JPS5845524B2 - ゴム製セル型防舷材 - Google Patents

ゴム製セル型防舷材

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JPS5845524B2
JPS5845524B2 JP50068212A JP6821275A JPS5845524B2 JP S5845524 B2 JPS5845524 B2 JP S5845524B2 JP 50068212 A JP50068212 A JP 50068212A JP 6821275 A JP6821275 A JP 6821275A JP S5845524 B2 JPS5845524 B2 JP S5845524B2
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JP
Japan
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fender
small
alongside
ship
impact
Prior art date
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Application number
JP50068212A
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English (en)
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JPS51146093A (en
Inventor
平一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPS51146093A publication Critical patent/JPS51146093A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はゴム製セル型防舷材、とくに大型および小型
船舶のいずれに対しても接舷衝撃を有効に吸収できる防
舷材の改良に関するものである。
従来既知のゴム製セル型防舷材としてはたとえば第1,
2図に示すものがある。
これはゴム弾性体よりなる中空筒体1の両端部にフラン
ジ2を設けるとともに、これらのフランジ内に金属リン
グ3を埋め込んでなり、その使用に際しては、各フラン
ジ2の一方に受衝板4を取り付け、また他方を岸壁その
他の接舷施設5に固定する。
かかる防舷材は、適宜に選択された寸法の下で小型もし
くは大型船舶の図に矢印Aで示す方向、いいかえれば中
空筒体1の軸線方向内向きの接舷衝撃を十分に緩和する
ことができる。
ところで、第1,2図に示される特定サイズのセル型防
舷材の特性曲線は、第3図及び第4図に示す如くであっ
て、前者は大型の防舷材のそれであり、変位率50%(
変位量100100Oで、反力約150t、吸収エネル
ギー約i o o t −m。
後者は、小型の防舷材のそれであり、変位率50饅(変
位量200mm)で、反力約20t1吸収エネルギー約
2t−mであるので、前者は大型船舶に適用されるもの
であることは明らかである。
一方、この大型の防舷材にて小型船舶の接舷エネルギー
を吸収する場合には、例えば接舷エネルギーが2t−m
であるとき、反力は約50を近くとなり、反力が急激に
上昇するので、船舶がはじき返されたり、舷側に損傷を
受けることがあ゛す、接舷を円滑に行うことができない
従って、この様な小型船舶に対しては、例えば、第4図
に示すような特性を持つ小型防舷材にて接舷エネルギー
を吸収することにより、反力は約20を程度になり、接
舷に際する問題は全く生じないものの、この様に大小二
種類もしくはそれ以上の種類の防舷材を、接舷する船舶
の規模により使い分けるためには、美大な設備費用が必
要になる問題があった。
この発明は従来技術のかかる問題を有利に解決するもの
であり、とくに、中空筒体の接舷側端部に、先端に向け
て内外周が実質的に漸増するよう、いいかえれば、軸線
方向の断面形状が斜形その信置様の異形をなすよう拡開
させることにより、小型船舶に対する緩衝をとの拡開部
分にて、また大型船舶に対する緩衝をとの拡開部分ち・
よび中空筒体の中央部分にて行う防舷材を提供するもの
である。
以下にこの発明を図面に基いて説明する。
第5図にこの発明の実施例を示す断面図である。
ここではたとえば円筒形をなす中空筒体11の一端に、
内外周が実質的に漸増する断面形状が直線状の拡開部1
2を設け、この中空筒体11の両端にフランジ13を設
ける。
そしてこれらのフランジ13内には、従来技術と同様に
補強用の金属リング14を埋設し、そこへボルト孔15
を穿設する。
このように構成してなる防舷材は、その拡開側端面に受
衝板16(第6,7図参照)を取り付けるとともに、そ
の他端面を接舷施設置7(第6゜7図参照)に固定する
ことにより使用に供される。
第6図に示すように、かかる防舷材への矢印Bで示す方
向の小荷重の作用に際し、防舷材は、その拡開部12の
内周面が受衝板16に面接触するよう縮径変形してエネ
ルギー吸収に寄与する。
なお、防舷材のここ1での変形は、拡開部12の存在の
故に、比較的小さい反力の作用の下で行われ、その変形
による吸収エネルギーも筐た小さいので、小型船舶の接
舷のためにとくに有効である。
第7図はこの発明に係る防舷材の大型船舶の接舷時にお
ける変形状態を示す断面図であり、矢印Bで示す方向の
大荷重の作用により、防舷材は、第6図に示す状態から
さらに変形し、中空筒体中央部が座屈する。
このため、衝撃エネルギーの大部分がとの座屈変形によ
って吸収されることになり大型船舶にも充分対応できる
ものである。
第8図はこの発明に係る防舷材の特性を、横軸に変形率
、縦軸に反力をとって表わす線図である。
この線図から明らかなように、第6図に示すような小荷
重の作用に際しては、防舷材は図にO〜Pで示す曲線部
分に沿って船舶に与える小反力の下に少量のエネルギー
吸収を行い、第7図に示すような大荷重の作用に際して
は、OからPを越え、とくにP−Q部分に沿って多量の
エネルギー吸収を行う。
以上この発明を図示例に基いて説明したが、拡開部の形
状(d、軸線方向の断面形状が直線斜形をなす場合だけ
に限定されず、曲線状、段階状その他の同様の異形を所
要に応じて選択することかでさる。
筐たセル型防舷材であることから、中空筒体を所要角数
の角筒としてもよいことはもちろんである。
従ってこの発明によれば、とくに中空筒体の接舷側端部
に拡開部を設けることにより、一種類の防舷材にて、小
型船舶の接舷衝撃はその拡開部の変形によって、また大
型船舶の接舷衝撃は拡開部および中空筒体の中央部分の
変形によって有効に吸収できるので、接舷施設に複数種
類の防舷材を設置する必要がなく、接舷設備の低廉化が
達成される。
さらに、拡開部は断面係数が犬となるので、小型船舶の
接舷にしばしばみられる如き、受衝板の端に接触する様
な異状接舷に対しても、また、受衝板等の自重による下
向きの荷重に対しても、充分対応できて、従来の如く受
衝板の異状傾きを生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はそれぞれ従来のセル型防舷材を示す側面固
転よび断面図、第3,4図はそれぞれ従来の防舷材の特
性を示す線図、第5図はこの発明の実施例を示す断面図
、第6,7図はそれぞれ第5図に示す防舷材の変形状態
を示す断面図、第8図はこの発明に係る防舷材の特性を
示す線図である。 11・・・中空筒体、12・・拡開部、13・・・フラ
ンジ、14・・・金属リング、15・・・ボルト孔、1
6・・・受衝板、17・・・接舷施設。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴム弾性体よりなる中空筒体の接舷側端部に、先端
    に向けて内外周が実質的に漸増する拡開部を設けてなる
    ゴム製セル型防舷材。
JP50068212A 1975-06-06 1975-06-06 ゴム製セル型防舷材 Expired JPS5845524B2 (ja)

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JP50068212A JPS5845524B2 (ja) 1975-06-06 1975-06-06 ゴム製セル型防舷材

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JP50068212A JPS5845524B2 (ja) 1975-06-06 1975-06-06 ゴム製セル型防舷材

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JPS51146093A JPS51146093A (en) 1976-12-15
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JP50068212A Expired JPS5845524B2 (ja) 1975-06-06 1975-06-06 ゴム製セル型防舷材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756554B2 (ja) * 1985-08-13 1995-06-14 株式会社ニコン チヤ−ジ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631913A (en) * 1979-08-21 1981-03-31 Yokohama Rubber Co Ltd:The Fender

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JPH0756554B2 (ja) * 1985-08-13 1995-06-14 株式会社ニコン チヤ−ジ装置

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JPS51146093A (en) 1976-12-15

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