JPS6334781A - 磁気テ−プカセツト保護フイルム層の製造方法 - Google Patents

磁気テ−プカセツト保護フイルム層の製造方法

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JPS6334781A
JPS6334781A JP17717986A JP17717986A JPS6334781A JP S6334781 A JPS6334781 A JP S6334781A JP 17717986 A JP17717986 A JP 17717986A JP 17717986 A JP17717986 A JP 17717986A JP S6334781 A JPS6334781 A JP S6334781A
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Japan
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film layer
protective film
magnetic tape
cassette
mold
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Kengo Oishi
健吾 大石
Osamu Suzuki
収 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気テープカセットの製造方法に関し、さらに
詳しくは表面に高分子材料等により作られた保護フィル
ム層が形成されたカセットボディを有する磁気テープカ
セットの製造方法に関するものである。
(従来の技術) 磁気テープ力セツ1−は、カセットボディ内に磁気テー
プが巻回された巻回ハブを内蔵保持して構成される。こ
のカセットボディは、通常、プラスチック材料等の射出
成形によって作られ、この成形の後、デザイン効果を得
ることなどを目的としてボディ外面に所定のデザインが
施された紙等を貼付したり、所定のデザインを直接印刷
したりされる。
どころが、このようにしたのでは、ボディを射出成形す
る工程と、ボディ外面に紙等を貼付する工程もしくは印
刷工程とが必要になるため、射出成形時に同時にボディ
外面への所定のデザインの印刷を行なわせる転写成形と
いう手段が考え出された。この転写成形について、以下
、第6図を参照して簡単に説明する。射出成形は、2個
の金型1.2を用いて行なわれ、両金型1,2が合わさ
れたとき両金型1.2の凹部3,4によって形成される
カセットハーフの形状に対応した空間内に、ゲート1a
から射出孔1bを介してプラスチック材料等の溶融材料
を射出することによりなされる。転写成形を行なう場合
には、両金型1.2を離した状態で両金型1,2の間に
、所定のデザインを右するインク層を設けた転写フィル
ム5を配置し、この転写フィルム5を挟んで両金型1,
2を合わせる。この後、ゲート1aから所定の溶融材料
の射出を行ない、転写フィルム5を金型2の四部4へ押
付けるようにして四部3.4によって形成された金型内
空間に溶融材料を充満させる。このとき、転写フィルム
5は、第7図に示すように、ベースフィルム6上に剥離
17、インク層8、接着層9がこの順に積層されて作ら
れており、接着層9の表面に射出された溶融材料が触れ
ると、接着層9によりインクH8が射出材料すなわちカ
セットの表面に接合され、剥離層7によりベースフィル
ム6はカセット表面から簡単に剥がすことができるよう
になる。このため、この後、金型空間内に充満した材料
が冷えて固まってできたボディを取出し、ベースフィル
ム6をはがせば、転写フィルム5上のインク層8はボデ
ィの表面に転写された状態で残される。
このように、カセットボディの表面にインク層を転写し
た場合、このインク層はカセット表面において外部に露
出し、さらにこの転写成形によるインク層の被膜強度が
あまり強くないため、磁気テープカセット使用中にイン
ク層がこすられたりして剥がれる可能性がある。
さらに、上記のように、プラスチック材料等の射出成形
によりカセットボディを作れば、その製造が容易で大量
生産も簡単なのであるが、このようにして作られたカセ
ットボディは、プラスチックfyプラスチック材料の特
性の故に、比較的衝撃強度が低く、磁気テープカセット
を誤って床の上に落した場合等に、ボディが破損しやす
いという問題がある。
このようなことから、本出願人は、上記転写成形に用い
る転写フィルム5における剥離層7を取り除いた保護フ
ィルムを用いて上記転写成形と同様の射出成形を行ない
、カセットボディの表面にこの保護フィルム自体を一体
接合させて保護フィルム層を形成せしめたカセットボデ
ィについて提案した。このようにすれば、インク層は保
護フィルム層の内面に位置し、この保護フィルム層をな
すベースフィルムにより覆われているため、カセット使
用中にインク層が剥がれるという問題は生じなくなる。
さらに、この保護フィルム層がカセットボディの稜部ま
で覆うようにしておけば、たとえ射出成形材料の衝撃強
度が低く破損しやすくても、これを外面から覆う保護フ
ィルム層によって衝撃強度が高められ、カセットボディ
の破損の問題も少なくなる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、カセッ1−ボディ表面に射出成形と同時
に保護フィルム層を接合形成するには、第6図に示す金
型1,2の間に転写フィルム5に代えて保護フィルムを
配して射出成形を行なうことになる。この保護フィルム
は帯状のフィルムを射出成形の度に1コマずつ送り、連
続的な射出成形を行なわせることができるようにされる
のであるが、このため、射出成形の度に帯状フィルムを
所定の大きさに打抜き切断し、この打抜いた保護フィル
ムを金型内に位置せしめてカセットボディ表面へ保護フ
ィルム層を形成させる必要がある。この打扱き切断を、
射出成形後に行なようにした場合、射出成形後の打扱き
は難しく且つ打抜き工程が別途必要となり、生産効率の
低下、生産コストの増大を招き望ましくない。また、金
型に切断部を設は金型を合わせたときにこの切断部によ
って保護フィルムを所定の大きさに打抜き切断するとい
う方法もあるが、これでは金型の切断部の摩耗が大ぎく
、金型の寿命が短くなるという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのようなことから、磁気テープカセットにお
りるカセットボディの表面に保護フィルム層を接合形成
させる場合での保護フィルム層の製造に際し、上記のよ
うな生産効率の低下や生産コストの増大を招くことなく
、また、金型の寿命をあまり低下させることのない製造
方法を得ようとするもので、このための手段として以下
の方法を用いる。
この製造方法は、まず、連結部を残して所望の形状に打
扱かれるとともに該連結部を介して帯状に繋がった複数
の保護フィルム層からなる帯状フィルムを、射出成形用
の2個の金型の間に位置せしめるステップと、この侵上
記2個の金型を合わせて上記帯状フィルムの1つの保護
フィルム層を金型内に位置せしめるとともにこの金型に
よって連結部を挾持するステップと、この後、金型内へ
プラスチック材料等の射出材料を射出供給して、カセッ
トボディの表面に保護フィルム層を一体接合させるステ
ップとからなる。
(実施例) 以下、図面により本発明の好ましい実施例について説明
する。
本発明に係る製造方法について説明する前に、まず、こ
の方法によって製造された保護フィルム層を有する磁気
テープカセットについて説明する。
この磁気テープカセットは上ハーフ11および下ハーフ
15を合わせてなるカセットボディと、この力セラ1〜
ボデイの一対のハブ部111)、11bおよび15b。
15b下ハーフ15のハブ部15b、15bは図示せず
)に回転自在に内蔵保持された一対の巻回ハブ21.2
1と、この巻回ハブに巻回された磁気テープ22とから
なる。上ハーフ11および下ハーフ15はそれぞれ別個
に射出成形されるのであるが、第1図の矢印II−II
に沿った断面を示す第4図に示すように、各ハーフ 1
1.15はプラスプラスチック等の射出材料からなるベ
ースボディ 13.17と、このベースボディ 13.
17の表面を覆う保護フィルム層12.16とからなる
。なお、このとき保護フィルム層12.16は各ハーフ
 11.15の稜部11a、15aを少なくとも覆って
形成されるのがカセットボディの強化という点から望ま
しい。
この保護フィルム層12.16は各ハーフ 11.1!
iを射出成形するときに、この射出成形と同時に各ハー
フ11.15の表面に接合形成されるものであり、次に
この保護フィルム層12.16の形成を行なわせる製造
方法について、第1図に基づいて説明する。
なお、このカセットボディは第1図に示した金型31.
32を用いて作られるのであるが、以下にJ3いては上
ハーフ11の射出成形を例に挙げて説明する。
まず、金型31,32が離されこの間に複数の保護フィ
ルム112を連続して繋げて作られた帯状フィルムが位
置せしめられる。この帯状フィルムは、その断面を第5
図に示すように、ベースフィルム12aの内面側(ベー
スボディ13と接触する側)に、磁気テープカセットの
外観を表わすデザイン等が施されたインク層12bおよ
びこの保護フィルム位12をベースボディ13に接合さ
せるための接着剤層12cを、この順に積層してなるも
のである3、なお、このベースフィルム12aの材料と
しては、ポリ1チレン、ポリエチレンテレフタレート、
ボリゾLコピレン、トリアセテートセルロース等の高分
子材料が使用されることが多い。
さらに、この保護フィルム1IJ12は第1図に示すよ
うに、帯状の良いフィルムに、所定の大きさの接合部1
2fの輪郭を形成する輪郭用打抜き12dおよび横方向
に延びて各保護フィルム層を区分する区分用打抜き12
eを設けて形成されており、複数の保護フィルム層とな
る接合部12fが連続して繋がった状態で形成せしめら
れている。この場合、輪郭用打抜き12dは上下中央部
において繋がっており、中央部から区分用打抜き12e
に繋がる部分により連結部12(]が形成されている。
すなわち、射出成形においてカセットボディ表面に接合
されて保護フィルム12を形成する接合部12fは、連
結部12gにより連続して帯状に繋がれている。
このような帯状フィルムをその内面がゲート1aを有す
る金型1と対向するようにして、接合部12fを両金型
31,32の凹部33,34凹部33は図示せず)によ
って形成された空間内に位置せしめるとともに、両金型
31.32によって連結部12gを挾持せしめ、この後
ゲート1aから射出孔1bを介して射出材料を凹部33
,34によって形成された空間内へ射出供給する。なお
、連結部12個の挾持に際して図中破線に沿って連結部
12(Jの左右が切断され、連結部12(Jおよび接合
部12fが外枠部から切り離され、この切り離された状
態で連結部1217が金型31,32により挾持される
。このようにすると、連結部129が金型31,32に
挾持されたまま接合部12「が金型32の凹部34に押
付けられた状態で両凹部33.34によって形成された
空間内に射出材料が充満する。
このとき、この射出材料は保護フィルム層12の接着剤
12cと接触し、接着剤により保護フィルム層12をな
すベースフィルム12aおよびインク層12bが、射出
材料が冷えて固まったベースボディ13の表面に接合さ
れる。
このようにして射出成形された上ハーフを金型31.3
2から取り外した状態で示すのが第2図であり、この図
から分かるように上ハーフ15の外表面には接合部12
「が接合されて保護フィルム層12が形成されており、
この接合部12fに繋がる連結部12(J、 12Qが
上ハーフ15から上下に伸びている。この連結部12g
、12gは切断してもよいし、上ハーフ15内へ折り曲
げ接着してもよい。
なお1、射出成形時に接合部12fが凹部34に押し付
けられるため、金型31,32により挾持された連結部
12gにしわが生じることが多いのであるが、帯状フィ
ルムには各接合部12fを区分する区分用打1友き12
cがあるため、この区分用打抜き12eによって連結部
12(]に生じたしわが次の接合部12fに影響するの
を防止できる。
このようにして、カセットボディを製造すると、射出成
形によって、表面に保護フィルム層12を有するカセッ
トハーフが簡単に且つ連続して作ることができ、さらに
、この保護フィルム層12の内面に予めカセットの外観
デザイン等を表わすインク層を設置ノでおけば、射出成
形によってカセットの表面のデザイン等の表示も同時に
行なわせることとが可能となる。但し、この場合、ペー
スフィルAl2aは透明もしくは半透明である必要があ
り、また、このインク層は設けても設けなくてもよいの
は無線のことである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、!i気アープカ
セットのカセットボディをプラスチック材料等の射出成
形により作るときに、連結部を残して所望の形状に打ち
扱かれるとともにこの連結部を介して帯状に繋がった複
数の保護フィルム層からなる帯状フィルムを金型に配し
、連結部を金型で挾持しつつ金型空間内へ射出材料を射
出してカセットボディの表面に保護フィルム層を一体接
合するようにしているので、表面に保護フィルム層を有
するカセットボディの製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法に用いる金型を示す斜視図、 第2図は上記方法により射出成形された上ハーフを示す
斜視図、 第3図は上記製造方法により表面に保護フィルム層が形
成された磁気テープカセットを示す斜視図、 第4図は第3図の矢印II−Iに沿った上記磁気テープ
カセットの断面図、 第5図は上記磁気テープカセットのカセットボディ表面
に接合形成される保護フィルム層の断面図、 第6図は従来の磁気テープカセット用カセットへ−フの
転写成形に用いる射出成形用金型を示す断面図、 第7図は上記転写成形用の転写成形フィルムを示″!j
断面図である。 l 、 2.31.32・・・金型  5・・・転写フ
ィルム゛11・・・上ハーフ     15・・・下ハ
ーフi1a、15a1・・・稜部    12,16・
・・保護フィルム層+2f・・・接合部     12
g・・・連結部13、17・・・ベースボディ 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)磁気テープ、一対の巻回ハブおよび上記磁気テープ
    が巻回された状態で上記巻回ハブを回転自在に内蔵保持
    するカセットボディからなる磁気テープカセットであつ
    て、上記カセットボディがプラスチック材料等の射出成
    形により作られ、且つ、該カセットボディの表面には、
    射出成形時に射出成形用金型内に配されて射出成形と同
    時に一体接合された保護フィルム層が設けられている磁
    気テープカセットの製造方法において、 上記射出成形に用いられる2個の金型の間に、連結部を
    残して所望の形状に打ち抜かれるとともに該連結部を介
    して帯状に繋がった複数の保護フィルム層からなる帯状
    フィルムを位置せしめ、次いで上記2個の金型を合わせ
    て上記帯状フィルムの1つの保護フィルム層を該金型内
    に位置せしめるとともに該金型によつて上記連結部を挾
    持し、この後上記金型内へプラスチック材料等の射出材
    料を射出供給して、カセットボディの表面に上記保護フ
    ィルム層を一体接合させるようにしたことを特徴とする
    磁気テープカセット保護フィルム層の製造方法。
JP17717986A 1986-07-23 1986-07-28 磁気テ−プカセツト保護フイルム層の製造方法 Granted JPS6334781A (ja)

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US07/076,636 US4825320A (en) 1986-07-23 1987-07-23 Club magnetic tape cassette having a protective layer
DE3724450A DE3724450C2 (de) 1986-07-23 1987-07-23 Magnetbandkassette und Verfahren zu deren Herstellung

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135641A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 酸化触媒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135641A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 酸化触媒

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JPH0584593B2 (ja) 1993-12-02

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