JPS6334257B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6334257B2
JPS6334257B2 JP11400780A JP11400780A JPS6334257B2 JP S6334257 B2 JPS6334257 B2 JP S6334257B2 JP 11400780 A JP11400780 A JP 11400780A JP 11400780 A JP11400780 A JP 11400780A JP S6334257 B2 JPS6334257 B2 JP S6334257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
piles
driving
girder
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11400780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5740030A (en
Inventor
Tsugusuke Sakai
Hiroshi Morita
Masao Katahira
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP11400780A priority Critical patent/JPS5740030A/ja
Publication of JPS5740030A publication Critical patent/JPS5740030A/ja
Publication of JPS6334257B2 publication Critical patent/JPS6334257B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、杭打工法およびそれに使用する杭打
込用導材に関する。
荷揚棧橋杭の打設方法は、打設した杭の頭部を
切揃え、頭部結構用の桁材(H型鋼)を掛け渡
し、覆工板を架けて作業床を築造し、順次前進し
打設する工法が採られている。本発明は、かかる
工法における一連の作業をスピーデイーにかつ安
全に進めることができる杭打工法およびそれに使
用する杭打込用導材を提供するためになされたも
のである。
以下、図面を参照し本発明の工法を懸垂式パイ
ルドライバーによる海上杭打に実施した場合を例
に挙げ、本発明の実施例を説明する。
第1図および第2図において、打設を終えた既
設杭1,1…の頭部を切揃え、頭部結構用の桁材
(H型鋼)2,2…を掛け渡す。次いで後述する
杭打込用導材を据え付ける部分を残して覆工板3
を架けて作業床を築造する。
全体を4で示す杭打込用導材は次のように構成
されている。桁材2上に据え付けられる覆工板3
の厚さと等しい板状の基部5を有し、その基部5
にはそれより下方に位置し進行方向に向つて突出
する2本の梁部材6,6が連結部材7,7を介し
て連結されている。各梁部材6,6には全体を8
で示す足場が設けられており、足場8は梁部材6
に沿つて移動する車輪9付きの基台10、その基
台10にピン連結11された折りたたみ式の足場
部材12を有し、足場部材12にはそれを第1図
に示すように張り出した状態で打設しようとする
杭1′の周囲を抱える杭抱え穴が形成されるよう
に半円状の凹所13が設けられている。基台5と
梁部材6の基台との間には階段14が設けられて
いて、作業員がこの階段14を経て足場8まで行
くことができるようになつている。また足場8と
階段14との間にはチエーン15が張設されてい
て、足場8が梁部材6から海の方へ飛出さないよ
うにされている。この足場8を構成する基台10
の端部(第2図の左側)にはピン部16を形成す
るフランジが取付けられ、このピン部16に設け
た穴にピン16aを挿入し、そのピン16aを梁
部材6に穿設した穴16bに挿入することによつ
て固定できるる。このピン穴16bは梁部材6の
長手方向に複数設けられており、ピン16aを挿
入する穴16bは杭間隔に応じて適宜選択し、も
つて基台10を測量した位置に位置決めすること
ができる。足場8の周囲には着脱自在の手摺17
が設けられている。導材4を桁材2に固定するた
めの全体を18で示す固定手段が前後二箇所設け
られており、固定手段18は第3図に示すように
基板5に溶接された一対の角ネジシヤフト19と
各角ネジシヤフト19を螺合する可動用ナツト2
0を有する一対の錠状キヤツチヤー21からな
り、可動用ナツト20を操作することによりキヤ
ツチヤー21が桁材2のフランジ2a,2aに接
近、離隔し、ナツト20を操作してキヤツチヤー
21を既設杭1に固定した桁材2のフランジ2
a,2aの両側から係合させて締付ける。このよ
うにして導材4の基台5を桁材2に固定し、もつ
て基台5と一体の梁部材6を固定するようになつ
ている。
次に前記構成の導材を用いての杭打の手順につ
いて説明する。
前作業が終了後、固定手段18のナツト20を
操作してキヤツチヤー21を弛めクレーンにて導
材4を吊り出す。次いで前進させて既設杭1,1
…に掛け渡した桁材2上に据付ける。そして固定
手段18のナツト20を操作してキヤツチヤー2
1を桁材2のフランジ2a,2aに締付ける。そ
の時左右中心線を合わせる。導材4の桁材2への
固定を終えれば、杭間隔に応じてピン部16のピ
ンを差込んで足場8を固定すると共にこれにより
杭間隔の位置調整を行なう。
次いで新たに打設する杭をクレーンで吊上げ杭
建込みを行うが、片方の足場8(第1図で上方の
足場)を折りたたんでおくと共に基部5側へ寄せ
ておき、その足場の方向より杭を他方の足場8
(第1図で下方の足場)の半円状凹部13に導び
いて導材4に合わせて杭の位置決めを行い、片方
の足場8を張り出して杭1′の周囲を杭抱え穴で
抱える。この状態で杭1′を下降させ杭打を行う。
1本の杭の打込みを終えれば足場を利用して次の
杭の建込み、下杭と上杭の溶接、溶接部のX線検
査を行う。杭打が完了すれば足場8を利用して杭
頭切揃えなどの頭部処理工、杭頭連結工の溶接作
業などを行う。
以上の作業が終了したならば、ナツト20をま
わしてキヤツチヤー21を弛め、導材4を図示し
ないクレーンで吊り、新たな桁材2′を打設した
杭1′に掛け渡し、第2図において鎖線で示すよ
うに導材4′の基部5′をキヤツチヤー21で桁材
2′に固定し、前記と同様にして杭打ちを行い順
次前進し、例えば荷揚棧橋を築造する。
なお、図示では杭は丸杭であるがH型杭などの
他の断面形状の杭打込にも勿論本発明は実施で
き、また荷揚棧橋の築造に限らず他の用途のため
の杭打にも本発明は実施し得る。
以上説明したように本発明の杭打工法および杭
打込用導材によれば、一連の杭打をスピーデイー
にかつ安全に進めることができ、作業のスピード
化、安全化に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の杭打工法を実施する杭打込用導
材を示し、第1図は平面図、第2図は側面図であ
る。第3図は第2図のA部分の詳細図である。 1…既設杭、1′…新たに打込む杭、2…桁材、
3…覆工板、4…導材、5…基部、6…梁部材、
7…連結部材、8…足場、9…車輪、10…基
台、11…連結ピン、12…折りたたみ式足場部
材、13…半円状の凹部、14…階段、15…チ
エーン、16…ピン部、17…手摺、18…固定
手段、19…角ネジシヤフト、20…ナツト、2
1…キヤツチヤー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 既設杭の頭部に結構用の桁材を掛け渡し、そ
    の桁材上に覆工板を架設して作業床を築造し、順
    次前進し杭を打設する杭打工法において、桁材
    に、進行方向に向つて突出し足場を備えた杭打込
    用導材を固定し、杭建込み時足場に設けた杭抱え
    穴で杭の周囲を抱えて杭を下降させて杭打を行な
    い、下杭打込後足場を使用して上杭建込み、下杭
    と上杭との溶接などを行い、杭打完了後足場を使
    用して杭頭切揃えなどの杭頭部処理工、杭頭連結
    工の溶接作業などを行い、これらの作業を終えれ
    ば杭打込用導材と桁材との固定を解除し、杭打込
    用導材を吊り出し、以後同様の作業を行つて順次
    杭の打設を行つて行くことを特徴とする杭打工
    法。 2 既設杭の頭部を結構する桁材上に据え付けら
    れる基部を有し、その基部にはそれより下方に位
    置し進行方向に向つて突出する2本の梁部材が互
    に間隔をへだてて一体に連結されており、かつ基
    部にはそれを桁材に着脱自在に固定する固定手段
    が設けられており、また各梁部材にはそれに沿つ
    て移動できかつ所定の位置に固定できる折りたた
    み式の足場が設けられており、そして各足場には
    それを張り出した状態で杭周囲を抱える杭抱え凹
    部が形成されていることを特徴とする杭打込用導
    材。
JP11400780A 1980-08-21 1980-08-21 Pile driving work and guide material therefor Granted JPS5740030A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11400780A JPS5740030A (en) 1980-08-21 1980-08-21 Pile driving work and guide material therefor

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JP11400780A JPS5740030A (en) 1980-08-21 1980-08-21 Pile driving work and guide material therefor

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25592086A Division JPS62260917A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 杭の案内装置の固定装置
JP25591886A Division JPS62260918A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 杭打工法
JP25591986A Division JPS62260916A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 杭の案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5740030A JPS5740030A (en) 1982-03-05
JPS6334257B2 true JPS6334257B2 (ja) 1988-07-08

Family

ID=14626714

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JP11400780A Granted JPS5740030A (en) 1980-08-21 1980-08-21 Pile driving work and guide material therefor

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3529119A1 (de) * 1985-08-14 1987-02-26 Focke & Co Quaderfoermige verpackung fuer zigaretten oder dergleichen und verfahren zum herstellen derselben
CA2039970C (en) * 1990-04-23 1998-12-08 Carl C. Hein, Iii High barrier packages for smoking articles and other products
FR3060619B1 (fr) * 2016-12-15 2020-10-09 Bouygues Travaux Publics Systeme de battage de pieux

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Publication number Publication date
JPS5740030A (en) 1982-03-05

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