JPS6334736A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPS6334736A JPS6334736A JP17666486A JP17666486A JPS6334736A JP S6334736 A JPS6334736 A JP S6334736A JP 17666486 A JP17666486 A JP 17666486A JP 17666486 A JP17666486 A JP 17666486A JP S6334736 A JPS6334736 A JP S6334736A
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、高密度記録に適した円盤状磁気記録媒体の製
造方法に関する。
造方法に関する。
［従来の技術］
近年、コンピュータの大容量記憶装置としてのフレキシ
ブル・ディスクや、スチルビデオカメラ用の磁気シート
等のように、可撓性円盤状磁気記録媒体が盛んに使用さ
れている。
ブル・ディスクや、スチルビデオカメラ用の磁気シート
等のように、可撓性円盤状磁気記録媒体が盛んに使用さ
れている。
しかしながら、この種の磁気記録媒体においては、磁気
ヘッドが円周に沿って摺動し記録の読出しおよび書込み
を行なうのに対して、通常製造される磁気記録媒体にお
いては磁性層を形成する磁性粉が円周状に配向されてい
ないため、角型比が悪くなり、磁気テープのように磁性
粉を配向したものに比べて残留磁化が小さいという問題
があった。従って、この円盤状磁気記録媒体においては
、充分な出力を得るためにトラック幅を広くする必要が
あり、高密度化の妨げになっている。
ヘッドが円周に沿って摺動し記録の読出しおよび書込み
を行なうのに対して、通常製造される磁気記録媒体にお
いては磁性層を形成する磁性粉が円周状に配向されてい
ないため、角型比が悪くなり、磁気テープのように磁性
粉を配向したものに比べて残留磁化が小さいという問題
があった。従って、この円盤状磁気記録媒体においては
、充分な出力を得るためにトラック幅を広くする必要が
あり、高密度化の妨げになっている。
また磁性粉として通常テープに用いられるような軸比の
大きい針状のものを使用した場合には、塗布、乾燥工程
で配向装置を使用しなくても非磁性支持体シートの塗布
方向（例えば長さ方向）に機械配向を受けるため、これ
を円盤状に打ち抜いたものに円周状に一定振幅の信号を
記録しても、残留磁化が長さ方向の方が大きいため、エ
ンベロープ波形が一定とならず、周期的に出力が変動す
るという問題もあった。
大きい針状のものを使用した場合には、塗布、乾燥工程
で配向装置を使用しなくても非磁性支持体シートの塗布
方向（例えば長さ方向）に機械配向を受けるため、これ
を円盤状に打ち抜いたものに円周状に一定振幅の信号を
記録しても、残留磁化が長さ方向の方が大きいため、エ
ンベロープ波形が一定とならず、周期的に出力が変動す
るという問題もあった。
一方、上記のような問題点を除去し、円周状に配向され
た磁気記録媒体としては、スピンコーティングにより得
られるバーもドディスク等もある。しかし、スピンコー
ティングの場合には支持体を円盤状に形成した後、個々
の記録媒体について一枚ずつコーティングを行なうため
量産性に乏しく、価格も高くなるという問題があった。
た磁気記録媒体としては、スピンコーティングにより得
られるバーもドディスク等もある。しかし、スピンコー
ティングの場合には支持体を円盤状に形成した後、個々
の記録媒体について一枚ずつコーティングを行なうため
量産性に乏しく、価格も高くなるという問題があった。
また、磁場を用いて円周状に配向する方法も、例えば特
公昭４Ｏ−２３８２Ｅｉ号に開示されているようにいく
つか考案されてはいるが、磁場配向を用いる従来の方式
は、製造装置の大がかりな改造を要するため、実用化さ
れていないのが現状である。
公昭４Ｏ−２３８２Ｅｉ号に開示されているようにいく
つか考案されてはいるが、磁場配向を用いる従来の方式
は、製造装置の大がかりな改造を要するため、実用化さ
れていないのが現状である。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、円周状に配
向された円盤状磁気記録媒体を容易にかつ量産性良く製
造するための方法を提供することを目的とするものであ
る。
向された円盤状磁気記録媒体を容易にかつ量産性良く製
造するための方法を提供することを目的とするものであ
る。
［問題点を解決するための手段および作用］本発明によ
れば、一方向に走行する幅広の薄帯状非磁性支持体上に
磁性塗料を塗布して磁性層を形成し、乾燥、表面成形等
の工程を経た後１円盤状に打ち抜いてなる磁気記録媒体
の製造方法において、磁性塗料を塗布済かつ乾燥固化前
の該薄帯を挟んで、長方形磁極面を有する一対の棒状磁
石の同極同士を該薄帯面に等距離かつ平行に対向させ、
該薄帯を該長方形磁極面の長辺方向に走行させて配向を
行ない、該磁石対中心と該薄帯端との中心点が通過した
直線上に円盤の中心がくるように打ち抜くことを特徴と
する磁気記録媒体の製造方法が提供される。
れば、一方向に走行する幅広の薄帯状非磁性支持体上に
磁性塗料を塗布して磁性層を形成し、乾燥、表面成形等
の工程を経た後１円盤状に打ち抜いてなる磁気記録媒体
の製造方法において、磁性塗料を塗布済かつ乾燥固化前
の該薄帯を挟んで、長方形磁極面を有する一対の棒状磁
石の同極同士を該薄帯面に等距離かつ平行に対向させ、
該薄帯を該長方形磁極面の長辺方向に走行させて配向を
行ない、該磁石対中心と該薄帯端との中心点が通過した
直線上に円盤の中心がくるように打ち抜くことを特徴と
する磁気記録媒体の製造方法が提供される。
また更には、一方向に走行する幅広の薄帯状非磁性支持
体上に磁性塗料を塗布して磁性層を形成し、乾燥、表面
成形等の工程を経た後、円盤状に打ち抜いてなる磁気記
録媒体の製造方法において、磁性塗料を塗布済かつ乾燥
固化前の該薄帯を挟んで、長方形磁極面を有する二対以
上の棒状磁石の同極同士を該薄帯面に等距離かつ平行に
対向させ、該薄帯を該長方形磁極面の長辺方向に走行さ
せて配向を行ない、隣接する該磁石対間の中心点が通過
した直線上に円盤の中心がくるように打ち抜くことを特
徴とする磁気記録媒体の製造方法が提供される。
体上に磁性塗料を塗布して磁性層を形成し、乾燥、表面
成形等の工程を経た後、円盤状に打ち抜いてなる磁気記
録媒体の製造方法において、磁性塗料を塗布済かつ乾燥
固化前の該薄帯を挟んで、長方形磁極面を有する二対以
上の棒状磁石の同極同士を該薄帯面に等距離かつ平行に
対向させ、該薄帯を該長方形磁極面の長辺方向に走行さ
せて配向を行ない、隣接する該磁石対間の中心点が通過
した直線上に円盤の中心がくるように打ち抜くことを特
徴とする磁気記録媒体の製造方法が提供される。
以下、本発明の磁気記録媒体の製造方法を図面を参照し
つつその典型的な態様について更に詳細に説明する。
つつその典型的な態様について更に詳細に説明する。
第１図は、本発明の一実施態様における磁性シート原反
と一対の棒状配向磁石の相互配置を示す模式斜視図であ
る。一対の配向磁石ｌが、磁性塗料塗布済未固化の原反
シート２を挟んで図示のようにＮ極とＮ極もしくはＳ極
とＳ極を対向させ原反中央に配置されている。この原反
シート２を磁石間隔ｇのほぼ中央の位置を保ちながら、
棒状磁石１の長辺方向（矢印３の方向）に通過せしめて
磁性塗料中の針状磁性体の配向を行なう。この際、磁石
間隔ｇは磁性塗料の粘度や塗布速度によっても異なるが
、使用する磁性体の抗磁力の１〜５倍程度の磁界がかか
るように設定される。
と一対の棒状配向磁石の相互配置を示す模式斜視図であ
る。一対の配向磁石ｌが、磁性塗料塗布済未固化の原反
シート２を挟んで図示のようにＮ極とＮ極もしくはＳ極
とＳ極を対向させ原反中央に配置されている。この原反
シート２を磁石間隔ｇのほぼ中央の位置を保ちながら、
棒状磁石１の長辺方向（矢印３の方向）に通過せしめて
磁性塗料中の針状磁性体の配向を行なう。この際、磁石
間隔ｇは磁性塗料の粘度や塗布速度によっても異なるが
、使用する磁性体の抗磁力の１〜５倍程度の磁界がかか
るように設定される。
また、棒状磁石ｌの幅交は打ち抜く円盤の直径２ｒに対
してｌ≦２ｒであることが望ましい。
してｌ≦２ｒであることが望ましい。
配向後、できるだけ速やかに磁性層を加熱蒸発あるいは
加熱硬化により固化させて、得られた磁性層の配向を固
定する。
加熱硬化により固化させて、得られた磁性層の配向を固
定する。
第２図は、かくして配向処理された磁性層の配向パター
ンの模式図である０図の矢印３の方向に原反シート２が
走行せしめられた場合、原反シート２の磁性層には矢印
のような配向パターンが形成される。ここで■の部分の
パターンは磁界の影響をうけない部分での機械配向によ
り、■、■の部分のパターンは磁界によって配向される
パターンである。
ンの模式図である０図の矢印３の方向に原反シート２が
走行せしめられた場合、原反シート２の磁性層には矢印
のような配向パターンが形成される。ここで■の部分の
パターンは磁界の影響をうけない部分での機械配向によ
り、■、■の部分のパターンは磁界によって配向される
パターンである。
次いでこのようにして配向された磁性層を有する原反シ
ート２を第２図の下側に破線円で示すように、所定の直
径で円盤状に打ち抜く。この際、配向磁石対中心と原反
シート端との中心点が通過した直線（図に直破線で示す
）上に円盤の中心がくるように位置ぎめして打ち抜くこ
とにより、円周状に配向された磁性層を有する円盤状磁
気記録媒体が得られる。
ート２を第２図の下側に破線円で示すように、所定の直
径で円盤状に打ち抜く。この際、配向磁石対中心と原反
シート端との中心点が通過した直線（図に直破線で示す
）上に円盤の中心がくるように位置ぎめして打ち抜くこ
とにより、円周状に配向された磁性層を有する円盤状磁
気記録媒体が得られる。
第３図は、本発明の一実施態様における磁性シート原反
と多数対の棒状配向磁石の相互配置を示す模式斜視図で
ある。各磁石対１は、第１図と同様に原反シート２を挟
んで同極を対向させであるが、隣接する磁石対間の間隔
ｄは全て等距離であり、製造すべき円盤状磁気記録媒体
の直径２ｒより小となるように設定し、原反シート２の
幅方向に配列する。
と多数対の棒状配向磁石の相互配置を示す模式斜視図で
ある。各磁石対１は、第１図と同様に原反シート２を挟
んで同極を対向させであるが、隣接する磁石対間の間隔
ｄは全て等距離であり、製造すべき円盤状磁気記録媒体
の直径２ｒより小となるように設定し、原反シート２の
幅方向に配列する。
第４図は、この装置を用いて配向処理された磁性層の配
向パターンの模式図であり、棒状配向磁石対１は下面側
磁石配列を示す０図の矢印３の方向に原反シート２が走
行せしめられた場合、原反シート２の磁性層には矢印の
ような配向パターンが形成される。この場合は全てのパ
ターンが磁界の影響を受けて形成される。
向パターンの模式図であり、棒状配向磁石対１は下面側
磁石配列を示す０図の矢印３の方向に原反シート２が走
行せしめられた場合、原反シート２の磁性層には矢印の
ような配向パターンが形成される。この場合は全てのパ
ターンが磁界の影響を受けて形成される。
打ち抜きに際しては、第４図の下側に破線円で示すよう
に、所定の直径（２ｒ＞ｄ）で円盤状に打ち抜くが、円
盤の中心は隣接する磁石対間の中心点が通過した直線（
直破線で示す）上に決定される。
に、所定の直径（２ｒ＞ｄ）で円盤状に打ち抜くが、円
盤の中心は隣接する磁石対間の中心点が通過した直線（
直破線で示す）上に決定される。
なお、本発明に用いる磁石としては、永久磁石、電磁石
のどちらでもよい。
のどちらでもよい。
［実施例］
針状のメタル磁性粉（Ｆｅ−Ｇｏ−Ｘｉ金合金長径０．
２５ｐ、ｒａ、軸比８、Ｈｃ １４５００ｅ ） １０
０ 重量部を２５重量部のバインダー（塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体とポリウレタンエ
ラストマーとの６＝４混合物）、レシチン（分散剤）１
重量部、α−アルミナ（研摩材、粒径０．４ ル腸）１
０重量部および２４０重量部の溶剤（メチルエチルケト
ンとトルエンとの１：１混合物）とともに分散混合して
なる磁性塗料を、乾燥厚さ３ルｍとなるようにして塗布
し、第３図の装置を用いて配向処理後打ち抜きして得た
円盤状磁気記録媒体（直径４７■）の磁気特性を、配向
処理を行なわない以外は同様にして得られた従来型の円
盤状磁気記録媒体のそれとともに、まとめて第１表に示
す、なお、配向に際しては、２５００ｊｅの磁界をかけ
、配向磁石対間隙は２８ｍｍ、棒状磁石の幅見は１５ｍ
ｍとした。
２５ｐ、ｒａ、軸比８、Ｈｃ １４５００ｅ ） １０
０ 重量部を２５重量部のバインダー（塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体とポリウレタンエ
ラストマーとの６＝４混合物）、レシチン（分散剤）１
重量部、α−アルミナ（研摩材、粒径０．４ ル腸）１
０重量部および２４０重量部の溶剤（メチルエチルケト
ンとトルエンとの１：１混合物）とともに分散混合して
なる磁性塗料を、乾燥厚さ３ルｍとなるようにして塗布
し、第３図の装置を用いて配向処理後打ち抜きして得た
円盤状磁気記録媒体（直径４７■）の磁気特性を、配向
処理を行なわない以外は同様にして得られた従来型の円
盤状磁気記録媒体のそれとともに、まとめて第１表に示
す、なお、配向に際しては、２５００ｊｅの磁界をかけ
、配向磁石対間隙は２８ｍｍ、棒状磁石の幅見は１５ｍ
ｍとした。
第 １ 表
傘製造時における原反の走行方向（第１図の３の方向）
・・従来例の出力をＯｄＢとした相対値［発明の効果］ 上記第１表に示す結果からもわかる通り、本発明によれ
ば、製造すべき円盤状磁気記録媒体との関係で特定の寸
法を有する棒状磁石対を用いることにより、円周状に配
向された円盤状磁気記録媒体を容易にかつ量産性良く製
造することが可能になる。
・・従来例の出力をＯｄＢとした相対値［発明の効果］ 上記第１表に示す結果からもわかる通り、本発明によれ
ば、製造すべき円盤状磁気記録媒体との関係で特定の寸
法を有する棒状磁石対を用いることにより、円周状に配
向された円盤状磁気記録媒体を容易にかつ量産性良く製
造することが可能になる。
第１図および第３図は本発明の実施態様における４反シ
ートと配向磁石の相互配置を示す模式斜視図、第２図お
よび第４図は配向処理された磁性層の配向パターンの模
式図である。 ｌ・・・棒状配向磁石対、 ２・・・原反シート、 ３・・・原反シート走行方向。
ートと配向磁石の相互配置を示す模式斜視図、第２図お
よび第４図は配向処理された磁性層の配向パターンの模
式図である。 ｌ・・・棒状配向磁石対、 ２・・・原反シート、 ３・・・原反シート走行方向。
Claims (3)
- （１）一方向に走行する幅広の薄帯状非磁性支持体上に
磁性塗料を塗布して磁性層を形成し、乾燥、表面成形等
の工程を経た後、円盤状に打ち抜いてなる磁気記録媒体
の製造方法において、磁性塗料を塗布済かつ乾燥固化前
の該薄帯を挟んで、長方形磁極面を有する一対の棒状磁
石の同極同士を該薄帯面に等距離かつ平行に対向させ、
該薄帯を該長方形磁極面の長辺方向に走行させて配向を
行ない、該磁石対中心と該薄帯端との中心点が通過した
直線上に円盤の中心がくるように打ち抜くことを特徴と
する磁気記録媒体の製造方法。 - （２）一方向に走行する幅広の薄帯状非磁性支持体上に
磁性塗料を塗布して磁性層を形成し、乾燥、表面成形等
の工程を経た後、円盤状に打ち抜いてなる磁気記録媒体
の製造方法において、磁性塗料を塗布済かつ乾燥固化前
の該薄帯を挟んで、長方形磁極面を有する二対以上の棒
状磁石の同極同士を該薄帯面に等距離かつ平行に対向さ
せ、該薄帯を該長方形磁極面の長辺方向に走行させて配
向を行ない、隣接する該磁石対間の中心点が通過した直
線上に円盤の中心がくるように打ち抜くことを特徴とす
る磁気記録媒体の製造方法。 - （３）隣接する磁石対間の間隙が、製造すべき円盤状磁
気記録媒体の直径より小となるように、磁石対を薄帯幅
方向に配列する特許請求の範囲第２項記載の磁気記録媒
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17666486A JPS6334736A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17666486A JPS6334736A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6334736A true JPS6334736A (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=16017545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17666486A Pending JPS6334736A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6334736A (ja) |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP17666486A patent/JPS6334736A/ja active Pending
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