(例えばn−ブチルアル
コール)の混合溶剤中で、アゾビスイソブチロニ
トリル等の重合開始剤を用いて共重合せしめるこ
とによつて得られる。 その際の単量体構成としては、上記単量体の
如きOH基含有単量体を5〜40%、好ましくは10
〜25%、及びの如きα,β−不飽和カルボン酸
を0.5〜5%好ましく1〜4%含有することが必
要である。 以上により得られたアクリル系共重合体は重量
平均分子量が約5000〜約100000、好ましくは約
8000〜約30000で、ガラス転移温度が10〜100℃、
好ましくは30〜80℃であり、溶解性パラメーター
は9.0以の特性値を有する。重量平均分子量が
5000より小さい場合、充分な可撓性塗膜が得られ
ず、一方100000を越える場合には、溶剤に対する
溶解性が低下し粘度が高くなり、省資源性や塗装
作業性が劣りいずれの場合も不適当である。また
ガラス転移温度が10℃より低いと所期の表面硬度
が得られない。さらに溶解性パラメーターが9.0
より高いと溶剤に対する溶解性が低下し、不適当
である。 ここでガラス転移温度Tg及び溶解性パラメー
ターδは以下の式により理論的に求められる。 100/Tg=a/Tga+b/Tgb+……… (Tg:共重合体のガラス転移温度〔〓〕 Tga、Tgb:単量体a、b等のホモポリマーのガ
ラス転移温度〔〓〕 a、b等:単量体a、b等の重量%) δ×100=(δa×a)+(δb×b)+……… (δ:共重合体の溶解性パラメーター δa、δb等:単量体a、b等の溶解性パラメーター a、b等:単量体a、b等の重量%) 成分Bの分散安定剤は次のようにして作られ
る。まず成分Aのアクリル系共重合体の組成と同
様に、単量体、、及びを用い、芳香族炭
化水素とアルコールとの混合溶剤中で、アソビス
イソブチロニトリル等の重合開始剤を用いて共重
合せしめる。その際単量体構成中に、単量体の
OH基含有単量体を5〜40%、好ましくは10〜25
%、の如きα,β−エチレン性不飽和カルボン
酸を0.5〜5%、好ましくは1〜4%含有せしめ
る。以上により得られたアクリル系共重合体は、
重量平均分子量が約5000〜約50000、好ましくは
約8000〜約30000で、ガラス転移温度が10〜100
℃、好ましくは30〜80℃であり、溶解性パラメー
ターは9.0以下の特性値を有する。次いで、この
アクリル系共重合体に単量体のグリシジル基含
有ビニル化合物や(メタ)アクリルアミド類を、
4−tert−ブチルピロカテコールのようなオレフ
イン系に対する重合禁止剤を用いて付加せしめ、
分散安定剤とする。 成分Cの分散粒子は次のようにして作られる。
まず単量体、、及びより構成される単量
体混合組成を採用する。その際単量体として、
好ましくはメチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、n−ブチルアクリレート、i−ブチルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ラ
ウリルメタクリレート及び2−エチルヘキシルメ
タクリレートより選ばれた1種以上が用いられ、
また単量体は、好ましくは2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート及び/またはヒドロキシプロピル
アクリレートを使用する。このような単量体混合
物50〜80%と、前述した分散安定剤(成分B)50
〜20%の混合物を、アゾビスイソブチロニトリル
等の重合開始剤を用いて、脂肪族炭化水素系溶
剤、例えばヘプタン等の貧溶媒とn−ブチルアル
コール等の良溶媒を使用した混合溶剤中でグラフ
ト重合させ平均粒径0.5〜5ミクロン(μ)の分
散樹脂粒子を形成させる。この場合、単量体混合
物が80%以上では生成される分散粒子の平均粒径
は5μ以上となり、貯蔵時の安定性が劣り、不適
当である。一方、分散安定剤の量が50%以上にな
ると、平均粒径が0.5μ以下となり、塗膜中の粒子
の存在による耐衝撃性向上効果が小さい。なお、
ここで言う平均粒径は粒径分布の累積値が50%を
示す粒径すなわちメジアン径を意味し、少なくと
も3個以上のランダムサンプルにつき顕微鏡観察
を行なつてそれぞれメジアン径を求め、これを算
術平均した値で表わす。 また、分散粒子とグラフト重合している分散安
定剤の量は、非水分散性樹脂中の全分散安定剤量
の25〜60%、好ましくは30〜50%の範囲が採用さ
れる。60%以上では平均粒径が0.5μ以下となり、
25%以下では平均粒径が5μ以上となりやすい。
さらに上記グラフト重合において使用する有機溶
剤のうち、貧溶媒は単量体混合物量の30%以上使
用する必要がある。貧溶媒が30%以下では分散粒
子は膨潤し、粘度が上昇する傾向を示す。このよ
うな粘度上昇により、塗装粘度調整のための希釈
溶剤が大量に必要となり、その結果省資源性や塗
装作業性に優れるといつた非水分散性樹脂の有利
性が著しく損われる。 このようにして得られた分散粒子の性質は、平
均粒径が0.5〜5μ、好ましくは0.7〜3.5μ、重量平
均分子量が約100000〜約1000000、ガラス転移温
度が−50〜−10℃で、溶解性パラメーターが9.5
以上である。ここで、ガラス転移温度が−10℃以
上では耐衝撃性に優れた塗膜は得られず、また溶
解性パラメーターが9.5以下では生成される塗膜
は、粒子が相互に融合したいわゆる均一構造をも
つ塗膜となり、耐衝撃性は低下する。 本発明の成分〔〕であるアルキルエーテル化
メラミン−ホルムアルデヒド縮合物は、アクリル
系共重合体である成分A・成分B・成分C系ある
いは成分A・成分C系中のOH基と反応し、架橋
三次元化させるための硬化剤であり、かかるアル
キルエーテル化メラミン−ホルムアルデヒド縮合
物としては、例えばブチル化メラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂、メチル化メラミン−ホルムアルデ
ヒド樹脂、あるいはこれらの混合物が使用される
が、上記例示の樹脂に限定されるものではない。 本発明の非水分散性樹脂被覆組成物は、以上に
説明したアクリル系共重合体A、分散安定剤B、
分散粒子C、及びアルキルエーテル化メラミン−
ホルムアルデヒド縮合物〔〕を樹脂固形分の重
量比で、(A):(B):(C):〔〕=(5〜70):(5〜
30):(20〜60):(10〜40)、好ましくは(A):(B):
(C):〔〕=(10〜50):(10〜25):(25〜50):
(15
〜35)の割合で混合することにより得られる。本
発明は特に分散粒子Cの配合比率が、20〜60、好
ましくは25〜50であることに特徴を有する。即
ち、在来の非水分散性樹脂と異なり、本発明の組
成物は硬化後も分散粒子が塗膜中に分散して存在
するいわゆる不均一構造をとり、その分散粒子の
含有率が上記範囲内にあるとき、塗膜中の粒子が
適正な分布状態を形成し、生成される塗膜の耐衝
撃性を最も良好な水準に維持させる効果を奏する
からである。 本発明の組成物中には、塗料製造分野において
公知の各種顔料、助剤、添加剤等を何ら支障なく
配合することができ、また、かくして得られた塗
料は公知の塗装方法によつて使用に供することが
できる。 そして、本発明の被覆組成物から得られる塗膜
は、熱硬化性被膜として充分な表面硬度を維持し
ながら、しかも優れた耐衝撃性を具備するという
従来の非水分散性樹脂塗料にない長所を有するも
のである。 本発明をさらに具体的に説明するため、以下に
実施例及び比較例を示す。 実施例1〜3及び比較例1〜3 (a) アクリル系共重合体の製造 撹拌機、還流冷却管及び温度計を備えた4つ
口フラスコ中に、n−ブチルアルコール75重量
部、キシレン75重量部を入れ、撹拌しながら
115℃に昇温した。それに、表1に示すような
構成の単量体と重合開始剤の混合物を3時間か
けて徐々に滴下した。滴下終了1時間後にも重
量開始剤をキシレン16.7重量部に溶かして1.5
時間かけて滴下した。かくして生成した共重合
体液3種の固形分は60%であつた。共重合体液
の粘度ならびに共重合体の重量平均分子量、ガ
ラス転移温度および溶解性パラメーターを表1
に示す。 (b) 分散安定剤の製造 撹拌機、還流冷却管及び温度計を備えた4つ
口フラスコ中に、n−ブチルアルコール75重量
部、キシレン75重量部を入れ、撹拌しながら
115℃に昇温した。それに、表2に示すような
構成の単量体と重合開始剤の混合物を3時間か
けて徐々に滴下した。滴下終了1時間後にも重
合開始剤をキシレン16.7重量部に溶かして1.5
時間かけて滴下した。かくして生成したアクリ
ル系共重合体100重量部に対して、グリシジル
メタクリレート1.75重量部、及び4−tert−ブ
チルピロカテコール0.025重量部を添加し、初
期の酸価より2.8だけ低い値を示すまで撹拌及
び還流加熱して固形分60%の分散安定剤を製造
した。 (c) 分散粒子の製造 撹拌機、還流冷却器及び温度計を備えた4つ
口フラスコ中に、n−ヘプタン35重量部、n−
ブチルアルコール100重量部、キシレン155重量
部、(b)で製造した分散安定剤67重量部(固形分
として)、及びtert−ブチルパーオキシ2−エ
チルヘキサフエート0.3重量部を入れ、87℃に
昇温後、表3に示した構成の単量体混合物を3
時間かけて徐々に滴下して3種類の分散粒子液
を製造した。固形分は50%であつた。これらの
分散粒子の平均粒径、重量平均分子量(推定)、
ガラス転移温度、及び溶解性パラメーターを表
3に示す。 (d) アルキルエーテル化メラミン・ホルムアルデ
ヒド縮合物 ユーバンNM−20SE(商品名、三井東圧化学
株式会社製品、n−ブトキシ変性、固形分60
%)。 (e) 熱硬化性被覆組成物の製造 (a)で得られたアクリル系共重合体(成分A)
を20%(固形分)、(b)の分散安定剤(成分B)
を20%(固形分)、(c)の分散粒子(成分C)を
30%(固形分)、(d)のユーバンNM−20SEを30
%(固形分)の配合比率とし、成分A、B及び
Cの組合せについて表4に示すものを用いて熱
硬化性被覆組成物を製造した。ただし比較例2
では、成分B及びCを用いず成分A70%(固形
分)、ユーバンNM−20SE30%(固形分)の配
合(溶液型塗料)を採用した。また実施例3及
び比較例3においては、成分A中にフタロシア
ニンブルーを分散し、その配合量は上記4成分
合計の全樹脂固形分100重量部に対し10重量部
となるようにした。 試験方法及び結果 前述の方法で調製した各組成物を、ウエツト膜
厚ゲージ100μのアプリケーターで、リン酸亜鉛
処理を施した0.8mm厚のダル鋼板に塗装し、140℃
で30分間焼付を行つて塗板を得た。これらの塗板
につき表5のような各試験項目に関して評価した
結果を示す。 以上の各例からも明らかなように、本発明の非
水分散性樹脂被覆組成物から得られる塗膜は、表
面の硬度を所望の水準に維持しながら、すぐれた
耐衝撃性を有しており、工業塗装の分野で有用性
が高いことがわかる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 注) 実施例3及び比較例3は組成物中に
顔料としてフタロシアニンブルーを
配合。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクリル系共重合体からなる非水分散性樹脂
    と架橋剤を主成分とする被覆組成物において、 〔〕 ビニル系化合物、(シクロ)アルキル
    (メタ)アクリレート、ヒドロキシ(メタ)
    アクリレート、α,β−エチレン性不飽和カ
    ルボン酸、ならびにグリシジル基含有ビニル
    系化合物及び(メタ)アクリルアミド類からな
    る単量体群より選ばれた単量体につき、 成分A:単量体、、及びより構成さ
    れ、かつその構成中の単量体が5〜40重量
    %、単量体が0.5〜5重量%であるアクリ
    ル系共重合体、 成分B:単量体、、及びより構成さ
    れ、かつその構成中の単量体が5〜40重量
    %、単量体が0.5〜5重量%であるアクリ
    ル系共重合体に、単量体を付加せしめた分
    散安剤、及び、 成分C:単量体、、及びより構成さ
    れ、成分Bの存在下において脂肪族炭化水素
    溶剤を含む有機溶媒中でグラフト重合せしめ
    た分散粒子からなるアクリル系非水分散性樹
    脂と、 〔〕 アルキルエーテル化メラミン・ホルムアル
    デヒド縮合物とを 主成分とする非水分散性樹脂被覆組成物。 2 成分Cの分散粒子が、該非水分散性樹脂中の
    分散安定剤の25〜60重量%とグラフト重合してい
    る特許請求の範囲第1項記載の非水分散性樹脂被
    覆組成物。 3 (イ) 成分Aであるアクリル系共重合体の重量
    平均分子量が約5000〜約100000、ガラス転移温
    度が10〜100℃、溶解性パラメーターが9.0以
    下、 (ロ) 成分Bである分散安定剤の重量平均分子量が
    約5000〜約50000、ガラス転移温度が10〜100
    ℃、溶解性パラメーターが9.0以下、 (ハ) 成分Cである分散粒子の平均粒径が0.5〜5
    ミクロン、重量平均分子量が約100000〜約
    1000000、ガラス転移温度が−50〜−10℃、溶
    解性パラメーターが9.5以上 である特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    非水分散性樹脂被覆組成物。 4 〔〕の成分A、成分B、成分C及び〔〕
    の配合量(部)が、樹脂固形分の重量比でA・5
    〜70、B・5〜30、C・20〜60、〔〕・10〜40で
    ある特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
    記載の非水分散性樹脂被覆組成物。
JP6161081A 1981-04-23 1981-04-23 Non-aqueous dispersible resin coating composition Granted JPS57177068A (en)

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