JPS6334385A - 電動コントロ−ル弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステッピングモータの回転４動をねじ機構を
介して＠縁方向の直進運動に変換し、ニードル弁を弁座
に対して接離自在に作動させるよう罠した電動コントロ
ール弁に関する。

〔従来の技術〕

従来から用いられているこの種の電動コントロール弁を
第３図について説明すると、弁本体１′の弁座２を接離
するニードル弁３′ヲ該弁本体１′に固着した回り止め
管４′内において軸線方向に摺動自在に設ける。該ニー
ドル弁３′の中間部には、回り止め管４′の軸線方向の
溝と係合してニードル弁の回転を規制するとともに前進
移動時に弁本体１′の壁部に当接してその移動量を規制
する規制ピン５′が設けられている。また弁座２′と反
対側のニードル弁３′の表面には雄ねじ部６′が形成さ
れている。

外周部に永久磁石７′を有するロータぎの中心部に設け
た雌ねじ管９′金上記雄ねじ部６′に螺合したものであ
る。

ロータ８′を収容したケース１０′の外周に設けた電磁
コイル１１′に通電すると、ロータ８′が回動し、雌ね
じ管９′、雄ねじ部６′を介してニーｐル弁３′を直進
移動させて弁座２′に接離するようになっている。この
際ロータ８′が必要以上に回動してニードル弁３′によ
って弁座２′を損傷しないように、前進移動は上述し九
規制ピン５′の当接により、また後退移動はニードル弁
３′の端部が雌ねじ管９′のねじ大底部に当接すること
によシ規制されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来装置では１・母ルス当りのロータ８′の回転
角に対するニードル弁３′Ｏ移動ｆＬヲ小さくして弁閉
鎖時におけるニードル弁３′と弁座２′の当接精度を向
上するためにねじのリード角を小さくする必要があるが
、このためニードル弁３′の停止時に雄ねじと雌ねじが
摩擦によフ喰込みを起す。従ってロータ８′の逆転時に
不作動状態となることがある。またリード角が大きくす
ると逆転時に不作動状態を起さないが、その代りにニー
ドル弁３′の前進移動及び後退移動の終端時即ち弁の全
閉及び全開時に、電磁コイル１１′に通電されていると
ねじが不当に噛合って騒音を発する欠点があった。

本発明の目的はロータの停止時より逆回動を行なうこと
ができ、またロータ停止時に騒音奮発することのない電
動コントロール弁を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的は、一端を弁座を有する弁本体でまた他端を
蓋で夫々閉塞した円筒状ケース内に、電磁コイルによっ
て回動電動されるロータを収容し該ロータの中心部に雌
ねじ管を固着するとともに雌ねじ管内に該雌ねじ管と螺
合する雄ねじ管を設け、また該雌ねじ管内には上記弁本
体の弁座に接離するニードル弁を圧縮ばねを介して軸線
方向に摺動自在に設け、該ニードル弁は弁本体に対して
回シ止め状に形状されてなシ、さらにロータの軸線に沿
って蓋側に突出させた延長軸を設け、該延長軸に遊星歯
車機構の太陽歯車を固着し、また該遊星歯車機構の遊星
歯車９の回転軸を共有するキャリアを該延長軸の周夛に
回動自在に遊嵌し、また上記蓋の内面には該キャリアの
円周方向の回動距離を制限する回動規制リングが設けら
れた電動コントロール弁によって達成される。

〔実施例〕

以下、添付図面について本発明の詳細な説明する。

本発明の電動コントロール弁は、弁部■とステッピング
モータ部Ｍとよシなる。弁部Ｖにおいて、弁本体１の一
次側口１ａと二次側口１ｂとを接続する壁部に弁座ＩＣ
とこれと軸線方向に間隔をあけて回り止め管４ｂが設け
られている。上記の弁座ＩＣにニードル弁２が接離する
。該ニードル弁２はＥ　ＩＪタングａ及び圧縮ばね３を
介して弁座ＩＣの方向に押圧されるように誰ねじ管４内
に摺動自在に支承されている。また雄ねじ管４に固着さ
れた回り止めビン４ａは回り止め管４息内で１１４１線
方向に延びた溝４Ｃに嵌合している。

ステッピングモータ部Ｍは一端が蓋１３によシ閉塞され
、他端の開口部を弁本体１に結合し次円筒状のケース１
５ｉ有し、該ケース１５内には外周に永久磁石６ａを有
し、中心部に上記雄ねじ管４と螺合する雌ねじ管７と該
雌ねじ管７に外嵌された支持管６とから一体状に形成さ
れたロータ５が収容され、ケース１５の外側にはステー
タ１７となる１礎コイル１６が配設されている。

上記の雌ねじ管７の蓋１３１Ｉｇには延長軸７ａが設け
られ、該延長軸７１に太陽歯車８が固着されている。ま
た雄ねじ管７の両端は夫々ベアリング１４ｍ及び１４ｂ
ｔ介して蓋１３及び弁本体１に対して回転自在に支持さ
れている。

ロータ５と蓋１３間のケース１５内の空間部には、蓋１
３の内側に固着された大形の内歯車１０と、該内歯車１
０及び太陽歯車８に噛合する遊星歯車９が設けられてい
る。遊星歯車９０回転軸１１ｂｋ枢支するキャリア１１
が上記の延長軸７１に遊嵌されていて、該キャリア１１
の自由端側には突起板１１＆が設けられている。

特に第２図に示すように、蓋１３の内側圧は自由端にＬ
形停止部１２＆を有する略牛円形の回動規制リング１２
が片持状に支持されている。

次に本発明の電動コントロール弁の作動を説明する。

電磁コイル１６に通電するとロータ５が回動し、ロータ
５に固定した雌ねじ管７が回動して内部の雄ねじ管４を
螺合状に送るので雄ねじ管４内に設けたニードル弁２が
弁座ＩＣに対して接離状に作動する。

これと同時にキャリア１１がロータ５の回転数に比較し
て低速度で回転しキャリア１１の突起板１１＆が回動規
制リング１２のＬ形停止部１２ａに当接することにより
てロータ５の回動、従ってニードル弁２の直進運動を停
止する。ニードル弁２が弁座１ｃｉ閉塞する場合、突起
板１１＆が突起１２＆に当接すると圧縮ばね３が若干撓
んで閉塞を完全にする。

〔発明の効果〕

本発明の電動コントロール弁は上記のように構成して、
ロータは回動規制リングを介して直接停止されるので雄
・雌ねじ管のねじに摩擦力による喰込みを生ぜず、従っ
て停止状態のロータを逆転する際に不作動状態を生ずる
ことがない。ま念ロータ停止時の電磁コイルの通電に対
して騒音が少なく、弁閉鎖時にニードル弁が圧、；ａば
ねに付勢されるので安定した閉鎖状態が得られ、さらに
ロータの回動規制を遊星歯車機構と回動規制リングによ
って軸線方向の短い距離で行なえるので装置の小型化に
役立つ等多大の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は本発明
に使用するロータの回動規制機構の正面図、第３図は従
来装置を示す断面図である。 １・・・弁本体、１ａ・・・−次側口、１ｂ・・・二次
側口、１ｃ・・・弁座、２・・・ニードル弁、３・・・
圧縮ばね、４・・・雄ねじ管、４ａ・・・回り止めビン
、４ｂ・・・回り止め管、４ｃ・・・溝、５・・・ロー
タ、６・・・支持管、７・・・雌ねじ管、７Ｂ・・・延
長軸、８・・・太陽歯車、９・・・遊星歯車、１０・・
・内歯車、１１・・・キャリア、１１ｍ・・・突起板、
ｌｌｂ・・・回転軸、１２・・・回動規制リング、１２
ｍ・・・Ｌ型停止部、１３・・・蓋、１４ｍ、１４ｂ・
・・ヘアリング、１５・・・ケース、１６・・・電磁コ
イル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一端を弁座（１ｃ）を有する弁本体（１）でまた他
   端を蓋（１３）で夫々閉塞した円筒状ケース（１５）内
   に、電磁コイル（１６）によって回動電動されるロータ
   （５）を収容し、該ロータの中心部に雌ねじ管（７）を
   固着するとともに雌ねじ管内に該雌ねじ管と螺合する雄
   ねじ管（４）を設け、また該雄ねじ管内には上記弁本体
   の弁座に接離するニードル弁（２）を圧縮ばね（３）を
   介して軸線方向に摺動自在に設け、該ニードル弁は弁本
   体に対して回り止め状に形成されてなり、さらにロータ
   の軸線に沿って蓋側に突出させた延長軸（７ａ）を設け
   、該延長軸に遊星歯車機構の太陽歯車（８）を固着し、
   また該遊星歯車機構の遊星歯車（９）の回転軸を共有す
   るキャリア（１１）を該延長軸の周りに回動自在に遊嵌
   し、また上記蓋の内面には該キャリアの円周方向の回動
   距離を制限する回動規制リング（１２）が設けられたこ
   とを特徴とする電動コントロール弁。