JPS6334244B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6334244B2
JPS6334244B2 JP55056571A JP5657180A JPS6334244B2 JP S6334244 B2 JPS6334244 B2 JP S6334244B2 JP 55056571 A JP55056571 A JP 55056571A JP 5657180 A JP5657180 A JP 5657180A JP S6334244 B2 JPS6334244 B2 JP S6334244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
rubber
flange
diameter
curve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55056571A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56153004A (en
Inventor
Shinichi Kajigaya
Juji Fukuda
Shigeo Ueda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP5657180A priority Critical patent/JPS56153004A/ja
Publication of JPS56153004A publication Critical patent/JPS56153004A/ja
Publication of JPS6334244B2 publication Critical patent/JPS6334244B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、防げん材とくに反力に比し吸収エ
ネルギーの大きい防げん材に関するものである。 第1図に示したゴムまたはゴム状弾性材料の筒
体より主としてなるいわゆるセル形防げん材は出
願人会社の創案開発に係り、その製品は絶大な好
評を博しつつあるが、その後さらに研究を重ねた
結果次の構成により、さらに良好な性能を発揮す
ることを見出した。 即ち、内径D2に対し、外径D1が2.1〜1.4D2、長
さHは1.5〜0.8D1のゴムまたはゴム状弾性材料の
筒体よりなり、該筒体の両端に剛性補強環を埋設
したフランジを一体的に有する防げん材において
該フランジの少くとも一方が内向きであること、
そして更にこの内向きフランジを有する端部の外
周が先細テーパー状をなしその最小外径d及びテ
ーパー長さhはそれぞれ D1>d>D2、h≦H/2 であることにより、吸収エネルギの有効な改善が
遂げられるのである。なお先細テーパーは必ずし
も円錐を不可欠とはせず、その母線に対して凹又
は凸の曲線輪郭であつてもよい。 実施例を図について述べれば、第2図にこの発
明の代表的な好適形態を示し、図中1はゴム弾性
材料よりなる円筒体であり、2は円筒体1に一体
的に設けた取付フランジ、3はこのフランジ2に
埋設されている鉄板などよりなる剛性補強環、4
は岸壁Wに埋設したアンカーボルト、5はフラン
ジ2を岸壁Wに固定するナツトであり、6は先細
テーパー端、7は先細テーパー端の内向きフラン
ジ、8はこの内向きフランジに埋設した鉄板など
の剛性補強環である。 いま、外径D1=940mm、内径D2=630mm、長さ
H=1000mmの実用サイズのセル形防げん材につき
内向きフランジ7を有する端部外周に、先細テー
パーの最小径をd=800mm、テーパー長さh=200
mm(=H/5)において、内向きフランジ7に平
板を重ねて荷重を負荷し、圧縮試験をした結果を
第3図の曲線aにて示す。 また、これに対して先細テーパーを有しない、
すなわちd=D1 h=0である別実施例について
同様な試験を行つてたしかめた性能は同図曲線b
に示すとおりであり、ここに第1図の在来のセル
形防げん材の成績を同図曲線cに掲げてある。 これらの実験結果より明らかな如く、この発明
の防げん材は両実施例とも反力が急上昇するまで
の歪量が従来のセル形防げん材に比し相当に伸び
吸収エネルギの有効な増強改善がもたらされる。 次に防げん材の性能を表わすE/RH値、(こ
こにE:吸収エネルギー、R:反力、H:防げん
材の長さ)は、c曲線で示される従来のセル形防
げん材に対して、d=D1、h=0のものでは8.1
%また、d=800mm、h=200mmのものは21.2%も
高いことが確められた。 なおE、RおよびHの各々実側値は表1のとお
りである。
【表】 次にテーパー端を大きくしてd=630mm(=
D2)、h=500mm(=H/2)としたときの性能曲線 を同図曲線eに示し、またd=630mm(=D2)、
h=750mm(4/3H)のものは同図曲線fであり、 h=H/2を境として性能を表わすE/RHは急速 に低下し、何れも曲線cの従来形よりも特性は劣
つている。
【表】 これらの実験により、 D1>d>D2、h≦H/2 の範囲でテーパー端を設けることによりこの発明
の防げん材が、反力は低く、吸収エネルギーが、
従来のものに比し、段格に大きい特徴を呈するの
である。 第4図イ〜ホに内向きフランジ7側における筒
体端部の要部断面を各別の実施例について示すも
のでありかかる変形においてこの発明による上述
利益を与えることができる。 これらの防げん材を岸壁Wに取付けて実際的な
船舶の接げんに供するには、内向きフランジ7に
て直接受衝させる場合のほかとくに第5図に示す
如く、受衝端における内、外径寸法に揃えた二枚
の環状鋼板9,10をラジアルリブ11でつなぎ
あわせたジヨイント・フレームJを介して船舶の
げん側と直接に接触する拡張前面フレームFをボ
ルト12,13により取付けて用いることができ
る。この場合ジヨイント・フレームJは円筒状の
端部寸法に等しいことから、円筒体1の変形が前
面フレームFにより妨げられることなく従つて反
力の上昇をもたらさず、好都合であり、また、こ
うして前面フレームFにより、げん側板に対する
接触面圧を低くすることができ有利である。そし
てこのジヨイントフレームJは2枚の環状鋼板
9,10の間にラジアルリブ11を入れて一体化
したものであるから、円筒体1及び前面フレーム
Fに対するボルト固定時のナツト締めが環状鋼板
9,10間にて容易に行えまた、ボルト12,1
3に対するナツトの挿入も、鋼板9,10間に直
接手を差入れできるから容易に行える。第6図に
は、前面フレームFを使用せず、ジヨイント・フ
レームF′の前面側面板10′を受衝板として利用
した変形例である。第7図には、岸壁Wの都合
で、取付けフランジ2についても内向きフランジ
とした例であつて、この様にすれば、ボルト4な
どによる円筒体1の座屈変形の際の損傷がなくな
るとともに、さらに、歪量が円筒体1の両端で、
すでにのべたところに従いさらにのびる長所があ
る。 この発明は、以上説明した如く、ゴム状弾性筒
体の軸線方向に接げん荷重をうける少くとも一端
側のフランジを内向きとし、さらにその端部外周
を先細りのテーパーとすることで反力を抑え、吸
収エネルギーの増加を図つた顕著な効果のある防
げん材である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防げん材の側面図、第2図はこ
の発明の防げん材の一部断面した側面図、第3図
は荷重一歪量の曲線図、第4図は各種先細部の断
面図、第5図は使用状態の一例を示す側面図、第
6図はジヨイント・フレームの変形例、第7図は
防げん材の変形例を示す要部断面図である。 1……ゴム又はゴム状弾性材料よりなる筒体、
2……取付けフランジ、3……剛性補強環、6…
…先細テーパー、7……内向きフランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内径D2に対し、外径D1が2.1〜1.4D2、長さH
    は1.5〜0.8D1のゴムまたはゴム状弾性材料の筒体
    よりなり、該筒体の両端に剛性補強環を埋設した
    フランジを一体的に有する防げん材において、該
    フランジの少くとも一方が内向きであることを特
    徴とする防げん材。 2 筒体の内向きフランジを有する端部の外周が
    先細テーパー状をなし、その最小外径dおよびテ
    ーパー長さhはそれぞれ D1>d>D2、h≦H/2 である特許請求の範囲第1項に記載した防げん
    材。
JP5657180A 1980-04-28 1980-04-28 Fender Granted JPS56153004A (en)

Priority Applications (1)

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JP5657180A JPS56153004A (en) 1980-04-28 1980-04-28 Fender

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JP5657180A JPS56153004A (en) 1980-04-28 1980-04-28 Fender

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Publication Number Publication Date
JPS56153004A JPS56153004A (en) 1981-11-26
JPS6334244B2 true JPS6334244B2 (ja) 1988-07-08

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ID=13030821

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JPS56153004A (en) 1981-11-26

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